群馬でチルアウト!ふるさと納税で中之条町の魅力を知る旅に出る

群馬県中之条町

旅行の楽しみ方は人によってさまざまですが、最近は「チル旅」という新しいスタイルが注目を集めています。chill outは「落ち着く」という意味で、チル旅はのんびりゆったり過ごす旅、自然を楽しむ旅のことです。

今回はチル旅の行き先として提案したい、群馬・中之条町(なかのじょうまち)の魅力と楽しみ方をご案内します。

ふるさと納税がきっかけ?中之条町が旅行先としておすすめの理由とは

大人気のふるさと納税を利用する際、特典を見てから寄附先を決めている人もいるのではないでしょうか。

中之条町では、2017年9月までは1万円以上の寄附した人に返礼割合5割に相当する額の感謝券を発行していたため、寄附先として人気を集めていました。

感謝券は商品券として町にあるホテルや旅館、町内での買い物や飲食に使えます。

2017年10月から返礼割合は3割に下がりましたが、花や自然が楽しめる環境や温泉などもあり、中之条町は旅行先としておすすめのスポットであることに変わりはないでしょう。

中之条町は東京の上野駅から特急で2時間程度。高速道路を使っても2時間弱でアクセスできるので、もし首都圏在住ならば、思い立ったらすぐにでも行けるという点も魅力的です。

保養にもピッタリ!温泉も中之条町の魅力

中之条にある四万(しま)温泉は、草津温泉や伊香保温泉と並ぶ群馬の有名温泉地です。

群馬の人ならば誰でも知っている群馬の名所や偉人をカルタにした上毛(じょうもう)カルタにも、「世のちり洗う 四万温泉」と歌われています。

四万温泉の名前には、四万(よんまん)の病をいやす霊泉という由来があるそうです。

その歴史はとても古く、737年から806年の桓武天皇時代の征夷大将軍・坂上田村麻呂が入浴したことから始まりました。

江戸時代には江戸など遠方からも大勢の人が訪れるほどの人気の温泉地になったそうです。

そして1954年には、青森の酸ヶ湯(すかゆ)温泉、栃木の日光湯元温泉と同時に国民保養温泉地第一号に指定されました。

国民保養温泉地に選ばれるためには、湧出量が豊富であることや効能が顕著であることなど、いくつかの条件をクリアする必要があります。

四万温泉はまさに国のお墨付きの温泉であるといえるでしょう。

温泉宿の中には、ふるさと納税感謝券を宿泊の支払いに使えるところもあります。

感謝券を有効活用するために泊りがけで訪れてみてはいかがでしょうか。

アートも楽しめる芸術の町・中之条

2007年から行われている「中之条ビエンナーレ」はアーティストが中之条町に滞在して作品を制作し、温泉街や木造校舎など町の施設を使って作品を表現するという芸術祭です。

2017年には6つのエリア、51の会場で、総勢160組を超えるアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などが行われました。国内外のアーティストが参加し、群馬の町から世界へ文化や芸術を発信する一大イベントとなりました。

また特筆すべきは、この芸術祭に参加したアーティストの中から中之条町に移住する人が出てきているということです。

移住者がもたらす新しい風によって、中之条町のさらなる活性化も期待できます。

中之条でゆったりとした時間を過ごそう

温泉も芸術も堪能できる中之条町は豊かな自然も大きな魅力の一つです。

のんびり過ごすチル旅にはうってつけの場所といえるでしょう。

県の天然記念物・四万の甌穴(おうけつ)やラムサール条約に登録されている芳ヶ平湿地群(よしがだいらしっちぐん)など、見ごたえのある場所も多く存在します。

もちろん四季折々の風景の美しさも見逃せません。

目指すはチル旅。喧騒を離れて、楽しみどころ満載の中之条町を全身でのんびりゆったりと楽しんでみるのはいかがでしょうか。

このコラムは2018年12月時点の情報をもとに制作したものであり、現時点において最新の情報ではない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

※こちらの記事は「JIMOTOZINE」とのコラボ記事となっています。