食パンは冷凍保存がおすすめ|冷凍や解凍の方法・活用レシピも紹介

食パンは冷凍保存がおすすめ|冷凍や解凍の方法・活用レシピも紹介

食パンは冷凍すると、食感や風味を落とさずに、保存期間を長くできます。

さらに、食パンは凍ったまま焼いてもおいしいため、忙しい人にもおすすめです。

この記事では食パンの冷凍保存をおすすめする理由と、具体的な冷凍方法やおいしく解凍する方法について詳しく解説します。

冷凍したままの食パンでつくるおすすめレシピも紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

朝食にもおやつにもぴったりなフレンチトーストは、本来固くなってしまったパンを美味しく食べるために生み出されたもの。ここではふわふわの美味しいフレンチトーストを作るためのコツと基本からアレンジをきかせられるレシピまで紹介します!

食パンの冷凍保存をおすすめする理由

食パンの冷凍保存をおすすめする理由

食パンの冷凍保存をおすすめする理由について解説します。

常温では乾燥しやすい

食パンは湿気を含むと傷みやすく、常温での消費期限は2~3日と短めです。

購入した翌日までに食べきれる場合は、常温でも保存できます。

ただし、常温保存する場合でも食パンは切り口から水分が蒸発しやすいため、保存袋やラップで密閉して直射日光が当たらない涼しい場所に置くとよいでしょう。

小麦粉に含まれるでんぷんやグルテンは、水分が蒸発すると硬くなるため、食パンにとって乾燥は大敵です。

常温での消費期限内に食べきれそうにない場合は、早めに冷凍しましょう。

冷蔵では劣化が進みやすい

一般的に、冷蔵庫は食材の鮮度を保ち保存期間を長くできますが、食パンの保存には不向きといえます。

冷蔵庫の温度は、でんぷんの劣化が進みやすい温度帯である2~5℃に保たれているからです。

食パンはでんぷんの劣化によって風味やふわふわ感が損なわれるため、冷蔵は避けたほうがよいでしょう

冷凍するメリットが多い

食パンを冷凍するメリットはたくさんありますが、3つにまとめると以下の通りです。

  • 素早く凍らせることでおいしさや食感をキープできる
  • 保存期間を2週間~1ヶ月まで延ばせる 
  • 冷凍のままトーストできる

冷凍庫内は-18℃に保たれており、食パンの温度を一気に下げられるため、でんぷんの劣化を防げます。

そのため、保存期間が長くても、食パンの風味や食感を保つことが可能です。

また、食パンは凍ったままトーストすることで表面の水分が適度に飛び、表面はカリッと、中はふわっと仕上がります。

それでは、具体的に冷凍や解凍の方法を見ていきましょう。

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食パンの冷凍方法|(目安:2週間~1ヶ月)

食パンの冷凍方法|(目安:2週間~1ヶ月)

食パンを冷凍する方法について、ラップとアルミホイルを使うやり方を紹介します。

ラップに包んで冷凍する方法

まずは、食パンをラップに包んで冷凍する定番の方法を紹介します。

具体的な冷凍の手順は以下の通りです。

  1. 1枚ずつ、または1度に使う枚数をラップでぴっちり包む
  2. 冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍室に入れる

食パンを購入した袋ごと冷凍すると、パン同士が水分でくっつくため、取り出しにくくなります。

食パンがくっつかず、冷凍焼けも防げるため、ラップで包みなおすひと手間が重要です

食パンを1斤丸ごと購入した場合は、スライスしてからラップに包んで冷凍する方法がおすすめです。

アルミホイルに包んで冷凍する方法

次に、パンの専門家や愛好家も推奨する、アルミホイルに包んで冷凍する方法を紹介します。

食パンは焼いていないふわふわの食感が好きな人、解凍してから焼くのが面倒な人は、ぜひ試してみてください。

具体的な冷凍の手順は以下の通りです。

  1. 食パンを1枚ずつアルミホイルで包む
  2. 冷凍室に入れる

アルミホイルは熱伝導性が高いため、包むことで急速に冷凍できます。

ポイントは、隙間ができないように、ぴっちりと包むことです。
解凍の際はアルミに包んだままトースターで加熱すると、焼き色が付かず、しっとりやわらかい食感に仕上がります

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冷凍した食パンの解凍方法

冷凍した食パンの解凍方法

凍らせた食パンを解凍する方法について、3つのやり方と特徴を紹介します。

常温で自然解凍|そのままでも焼いてもおいしい

食パンの自然解凍は、凍ったまま常温に置くだけのため、とても手軽です。

解凍後は、そのままでも軽くトーストしてもおいしくいただけます。

具体的な解凍方法は以下の通りです。

  • 凍った食パンをラップに包んだまま1~2時間ほど常温の部屋に置く

解凍時間の目安は約1~2時間ですが、季節や室温に合わせて調節するとよいでしょう。

電子レンジで解凍|早く解凍したいときに

食パンを早く解凍したい忙しい朝などには、電子レンジを使った解凍方法がおすすめです。

解凍後は温まったパンをそのままいただくか、または軽くトーストしてもよいでしょう。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 凍った食パンをラップで包んだまま、500Wで20秒ほど加熱する
  2. 食パンがまだ冷たい場合は、温まるまで加熱を10秒ずつ追加する

電子レンジで解凍する場合、機種や加熱時間によって仕上がりに差が出ることがあります。

短時間ずつ様子を見ながら加熱して、おいしく仕上がる解凍時間をつかみましょう

そのままトースト|解凍と同時においしく焼く

食パンを凍ったままトーストする方法は、焼いた食パンが好きな人におすすめの方法です。

解凍と調理を同時に行えるため、時短にもなります。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. トースターは200℃で3分ほど予熱しておく
  2. ラップやアルミホイルを外して食パンを凍ったままトースターに入れる
  3. 焼き時間は200℃で4分を目安に、好みで焼き上げる

外はカリッと、中はふわっと焼き上げるコツは、トースターを予熱して短時間で焼き上げること

表面を高温でさっと焼くと水分の蒸発を防げるため、食パンが硬くなりません。

トースター以外では、高温・直火で焼き上げる魚焼きグリルを使う方法もおすすめです。

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冷凍食パンでつくるおすすめレシピ3選

冷凍食パンでつくるおすすめレシピ3選

冷凍食パンを使ったおすすめレシピを3つ紹介します。

ピザトースト

朝食や子どものおやつにもおすすめのピザトーストは、冷凍食パンで手軽につくれます。

つくり方は以下の通りです。

  1. 凍った食パンにバターまたはマーガリンを塗る
  2. 1にピザソースを塗る
  3. 2に薄切りにした玉ねぎ、輪切りにしたウインナーとピーマンを乗せ、溶けるチーズを散らす
  4. トースターでチーズに軽く焦げ目がつくまで焼いて完成

火が通りやすく水気がでにくいものであれば、好みの具材でつくることができます

以下はおすすめの具材や組み合わせの一例です。

  • ベーコンやハム
  • 茹でたアスパラガス
  • しめじや舞茸などきのこ類
  • バジル×モッツアレラチーズ
  • 余ったカレー×溶けるチーズ
  • マヨネーズ×しらす×ネギ

色々な組み合わせを楽しんでみるとよいでしょう。

フレンチトースト

冷凍食パンでフレンチトーストをつくると、卵液が浸みやすく、ふわとろの食感に。

さらに、通常は数時間かかる浸け込み時間を数分に短縮できるため、食べたいときすぐにフレンチトーストをつくれます。

つくり方は以下の通りです。

  1. 耐熱皿に卵、砂糖、牛乳を混ぜて卵液をつくる
  2. 1に凍ったままの食パンを浸し、フォークで数ヶ所刺す
  3. 裏返して、同じようにフォークで数ヶ所刺す
  4. ラップをかけず、3を電子レンジにかける
    加熱時間の目安は、600Wで片面約30秒ずつ
  5. フライパンにバターを熱して4を入れ、両面に焦げ目をつける
  6. 皿に盛り、お好みでメイプルシロップを添えて完成

卵液は、お好みの甘さに調節するとよいでしょう。

クルトン

サラダやスープをおいしくボリュームアップしてくれるクルトンのレシピです。

凍った食パンは小さく切っても角がつぶれにくいため、クルトンがきれいに仕上がります

つくり方は以下の通りです。

  1. 冷凍食パンを1.5cmほどの角切りにする
  2. 耐熱皿にキッチンペーパーを敷いて1を重ならないように広げ、600Wの電子レンジで30秒加熱する
  3. 2の水分を飛ばすように軽く混ぜ、重ならないように広げ、600Wで30秒加熱する
  4. 3の行程を、様子を見ながら3回ほど繰り返す
  5. クッキングシートを敷いたオーブントースターに4を広げ、1分焼く
  6. 5を軽く混ぜ、様子を見て追加で1分焼く
  7. 焼き色がついてカリカリになれば完成

ここではノンオイルでつくる方法を紹介しましたが、オイルをまぶして焼いたり揚げたりしてもおいしくつくれます。

加熱時間は、様子を見ながら調整するとよいでしょう。

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まとめ

食パンは常温では日持ちしないため、消費期限内に食べきれないときは冷凍保存がおすすめです。

食パンを冷凍すると以下のようなメリットがあります。

  1. 素早く凍らせることで、食感やおいしさをキープ
  2. 保存期間を2週間~1ヶ月まで延ばせる
  3. 凍ったままトーストできる

冷凍や解凍の方法、冷凍食パンの活用レシピも参考に、食パンをおいしく食べ切りましょう。

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