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「料理のためににんにくをまとめて買ったけど、余ってしまった」「にんにくがどれぐらい日持ちするのか分からない」。
そんな時に役に立つ、にんにくの保存に関する情報をご紹介します。
にんにくはパスタやアヒージョ、餃子など幅広いジャンルの料理に使われる人気食材です。
保存期間や保存方法、長期間保存が可能な調理法も紹介するので、有効に活用するヒントにしてください。
生にんにくの保存期間
にんにくを保存する際は、温度が上がって芽が出てくるのを防ぐため、日差しの当たらない状態にしておくことがポイントです。
カビの発生も懸念されるため袋などには入れず、多湿な場所では保存しないようにしましょう。
農家の軒先などで見られる、ネットに入れて屋外につるす方法であれば10日間ほど保存可能ですが、乾燥させ過ぎないように注意が必要です。
スーパーなどで購入するにんにくには賞味期限が記載されている場合もあるので、参考にしましょう。
皮はむかずに保存する方がベターですが、使ってしまった生のにんにくに関しては、皮をむいて冷蔵保存した方が良いです。
冷蔵の場合、1片ずつキッチンペーパーなどで包んでチルドルームに入れておけば2、3カ月ほど保存できます。
またカットしたにんにくはラップに包んで保存用パックに入れておけば、1カ月ほど冷凍で保存できます。
腐っているにんにくの見分け方
保存していたにんにくの賞味期限が分からなくなった場合でも、状態をよく観察すれば、まだ食べられるかどうか判断することができます。
以下の状態になっている場合は食べないようにしてください。
- にんにくの匂いが変わった
- やわらかくなっている(ドロドロ、ねばねばなど)
- カビが生えている
- 乾燥している
にんにくから芽が出ているものは食べられるのか?
常温保存しているにんにくから芽が出ていた場合、食べても害はありません。
ただしスーパーなどで商品として売られている「にんにくの芽」とは違うものなので、同じような使い方をしないように注意してください。
生にんにくを長持ちさせる保存方法
生にんにくを常温保存より長持ちさせる場合、以下の2つの方法があります。
- 冷蔵保存の方法
- 冷凍保存の方法
いずれもにんにくを大量に買った後などに保存する場合におすすめのやり方です。
保存できる期間は方法によって変わります。
冷蔵保存の方法
にんにくを冷蔵保存できる期間は1カ月程度とされています。常温の状態よりも2、3倍長く保存できます。
冷蔵庫に入れる際にはにんにくを新聞紙に巻き、さらにポリ袋に入れて保存するようにしましょう。
袋に入れることで他の食材に臭いが移りにくくなりますが、新聞紙やキッチンペーパーで巻いていないとカビが生える危険性があります。
また野菜室ではなくチルドルームなど、0度以下の低温暗所のスペースで保存しましょう。
料理にはそのままカットしたりすりおろしたりして、使うことができます。
ホイル焼きの具材など料理の主役としても活用できます。
密閉容器に入れておけば刻んだ状態で冷蔵保存することもできるため、餃子や薬味などとして使う場合にも便利です。
冷凍保存の方法
にんにくは冷凍の場合、皮つきの状態であれば半年ほど保存することが可能です。
まとめ買いをした際などにおすすめです。
皮つきで保存する場合2、3片ずつ、皮をむいた状態の場合は1片ずつラップに包んで保存用パックに入れてください。
またカットしたりすりおろしたにんにくを保存する際も、ラップに小分けして包んでから保存用パックに入れましょう。
料理で使う際には解凍せず、そのままカットするようにしましょう。
皮つきで保存している場合、水に1分程度浸けると皮がむきやすくなります。
基本的に凍ったままで加熱調理できるので、パスタやアヒージョなど幅広い料理に活用できます。
冷凍するとにんにくの繊維に傷がついて、つぶす必要なく鍋に投入できるので、汁物のスパイスにもぴったりです。
長期保存も可能なおすすめのにんにくレシピ
生のにんにくはそのまま保存するほか、オイルや醤油に漬け込むと長期保存が可能なお役立ち調味料にもなります。
以下のにんにくを使った長期保存できるおすすめレシピを紹介します。
- にんにくのオイル漬け
- にんにくの醤油漬け
にんにくのオイル漬け
- ① にんにくをみじん切りか薄くスライスする
- ② ①を保存容器に入れ、オリーブオイルを注ぐ
- ③ にんにくが浸かるぐらいオイルを注ぎ、容器を密閉する。お好みで赤唐辛子なども入れてもOK
冷蔵保存すれば半月~1カ月程度持ちます。
炒め物や焼き物、パスタ料理など食材を加熱する際の調味料として活用できます。
にんにくの醤油漬け
- ① 保存容器に皮をむいたにんにくを入れる
- ② ①に、にんにくが隠れるぐらい醤油を入れ、密閉する
冷蔵庫で保存し、風味を損なわないように2カ月程度で使い切りましょう。
チャーハンや炒め物の隠し味のほか、肉の下味にもおすすめ。
そのままおつまみなどとして食べることもできます。
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