「森のバター」といわれる、まろやかでコクのある味わいが魅力のアボカド。
外食では口にするものの、いざ家庭で食べるとなると「どうやって切るの?」と疑問に思う方も多いかと思います。
またアボカドは実がとても柔らかいので、切る時にまな板が汚れてしまいがちです。
そこで今回は、まな板を汚さないアボカドの切り方を徹底解説します。
くり抜く時もスプーンを使うため、手も汚れません。
他にも定番のスライスカットから、サークルカット、サイコロカットなどおしゃれな切り方まで広くご紹介していきます。
切り方をマスターするとレシピの幅も広がるので、ぜひご参考になさってください。
まな板を汚さないアボカドの切り方
まな板を汚さないアボカドの切り方の手順は、以下の通りです。
手順1:包丁で、アボカドの中心から縦にぐるりと1周切り込みを入れる
アボカドをまな板に置いて片手を添え、もう一方の手で包丁を持って縦にぐるりと一周切り込みを入れます。
真ん中に種があるので、種に沿って1周しましょう。
中身がかなり柔らかくなっている場合は、滑りやすくなっているので注意が必要です。
充分に気をつけて切りましょう。
手順2:アボカドを半分に割って、種に包丁のアゴを刺してくりぬく
アボカドを切り込みに沿って半分に割ります。
軽くねじると割れやすいです。
半分だけ保存して後日食べる場合は、種がついている方を保存しましょう。
種つきの方が変色しづらいためです。
1個全て食べ切る場合は、種に包丁のアゴを刺して回転させるようにして取り出しましょう。
このやり方だと手を切ってしまうことがあるので、慣れていない場合はスプーンを使ってくり抜きます。
手順3:皮をむかないまま、縦横に切り込みを入れる
皮をむかないまま、アボカドの実に切り込みを入れます。
皮を貫通しないように気をつけましょう。
サイコロのように縦横に切り込みを入れるとサイコロカットになります。
手順4:皮と実の間にスプーンを入れてくり抜く
皮と実の間にスプーンを入れて中身を取り出しましょう。
お皿に盛り付けて、醤油をたらすだけでも美味しくいただけます。
種類別で知るアボカドの切り方
カットの種類別にアボカドの切り方をご紹介します。
先ほどのまな板を汚さない切り方も手間がなくておすすめですが、よりキレイにカットしたい場合は以下の方法で切るのもおすすめです。
作りたい料理に合わせてカットの仕方を変えましょう。
スライスカット
手順1:包丁で、アボカドの中心から縦にぐるりと1周切り込みを入れる
手順2:アボカドを半分に割って、種に包丁のアゴを刺してくりぬく
〜ここまでは「まな板を汚さないアボカドの切り方」の手順2(半分に切って、種をくり抜くところ)までと同じです。〜
手順3:アボカドを1/4にカットして、皮を手でむく
アボカドを皮付きのまま1/4にカットしましょう。
皮は手でスルッとむけます。
もし、むきにくい場合は包丁を入れて取り除きましょう。
手順4:お好みの厚さにスライスする
お好みの厚さにスライスして完成です。
このままお醤油でいただいても美味しいですし、クリームチーズやトマトをはさんでオリーブオイルでいただくとオシャレなおつまみになります。
サークルカット
手順1:皮のままアボカドを輪切りにする
皮のままアボカドをお好みの厚さに輪切りにします。
種がついている部分に差しかかったら、種に沿ってぐるりと一周切り込みを入れていきましょう。
種が半分くらい見えてくるまで切り進めます。
手順2:種に包丁のアゴを刺して取り除く
種が半分まで見えてきたら、包丁のアゴを刺して回転させるようにして取り除きます。
ピーラーを種にさしこんだり、スプーンでくり抜いたりしてもOKです。
種が取れたら、残りのアボカドを輪切りにします。
手順3:皮をむく
輪切りにしたアボカドの皮の端を手でちぎって、皮をむきましょう。
間にチーズとベーコンを入れて、はさみ焼きにすると美味しくいただけます。
サイコロカット
ペースト
手順1:包丁で、アボカドの中心から縦にぐるりと1周切り込みを入れる。
手順2:アボカドを半分に割って、種に包丁のアゴを刺してくりぬく
〜ここまでは「まな板を汚さないアボカドの切り方」の手順2(半分に切って、種をくり抜くところ)までと同じです。〜
手順3:アボカドの実をボウルに入れて、つぶす
アボカドの実をスプーンでくり抜いてボウルに入れて、フォークなどでペースト状になるまでつぶしていきます。
泡立て器がある場合は、泡立て器を皮にそわせて実をくり抜くとペースト状にしやすいでしょう。
ここにオリーブオイル、レモン汁、塩、ブラックペッパーを加えると美味しいアボカドディップの出来上がりです。
アボカドの変色を防ぐ保存方法
アボカドをカットしたまま保存しておいて、茶色く変色してしまったことはないでしょうか?
ここではアボカドが変色する理由と、変色を防ぐ保存方法についてご紹介します。
アボカドが変色する理由
アボカドが変色してしまうのは、アボカドに含まれる酵素が原因です。
この酵素が空気中の酸素と結びついて酸化することによって、変色が起こります。
アボカドの変色の防ぎ方
アボカドの変色を防ぐ方法は以下の通りです。
- 酸化を防止する成分を含むもの(レモン・お酢)をかける
- 変色の元となる酵素を壊す
- 冷凍保存する
この中で一番簡単で味が変わりにくい方法は、変色の元となる酵素を壊すことです。
レモンやお酢でも効果はありますが、味に影響する可能性があるのでレシピを選びます。
酵素を壊す方法は、味に影響がなく手軽にできるのでおすすめです。
それでは保存手順について次からご紹介していきます。
アボカドの保存手順
アボカドの変色を防ぐ保存手順は以下の通りです。
手順1:残ったアボカドを、電子レンジに10~20秒ほどかける
残ったアボカドを、種は取らずにラップもせず電子レンジに10〜20秒ほどかけましょう。
これによって、変色の元となる酵素を破壊します。
種がついている部分は空気に触れておらず変色しづらいので、取らないでそのままにしておきましょう。
手順2:ラッブで全体を包んで、密閉袋に入れて保存する
空気に触れて酸化しないように、ラップで全体を包みます。
さらに密閉袋に入れて、保存しましょう。
切った後のアボカドの日持ちは?
切った後のアボカドの日持ちは、2日ほどです。
それ以上保存する場合は、冷凍保存をおすすめします。
また、2日以内でも異臭を放っていたり、カビが生えていたりする場合は食べるのをやめた方がいいです。
冷凍する場合でもできるだけすぐに食べきるようにして、1ヶ月ほどで使い切りましょう。
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