ハンバーグの冷凍は焼いてから?焼く前?保存のコツと作り置きレシピ

ハンバーグの冷凍は焼いてから?焼く前?保存のコツと作り置きレシピ

ハンバーグは家族からのリクエストが多いメニューのひとつですが、意外と工程が多くて大変なので作り置きしておきたいという方もいるでしょう。

今回は、ハンバーグを冷凍保存するメリットと、焼いてから冷凍・焼く前に冷凍、それぞれのやり方とコツを解説します。

作り置きのレシピや冷凍ハンバーグを使ったアレンジレシピも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

ハンバーグを上手に焼くポイント、生焼けハンバーグの対処方法、失敗しない焼き方などについて紹介します。

ハンバーグを冷凍保存するメリット

ハンバーグを冷凍保存するメリット

「ハンバーグを作るのが面倒」「ひき肉を買ってきても簡単なメニューに変更してしまう」という方は、まとめて作って冷凍してしまうのがおすすめです。

以下では、ハンバーグを冷凍保存するメリットを2つ紹介します。

長期保存できる

ハンバーグの主な材料であるひき肉は傷みやすいため、買ってきたら早めに作らなくてはいけません。

作り置きを冷蔵しておくこともできますが、冷凍してしまったほうが長く日持ちするので食材の傷みを気にして焦って食べる必要がなくなります。

冷凍ハンバーグをストックしておけば好きなタイミングで食卓に出すことができますし、食べる分だけ解凍すれば食材を無駄にすることもありません。

作り置きしておくとラク

ハンバーグは、玉ねぎを刻んで、材料をこねて、成形して、焼いて、ソースを作ってと、調理工程が多いため、忙しい日に作るのは大変です。

時間がある日にハンバーグをまとめて作って冷凍しておけば、いつでも手軽にハンバーグを食べることができます。

お弁当用に小さく作って冷凍しても便利ですし、作り置きしたハンバーグは別のメニューにアレンジもできるので、おかずのバリエーションも増やせます。

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ハンバーグの冷凍方法と保存期間

ハンバーグの冷凍方法と保存期間

ハンバーグは、焼いてからでも焼く前のタネの状態でも冷凍可能です。

以下では、それぞれの冷凍方法と保存期間を解説します。

焼いてから冷凍|約1カ月

ハンバーグを焼いてから冷凍する場合、きちんと火を通せば1カ月保存することができます。

焼いてから冷凍する手順

  1. ハンバーグの材料をこね、丸く成形して空気を抜く。
  2. 油を熱したフライパンで両面を焼き、ふたをして中まで火を通す。
  3. 焼き上がったハンバーグをバットに取り出して冷ます。
  4. 粗熱が取れたら1〜2個ずつラップで包み、金属製のバットにならべて急速冷凍する。
  5. 完全に凍ったら、フリーザーバッグに入れ替えて保存する。

解凍方法

焼いてから冷凍したハンバーグは、電子レンジで解凍するのが簡単でおすすめです。

ハンバーグのラップをはがして耐熱容器に並べ、ラップをして電子レンジで加熱します。

すでに火が通っているので、加熱しすぎて固くなってしまわないように注意してください。

ケチャップ・ソース・マスタードを混ぜたソースや、大根おろしとポン酢をかけて食べるのが簡単でおすすめです。

タネのまま冷凍|約2週間

ハンバーグを焼いたり冷ましたりする時間がないときは、タネのまま冷凍しましょう。

生の状態なので保存期間は約2週間、焼いてから冷凍するよりも短くなります。

タネのまま冷凍する手順

  1. ハンバーグの材料をこね、丸く成形して空気を抜く。
  2. 金属製のバットにくっつかないように間隔をあけて並べ、急速冷凍する。
  3. 完全に凍ったら、フリーザーバッグに入れ替えて保存する。

材料をすべてフリーザーバッグに入れて混ぜ、そのまま冷凍すれば洗い物が少なくて済みます。

空気を抜いて平らにし、菜箸を押し当てて区切りをつけておくと小分けにできて便利です。

調理方法

生のタネの状態で冷凍した場合、焼く前に解凍してしまうとドリップが出て食感が悪くなったり傷む原因になったりするため、解凍せずに凍ったまま調理しましょう。

  1. 油を引いたフライパンに、凍ったままのタネを並べてふたをする。
  2. 中火にかけ、フライパンが温まったら水を大さじ2〜加えて弱火にする。
  3. 上下を返しながら蒸し焼きにして、中まで火を通す。

両面を2〜3分焼いてからお好みのソースで煮込めば、肉汁ごとソースにできるのでおすすめです。

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冷凍ハンバーグの作り置きレシピ3選

冷凍ハンバーグの作り置きレシピ3選

ハンバーグを焼いてソースごと冷凍すれば、レンジで解凍するだけですぐに食べられます。

保存期間はソースの具材にもよりますが、3週間〜1カ月を目安に食べ切るとよいでしょう。

以下では、ハンバーグをソースごと冷凍する作り置きレシピを3つ紹介します。

煮込みハンバーグ

  1. 油を熱したフライパンに成形したハンバーグを並べ、中火で両面に焼き色をつける。
  2. デミグラスソース・トマトの水煮缶を同量ずつ、赤ワイン(または水)、コンソメを加え、ふたをして弱火で煮込む。
  3. 上下を返しながら火を通し、しょうゆ・砂糖・塩・こしょうなどで味を整える。
  4. 冷めてからフリーザーバッグやタッパーに入れ、冷凍保存する。

きのこ類など、好みの具材を一緒に煮込むのもおすすめです。

きのこの照り焼きハンバーグ

  1. 油を熱したフライパンに成形したハンバーグを並べ、中火で両面に焼き色をつける。
  2. しいたけ・しめじを加えて炒め、弱火にしてふたをする。
  3. ハンバーグに火が通ったら、しょうゆ・酒・みりん・砂糖を加えてからめる。

チーズインハンバーグ

  1. こねたハンバーグの具材を等分にし、適当な大きさに切ったスライスチーズを包んで形を整える。
  2. 熱したフライパンで両面を焼き、火を弱めてふたをする。
  3. ハンバーグに火が通ったら、ケチャップ・ウスターソース・しょうゆ・砂糖を加えてからめる。

味付けしたハンバーグは、しっかりと冷ましてからフリーザーバッグやタッパーに入れて冷凍します。

ハンバーグは油分が多いので、フリーザーバッグやタッパーをそのまま電子レンジで加熱すると溶けてしまうことがあります。

必ず耐熱容器に移し替えてから電子レンジで加熱してください。

凍っていてフリーザーバッグから出せない場合は、袋のまま流水に当てると取り出しやすくなります。

お弁当用には、ミニハンバーグをシリコンカップに入れて冷凍しておくと便利です。

電子レンジで加熱し、しっかり冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。

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冷凍ハンバーグを使ったアレンジレシピ2選

冷凍ハンバーグを使ったアレンジレシピ2選

ハンバーグを冷凍ストックしておくと、他のメニューにも使いまわすことができて便利です。

味付けをしていない冷凍ハンバーグのアレンジレシピを2つ紹介します。

ロールキャベツ

作り方

  1. キャベツはさっとボイルするか、ふんわりとラップで包みレンジで加熱する。
  2. キャベツの粗熱が取れたら冷凍ハンバーグをそのままくるんで巻き終わりをつまようじで留める。
  3. 鍋に並べてケチャップ・コンソメ・水を加えて煮込み、みりん・醤油で味を整える。

焼いて冷凍したハンバーグでも、焼かずに冷凍したタネでも作れます。

メンチカツ

作り方

  1. 溶き卵・小麦粉・水少量を混ぜ、バッター液を作る。
  2. 凍ったままのハンバーグにそのままバッター液をからめ、すぐにパン粉をまぶす。
  3. フライパンに並べ、油を2/3の高さまで注ぎ入れて火にかける。中火で5〜6分揚げる。

ハンバーグが大きいと揚げるのに時間がかかって焦げてしまうため、小さめに焼いた冷凍ハンバーグを使うとよいでしょう。

平たく成形しておけば、少ない油で揚げ焼きできます。

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まとめ

ハンバーグを冷凍保存するメリットと、焼いてから冷凍する方法・焼く前に冷凍する方法、それぞれのコツを紹介しました。

ひき肉は傷みやすいので買ってきてすぐにハンバーグを作って冷凍しておけば、長期保存できていつでも簡単に食べることができます。

「ハンバーグのタネ作る時間がない」という方は、冷凍ハンバーグを購入してしまうのもおすすめです。

ソースごと冷凍されているもの、焼く前の状態で冷凍されているもの両方あるので、好みに合わせて選んでみてください。

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