パイナップルの切り方を徹底解説!簡単でおしゃれな方法から保存のコツまで

パイナップルの切り方を徹底解説!簡単でおしゃれな方法から保存のコツまで

パイナップルは、甘酸っぱくてジューシーな味わいが楽しめるトロピカルフルーツ。

パック詰めされたカットパイナップルや袋入りの冷凍パイナップルも販売されていますが、美味しさを存分に堪能するには、新鮮なものを丸ごと購入し、自分でカットしていただくのがおすすめです。

かたい皮に覆われているので切るのが難しいと思われがちですが、じつは一度覚えてしまえば簡単。

この記事では、パイナップルの切り方を3種類ほどご紹介します。

用途にあわせて使い分けて、切りたてのフレッシュ感を楽しみましょう。

南国フルーツの中では比較的手に入りやすく、お値段も手頃なパイナップル。沖縄県産・鹿児島県産などは春~夏にかけて旬を迎えるほか、台湾産やフィリピン産などの輸入ものであれば季節を問わず一年中購入することができます。今回の記事では、そんなパイナップルに含まれる栄養や効果、食べ頃を見極める方法などについて解説。

初心者でも簡単|カットしてから皮をむく方法

初心者でも簡単|カットしてから皮をむく方法

はじめにご紹介するのは、パイナップルを4~8等分にカットしてから皮をむく方法

最初に扱いやすい大きさに切り分けるので、慣れていない人にもおすすめの切り方です。

ここでは、基本の切り方とそのアレンジ方法をご紹介します。

パイナップルの基本の切り方

パイナップルの基本の切り方を手順ごとにまとめました。

よく切れる包丁を使い、怪我をしないように気をつけながら作業しましょう。

手順1:パイナップルの上下を切り落とす

まな板の上にパイナップルを寝かせ、頭とお尻の部分をそれぞれ1~2cmほど切り落とします。

頭に付いている葉の部分も、まとめて切り落としてしまいましょう。

お尻に近い部分には甘みが集中しているので、必要以上に厚く切らないように注意してください

手順2:縦に半分に切り、さらに2~4等分にカットする

パイナップルを縦に半分に切り、大きさに応じて、さらに2~4等分にします。

りんごやレモンをくし形切りにするときのようなイメージで、中央から放射状に包丁を入れましょう

手順3:パイナップルの芯を取り除く

かたい芯の部分を切り落とします。

台湾パイナップルのように芯まで食べられる種類のパイナップルでは、この手順は必要ありません。

手順4:パイナップルを立てて置き、皮を切り落とす

パイナップルをまな板に立てるように置き、皮と果実の間に包丁を入れて皮を切り落とします。

手順5:パイナップルを横向きに置き、食べやすい厚さにスライスする

パイナップルを横向きに置き、2~3cm幅の一口大にカットしましょう。

【アレンジ1】棒に刺して「屋台風スティックパイナップル」に

手順4まで完了したパイナップルに割り箸や竹串を刺すと、屋台でおなじみのスティックパイナップル(冷やしパイン)が完成します。

冷蔵庫に入れ、しっかりと冷やしてからいただきましょう。

冷凍庫で凍らせてパイナップルアイスとして食べたり、溶かしたチョコレートでデコレーションをしたりするのもおすすめです。

【アレンジ2】ずらして盛っておしゃれデザートに

手順4で切り落とした皮を残しておき、お皿に見立てるアレンジ方法です。

手順5でカットしたパイナップルを皮の上に交互にずらして並べると、華やかな見た目のデザートになります。

【アレンジ3】皮を残してカクテルの飾りに

手順4を省略して手順5に進み、パイナップルの皮をむかずに一口大にカットしてください。

好みの位置に切り込みを入れてグラスの縁に差し込むと、カクテルやジュースの飾りになります。

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無駄なく食べられる|皮をむいてからカットする方法

無駄なく食べられる|皮をむいてからカットする方法

パイナップルの皮を薄めにむき、表面に残ったブツブツの部分を螺旋状に取り除いていく方法です。

少し手間はかかりますが、無駄になる部分が少なく見た目もキレイ。

ハワイや台湾、フィリピンなど、パイナップル産地の南国ではこの方法が一般的です。

パイナップルの螺旋カットの手順

パイナップルの螺旋カットの方法をご紹介します。

見た目ほど難しくないので、ぜひ一度挑戦してみてください。

手順1:パイナップルの上下を切り落とす

まな板の上にパイナップルを寝かせ、頭とお尻の部分をそれぞれ1~2cmほど切り落とします。

手順2:パイナップルを立て、薄く皮をむく

パイナップルを立てて置き、上から下に向かって包丁を入れて皮をむきます。

かたい鱗のような部分だけをそぎ落とすイメージで、できるだけ薄くむくのがポイント。

果実の表面に茶色くブツブツとした凹みが残るようにしてください。

手順3:ブツブツした部分を螺旋状に切り落とす

表面のブツブツ部分は螺旋状に並んでいるので、その並びの両側からV字型に包丁を入れ、ブツブツを取り除きます。

パイナップルを少しずつ回転させながら、ブツブツの部分をすべて取り除きましょう。

手順4:縦に半分に切り、さらに2~4等分にカットする

パイナップルを縦に半分に切り、さらに中央から放射状に2~4等分にします。

手順5:芯を切り落とし、食べやすい厚さにスライスする

かたい芯の部分を切り落とし、2~3cm幅の一口大にカットしましょう。

【アレンジ1】輪切りで缶詰のパイナップル風に

手順3まで完了すれば、その後の切り方は自由自在。

丸ごと1cm幅に輪切りにして芯をくり抜き、缶詰のパイナップル風に仕上げることも可能です。

円形を活かしてケーキに使ったり、ハンバーグやステーキのトッピングにしたりすることもできます。

【アレンジ2】ずらして盛って美麗な模様に

螺旋状の模様が刻まれた面が見えるように盛り付けると、まるでアート作品のような美しい見た目に。

パイナップルの断面を少しずつずらすだけで、さらにおしゃれな雰囲気になります。

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パーティーにおすすめ|皮を器にする飾り切りの方法

おもてなしやパーティーで大活躍するのが、ゴージャスなパイナップルの飾り切り

皮を器にするパイナップルボートパイナップルリングは、インパクト抜群の切り方です。

フルーツ盛り合わせやフルーツポンチの器にするのはもちろん、チャーハンやナシゴレンなどを盛り付けて南国リゾートを演出してもOK。

ここでは、そんなパイナップルの飾り切りの方法をご紹介します。

パイナップルボート・バスケット

パイナップルボート・バスケット

1. 葉をつけたままのパイナップルを縦に半分に切る

2. 切り口を上向きに置き、皮の1~2cm内側に切り込みを入れる

3. 切り込みで囲った部分を3~4等分に分け、少しずつ果実をくり抜く

4. くり抜いた果実を食べやすい大きさに切り、皮を器にして盛り付ける

専用のパイナップルナイフが便利

包丁での作業が難しいときは、専用のパイナップルナイフで試してみましょう。

わずかにカーブした刃がパイナップルの丸みにフィットするので、簡単に果実をくり抜くことができます。

パイナップルリング

パイナップルリング

1. パイナップルの頭を切り落とす

2. 切り口を上向きに置き、皮の1~2cm内側にぐるりと切り込みを入れる

3. 切り口の中央(芯の部分)に十字の切り込みを入れ、くり抜きたい部分を3~4等分に分ける

4. スプーンなどを使って果実をくり抜く

5. くり抜いた果実を食べやすい大きさに切り、皮を器にして盛り付ける

パイナップルカッター・スライサーで簡単

コツを掴むまでは少し大変な作業ですが、専用のパイナップルカッターパイナップルスライサーを使えば簡単です。

パイナップルの頭を切り落としたら断面にカッターをセットし、持ち手を回しながら押し込んでいくだけ

底まで押し込んでからカッターを持ち上げると、果実を丸ごと取り出すことができ、皮はそのまま器として使用できます。

パイナップルで器をつくるときのコツ

フルーツポンチなどの汁気のあるものを入れる場合以外は、器の底になる部分に切り込みを入れてしまってもOK

果実をくり抜くのが格段に楽になり、出来上がりもキレイです。

カット不要でお手軽!スナックパインの食べ方

カット不要でお手軽!スナックパインの食べ方

「スナックパイン」とは、「台湾4号」というパイナップル品種の通称。

その名のとおり台湾の品種ですが、日本でも沖縄県を中心に生産されています。

果肉の中に空洞があってやわらかいので、手でちぎってスナック菓子のように食べられるのが特徴。

お尻の部分を1~2cmカットしてから、皮の鱗のような部分を持ってちぎると、一節ずつ果肉を取り外すことができます。

最後に残る芯も甘くてやわらかいので、捨てずに食べてみてください。

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カットしたパイナップルの保存方法

カットしたパイナップルの保存方法

一度に食べきれなかったパイナップルは、どのように保存しておけば良いのでしょうか。

ここでは、カットしたパイナップルの保存方法について解説します。

冷蔵保存の場合

カット済みのパイナップルは、密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。

保存期間の目安は2~3日ほどです。

冷凍保存の場合

長期保存したいときは、冷蔵ではなく、冷凍保存がおすすめ。

密閉容器やフリーザーバッグなどに入れて冷凍すれば、1ヵ月ほど日持ちします。

そのまま凍らせるとパイナップル同士がくっついてしまうので、一度バットなどに広げて凍らせた後、フリーザーバッグなどに移しておきましょう。

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まとめ

今回は、基本の切り方から華やかな飾り切りの方法まで、さまざまなパイナップルの切り方をご紹介しました。

アレンジ次第でいろいろな楽しみ方ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

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