目次
「燻製を始めてみたいけど、どの食材を選んだら良いのか分からない。」
「お馴染みの食材ばかりでは、飽きてしまいそう。」
このように悩んでいませんか。
この記事では、初心者でも調理が簡単な定番食材から、新鮮でユニークな変わり種まで、燻製におすすめの食材を17種類紹介しています。
この記事を参考に、手軽に美味しく、楽しい燻製づくりにチャレンジしてみてください。
【定番】燻製におすすめの食材13選
燻製におすすめの定番食材をご紹介します。
チーズ
チーズは燻製にすると、さらに風味が増します。
もともと塩気があるため、下処理不要で燻製にできるのも嬉しい点です。
燻製にしたチーズは、ワインはもちろん、ビールや日本酒とも相性がよく、万能のおつまみになります。
卵
卵も燻製には欠かせない食材のひとつです。
茹でた卵の殻を剥き、麺つゆなどに漬け込みます。
十分に味が染みたら、表面の水分を拭き取って燻しましょう。
茹で具合を半熟にすれば黄身がトロッとし、よりまろやかな味わいになります。
ビールとの相性も抜群です。
ナッツ
ナッツは水分が少なく、短い調理時間で燻製できるため、初心者におすすめの食材です。
ナッツのコクにスモークの香りが加わることで、お酒にピッタリなおつまみになります。
ミックスナッツを調理すれば、アーモンドやくるみ、カシューナッツなど一度に複数の味わいを楽しめることも魅力です。
豚バラ肉
豚バラのブロック肉を燻すと、燻製の中でも人気の高いベーコンになります。
豚バラ肉に塩やスパイスの味や香りを染み込ませ、乾燥させたのち燻製にしましょう。
少し手間はかかりますが、そのジューシーな味わいはたまりません。
お手軽に市販のベーコンを燻すだけでも、グッと本格的な味わいに近づきます。
ソーセージ
市販のソーセージはもともと味が付いていることが多く、下処理不要で燻製にできることが嬉しい点です。
すぐに燻してもいいのですが、燻す前に一手間加えて乾燥させれば、皮がパリッとし、より一層凝縮した肉の旨味を楽しめます。
ハム
ハムを燻すと、適度な噛みごたえと肉の旨味を楽しむことができます。
最初から味が付いているため、仕込み要らずで燻製にできるのも嬉しい点です。
パンに挟んだり、サラダやパスタに入れたりと、万能の具材として活躍の場を選びません。
ささみ
脂身が少なくヘルシーなささみは、カロリーを気にする方におすすめの食材です。
麺つゆや味噌などに漬け込んでから、しっかりと乾燥させたのちに燻製しましょう。
ささみは淡白な味わいのため、マヨネーズやドレッシングとの相性もよく、バリエーション豊かな味付けを楽しめます。
ホタテ
ホタテは素材そのものの味わいが強いため、旨味が凝縮される燻製との相性は抜群です。
表面の水分を拭き取ってそのまま燻製にしても美味しくいただけますが、スパイスをまぶすなど、ひと手間加えればまた別のテイストに変化します。
燻す温度や時間によって味わいや食感が異なるので、お気に入りのレシピを探してみるのもおすすめです。
タコ
タコは燻製すると甘味が増し、噛み締めるほどに味わいが出てきます。
レモンや塩でさっぱりと味付けすれば、白ワインとの相性もバッチリです。
燻製にしたタコはプリッとした歯ごたえがあるため、サラダやパスタに加えて食感の違いを楽しむのも面白いでしょう。
明太子
もともと塩気の効いている明太子は、下処理の手間もなく燻製にすることができます。
燻製にした明太子はよりコクが深くなり、カラスミの味に似ていて、お酒のおつまみに大人気です。
また、パスタやサラダの具材としても美味しくいただけます。
明太子の辛味が苦手なお子様には、たらこを燻製にしてご飯のお供にするのもいいでしょう。
ししゃも
燻製したししゃもは、魚介の旨味にスモークされた香りが加わり、お酒との相性が抜群です。
皮面はカリッと、身はしっとり、卵はプチプチと、いろいろな食感を楽しめます。
食材そのものに塩気があるため、すぐに調理できる時短食材としても優秀です。
サーモン
優しい味わいのサーモンは、燻製にすると旨味がさらに凝縮されて、ご飯にもお酒にも合います。
サーモンの特徴は、燻す温度や時間によって、味や食感に変化が生まれること。
中身をレアに仕上げたスモークサーモンは、パスタやサラダ、サンドイッチとの相性もピッタリです。
たくあん
たくあんを燻製にすると、秋田名物のいぶりがっこの味わいに近づきます。
漬物独特の甘酸っぱさにスモーキーさが加わり、お酒との相性もアップ。
細かく刻んでポテトサラダに入れれば、味と食感の良いアクセントになります。
【変わり種】燻製におすすめの食材4選
変わり種食材の燻製にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
燻製の楽しみ方の幅がさらに広がります。
ポテトチップス
ポテトチップスを燻製にすれば、パリパリとした食感にスモークの香りが合わさって、子どもから大人まで楽しめるおやつに変化します。
コンビニやスーパーで豊富なフレーバーを調達できるので、ぜひ好みの味を見つけてみてください。
餃子
調理方法が豊富な餃子ですが、ぜひ燻製も取り入れてみてください。
皮は程よく水分が抜け、ジューシーな餃子に仕上がります。
手軽に試したければ、冷凍餃子を活用してもいいでしょう。
もちろんビールとの相性は抜群です。
豆腐
燻製のイメージがない豆腐ですが、変わり種としてぜひ試してほしい食材です。
しっかりと脱水した豆腐を燻製にすると、ねっとりとした食感とチーズに似たコクが楽しめます。
バナナ
バナナを燻すと、ブランデーやウィスキーに似た味わいになります。
一見想像できない味にドキドキしながら調理するのも面白いでしょう。
下処理が不要で皮ごと燻製にできるので、お手軽な変わり種食材としてもおすすめです。
燻製に必要な道具はなに?
燻製には専用の道具が必要です。
ここでは、燻製に必要な燻製器と燻煙剤をご紹介します。
燻製器
燻製を作るには、燻製器が必要です。
燻製するシチュエーションや、試してみたい調理方法に応じて選びましょう。
たとえば、大きな燻製器はアウトドアに、小さめの燻製器は家庭用におすすめです。
鉄製の燻製器は熱伝導率が高く、ステンレス製は錆びにくく手入れがしやすい特徴があります。
食材の置き方も、網の上に置くタイプや吊り下げるタイプなど、燻製器によってさまざまです。
手軽に燻製を始めたい方は、段ボール製の燻製器や深型のフライパンを使う方法もあるので、試してみてください。
燻煙剤
燻煙剤は、火をつけて食材に香りや風味をつけるものです。
木の破片のようなものをチップ、木の塊のようなものをウッドといい、それぞれに特徴があります。
- チップ:高火力で短時間スモークに適している
- ウッド:低温で長時間のスモークに適している
また、燻煙剤の素材となる樹の種類によって、食材との相性が異なります。
- サクラ:豚肉やマトン、青魚に
- リンゴ:鶏肉やチーズ、白身魚に
- ヒッコリー:ハムやベーコン、サーモンに
ヒッコリーは幅広い食材と相性が良い燻煙剤です。
どの種類が良いか迷ったら、まずヒッコリーから試してみてはいかがでしょうか。
燻製の調理工程は3つ
燻製は大きく3つの調理工程に分けられます。
- 味付けをする
- 乾燥させる
- 燻す
それぞれ確認していきましょう。
工程1|味付けをする
食材に塩やスパイスを塗ったり、調味液に浸したりして味付けをします。
チーズや明太子など、もともと味がついている食材は、この工程を省きましょう。
工程2|乾燥させる
食材に味が染み込んだら、表面についた調味料を落として乾燥させます。
美味しく仕上げるポイントは、日を当てずにしっかりと食材を風にさらして乾かすことです。
工程3|燻す
乾燥が終わったら燻製器に食材を並べて、燻煙剤で燻します。
燻製にするときの温度や時間によって、燻製の種類は3つに分けられます。
- 熱燻
- 温燻
- 冷燻
初心者には、短時間で燻製できて温度管理も簡単な熱燻がおすすめです。
【耳より情報】ふるさと納税で美味しい食材がもらえる!
ふるさと納税を活用すれば、新鮮な魚介類や厳選されたお肉、旬の野菜やフルーツなど、全国の特産品や美味しい食材を手に入れることができます。
しかも、地域の活性化を応援しながら税控除を受けられるメリットも。
この機会にぜひ、ふるさと納税で美味しい食材を手に入れて、食卓を豊かにしてはいかがでしょうか!