じゃがいもの茹で時間は何分がベスト?基本から時短方法まで徹底解説!

じゃがいもの茹で時間は何分がベスト?基本から時短方法まで徹底解説!

じゃがいもの大きさや種類が変わったときの、茹で時間を知りたくはありませんか?

じつは、じゃがいもの茹で時間は、種類が変わっても大きな差はありません。
茹で時間を左右するのは、じゃがいもの大きさと収穫時期です。

この記事では、じゃがいもの大きさや収穫時期に分けて茹で時間を紹介しています。
時短方法や料理別の茹で時間まで徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

じゃがいもには可食部だけではなく、皮にも栄養素がたっぷり含まれています。じゃがいもにはどのような栄養素が含まれているか、栄養素にはどのような特徴や働きがあるかについて解説いたします。また、栄養を逃さない食べ方や栄養を逃がさない保存方法についても詳しくご紹介いたします。

じゃがいもの茹で時間は何分がベスト?

じゃがいもの茹で時間は何分がベスト?

じゃがいもの茹で時間を左右するのは、大きさと収穫時期です。
品種ごとの茹で時間の差は、ほとんどありません。

じゃがいもは、サイズが大きいほど中心まで火が通るのに時間がかかるものです。
そのため、細かく切ったじゃがいもや小さいじゃがいもは、大きいじゃがいもに比べて茹で上がる時間が短くなります。

また、水分が多い新じゃがいもは、熱の通りが早い傾向にあります。
そのため、収穫から時間が経ち水分が抜けてきているじゃがいもよりも、茹で時間が短くなるのです。

それでは、鍋で茹でる場合の茹で期間を見てみましょう。
ここでは、以下の4つのケースに分けて茹で時間を紹介しています。

  • 皮付きで丸ごとのじゃがいも
  • カットしたじゃがいも
  • 皮付きの新じゃがいも
  • 小さめのじゃがいも

この記事では、水が沸騰してからの時間を茹で時間として記載しています。
じゃがいもは必ず水から茹で、沸騰してからの時間を計るようにしましょう。

じゃがいもは多少大きさに差があるため、茹で時間は目安となります。
茹で上がりの際に竹串を刺して、固いようであれば1分ずつ再加熱しましょう。

皮付きで丸ごとのじゃがいも|茹で時間25分

切っていないじゃがいもの茹で時間は、25分です。
大人の拳くらいの大きさがあるため、時間がかかります。

カットしたじゃがいも|茹で時間8分

じゃがいもを、8分の1くらいの大きさにカットした場合の茹で時間は8分です。
小さく切ってあるので、丸ごと茹でるより大幅に時間が短縮できます。
細かく切れば切るほど、茹で時間は短くなります。

皮付きの新じゃがいも|茹で時間15分

皮付きの新じゃがいもの茹で時間は、15分です。
新じゃがいもは大きくなる前に収穫されるものが多いので、やや小ぶりなサイズです。
水分が多く皮が薄いため、丸ごとでも茹で時間が短くて済みます。

小さめのじゃがいも|茹で時間12分

ピンポン玉より少し小さめのじゃがいもの茹で時間は、12分です。
新じゃがいもより小さいため、丸ごとでも早く茹で上がります。

ふるさと納税でじゃがいもを探す

【簡単】じゃがいもは電子レンジでも茹でられる!

【簡単】じゃがいもは電子レンジでも茹でられる!

じゃがいもは、電子レンジを使えば簡単に茹でられます。

電子レンジは、じゃがいもの中の水分を振動させて加熱します。
じゃがいもの内側から加熱できるため、鍋で水から茹でるよりも短い時間で茹で上がるのです。

今回は、600Wの電子レンジで加熱した場合の時間を、以下の4つのケースに分けて紹介していきます。

  • 皮付きで丸ごとのじゃがいも
  • カットしたじゃがいも
  • 皮付きの新じゃがいも
  • 小さめのじゃがいも

ご自宅の電子レンジのワット数やじゃがいもの大きさによっては、加熱時間が足りない場合があります。
加熱時間が足りない場合は、20秒ずつ再加熱して茹で上がり時間を調節してください。

茹で時間は、じゃがいも1個あたりの加熱時間です。
個数が増える場合は、茹で時間が長くなります。

皮付きで丸ごとのじゃがいも|茹で時間4分

切っていないじゃがいもは、電子レンジを使うと4分で茹で上がります。
加熱ムラを防ぐために、じゃがいもは1つずつラップに包んで加熱しましょう。

カットしたじゃがいも|茹で時間2分

8分の1ほどにカットしたじゃがいもは、2分で茹で上がります。
丸ごとよりもサイズが小さいため、加熱時間は短めです。

カットしたじゃがいもは、耐熱皿に平らに並べてから、ふんわりとラップをかけて加熱します。

皮付きの新じゃがいも|茹で時間3分

皮が付いた新じゃがいもを丸ごと茹でる時間は、3分です。

新じゃがは皮が薄く、水分の多いじゃがいもです。
そのため、通常のじゃがいもよりも早めに茹で上がる特徴があります。

丸ごとのじゃがいもと同様に、1つずつラップで包んで加熱しましょう。

小さめのじゃがいも|茹で時間2分

ピンポン玉よりも小さいサイズのじゃがいもは、2分で茹で上がります。
耐熱容器にじゃがいもを乗せ、ふんわりとラップをかけてから加熱しましょう。

ふるさと納税でじゃがいもを探す

【時短】じゃがいもの茹で時間を短縮する方法3選

【時短】じゃがいもの茹で時間を短縮する方法3選

電子レンジでも時短で茹でられますが、1個ずつ加熱するのが基本です。
そのため、個数が増えたときはかえって時間がかかる場合があります。

また、電子レンジを使った方法は、ラップで包む手間がかかるといったデメリットがあります。
そこで、以下の3つの時短方法を試してみるのはいかがでしょうか。

  • 細かく切る
  • 圧力鍋を使う
  • シリコンスチーマーを使う

これらの方法を使えば、じゃがいもの数が増えても手間がかからず、時間を短縮できます。
ぜひ試してください。

細かく切る

じゃがいもを細かく切ると、じゃがいもの中心部分までの距離が短くなります。
細かく切ると使えるレシピが限られてしまいますが、時短の面では有効な手段といえるでしょう。

じゃがいもを1cm位の角切りにした場合、鍋で茹でると3分ほど、電子レンジで加熱した場合は1分ほどで中まで火が通ります。

圧力鍋を使う

じゃがいもを圧力鍋で茹でると、丸ごとでも茹で時間が短縮できます。
圧力鍋であれば、丸ごとのじゃがいもをいくつかまとめて茹でることが可能です。

圧力鍋で調理する際は、すのこを入れて水を張り、蒸すように加熱するのがポイント。
5個のじゃがいもでも、10分加圧すれば中まで火が通ります。
加圧時間の後は火を消して、圧力が下がってからふたを開ければ完成です。

シリコンスチーマーを使う

シリコンスチーマーは、電子レンジを使って調理する蒸し器です。
容器は大きくないので、小さめのじゃがいもやカットしたじゃがいもを茹でるのに向いています。

また、シリコンスチーマーは調理も一度に済ませたい人にもおすすめの方法です。
お皿に移し替える必要がなく、調味料と合わせて調理できるため、加熱以外の過程が大幅に短縮できるのです。

シリコンスチーマーの良いところは、洗ったじゃがいもを容器に入れるだけで、すぐに加熱できること。
加熱時間は、電子レンジを使ったときと同じです。

詳しくは、【簡単】じゃがいもは電子レンジでも茹でられる!をご参照ください。

ふるさと納税でじゃがいもを探す

じゃがいもの茹で時間を料理別に紹介

じゃがいもの茹で時間を料理別に紹介

じゃがいもを使う主な料理の中から、以下の4つを紹介します。

  • 味噌汁
  • 肉じゃが
  • ポテトサラダ
  • マッシュポテト

ひとつずつ確認していきましょう。

味噌汁|茹で時間5分

味噌汁に使うじゃがいもの茹で時間は、5分が最適です。
味噌汁に入れるじゃがいもの大きさは、一口大ほどの大きさです。
5分茹でれば中まで火が通ります。

肉じゃが|茹で時間10分

肉じゃがでじゃがいもを煮る時間は、10分が良いでしょう。
肉じゃがに入れるじゃがいもの大きさは、一口大よりも大きく、食べ応えがあるサイズです。
中までしっかり火が通り、煮崩れしない10分が最適です。

ポテトサラダ|茹で時間25分

ポテトサラダを作るときの茹で時間は、25分が良いでしょう。
これは、じゃがいもを皮付きで丸ごと茹でる場合と同じ時間です。
丸ごと茹でてから潰すと、ほどよくじゃがいもの粒が残るため、おいしく仕上がります。

マッシュポテト|茹で時間25分

マッシュポテトを作るときのじゃがいもの茹で時間は、25分です。
マッシュポテトを作る際は、茹で上がってからしっかり潰す必要があります。
そのため、中までしっかり火を通す必要があるのです。

滑らかな舌触りのマッシュポテトを作るコツは、しっかり水分を飛ばすこと
余計な水分が付きにくいため、丸ごと茹でるのがおすすめです。

ふるさと納税でじゃがいもを探す

まとめ

じゃがいもの茹で時間について、基本の茹で時間から時短の方法、料理別の茹で時間を解説しました。
最適な時間でじゃがいもを茹でられると、火がしっかり通っていても形が崩れないまま食べられます。
ご自身のスタイルによって調理方法を選んで、ぜひおいしいじゃがいもを食べてください。

ふるさと納税でじゃがいもを探す

じゃがいもの芽が伸びたり、じゃがいもが乾燥でシワシワになったり、じゃがいもを保存する時に失敗した経験はありませんか。じつは、じゃがいもは常温だけでなく、冷蔵や冷凍でも保存することができるのです。この記事では、常温保存から冷凍保存まで、じゃがいもを長持ちさせるコツを解説しています。正しい保存方法を知り、賢くじゃがいもを活用しましょう。
自然でやさしい甘さが魅力の秋の味覚・さつまいも。今回は、さつまいも品種の特徴やおすすめの調理方法について、ほくほく系・ねっとり系・しっとり系の3つの食感別に解説。なかなかお目にかかれない、オレンジ色や白色の個性派品種もご紹介します。