目次
福岡は全国でも人気のグルメスポットです。
福岡の名物料理といえば、ラーメン・明太子・水炊きなどが有名ですが、他にも食べておきたい絶品グルメがたくさんあります。
この記事では、福岡で食べたい定番の名物グルメからスイーツまで17選をご紹介します。
福岡の名物グルメ:鍋料理編
福岡の名物グルメの王道ともいえる「水炊き」と「もつ鍋」。
どちらも、福岡発祥の外せない鍋料理です。
水炊き
水炊きは昆布などのダシを加えず、丸鶏でスープを取るのが特徴です。
明治から100年以上の歴史があり、ヘルシーなのに深い味わいがあります。
まず最初にスープをいただき、次に野菜や肉を入れながら鍋を楽しみ、最後のシメはちゃんぽんか雑炊で食べます。
コラーゲンたっぷりの水炊きは、女性にも大人気です。
100年以上の歴史がある老舗から、若い人でも気軽に利用できる専門店まで、福岡市内には水炊きを提供しているお店がたくさんあります。
もつ鍋
もつ鍋は、戦後から80年近く福岡で愛され続けているご当地グルメです。
味付けは、醤油、味噌、チゲなどお店によって様々で、シメの定番はちゃんぽんです。
一人前から注文できるお店や清潔感あふれるおしゃれなお店など、女性でも気軽に入りやすいお店も増えています。
ヘルシーでコラーゲンたっぷりのもつ鍋は、県外の方にも人気です。
福岡の名物グルメ:麺料理編
福岡の“ご当地グルメの代表格”博多ラーメンと、“うどん発祥の地”ともいわれる博多のうどんをご紹介します。
博多ラーメン
博多ラーメンは、豚骨スープとストレートの細麺が特徴。
お店でラーメンを注文すると必ず、「ふつう」「かた(硬い麺)」「バリかた」など、お好みの麺の茹で方を聞かれるのも特徴です。
ひとくちに博多ラーメンといっても、お店によってスープの味わいも麺のこだわりも様々。
福岡空港や博多駅には、人気のラーメン店を集めた「ラーメン滑走路」や「ラーメン街道」があり、名店の味を手軽に味わえます。
博多うどん
博多うどんは、他の土地と比べて少し柔らかめの麺が特徴。
麺は柔らかいだけではなくコシもあり、地元では普段よく食べられている博多の人々のソウルフードです。
福岡では、ごぼうの天ぷらがトッピングされたうどんを“ごぼ天うどん”と呼び、地元で一番人気があります。
福岡の名物グルメ:魚介・海鮮料理編
福岡は三方を海に囲まれており、魚が新鮮で美味しいことでも知られています。
そんな福岡ならではの魚介・海鮮グルメをご紹介します。
辛子明太子
福岡の美味しいものといえば「辛子明太子」というくらい定番の名物グルメ。
辛子明太子は、スケトウダラの卵巣(卵)を唐辛子などの調味液に漬け込み熟成させたもので、ご飯のおかずにも酒のおつまみにも最適です。
福岡市内には、大手明太子メーカーが運営している明太子料理の専門店や、明太子の手作り体験ができる施設もあります。
海鮮料理
海がすぐ近くにある福岡市は、漁師直送の天然地魚を使った定食・ランチ・寿司などを味わえるお店も数多く存在します。
海鮮丼、鯛茶漬け、ごまさば(鯖を醤油に漬けたもの)、サザエ料理など季節に応じて旬の魚を堪能できます。
また、福岡県内では牡蠣の養殖も盛んで、カキ小屋で自分で焼いて食べるお店もあります。
うなぎのせいろ蒸し
うなぎのせいろ蒸しは、一度蒲焼にしたうなぎをタレを絡めたご飯の上に乗せ、せいろで蒸した柳川市の郷土料理です。
福岡では、うなぎといえばせいろ蒸しで食べるのが一般的。
蒸すことでうなぎはふっくら、ご飯にはタレがしっかりと染み込み、後を引く美味しさです。
ふぐ料理
福岡の下関から玄界灘は、高品質の天然とらふぐが水揚げされることで有名です。
ふぐ刺し、ふぐちり、白子などで味わう天然ふぐは絶品。
天然ふぐの奥深い味わいを求めて、わざわざ福岡を訪れる食通もいるほどです。
ぬかみそ炊き
ぬかみそ炊きは、江戸時代から今まで北九州市の小倉に伝わる郷土料理です。
イワシや鯖などの青魚を、ぬかみそで煮込むことで青臭さを消します。
ぬかみそ炊きの深い味わいは、おかずや酒の肴にピッタリ。
保存が効き、ぬか床の乳酸菌や青魚の栄養を丸ごと摂れる栄養価の高い食べ物です。
“100年もの”のぬか床で作るぬかみそ炊きは、福岡市内でも食べられます。
福岡の名物グルメ:肉料理編
福岡の数あるご当地グルメの中でも人気の「ひとくち餃子」と「焼き鳥」をご紹介します。
ひとくち餃子
ひとくち餃子は、熱々の鉄板で焼かれ、そのまま直接食べるのが特徴です。
一般的な餃子と比べて小ぶりで、一口でパクッと食べられます。
外側の皮はパリパリ、中からはジューシーな肉汁があふれるひとくち餃子は、ビールとの相性も抜群です。
焼き鳥
焼き鳥は、地元民にとってはポピュラーなご当地グルメのひとつ。
福岡県の焼き鳥店の多さは、全国で1位に選ばれたほどです。
“焼き鳥”とはいえ、鶏肉だけではなく牛肉・豚肉・野菜など色々な種類を串に刺して焼くのが特徴で、中でも一番人気は“豚バラ”です。
また焼き鳥を注文すると、生のキャベツが必ず付いてくるのも特徴のひとつで、キャベツのおかわりも無料なお店も多く、福岡特有の焼き鳥文化を楽しめます。
一人でも気軽に入れ“一人飲み”できる焼き鳥屋さんも多いです。
福岡の名物グルメ:屋台・市場編
福岡グルメを手軽に堪能できる、「屋台」と「市場」をご紹介します。
屋台
福岡の屋台は、夜の風物詩として全国的にも有名です。
屋台の種類はバラエティーに富んでおり、定番グルメの博多ラーメンから、焼き鳥、餃子、さらにはふぐ専門の屋台など、個性豊かです。
お手軽価格で福岡グルメを堪能できるグルメスポットです。
屋台の狭い空間の中では、知らない人同士、自然と地元の人達との交流が始まります。
女性一人で入れる屋台もあり、県外からの方にも大人気です。
市場
福岡市は長浜鮮魚市場という市場があり、漁港取り扱い量全国トップクラスを誇ります。
長浜鮮魚市場には、玄界灘を始めとする周辺の海の魚が、毎朝水揚げされます。
併設されている鮮魚市場会館では、市場直送の新鮮な魚介類を使った寿司や海鮮丼、定食などを食べられるお店が並んでいて、新鮮な採れたての魚を味わえます。
朝7時からオープンするお店や夜22時まで営業するお店もあり、営業時間はまちまちです。
モーニングやランチを安く食べられると、地元民にも観光客にも人気です。
福岡の名物グルメ:スイーツ・お土産編
福岡の名物グルメといえばスイーツも外せません。
定番から福岡ならではのものまで盛りだくさんです。
梅ヶ枝餅
太宰府天満宮に行ったら、ぜひ食べたいのが名物の梅ヶ枝餅。
梅ヶ枝餅は、もち米とうるち米をブレンドした生地に餡を包んで焼いた焼き餅です。
太宰府天満宮の表参道には、多くの梅ヶ枝餅のお店が並んでいます。
焼きたての梅ヶ枝餅を散策しながら食べるのもよし、お店に立ち寄って出されたお茶と一緒にゆっくり味わうのもよし。
太宰府観光に欠かせない楽しみの一つです。
あまおう
あまおうは、福岡県だけで栽培されているブランドいちごです。
高級なイメージのあまおうですが、福岡では“あまおうのいちご狩り”を楽しむこともできます。
新鮮ないちごを自分で収穫して味わってみてください。
めんべい
めんべいは、明太子のおせんべい。
パリッとした歯ごたえと、深くコクのある濃厚な味わいはクセになる美味しさです。
辛子明太子の老舗“福太郎”で開発されためんべいは、今や福岡土産の定番で、プレーン~マヨネーズ味、九州醤油味など色々な味を楽しめます。
川端ぜんざい
大正初期創業の川端ぜんざい。
その昔“日本一甘い”と言われた川端ぜんざいは、しっかりと甘いのが特徴です。
上川端商店街にある川端ぜんざい広場で、金・土・日の週末だけ食べられます。
川端ぜんざい広場には、博多祇園山笠の「飾り山笠」が一年中展示されており、ぜんざいをいただきながら、博多文化に触れるのも楽しみのひとつです。
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