枝豆の簡単&美味しい茹で方とは?フライパン・レンジで茹でる方法や保存テクも解説

枝豆の簡単&美味しい茹で方とは?フライパン・レンジで茹でる方法や保存テクも解説

枝豆といえば、ビールによく合う定番のおつまみ。

便利な冷凍枝豆も出回っていますが、枝豆ならではのさわやかな香りを堪能するなら、やはり生のものを塩茹でしていただくのが最高です。

ところが、枝豆を美味しく茹でるのは意外と難しいもの。

間違った茹で方をしたせいで、枝豆がやわらかくなりすぎてしまったり、水っぽくなってしまったりした経験のある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、枝豆の美味しい茹で方について解説します。

枝豆といえば、暑い夏、キンキンに冷えたビールのお供に欠かせないおつまみ。口の中で広がるほのかな甘味と豆の旨味、枝豆ならではの楽しい食感は、一度食べ出したら止まらない美味しさです。そんな枝豆に、身体にいい栄養素がふんだんに含まれていることをご存知ですか?この記事では、枝豆の主な栄養素やその健康効果、栄養素を効率的に摂取するための保存や調理の方法についてご紹介します。

枝豆を茹でるときの5つの心得

枝豆を茹でるときの5つの心得

枝豆を茹でるときに重要なのが、次に挙げる5つの心得

どれも些細なことですが、実践するだけでいつもの枝豆がワンランクアップします。

生のまま保存はNG!すぐに調理しよう 

枝豆は、とにもかくにも鮮度が命

生の枝豆は、収穫後も続く呼吸によって豆の中の糖分を分解するので、時間が経つごとに甘みや風味が失われてしまいます。

これを防ぐためには、手に入ったらできるだけ早く調理して、枝豆の呼吸を止めてあげることが大切。

すぐに食べない場合も、茹でてから保存しておくのがおすすめです。

「水から」ではなく、「お湯から」茹でよう

枝豆は、水からではなく、お湯から茹でるのが基本です。

かたい乾物の豆類は水から茹でるのが一般的ですが、枝豆は未成熟な大豆をフレッシュな状態で収穫したものですので、お湯から茹でて短時間で加熱を済ませましょう

水から茹でることもできますが、茹で時間が長くなるので、水溶性の栄養素や旨みが流出しやすくなってしまいます。

味付けや黒ずみ防止に!塩をたっぷり使おう

枝豆を茹でるときに大活躍する調味料といえば、

塩もみで表面の汚れやうぶ毛を落としたら、茹でるときにも塩を加えて味をなじませましょう。

塩を使うことで枝豆の緑色が鮮やかになり、見た目も美しく仕上がります

茹ですぎ厳禁!ベストな茹で時間を探ろう

枝豆の茹で時間は、仕上がりの好みにあわせて調節しましょう。

茹ですぎると食感がなくなってしまうので、余熱で火が入ることも考慮し、少しかために仕上げるのがベストです。

茹でている最中はときどき味見をして、茹で上がりのタイミングを見計らってください。

水にさらさず、風を当てて一気に冷まそう

枝豆の調理で大きなポイントとなるのが、茹で上がった後の冷まし方

色よく仕上げるにはできるだけ早く冷ますことが重要ですが、ここで枝豆を水にさらしてしまうと全体が水っぽくなり、美味しさが半減してしまいます。

茹で上がった枝豆は大きめのザルに広げ、扇風機うちわで強い風を当てて、一気に蒸気を飛ばすようにしましょう

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【基本】枝豆の茹で方

【基本】枝豆の茹で方

ここでは、枝豆の下処理方法と茹で方を手順ごとにまとめました。

塩の量や茹で時間は、枝豆を1袋(200~250g程度)茹でる場合を想定して設定しています。

枝豆の下処理方法

手順1:さやを切り離す(枝付き枝豆の場合)

枝付き枝豆の場合は、キッチンばさみや剪定ばさみなどで枝とさやを切り離しましょう。

このとき、さやの上部を少しだけカットしておくと、後でさやの両端を切り落とす手間が少なくなります。

手順2:流水で洗う

ボウルに枝豆を入れ、流水で洗って表面の汚れやゴミを取り除きます。

手順3:さやの両端を切り落とす

キッチンばさみでさやの両端を切り落としましょう。

切らずにそのまま茹でても全く問題ありませんが、切った方が豆に塩気が行き渡りやすく、見た目もよくなるので、時間があるときはぜひひと手間かけてみてください。

手順4:塩を振りかけて揉みこむ(塩もみ)

塩を振りかけ、すり鉢やボウルの中で枝豆の表面をこするように塩もみしましょう。

使う塩の量は、大さじ1杯ほどが目安。

できれば精製塩ではなく、粗塩を使うのがおすすめです。

枝豆を美味しく茹でる方法

手順1:大きめの鍋にお湯を沸かす

1.5~2L以上の水が入る大きめの鍋を準備し、お湯を沸かします。

お湯の量が少ないと、枝豆を入れたときに温度が下がりやすく、茹で時間が長くかかってしまいます。

できるだけ大きな鍋で、たっぷりとお湯を沸かしておくことが大切です。

手順2:水の量に対して2~3%の塩を加える

「手順1」で入れた水の量に対して、2~3%の塩を投入します。

水が1.5Lであれば塩の量は30~45g(大さじ2~3杯程度)2Lであれば塩の量は40~60g(大さじ2.5~4杯程度)が目安です。

手順3:枝豆を投入して3~5分茹でる

塩もみしておいた枝豆を、塩がついたままの状態で鍋に入れます。

鍋には蓋をせず、お湯が溢れないように火加減を調節しながら茹でましょう。

茹で時間は、「かため」が好みの場合は3~4分ほど「やわらかめ」が好みの場合は4~5分ほどを目安に、途中で味見をしながら調節してください。

手順4:ザルにあげ、風を当てながら冷ます

枝豆をザルにあげ、うちわ扇風機の風を当てて冷まします。

味見をしてみて、塩気が足りない場合は追加で塩を振ってもOKです。

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フライパン・レンジで枝豆を茹でる方法

フライパン・レンジで枝豆を茹でる方法

大きな鍋を用意したり、お湯をたっぷり沸かしたりするのは、忙しいときには面倒です。

フライパンやレンジを使った方法なら、簡単なのはもちろん、枝豆の甘みをグッと引き出すことができます。

【フライパン】蒸し焼き枝豆の作り方

手順1:フライパンに水と塩を入れて沸騰させる

底面積が大きいフライパンに水100ml塩小さじ2杯を入れ、中火にかけます。

手順2:塩もみ後、軽く水洗いした枝豆を入れる

沸騰したら、塩もみ後にサッと水洗いした枝豆を入れます。

枝豆はできるだけ重ならないように、フライパン全体に広げましょう。

手順3:蓋をして中火で4~5分加熱する

フライパンに蓋をして、中火4~5分ほど加熱します。

水がほとんどなくなった頃が出来上がりの目安です。

手順4:枝豆をザルなどに広げ、風を当てながら冷ます

枝豆をザルにあげ、うちわや扇風機の風を当てて冷まします

塩気が足りない場合は、追加で塩を振ってください。

【電子レンジ】枝豆の加熱方法

手順1:塩もみ後、軽く水洗いした枝豆を耐熱容器に入れ、塩をまぶす

塩もみ後にサッと水洗いした枝豆を、水気を残したまま耐熱容器に入れます。

塩小さじ2杯を入れて軽く混ぜ、ふんわりとラップをかけましょう。

手順2:500~600Wの電子レンジで4~5分加熱する

500~600Wの電子レンジで4~5分ほど加熱します。

味見をしてかたい場合は、30秒~1分ほど追加加熱して様子を見てください。

手順3:枝豆をザルなどに広げ、風を当てながら冷ます

枝豆をザルにあげ、うちわや扇風機の風を当てて冷まします

塩気が足りない場合は、追加で塩を振ってください。

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枝豆がもっと美味しくなる!3つの裏ワザ

枝豆がもっと美味しくなる!3つの裏ワザ

基本的には水と塩のみで茹で上げる枝豆ですが、意外なものを追加することで、風味や色合いをアップさせる裏ワザがあります。

ここでは、そんな裏ワザを3つご紹介します。

鮮度の落ちた枝豆は砂糖で復活

鮮度が落ちて甘みが抜けてしまった枝豆を茹でるときは、塩と同じ分量の砂糖を入れて茹でるのがおすすめ。

枝豆にほのかな甘みが戻り、採れたてのような風味を楽しむことができます。

日本酒で枝豆の旨みアップ

茹でるときのお湯に少量の日本酒を加えると、枝豆の旨みが引き出されてより奥深い味わいになります。

入れる日本酒の量は、水の5~10%が目安です。

重曹で色鮮やかな枝豆に

緑色の野菜を色よく茹で上げたいときに使われる重曹

枝豆も例外ではなく、水1Lに小さじ1/2杯ほどの重曹を加えて茹でると、枝豆が黒っぽく変色するのを防ぐことができます。

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茹でた枝豆の保存方法と日持ち

茹でた枝豆の保存方法と日持ち

買って来てすぐに茹でたけれど、その日のうちに食べきれなかった枝豆は、どのくらい日持ちするのでしょうか。

ここでは、茹でた枝豆の保存方法をご紹介します。

冷蔵保存の場合

茹でた枝豆を冷蔵庫で保存する場合、日持ちは2~3日ほどです。

劣化すると表面に粘りが出たり変色したりするので、その前に食べきるようにしましょう。

冷凍保存の場合

茹でた枝豆は、さやごとフリーザーバッグなどに入れて冷凍すれば、1ヵ月ほどの長期保存が可能です。

食べるときは、熱湯にサッとくぐらせるか、500~600Wの電子レンジで1~2分ほど加熱しましょう。

料理に使う場合は、豆をさやから出して冷凍しておくと便利

フリーザーバッグなどに入れてシート状に広げてから冷凍し、使うときはシートを必要な分だけ折って解凍しましょう。

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まとめ

豆の旨みと甘みが感じられて、食べ出したらついつい手が止まらなくなる枝豆。

いくつかのポイントを押さえておけば、どんな調理道具でも食感よく、美味しく茹で上げることができます。

風味豊かな茹で枝豆、ぜひお気に入りのお酒と一緒にお楽しみください。

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