明太子とたらこの違いとは?それぞれの特徴と美味しい食べ方4選

明太子とたらこの違いとは?それぞれの特徴と美味しい食べ方4選

ホカホカのご飯のお供に欠かせない明太子とたらこ。

どちらもスーパーでよくみかける食材ですが、明太子とたらこの違いをはっきりと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

今回はあまり知られていない明太子とたらこの違いについて触れながら、明太子とたらこの名産地や旬、美味しい食べ方についてご紹介していきます。

日本でよく食べられている鮭・サーモンですがスーパーの鮮魚コーナーや寿司屋などで見かけるサーモンは鮭と異なることが大半です。この記事では、日本で流通している鮭とサーモン違いや、美味しく食べる方法をご紹介します。

明太子とたらこは何が違う?今更聞けないその真相とは。

明太子とたらこは何が違う?今更聞けないその真相とは。

どちらも原料はスケトウダラの卵

明太子とたらこは見た目にやや違いがあるものの、どちらもスケトウダラの卵から作られています。

獲れたスケトウダラの卵を塩漬けにしたものが明太子とたらこの原料であり、そこに調味料や香辛料を漬け込んで完成します。

明太子とたらこの違いは味付け

明太子とたらこの違いは、味付けの際に唐辛子などの香辛料を使用しているどうかです。

明太子はスケトウダラの卵の塩漬けに香辛料を加えて作るため、辛みがあり見た目も赤く仕上がるという特徴があります。

一方、たらこはスケトウダラの卵を塩漬けにしたものを指すため、それ以上の味付けを行いません。

そのため、見た目にもピンク色が強く、辛みがないのが特徴です。

たらこは例外あり

明太子とたらこはスケトウダラの卵であるとお伝えしましたが、実はたらこには例外があります。

スケトウダラよりもやや大きなマダラ。

このマダラの卵で作られたものも「たらこ」と呼ばれることがあります。

ただし、一般的に売られているたらこはスケトウダラが原料になっているため、「たらこ=スケトウダラの卵」と考えて良いでしょう。

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美味しい明太子&たらこの名産地

美味しい明太子&たらこの名産地

明太子といえばここ!福岡県

明太子の名産地と言われて真っ先に思いつくのは福岡県ではないでしょうか。

福岡県は明太子の専門店が多く、お土産売り場にも様々な種類の明太子が置かれていることから「明太子といえば福岡」というイメージが定着しています。

福岡県のお菓子などもよく明太子味が販売されており、様々なバリエーションで明太子を楽しむことができます。

実は発祥の地!山口県

明太子は福岡県が発祥と思われることが多いですが、実は発祥の地は山口県です。

そもそも明太子の元祖は朝鮮半島で生み出されたと言われており、スケトウダラの卵に唐辛子などで味付けをしたものは17世紀頃から食されていました。

山口県が朝鮮半島から明太子を輸入したことで日本の明太子の歴史が始まったため、山口県は明太子の名産地として非常に多くの明太子が販売されています。

たらこ生産量日本一!北海道

明太子とたらこの原料となっているスケトウダラの漁獲量のうち、約9割を占めているのが北海道です。

そのため、北海道はたらこの生産量日本一であり、たらこの名産地となっています。

一年に販売されるたらこのうち約6割は北海道で作られたものであり、スーパーなどでも購入することが可能です。

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明太子とたらこに旬はある?

明太子とたらこに旬はある?

どちらも旬は11月〜1月頃

明太子とたらこは通年販売されているため、いつでも食べられるものと考えられていますが、実はどちらも旬な時期が存在します。

原料であるスケトウダラの漁獲が最盛期を迎える11〜1月に合わせて、最も新鮮な卵を使用した明太子とたらこが作られるため、国内産であれば11〜1月頃が旬となっています。

最も卵の成熟している12月は、明太子とたらこが特に美味しい時期となっていますので是非試してみてください。

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外国産たらこは冷凍のため通年OK

購入の際、外国産と表示がされているものは製造後冷凍にて保管がされています。

そのため通年食べることができるのですが、一度冷凍しているため風味や味わいはやや低下します。

旬の明太子とたらこを味わいたい場合には、「国内産」として販売がされ11〜1月頃に販売されているものを選ぶと良いでしょう。

美味しい明太子&たらこの見分け方

スケトウダラの卵は未熟なうちは皮が厚く、一粒一粒が小さいため食べた際に粒感がありません。

また、成熟しすぎると味が水っぽくなり、皮のハリがなくなってしまいます。

そのため、美味しい明太子やたらこを選ぶ際には、皮の厚みやハリを見て選ぶ必要があります。

ポイントとしては、皮が薄く粒が透けて見えること、そして皮全体にハリがありだらっとしていないことです。

切り身の状態で販売がされている場合には、粒感がしっかりとしたものを選ぶと良いでしょう。

色味に関しては、着色されているものもあるため見分けが難しいですが、製造から時間が経過したものはやや黒ずんでくる傾向があるので注意して見る必要があります。

明太子とたらこの美味しい食べ方を紹介

明太子とたらこの美味しい食べ方を紹介

明太子の美味しいレシピ

明太クリームチーズうどん

明太子を使ったレシピの1つ目は明太クリームチーズうどんです。

辛みと塩気のある明太子とまろやかなクリームチーズを合わせることで、絶品の明太クリームチーズうどんを味わうことができます。

作り方は以下の通りです。

  1. 鍋でお湯を沸かし、うどんを茹でます。
  2. うどんを茹でている間に「明太子50g・クリームチーズ40g・牛乳大さじ2」を合わせソースを作ります。
  3. うどんが茹で上がったら、温かいうちに先程のソースと絡めます。
  4. 仕上げに刻み海苔をまぶし、完成です。

詳しいレシピはこちらを参照ください。

明太ポテトサラダ

明太子を使ったレシピ2つ目は明太ポテトサラダです。

ポテトサラダは大人から子供まで大人気の一品ですが、明太子を加えることでお酒のおつまみにもなる大人のポテトサラダが完成します。

電子レンジで加熱したじゃがいもに、明太子とマヨネーズを加えるだけの簡単レシピになっていますので、是非夕飯の一品に加えてみてはいかがでしょうか。

作り方は以下の通りです。

  1. じゃがいもの皮を剥き、角切りにして2〜3分程水にさらします。
  2. 水気を切ったじゃがいもを耐熱ボウルに入れ、軽くラップをして、500wの電子レンジで5分ほど加熱します。
  3. じゃがいもが温かいうちに潰し、マヨネーズと薄皮を外した明太子を加えながら味を整えます。
  4. 仕上げにお好みで刻み海苔をまぶし、完成です。

詳しいレシピはこちらを参照ください。

たらこの美味しいレシピ

絶品たらこパスタ

たらこを使ったレシピ1つ目は絶品たらこパスタです。

たらこは辛みがないため、子供のいる家庭でも定番食材として使用することができます。

たらこパスタは夕飯の定番メニューとして、大人から子供まで人気があるためご紹介します。

作り方は以下の通りです。

  1. 鍋でお湯を沸かし、パスタを茹でます。
  2. パスタを茹でている間に、「たらこ60g、バター30g、牛乳大さじ2、生クリーム大さじ1、醤油大さじ1」をフライパンで合わせソースを作ります。
  3. 茹で上がったパスタを温かいうちにソースと絡めます。
  4. お皿に盛り付け、仕上げに青しそを飾り完成です。

詳しいレシピはこちらを参照ください。

はんぺんのたらこバター和え

たらこを使ったレシピ2つ目ははんぺんのたらこバター和えです。

はんぺんは比較的安価に購入することができ、夕飯に一品プラスしたいときやお酒のおつまみとしてよく使用されます。

今回は、はんぺんにたらことバターを加えることで、大人も子供も喜ぶ一品が完成しますのでご紹介します。

はんぺんのたらこバター和え作り方

  1. はんぺんを食べやすい大きさに切りフライパンで焼き目をつけます。
  2. 焼き上がったはんぺんに、「たらこ10g、バター10g」を混ぜ合わ、お皿に盛り付けます。
  3. お好みで刻み海苔を飾り完成です。

詳しいレシピはこちらを参照ください。

まとめ

明太子とたらこはどちらもスケトウダラの卵を使用しており、その違いは香辛料の違いでした。

辛みのあるものが明太子、辛みのないものがたらこであり、それぞれおすすめのレシピを載せていますので、是非活用してみてください。

また、明太子もたらこも、国内で製造されるものは11〜1月頃が旬となっています。

皮が薄く全体的にハリのあるものを選び、美味しい明太子とたらこを召し上がってください。

明太子・たらこの返礼品を見る

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