ふるなびスタッフ
目次
毎日の食卓に欠かせないキャベツは、生のままでも火を通しても、おいしく食べられる万能な野菜です。
手に入りやすいうえ主菜にも副菜にもできるため、もう一品おかずを増やしたいときに大変重宝します。
ここでは、キャベツを使ったレシピを主菜4つ、副菜3つに加えて、紫キャベツを使ったレシピを2つ紹介します。
キャベツを美味しくいただく主菜料理レシピ
キャベツは、1年中おいしく食べられる野菜です。
メインの料理に添えられていることが多いイメージのあるキャベツですが、肉類と一緒に調理をすると、ボリューム満点な主菜になります。
キャベツを主菜として調理する簡単なレシピを4つ紹介します。
- 定番の簡単ロールキャベツ
- 豚バラ×キャベツ
- 鶏もも肉×キャベツ
- ひき肉×キャベツ
定番の簡単ロールキャベツ
ロールキャベツは、味付けを和風・洋風にアレンジできるため、献立に取り入れやすい人気料理です。
キャベツを使った代表的な主菜のひとつと言えるでしょう。
一般的には肉をキャベツで巻いてつくりますが、ここでは簡単に、「巻かずに作るロールキャベツ」のレシピを紹介します。
材料
- キャベツ：1/4個
- ミニトマト：4個
(A)
- 合いびき肉：200g
- たまねぎ：1/2個
- 卵：1個
(調味料)
- めんつゆ：大さじ4
- ケチャップ：大さじ1
※お好みで粉チーズ・パセリを適量
作り方
- キャベツを大きめにちぎり、玉ねぎはみじん切りにする。(調味料)のめんつゆ・ケチャップは合わせて混ぜておく
- 大きめの耐熱皿にキャベツ半分を敷き、調味料の1/3をまんべんなくかける
- 合いびき肉とたまねぎをまんべんなく広げ、残った調味料の半分をかける
- 残り半分のキャベツを広げ、調味料の残りを全体にかけてミニトマトをのせる
- ラップをふんわりかけて電子レンジで12分加熱
- 電子レンジから出してラップを外したら、お好みで粉チーズ・パセリをかけて完成
豚バラ×キャベツ
キャベツと豚肉を組み合わせたメニューは、煮るだけ・焼くだけなど、簡単な調理方法のレシピが豊富にあります。
ここでは、「豚バラとキャベツのピリ辛レンジ蒸し」のレシピを紹介します。
味付けに必要な調味料の種類も少なく、レンジで簡単に調理できるため、洗い物も少なく済ませられます。
豚バラとキャベツのピリ辛レンジ蒸し
材料
- 豚バラ薄切り肉：200g
- キャベツ：1/4個
- 豆板醤：小さじ1
- ぽん酢：大さじ2
作り方
- 豚バラは3～4センチ幅に切り、キャベツはざく切りにする。ぽん酢と豆板醤は混ぜ合わせておく
- 耐熱皿にキャベツを敷き豚肉をのせて、混ぜ合わせた調味料をかけてラップをかけて電子レンジで4分加熱
- 1度、電子レンジから取り出して全体を混ぜ合わせ、再度ラップをかけて2分加熱したら完成
鶏もも肉×キャベツ
キャベツは鶏肉とも美味しく食べられる食材です。
ここでは、「鶏肉と春キャベツのガーリックバターぽん酢炒め」のレシピを紹介します。
このレシピでは、特に、春キャベツはやわらかく甘味がたっぷり詰まっていておすすめです。
にんにくの香りがよいアクセントになり、春を感じる一品になります。
鶏肉と春キャベツのガーリックバターぽん酢炒め
材料
- 鶏もも肉：200g
- 春キャベツ：1/4個
- 片栗粉：大さじ1
- バター10g
- おろしにんにく：小さじ1
- ぽん酢：大さじ3
- 黒こしょう：適量
作り方
- 鶏もも肉は一口大にカットし、キャベツはざく切りにする
- カットした鶏もも肉をポリ袋に入れ、片栗粉をまぶす
- フライパンを中火にかけて溶かしたバターで、鶏もも肉を両面に焼き色がつくまで炒める
- 3におろしにんにくとぽん酢を加えて絡めながら炒める
- ぽん酢が煮詰まったらキャベツを加えて炒める
- お皿に盛り黒こしょうを適量かけたら完成
参照：鶏肉と春キャベツのガーリックバターぽん酢炒め｜ミツカンおうちレシピ
ひき肉×キャベツ
「キャベツとひき肉のチーズグラタン」は、細かく切ったキャベツとひき肉にチーズを乗せてオーブンで焼くだけの簡単レシピです。
定番料理のロールキャベツに飽きてしまった人におすすめ。
キャベツとひき肉のチーズグラタン
材料
- 豚ひき肉：200g
- キャベツ：1/2個
- マヨネーズ：大さじ4
- 塩：小さじ⅔
- こしょう：少々
- 卵：4個
- ピザ用チーズ：50g
作り方
- 3～5ｍ幅の細切りにしたキャベツ・豚ひき肉・マヨネーズ・塩こしょうをすべてボウルに入れて混ぜ合わせてたねを作る
- 耐熱皿に1を敷き詰めて、4か所窪ませて卵を割り入れる
- ピザ用チーズを散らして、200度に予熱したオーブンで30分焼いたら完成
参照： キャベツとひき肉のチーズグラタン｜オレンジページネット
大量消費にもおすすめ！キャベツを使った副菜レシピ
カットされたキャベツは使いやすいぶん、少し割高です。
とはいえ、まるごと1個買うと食べきれるか心配になります。
ここで紹介するのは、キャベツを大量消費できて、作り置きにもぴったりの副菜のレシピです。
- 千切り無限キャベツ
- キャベツのゆかり和え
- 酢キャベツ
どれもキャベツをメインに使った簡単レシピで、おかずが物足りなくて「あと一品何か」といった場面でも活躍します。
千切り無限キャベツ
野菜をたくさん食べるために考案された「無限○○」と名前のついたレシピは、インターネットを発祥として近年またたく間に食卓に広がりました。
料理研究家で有名なリョウジさんが考えた「無限湯通しキャベツ」が先駆けといわれています。
「無限キャベツ」は、千切りしたキャベツに熱湯をかけることで、シャキシャキとした食感としっとりした食べやすさがキャベツのうまみを引き出し、無限に食べてしまうくらい美味しいメニューとして人気を呼んでいます。
材料
- キャベツ：1/4個
- シラス：25g
- ごま油：大さじ1
- うま味調味料：小さじ⅓
- 塩こしょう：適量
作り方
- キャベツ1/4個は千切りにして、ざるに入れる
- キャベツに熱湯をまんべんなく回しかけたら、水気を切る
- しんなりしたキャベツに、シラスと調味料を入れて混ぜ合わせたら完成
参照：【ヒルナンデス】無限キャベツの作り方 リュウジさんレシピ （2022年3月7日）｜NEWS123
キャベツのゆかり和え
続いて「キャベツのゆかり和え」のレシピを紹介します。
「ゆかり」とは、三島食品が販売しているふりかけの商品名です。
赤しそのさっぱりとした風味を感じられる、箸休めにぴったりの一品です。
キャベツにゆかりと少しの塩で味付けするだけで簡単にできるため、ぜひ試してみてください。
材料
- キャベツ：1枚
- ぽん酢：小さじ1
- きゅうり：1本
- 塩：少々
- ゆかり：少々
作り方
- 食べやすい大きさに切ったキャベツを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで1分加熱
（500ｗ） - ぽん酢をかけて冷ましたら水気を切る
- 小口切りにしたきゅうりに塩を振って揉む。しんなりしたら水気を切る
- キャベツときゅうりをゆかりであえたら完成
酢キャベツ
お酢は、食後血糖値が上昇することを抑制する働きや、内臓脂肪の減少に効果があるといわれています。
キャベツをお酢で和えることによって、さっぱりと食べられる一品に仕上がります。
材料
- キャベツ：1/4個
- 酢：3/4カップ
- みりん：大さじ1
作り方
- キャベツは千切りにして耐熱保存容器に入れる
- 鍋に酢とみりんを入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせる
- 2が熱いうちに1に注いで30分なじませたら完成
参照：酢キャベツ|レタスクラブ
色がキレイな紫キャベツを使った簡単レシピ
続いて、色鮮やかな紫キャベツを使ったレシピを紹介します。
紫キャベツは、普通のキャベツに比べてビタミンCや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているため、積極的に取り入れたい食材です。
色鮮やかで、食卓の彩りとして目にも楽しい一皿になります。
- 紫キャベツのラペ
- 紫キャベツの餃子
紫キャベツのラペ
「ラぺ」はフランス語で千切り・細切りを意味します。
ここでは、千切りにした紫キャベツをお酢でさっぱり食べられるレシピを紹介します。
材料
- 紫キャベツ：1個
- セロリ：1本
- 塩：適量
（ドレッシング)
- 酢：大さじ2
- オリーブオイル：大さじ1
- はちみつ：小さじ2
- 塩：小さじ1弱
- こしょう：少々
作り方
- 紫キャベツは千切りか細切りに、セロリは4センチの長さに切っておく
- 紫キャベツとセロリをボウルに入れて塩をふってよく揉み、5分おいたら水気を絞る
- ドレッシングの材料を加えて混ぜ合わせたら完成
紫キャベツの餃子
餃子は通常、白菜や普通のキャベツを使って調理しますが、紫キャベツを使うことでいつもと違った餃子を楽しめます。
紫キャベツを使うと熱を加えても色がしっかり残り、色鮮やかな餃子ができあがります。
ちょっとしたパーティーのメニューや、お弁当のおかずにもおすすめです。
材料
- 紫キャベツ：250g
- 塩：小さじ⅔
- 長ねぎ：10cm
- 生姜：1かけ
- ニラ：1/4束
- 豚ひき肉：150g
- 餃子の皮：24枚
- サラダ油：小さじ2
- ごま油：小さじ4
(A)
- 醤油：大さじ1/2
- ごま油：小さじ1/2
- こしょう：少々
作り方
- 紫キャベツを粗みじん切りにして塩もみをして5～6分おいて水気を絞る
- 長ねぎ・生姜はみじん切り、ニラは小口切りにする
- ボウルに豚ひき肉と長ねぎ・生姜・(A)を入れて混ぜる
- 水気を切った紫キャベツ・ニラを加えて全体が均一になるように混ぜる
- でき上がったタネを餃子の皮で包む
- フライパンに油半量をいれて中火で熱し、餃子を並べる
- 水を入れて蓋をし、4分ほど蒸し焼きにする
- 蓋を外して水気が飛んだらごま油を半量加えて、1分焼く
- 焼き色がついたら完成
参照：【基本の餃子の作り方】キャベツでも白菜でもOK！変わり種レシピも紹介｜ニチレイほほえみごはん
まとめ
キャベツは生のままでも、火を通してもおいしく食べられる万能な野菜です。
キャベツはサラダや付け合わせのイメージが強くありますが、肉や魚などと一緒に調理したり、使用する調味料を工夫したりすることで、主菜としても活躍します。
料理が苦手な人も、この記事を参考に、簡単でおいしいキャベツ料理に挑戦してみてください。
