【さつまいもの保存方法】常温や冷凍まで、甘くなる方法を徹底解説!

【さつまいもの保存方法】常温や冷凍まで、甘くなる方法を徹底解説!

さつまいもは、正しい方法で保存しないと、味・食感が損なわれてしまうので注意しなければなりません。

さつまいもは常温保存が主流ですが、冷蔵・冷凍保存の方法もあるのはご存知でしょうか。

また、季節によって手順が異なるので、おいしさを保つためにも知っておく必要があります。

当記事では、さつまいもを長持ちさせるための保存方法をご紹介します。

適切な保存方法をして、さつまいもを活用していきましょう。

自然でやさしい甘さが魅力の秋の味覚・さつまいも。今回は、さつまいも品種の特徴やおすすめの調理方法について、ほくほく系・ねっとり系・しっとり系の3つの食感別に解説。なかなかお目にかかれない、オレンジ色や白色の個性派品種もご紹介します。

秋~冬場のさつまいもは常温で保存するのが基本

秋~冬場のさつまいもは常温で保存するのが基本

秋〜冬場のさつまいもは、常温で保存するのが基本となります。

さつまいもは他の野菜より繊細なため、保存する場所が適していないと甘さが少なくなったり、腐りやすくなったりします。

秋〜冬場の保存方法は、以下の3つです。

  • 水分は避ける
  • 新聞紙に包んで冷暗所に置く
  • 保存期間は1~3ヶ月

以下からは具体的な保存方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

水分は避ける

さつまいもを常温で保存する場合は、水分は避けるようにしましょう。

さつまいもは水分に弱いため、濡れたまま保存してしまうと腐る原因になります。

乾かした状態で保存すれば、味・食感を落とさずにすみます。

土がついている場合は、手ではらうだけに留め、水で洗ってしまわないように注意しましょう。

もし濡れてしまった場合、天日干しで乾かしてから保存するようにしてください。

新聞紙に包んで冷暗所に置く

常温で保存する手順は、以下の2つです。

1.新聞紙に包む
2.日の当たらない場所に置く

さつまいもは空気に触れると腐りやすくなるため、新聞紙で包んでから冷暗所に保存するのがおすすめです。

1つのさつまいもに対して、新聞紙を2枚使用してください。

新聞紙を二重に包んでおけば、空気が触れる心配がありません。

保存する際は、床下に収納できる場所・直射日光が当たらない場所に置いておくと長持ちします。

量が多いときは、新聞紙に包んだまま段ボール・または紙袋に入れて保存するのがおすすめです。

段ボール・紙袋に入れて保存する際、空気の循環をよくするため、穴を無数開けて涼しい場所に置くと長持ちします。

保存期間は1ヵ月~3ヶ月

さつまいもを常温で保存するときの期間は1ヵ月〜最大で3ヶ月です。

すでに洗われているさつまいもの保存期間は1ヵ月程度、土が付いている状態で保存すれば最大3ヶ月は長持ちします。

スーパーで売られているさつまいもは洗われているものが多いため、常温で保存する際は早めに使い切ってください。

味・食感のよいさつまいもを食べるのなら、なるべく早く使い切るようにしましょう。

ふるさと納税でさつまいもを探す

春~夏場のさつまいもは冷蔵保存がおすすめ

春~夏場のさつまいもは冷蔵保存がおすすめ

さつまいもは常温で保存するのが基本ですが、春から夏場は常温で保存すると腐りやすくなってしまいます。

春〜夏場でさつまいもを長持ちさせるためには、冷蔵保存が望ましいです。

春〜夏場の保存は、以下の2つを参考にしてください。

  • 水に浸してから冷蔵庫に入れる
  • 保存期間の目安は1週間

常温とは保存方法が異なるので、手順や注意点などをしっかり覚えておきましょう。

水に浸してから冷蔵庫に入れる

冷蔵保存の手順は、以下の通りです。

  1. 水洗いする
  2. 水を入れた容器の中に入れて冷蔵保存

冷蔵保存の場合、まずはさつまいもの汚れを水で洗い流します。

容器にさつまいもを入れて、全体的にかぶる量の水で浸してください。

さつまいもが容器に入りきらないのであれば、包丁で小さく切ってあげるとよいでしょう。

水に浸したらフタを閉め、冷蔵庫の野菜室に入れます。

さつまいもは寒さに弱く、冷蔵室だと気温が低すぎるためすぐに傷んでしまうので避けましょう。

さつまいもの鮮度を保つために、水は毎日交換してください。

保存期間の目安は1週間

冷蔵保存での保存期間は、目安として1週間となります。

鮮度の良いさつまいもを味わいたいのであれば、2〜3日以内に食べてしまうのがおすすめです。

ふるさと納税でさつまいもを探す

さつまいもの量が多いときは冷凍保存

さつまいもの量が多いときは冷凍保存

さつまいもの量が多いときに便利なのは冷凍保存です。

さつまいもは、冷凍しても甘さがほとんど変わりません。

解凍する手間がかかりますが、長期保存できるので、さつまいもの量が多くても問題ありません。

冷凍保存するときの手順は、以下を参考にしてください。

  • 生の場合はカットしておく
  • 料理ですぐ使うなら加熱してから保存する
  • 解凍方法
  • 保存期間は最大1ヵ月

それぞれ1つずつ解説します。

ふるさと納税でさつまいもを探す

生の場合はカットしておく

生のまま保存する場合、包丁でカットしてから冷凍庫に入れるようにしましょう。

さつまいもを約3㎝の幅で輪切りにして、容器に入れて5分ほど水にさらします。

水をさらすことで、さつまいものアクが抜けて変色を抑えられるので忘れずに行いましょう。

アク抜きをしたら、キッチンペーパーで水気を拭き取り、ラップやジップロックに入れて冷凍庫で保存します。

解凍時に手間を省きたいのなら、耐熱タイプの容器で保存しておくと後が楽です。

ただし、冷凍は生のまま長期間保存すると、ぼそぼそになって品質が劣化する低温障害を受けるため、なるべく早めに使い切りましょう。

料理ですぐ使うなら加熱してから保存する

煮物・天ぷらなどを作るのであれば、加熱してから冷凍保存しておけば調理するときに楽です。

煮物料理で使用するのなら、やや固めで加熱しておくと調理するときに崩れにくくなります。

また、さつまいもは切ってから冷凍保存すれば、料理で使うときに手間がかかりません。

加熱前には、必ず適度な大きさに切っておきましょう。

加熱方法は、以下の3つから選んでください。

  1. 電子レンジ
  2. 蒸す
  3. 茹でる

手軽さを重視するなら、手間いらずの電子レンジで加熱しましょう。

さつまいもの甘さを重視するのであれば、甘みを引き立たせる蒸し器を使うのがおすすめです。

茹でる場合は、中まで火が通るまで時間がかかりますが、中身がしっとりと仕上がるメリットがあります。

好きな方法で加熱したら冷めるのを待ち、完全に冷めたらラップ・ジップロックなどに入れて冷凍庫で保存してください。

完全に冷めてからでないと味が損なわれたり、熱さで冷凍庫が壊れたりする場合があるので注意しましょう。

また、ジップロックを使うときは、袋の空気をすべて抜いてください。

空気が残っていると腐りやすくなるため、ジップロックで保存する際は十分に注意しましょう。

解凍方法

解凍方法は、以下の2つがあります。

  1. 冷蔵庫に入れて自然解凍
  2. 電子レンジで加熱

生のまま保存したさつまいもは、冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。

すぐに料理で使うのであれば、電子レンジで十分加熱してから調理してください。

電子レンジで加熱するとき、ラップをして5分ずつ様子をみて加熱します。

あまり長くかけすぎるとカチカチに固まってしまうので注意しましょう。

また、加熱処理をして保存したさつまいもは、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

電子レンジで加熱すると余計な水分が出てしまい、味・食感などが損なわれる可能性があります。

加熱処理したさつまいもを解凍するときは、使用する前日に冷蔵庫へと移しておきましょう。

保存期間は最大1ヵ月

冷凍したさつまいもは1ヵ月で使い切るように心がけましょう。

1ヵ月以上経つと味の品質が落ちるため、甘さのあるさつまいもがよいのなら1ヵ月以内に使い切ってください。

また、解凍したさつまいもを再び冷凍するのはおすすめしません。

味や食感が損なわれるので、一度解凍したさつまいもは使い切るようにしましょう。

ふるさと納税でさつまいもを探す

まとめ

さつまいもの保存方法について紹介しました。

さつまいもは常温で保存するのが基本ですが、冷蔵・冷凍でも長期間保存ができます。

味・食感などを気にするのであれば、なるべく早く使い切るよう心がけましょう。

ふるさと納税でさつまいもを探す

じゃがいもには可食部だけではなく、皮にも栄養素がたっぷり含まれています。じゃがいもにはどのような栄養素が含まれているか、栄養素にはどのような特徴や働きがあるかについて解説いたします。また、栄養を逃さない食べ方や栄養を逃がさない保存方法についても詳しくご紹介いたします。
この記事では、じゃがいもの大きさや収穫時期に分けて茹で時間を紹介しています。時短方法や料理別の茹で時間まで徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。