枝豆は冷凍保存がおすすめ!保存期間や美味しく料理するための解凍方法もご紹介

枝豆は冷凍保存がおすすめ!保存期間や美味しく料理するための解凍方法もご紹介

鮮やかな緑色と豊かな風味が特徴の枝豆。

豆と野菜、両方の栄養を豊富に含む枝豆は、主食・主菜・副菜とさまざまな料理に使える万能食材です。

鮮度が落ちやすい枝豆は冷凍することで保存期間が長くなり、美味しさをキープすることができます。

こちらの記事では枝豆の冷凍方法や解凍方法、おすすめの枝豆レシピなどを詳しくご紹介します。

この記事では、枝豆のカロリーの値とあわせて、気になる糖質量や、ダイエット中の上手な食べ方について詳しく解説します。

枝豆の冷凍方法

枝豆の冷凍方法

枝豆は、冷凍すると最長で約1ヵ月の長期保存が可能です。

収穫後の枝豆はすぐに糖分が分解され、風味や栄養が低下してしまいます。

このように枝豆は鮮度が落ちやすいため、手に入れたら早めに冷凍保存をするのがおすすめです。

また、サヤから実を取り出して冷凍しておくと解凍後すぐに使うことができ、調理時の時短にもつながります。

生のまま冷凍する

枝豆はサヤのまま冷凍するのがおすすめです。

サヤに守られた豆は、風味や味が保たれ、解凍後にゆでても栄養価が失われにくいメリットがあります。

冷凍方法は以下の通りです。

  1. 水洗いをして汚れを落とす。えぐみを減らすために、枝豆に塩を振ってもみ込んでおく
  2. 枝豆をきれいに洗い、キッチンペーパーで余分な水分をふき取る
  3. 冷凍が可能な保存袋や保存容器に枝豆を入れ、できるだけ空気を抜いた状態で冷凍庫に入れる

下ごしらえの際に十分な塩をもみこむと、サヤのうぶ毛が取り除かれ、ゆでたとき鮮やかな緑色に仕上げることができます。

また、アクや汚れが落ちることで塩味がつきやすくなるメリットもあります。

枝付きの場合はキッチンばさみで付け根を切り、サヤを枝から切り離して冷凍しましょう。

ゆででから冷凍する

あらかじめ塩ゆでをしてから冷凍しておくと、解凍後すぐに食べることができます。

ただし、枝豆をゆでる時間には注意が必要。

ゆで時間が長いと枝豆特有のコリコリとした食感が失われてしまいます。

また、ゆでた後そのまま放っておくと予熱で豆がやわらかくなってしまうことも。

枝豆を美味しく食べるためには、適切なゆで時間を守り、ゆでた後は素早く冷ますことが大切です。

枝豆を冷凍する方法は以下の通りです。

  1. 水洗いをして汚れを落とし、えぐみを減らすために塩をもみ込んでおく
  2. 鍋にお湯を沸かし、沸騰してから塩がついたままの枝豆を入れて3分程度固めにゆでる
  3. ザルにあげ、冷ましてから保存袋に入れて冷凍する

ゆであげた後で水にさらすと枝豆の塩も洗い流してしまい、水っぽい味わいになってしまいます。

そのため、枝豆を冷ます時は、ザルに広げてうちわで仰ぐ、扇風機の前に置くなどの方法がおすすめです。

また、ゆでた後にサヤから実を出した状態で冷凍しておく方法もあります。

小分けにすると料理にも使いやすく便利です。

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枝豆の解凍方法

枝豆の解凍方法

解凍方法は、枝豆を冷凍した手順によって異なります。

生のまま冷凍した場合

生のまま冷凍した枝豆は、解凍してからゆでると食感が水っぽくなるので、凍った状態でゆでます。

解凍方法は以下の通りです。

  1. サヤの両端をキッチンバサミで切り、塩をしみ込みやすくしておく
  2. お湯を沸かした鍋に塩を入れてから、凍ったままの枝豆を入れ、お好みの固さにゆでる

塩をもみ込む前にサヤの両端を2ミリ程度切っておくと、塩味がつきやすく、火の通りも早くなるメリットがあります。

また、フライパンに凍ったままの枝豆を入れ、フタをして3分ほど蒸し焼きにする方法もおすすめ。

こうすることで、枝豆の旨みが凝縮された味わいを感じられます。

ゆでてから冷凍した場合

ゆでてから冷凍した枝豆は、自然解凍をすると水っぽくなりません。

また、あらかじめゆでてあるので、解凍後すぐに食べることができます。

このような理由から、時間に余裕があるときは自然解凍がおすすめです。

時間がなくてすぐに解凍したい場合は、流水解凍や電子レンジを使って解凍することも可能です。

自然解凍する

できるだけ美味しさを損なわずに解凍したい場合は、温度変化がゆるやかで水分が流出しにくい自然解凍がおすすめです。

方法はとても簡単。冷蔵庫は5〜6時間、常温なら1〜2時間、冷凍した枝豆を置いておけばOKです。

ただし、長時間放置しすぎると傷んでしまう恐れがあるため、その点はご注意ください。

電子レンジで解凍する

時間をかけずに解凍したい場合は、電子レンジがおすすめです。

耐熱皿に冷凍した枝豆を広げて乗せ、ラップをかけて加熱します。

加熱時間は枝豆100gに対し500wで約2分です。

なお、使用する電子レンジや枝豆の大きさによって加熱時間は異なるため、解凍具合をチェックしながら調整をしてください。

ゆでて解凍する

自然解凍や電子レンジに比べると少し手間はかかりますが、ゆでたての美味しさを楽しみたければ、ゆでて解凍する方法もおすすめです。

たっぷりのお湯を沸かし、凍ったままの枝豆をゆでます。

ゆで時間は1分程度でOK。

長くゆですぎると栄養素が流れ出てしまうだけでなく、食感も損なわれてしまいます。

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枝豆を冷蔵保存する方法

枝豆を冷蔵保存する方法

先にも述べた通り、枝豆は鮮度が落ちやすい野菜です。

生のまま冷蔵保存した場合、2〜3日しか日持ちしません。

風味を低下させないためには、あらかじめ下ゆでをしてから保存した方がよいでしょう。

下ゆでをせずに冷蔵保存する場合は、濡らしたキッチンペーパーや新聞紙でくるんでから冷蔵庫に入れます。

なお、枝豆は傷みやすいため、常温保存は避けた方が無難です。

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枝豆の豆知識

枝豆の豆知識

枝豆とは、未成熟の大豆のことです。大豆は「豆」ですが、枝豆は「野菜」に分類されます。

「野菜」ではあるものの「豆」の性質も持つ枝豆は、良質なたんぱく質や食物繊維、ビタミン、カリウムなどの栄養が豊富です。

こうした点から、夏バテ対策にも効果的な食材として知られています。

枝豆の種類

枝豆には、大きく分けると次の3つの種類があります。

  • 青豆
  • 茶豆
  • 黒豆

一般的にスーパーなどでよく見かける枝豆は「青豆」で、クセのない味わいが特徴です。

一方、豆の薄皮やうぶ毛が茶色い「茶豆」は糖分が多く、甘みと風味の強さが魅力となっています。

そして、「黒豆」はその名の通り黒色をした枝豆です。大粒で凝縮されたコクを持ち、おせち料理の煮豆などによく用いられます。

鮮度のよい枝豆の選び方

枝豆は枝つきで、枝に残っている葉がしなびていないものが新鮮です。

また、サヤは、うぶ毛が多く色鮮やかな緑色で、豆の形がふっくらしたものが美味しい枝豆といえます。

一方、育ち過ぎた枝豆はサヤが固くなり、黄色に変色していき、豆も固くなって本来の食感が失われていきます。

鮮度がよく美味しい枝豆を選ぶためには、上記に挙げたような特徴を参考にしてみるとよいでしょう。

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枝豆のおすすめレシピ

枝豆のおすすめレシピ

風味がよく、彩りも鮮やかな枝豆は、さまざまな料理に活用できます。

ここでは、枝豆を使ったおすすめレシピをご紹介します。

無限おつまみ枝豆

枝豆をしょうゆに漬けておくだけの簡単メニューです。

材料

  • サヤつきの冷凍枝豆  100g
  • しょうゆ       大さじ1

作り方

  1. 解凍した枝豆を清潔なポリ袋に入れる
  2. 1の中に、しょうゆを入れて10分ほど漬けておく
  3. 汁気を切り、お皿に盛り付けてから食べる 

枝豆のみそ汁

サヤごと煮込むため、栄養素を丸ごと摂取できます。

材料

  • サヤつきの冷凍枝豆  お好みで
  • だし汁
  • みそ

作り方

  1. 冷凍した枝豆はサヤの両端を切り、洗ってから解凍する
  2. だし汁に解凍した枝豆を入れてさっと煮る
  3. みそを溶き入れて完成

枝豆もち

混ぜて焼くだけの時短メニューです。

材料

  • 冷凍枝豆    200g
  • 豆腐      1/2丁
  • しょうが    お好みで
  • かたくり粉   大さじ2

作り方

  1. 冷凍枝豆は解凍し、サヤから豆を出す
  2. 材料の全てを混ぜ合わせる
  3. 2をスプーンですくい、油をひいたフライパンで焼く

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枝豆といえば、暑い夏、キンキンに冷えたビールのお供に欠かせないおつまみ。口の中で広がるほのかな甘味と豆の旨味、枝豆ならではの楽しい食感は、一度食べ出したら止まらない美味しさです。そんな枝豆に、身体にいい栄養素がふんだんに含まれていることをご存知ですか?この記事では、枝豆の主な栄養素やその健康効果、栄養素を効率的に摂取するための保存や調理の方法についてご紹介します。
枝豆といえば、ビールによく合う定番のおつまみ。便利な冷凍枝豆も出回っていますが、枝豆ならではのさわやかな香りを堪能するなら、やはり生のものを塩茹でしていただくのが最高です。ところが、枝豆を美味しく茹でるのは意外と難しいもの。そこで今回は、枝豆の美味しい茹で方について解説します。