目次
チーズフォンデュの具材には、バゲット(フランスパン)、じゃがいも、エビなどがよく使われます。
これらの定番具材に加え、おにぎりやシュウマイといった変わり種、バナナやカステラなどのデザート系を取り入れると、いつもと違ったチーズフォンデュが楽しめます。
| カテゴリ | 主なおすすめ具材 |
|---|---|
| 定番(野菜類) | バゲット、じゃがいも、ブロッコリー、 ミニトマト、にんじん、かぼちゃ、エリンギ |
| 定番(肉・魚介類) | ソーセージ、ベーコン、鶏肉、肉団子、 エビ、ホタテ、牡蠣、うずらの卵 |
| 変わり種 | おにぎり、シュウマイ、アボカド、たこ焼き |
| デザート系 | バナナ、イチゴ、カステラ、マシュマロ |
この記事では、チーズフォンデュにおすすめの具材30種類を、定番・変わり種・デザート系の3つのカテゴリに分けて紹介します。
簡単なチーズフォンデュソースの作り方や、何を選べばよいかわからないときにさっと使える【シーン別おすすめセット】も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
チーズフォンデュの準備と下ごしらえ

この章では、身近な材料で作れるチーズフォンデュソースの作り方と、具材の下ごしらえについて紹介します。
チーズフォンデュソースの作り方
本場のチーズフォンデュでは白ワインを使うのが定番ですが、ここでは子どもでも食べやすい、牛乳を使った作り方を紹介します。
材料(2~3人前)
- ピザ用チーズ:200g
- 牛乳:100mL
- 片栗粉:小さじ1
- にんにく:お好みで
作り方
- チーズが分離しないように、片栗粉をまぶす。
- 鍋の内側に、半分に切ったにんにくをこすりつける。
- 牛乳を火にかけ、沸騰する直前にチーズを加える。
- 木べらで混ぜながら弱火で加熱する。
- チーズが溶けて均一になったら完成。
具材の下ごしらえ
チーズフォンデュソースに具材を入れても火は通らないため、生の食材には火を通すなど、下ごしらえをしておきましょう。
具材はそのまま食べられる状態にしておくのがポイントです。
| 具材 | 下ごしらえのポイント |
|---|---|
| パン類 | 一口大にカットする。 軽くトーストすると香ばしさが加わる。 |
| 野菜類 | じゃがいもやブロッコリーなどの硬い野菜は、 下ゆでや電子レンジで火を通し、 やわらかくしておく。 |
| 肉・魚介類 | 鶏肉やエビなどの生の食材は、 下ゆでやソテーでしっかりと火を通す。 |
チーズフォンデュにおすすめの具材セット【シーン別】

ここでは、チーズフォンデュにおすすめの具材セットを、シーン別に紹介します。
チーズフォンデュの具材に何を選んだらよいかわからないときは、このセットを参考にしてみてください。
3つの食材をそろえるだけで、チーズフォンデュを手軽に楽しめます。
- 定番セット
バゲット・ブロッコリー・ソーセージ - 子ども向けセット
じゃがいも・肉団子・マシュマロ - パーティー映えセット
エビ・パプリカ・ベーコン
チーズフォンデュの定番具材18選

チーズフォンデュの具材には、バゲットのほか、じゃがいもやエビ、ブロッコリーなどがよく使われます。
この章では、チーズフォンデュで人気のある定番の具材18種類を紹介します。
バゲット
バゲットは、チーズフォンデュに欠かせない定番の具材です。
チーズフォンデュはスイスを中心としたアルプス地域の郷土料理で、硬くなったパンを溶かしたチーズにつけて食べていたのが起源といわれています。
軽くトーストしておくと、食感がよくなり香ばしさも加わります。
バゲットのほか、ライ麦や全粒粉などの黒パン系もおすすめです。
じゃがいも
じゃがいもも、チーズフォンデュで定番の具材です。
ホクホクとした食感といもの甘みがチーズとよく合い、子どもにも人気があります。
じゃがいもは皮をむき、一口大に切って蒸すか、電子レンジで火を通しておきましょう。
ブロッコリー
ブロッコリーは、食感のよさや彩り、栄養面でもチーズフォンデュにおすすめの具材です。
房の部分は、食感が残る程度に火を通すと仕上がりがよくなります。
茎も甘みがあっておいしいので、皮をむいてやわらかめに加熱して食べましょう。
ミニトマト
ほどよい酸味のあるミニトマトは、チーズフォンデュにフレッシュ感を添える具材です。
ヘタを取り、よく洗えばそのまま使えるので、準備に手間もかかりません。
さっぱりとした味わいで、サラダのような感覚で楽しめます。
アスパラガス
アスパラガスは、さまざまにアレンジできる人気の具材です。
長いままゆでておけば、手に持って直接チーズにディップでき、子どもも食べやすくなります。
5cm程度に切ってベーコンで巻き、ソテーすると塩味や旨みが加わります。見た目も華やかなので、パーティーにもおすすめです。
にんじん
火を通すと甘みが増すにんじんは、塩気のあるチーズとの相性が抜群です。
常備しやすく手軽に使えるうえに彩りもよく、通常の食卓からパーティーシーンまで、幅広く使えます。
一口大に切って電子レンジで加熱すれば、簡単に下ごしらえができます。
パプリカ
パプリカは、シャキシャキとした食感が楽しめる、チーズフォンデュにおすすめの具材です。
生のままでも食べられるので手軽に準備でき、ボイルやソテーで火を通せば甘みが増します。
赤・黄・オレンジなど数種類の色をそろえると、食卓が華やかになりパーティーにもぴったりです。
かぼちゃ
ホクホクとした食感とやさしい甘みのあるかぼちゃは、チーズとよく合う定番の具材です。
ゆでると水っぽくなりやすいため、蒸すか電子レンジで加熱すると仕上がりがよくなります。
余裕があれば素揚げにしてもよいでしょう。香ばしさが加わり、煮崩れ防止にもなります。
れんこん
れんこんは、シャキシャキ・ホクホクの食感と、ほんのりとした甘みがクセになる具材です。
下ごしらえの際は、少量の酢を入れたお湯でゆでると、色よく仕上がります。
グリルで焼くと香ばしさが出て、味に深みも加わります。
エリンギ
エリンギなどのきのこ類もチーズフォンデュの定番の具材です。
とくにエリンギは、コリコリとした食感と、きのこの旨みが楽しめます。
きのこ類を使う場合は、あらかじめソテーしておくとよいでしょう。
ほかには、マッシュルームやしいたけなどがおすすめです。
ソーセージ
ソーセージは、大人だけでなく、子どもからも人気のある具材です。
市販のウインナーを使えば、パリッとした食感とジューシーさが楽しめます。
ほかにも、ハーブ入りやピリ辛のチョリソーなど、好みのソーセージを選んでみてください。
ベーコン
ベーコンの燻製の風味とチーズは、相性抜群の組み合わせです。
ブロックベーコンを厚切りにしてソテーすると、香ばしくなり食べごたえも出ます。
見た目が豪華になるので、パーティーにもおすすめです。
鶏肉
鶏肉もチーズフォンデュの定番具材で、もも肉はジューシーで、むね肉はあっさりとした味わいです。
どちらもソテーやボイルで下ごしらえし、しっかりと火を通しておきましょう。
市販のサラダチキンを使うと、より手軽に楽しめます。
肉団子
肉団子は、チーズハンバーグのような味と食感が楽しめる、おすすめの具材です。
仕上げにケチャップをかけると甘みが加わり、子どもも大好きな味わいに。
冷凍食品やチルド食品を活用すれば、調理時間が短縮できます。
エビ
エビは、生の殻付きのエビを下処理するとぷりぷりの食感が楽しめ、ボイルされたものなら手軽に準備できます。
殻付きのエビを下処理する場合は、塩を加えた湯でゆでてから、殻をむいておきます。
ボイル済みのエビは、鮮魚コーナーにある冷蔵品か、もしくは冷凍食品として売られています。
ホタテ
甘みのあるホタテは、貝類のなかでもチーズフォンデュによく合う具材です。
バターでソテーしておくと、香ばしさとコクが加わります。
ベビーホタテなら手に入りやすく、そのまま使えて便利です。
牡蠣
加熱した牡蠣は、旨みが凝縮してチーズとも相性がよく、高級感のある具材です。
塩ゆでや白ワイン蒸しにして準備しておきましょう。
旬の牡蠣はとくに味が濃く、チーズと合わせるとさらにおいしくなります。
うずらの卵
うずらの卵は、チーズフォンデュにぴったりの一口サイズで、まろやかなコクが楽しめる具材です。
見た目が可愛く、子どもにも人気があります。
大人向けには、スモークされたものを使うと、いつもとは違った味わいが楽しめます。
チーズフォンデュの変わり種具材6選

定番の具材に加えて、少し変わった具材もプラスすると、チーズフォンデュのアレンジが広がります。
この章では、身近な食材で楽しめる、いつもとひと味違う変わり種具材を紹介します。
おにぎり
おにぎりは、ご飯とチーズの塩味がよく合う具材です。
鰹節や鮭フレーク、ふりかけなどを混ぜ込んだご飯を、小さく丸めて用意するとよいでしょう。
トースターで焼き目をつけると、香ばしさが加わり、崩れにくくなります。
また、市販の冷凍焼きおにぎりでも手軽においしく楽しめます。
シュウマイ
バリエーションが豊富なシュウマイも、チーズフォンデュの具材に向いています。
市販のシュウマイには、豚肉、エビ、カニなどさまざまな種類があるので、好きなものを選んでみましょう。
電子レンジで温めるだけでもよいですが、少し焼き目をつけると香ばしさが加わり、さらにおいしくなります。
アボカド
アボカドには、チーズのコクと塩気がよく合います。
一口大に切って、そのままチーズにディップしてください。
とろりとした食感で、白ワインのおつまみとしても楽しめます。
たこ焼き
ソースやトッピングなしのたこ焼きは、チーズとも相性抜群の具材です。
ソース味とはまた違った、たこ焼きのおいしさが楽しめます。
冷凍食品を利用すると、必要な分だけ電子レンジで加熱できるので簡単です。
練り物
ちくわチーズやはんぺんチーズがあるように、練り物とチーズも相性のよい組み合わせです。
市販品を切るだけなので手軽に準備でき、魚の栄養を摂れる利点もあります。
はんぺんは、軽く焼き目をつけると香ばしさが加わり、よりおいしく楽しめます。
お餅
もちもちの食感が楽しめるお餅は、チーズフォンデュの具材にぴったりです。
サイコロ状にカットして、フライパンかトースターで焼いておきましょう。
香ばしく表面がカリッとした食感になり、とろとろのチーズとよく合います。
チーズフォンデュのデザート系具材6選

フルーツやスイーツにも、チーズフォンデュと相性のよいものがあります。
この章では、手軽に準備できる6種類のデザート系具材を紹介します。
バナナ
バナナなどのトロピカルフルーツは、チーズフォンデュの具材としておすすめです。
バナナが温められると、甘さがより際立ち、チーズの塩気とよく合います。
ほかに、パイナップルの缶詰も相性がよいので、ぜひ試してみてください。
イチゴ
甘みと酸味が特徴のイチゴは、チーズと相性のよいフルーツのひとつです。
イチゴに練乳をかけて食べるように乳製品との相性がよく、ジューシーな食感も楽しめます。
さっぱりとした味わいで、食後のデザートにぴったりです。
ドライフルーツ
甘みが凝縮したドライフルーツは、チーズの塩気とよく合います。
マンゴー、キウイ、いちじくなど、好みのドライフルーツで楽しんでみましょう。
ワインのおつまみとしてもおすすめです。
カステラ
スイーツ系では、カステラもチーズフォンデュによく合う具材です。
甘みの強いカステラとチーズを合わせると、まるでチーズケーキのような味わいに。
少量でも満足感の高い一品に仕上がります。
マシュマロ
ふわふわの食感とほのかな甘さで人気のマシュマロは、チーズと相性のよい具材のひとつです。
熱で溶けやすいので、ディップするときはさっとくぐらせる程度にしましょう。
バゲットと一緒にピックに刺し、チーズをからめて食べるのもおすすめです。
はちみつやナッツをトッピングすると、食感もよく豪華な一皿になります。
甘栗
甘栗や栗の渋皮煮は、意外にもチーズにマッチする具材です。
チーズの塩味が栗のやさしい甘みを引き立たせ、ほっくりとした食感も楽しめます。
市販の甘栗は、スーパーやコンビニなどで手軽に購入できます。ぜひお試しください。
まとめ
チーズフォンデュは、バゲットやじゃがいも、エビなどの定番から、おにぎりやシュウマイ、バナナやマシュマロといった変わり種まで、さまざまな具材で楽しめます。
何を使うか迷うときは、「定番ならバゲット・ブロッコリー・ソーセージ」「子ども向けならじゃがいも・肉団子・マシュマロ」「パーティーならエビ・パプリカ・ベーコン」など、シーン別のセットを決めておくと便利です。
チーズフォンデュは、具材を変えるだけでバラエティ豊かな味が楽しめます。
ぜひ、今回紹介した30種類のなかから、お気に入りを見つけてみてください。












