“不動産のプロとして、より良い影響を与えたい”
正しく知ると不動産投資はもっと活用できる。そう語るのは
株式会社日本アセットナビゲーション 業務管理本部 課長代理 宮城和也さん。
より身近に、よりお客様のために。
この夏には一般ユーザー様向けにメディア事業を立ち上げられ、
不動産投資を通じてチャレンジを続ける日本アセット様のお取り組みを取材しました。
ぜひご一読ください。
ユーザーの要望を
取り入れた事業展開
本日は何卒宜しくお願いいたします。
早速ですが、日本アセットナビゲーション様についてご紹介をお願いいたします。
はい。弊社は東京・横浜・川崎に限定して投資用中古区分マンションを扱う企業です。
主に3つのカテゴリでマンションを取り扱っており、700万円台から1,200万円ぐらいの価格帯でバブル期物件が多い「築古(ちくふる)」、都心限定とした築10年から15年の物件を扱う「築浅(ちくあさ)」、そして3LDKの物件サイズをボリュームゾーンとして保有する「ファミリー」。この3カテゴリに分けて投資用マンションをご提案・ご購入後の管理・フォローまでを一括で行っております。
ありがとうございます。3カテゴリの中で貴社の最も得意としている領域はありますか?
築古物件の領域ですね。特に築古物件のリノベーション事業へ注力しております。弊社がご提供している「novt(ノウト)シリーズ」は「更なる生活空間の快適さ」を掲げて、築古物件の主流であるバス・トイレ・洗面所の一体型物件を別に分けるようリノベーションすることで不動産資産運用の選択肢を広げております。
なるほど。率直にお伺いしてしまいますが、一体型物件を分けることの意図はどこにあるのでしょうか?
ユーザー様からのご要望を取り入れた形での事業展開です。築古物件は弊社で最も取り扱いの多い領域でしてユーザー様からのご意見も多く頂戴します。トイレ・バスが別となる物件は家賃が平均的に高めのためご要望も多い一方で競争率も高いです。そのため「であれば元ある一体型物件を弊社でどうにかしよう!」という社内の意見が基になり始まった事業です。
ユーザー様のご要望が始まりだったのですね!御社で仕入れた後リノベーションされるというのは、経営的にも思い切った決断だったのではないでしょうか。
おっしゃる通りですね。
新築ワンルームマンションの市場とは異なり既存の物件には限りがあります。また全ての築古物件がリノベーションできるわけではありませんので、リノベーション後も家賃・利回りなどの資産価値が実際に向上するのか、いざ仕入れる際はお付き合いの深い施工業者と一緒に現場へ向かい、精査しながら進行します。物件ごとに細かい調整が入るので一苦労ですね。
ただ弊社としては、お客様に弊社のご提案に資産価値を感じて頂くことが先決と考えています。いくら利回りが良くなっても、弊社がかけたリノベーションコストをそのまま物件の販売価格に載せては良い提案にはならず本末転倒です。本事業の目的は会社が利益を大きく創出することでなく、お客様に長期的に安定した家賃収入を得て頂いてご満足いただくことなので、弊社の取組みで「日本アセットいいね」とお考え頂けるようになれば成功ですね。
「正しい情報」で不安の解決を
SNSや広告出稿の傾向を見ると、ユーザーにおける「資産形成への興味」がより高まっていると感じます。コロナの影響で将来の先行きも不透明な状態の中、投資用不動産がどのような役割を果たすとお考えでしょうか?また、御社の立ち位置からどういったアクションをするべきとお考えでしょうか?
私は業務管理本部として、物件の価格、賃料推移を様々な角度から日々調べています。
他業種と比較すると不動産投資業は外的環境による大きい影響は発生しづらいと考えています。
金融資産としての不動産が持つ役割は「中長期的な資産形成」の側面が大きいです。コロナ禍の影響は引き続き注視しつつも、将来の不安に備えた対策としてどのように投資用不動産を活用頂くか、という点においては不動産の役割に大きな変化はないと考えております。
実物資産の強みが活きていると。
そうです。引き続きリスクとしては考慮しつつも、弊社としてはコロナと並行してより解決しなければならない課題に対して取り組み始めています。
具体的にどういった課題でしょうか?
弊社は不動産を扱う企業として「不動産投資」そのものの理解を深めて頂くことが重要な課題と捉えています。
7月に「不動産投資を身近に」というテーマを掲げて「NANOTA」という不動産投資専門MEDIAをオープンいたしました。
不動産投資業界は、この10年ほどで源泉徴収票の改ざんやかぼちゃの馬車事件など、お客様の信頼を大きく損なう不祥事が多発しました。不動産投資はわかりづらく、不透明な資産運用方法という認識が広まっていると考えています。
また、お客様とお話しする中で、「ネットではこんなことを書いてあったけど本当ですか?」というご質問を頂戴することがあります。事前に下調べをして頂いており非常にありがたいお話です。一方でネット上には様々な情報が混在しており、お客様自身もどのような情報を基に判断すべきなのかわかりかねていらっしゃるようです。
この状態を不動産のプロの立場から解決したい。NANOTAはそんな想いで公開をいたしました。
なるほど。NANOTAとはどういったサービスなのでしょうか?
NANOTAは一言で言うと「不動産投資の正しい情報を知る」ためツールです。
賃貸および事例資料、地域ごとのレポート、実際のリノベーション写真、その他中古区分マンション購入の詳細メリット・デメリットなど、今までお客様だけでは調べることが非常に困難だった情報を出し惜しみなく掲載しています。ここまで説明しているサイトは他にないと思います。
コロナによるテレワークの普及以前から、物件売買をオンラインで完結させる流れは加速しています。お客様が正しい情報を入手するため、オフラインの対面面談にプラスできる重要な情報収集源となれるようNANOTAを設計しています。
実は私も一部を拝見しました!「ここまで紹介していいのか?」と思うほど詳細な情報が掲載されていましたね。
おっしゃる通り、社内からも「ここまで詳細に出してしまってよいのか?」という不安の声は上がりました。ですが可能な限りお客様に情報を公開することでお客様に安心してご相談頂けますし、なによりご理解をより深めて頂くためには必要な情報量だと考えています。
不動産投資をより身近に
たまるモールのユーザーもまだまだ不動産投資という分野において「取り組みたいが難しい」「資産運用の選択肢として考えている」という方がいらっしゃるかと思います。そういった方々にはとてもありがたい情報源かと思います。
不動産投資を始めるにあたって事前に情報を収集する際、「NANOTAさえ見ておけば大丈夫!」という存在にしたいですね。
先程お伝えしたように不動産投資はTV番組や一連の不祥事によりあまり正しく理解がされていない分野と考えています。ですが実際は上手く運用することで中・長期的な資産形成が可能です。
また売買契約・重要事項説明・融資契約も全てオンラインで完了するため、より購入までのハードルは低くなっています。
以前は「マンションを買う」となると非常に高額の買い物で書類のやりとりも多いイメージがありました。今は全てオンラインで完結できてしまうのですね。
もちろん「契約書」を交わし金融機関から貸付を受けるので簡単なプロセスではありません。ただ非対面で完結する分、重要事項説明をする際に、お客様にもまた弊社が2,000~3,000万円という金額をお預かりして運用する点はしっかりとご理解いただくよう努めております。昨年から社内でも非対面での説明研修・トレーニングを継続的に行っており、従業員全体で取り組んでいる点ですね。
ありがとうございます!今後の展開としてはNANOTAを軸とした情報発信が展開されていくのでしょうか?
そうですね。生活の三大要素に「衣・食・住」という言葉があります。弊社の理想としては一般的なお客様においても「投資用不動産」が「住」の中の要素に加わるぐらいまでに理解を押し上げていきたい。そして理解を助ける際にNANOTAが一助となりたい。難しいチャレンジだからこそ弊社としてはこの事業に社会的な意義を感じていますし、この取り組みを通じて新たな社会的価値を生んでいきたいと考えています。
もちろんセミナー・個別面談を通じて直接コミュニケーションを取らせていただくチャネルも非常に重要と考えております。お客様に合った情報の提示・ご説明をできるよう弊社としても邁進していきたいですね。
最後にこの記事を読んでくださっている、たまるモールユーザーに向けて一言お願いします。
「不動産投資をより身近に」
弊社は不動産投資を通じて、少しでも多くの方により良い影響を与えたいという信念をもってお客様と向き合っております。
不動産投資の正しい情報を知る、興味を持っていただくために、知りたい情報を簡単検索できるツールがあればもっと気軽に「知る」機会ができるのではないか。その想いから不動産投資専門MEDIA「NANOTA」を立ち上げました。
正しい情報を理解し習得するために、私たちは可能な限り全てをお伝えします。
お客様にはきちんと本質を理解していただいた上で、将来の為の資産形成の一つとしてご紹介させていただければ幸いです。
◆最後に・・・イベントに出展した際の日本アセットを簡単動画でご紹介◆
日本アセットは大型イベントにも多数出展、登壇実績がございます。
最近行われた、第一回関西資産運用EXPO(2020.9.10-12)の模様を動画にまとめました。
当イベントでは多くの方に弊社ブースへ足をお運びいただき、ご要望に応じたご相談をさせていただきました。
一人でも多くの方に「より良い影響を与えたい」 是非、お気軽に日本アセットへご相談ください。
本日はお時間をいただきありがとうございました!
コンサルタントの方、貴社の商品、どちらも自信を持ってたまるモールのユーザー様に
お薦めできることが良くわかりました。本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました!