奈良のご当地グルメ15選!定番からスイーツまで古都の美食を紹介

奈良のご当地グルメ15選!定番からスイーツまで古都の美食を紹介

世界最古の木造建築とされる法隆寺や東大寺をはじめとする古刹が数多く存在し、大和王朝の都が置かれるなど、歴史ある古都の奈良県。

奈良公園の周辺では鹿が悠然と道路を歩くこともあり、のんびりとした空気も人気の観光地です。

街と同じように、食べ物や料理も長い歴史を持つものが多く存在します。

そんな奈良のおすすめご当地グルメをご紹介!

庶民的な伝統料理から定番の名物グルメ、古都らしい和スイーツまで、奈良の食の魅力に触れてみませんか?

この記事では、京都でぜひ食べたいおいしいご飯をご紹介します。お食事だけではなく、スイーツ情報もお届けしますので、京都を訪れる方はぜひチェックしてください。

奈良のグルメ:伝統料理

奈良のグルメ:伝統料理

深い歴史を持つ奈良は独自の伝統料理も豊富。

お土産として定番のものや家庭でも作れるシンプルなものなど、さまざまなシーンで味わうことができます。

奈良漬

奈良漬とは塩漬けにした野菜を酒粕に漬け、何度も酒粕を入れ替えながらべっこう色になるまで漬ける漬物です。

漬ける期間はお店によって違いますが一般的な漬物より長く、なんと5年以上漬けることも。

使われる野菜は白ウリ、きゅうり、なす、だいこん、ショウガ、スイカなどのほかに、にんじん、たけのこ、しいたけ、梅、メロンなどじつにさまざまです。

日本酒の香りとお米の旨みが染みた奈良漬のあじわいは格別で、かつては貴族階級しか食べられない高級品でした。

奈良漬にしいたけやにんじんを和えた「奈良和え」も伝統的な家庭料理です。

柿なます

にんじんとだいこんの紅白なますに柿を加えた柿なます。

奈良のおせち料理の定番にもなっている酢の物です。

柚子の皮を入れることもあり、柚子のさわやかな香りと柿の甘さが楽しめるシンプルながら奥深い一品です。

茶粥

水の代わりにほうじ茶や番茶で炊いた茶粥は、地元の人から「おかいさん」とも呼ばれ親しまれている庶民料理です。

お茶の香りと味わいの茶粥は疲れた体に染みわたり、体を内側から温めてくれます。

お米のほかにさつまいもかぼちゃ、栗、豆類などを入れて食べごたえを出した茶粥もあり、夕食として食べてもじゅうぶんに満足できます。

ふるさと納税で「奈良 グルメ」を探す

奈良のグルメ:名物料理

奈良のグルメ:名物料理

観光客にも人気の定番グルメやB級グルメなど、懐の広さを感じさせる奈良の名物グルメ。

現地でしか味わえないものもあれば、お取り寄せで人気のものもあり、楽しみ方は人それぞれです。

柿の葉寿司

柿の葉寿司は塩サバのお寿司を柿の葉で包んだ押し寿司です。

もともとは冷蔵庫のない時代でも海の幸を味わうために工夫された保存食でした。

今日ではサバ以外にもさまざまな魚が使われており、柿の葉を開くときのワクワク感も柿の葉寿司の魅力のひとつです。

鮎寿司

吉野川の清流で育った鮎はその香りから香魚とも呼ばれ、お寿司にして食べると格別のおいしさ。

切り身ではなく、開いた鮎を一匹まるまる乗せた姿寿司はインパクトがあり、見た目でも楽しむことができます。

飛鳥鍋

飛鳥鍋は鶏肉と野菜を牛乳とダシで煮る鍋料理です。

飛鳥時代に皇居で乳牛飼育が始まり、鶏肉と牛乳を鍋にして食べるようになったというのが飛鳥鍋の名前の由来とされています。

牛乳のコクとあっさりした鶏肉がよくマッチして体も温まる逸品です。

しし鍋

イノシシ肉を使ったしし鍋は、海のない奈良県ならではの山の幸を使った鍋料理。

イノシシのクセを消すために生姜や山椒、ネギ、菊菜などの香味野菜と薬味をふんだんに使い、味噌で仕立てたものです。

臭みもなくおいしく食べられ、奈良に着いたら飛鳥鍋にするかしし鍋にするか…と迷ってしまいそうです。

天理ラーメン

天理ラーメンは奈良県天理市のラーメン店が元祖のご当地ラーメン。

作り方は店にもよりますが、豚骨からダシをとった醤油ベースのスープにニンニクと豆板醤または唐辛子を入れ、白菜をたっぷり乗せるのが一般的です。

コクと辛みのあるスープに甘い白菜の組み合わせが絶妙で、ラーメン好きの方にとくにおすすめしたいB級グルメです。

三輪そうめん

ツルっとしたのどごしとコシのある食感のそうめん。

奈良県桜井市三輪は冬の厳しい寒さと日照時間の長さがそうめん作りに適していて、古くからそうめんが作られています。

そうめんの歴史をたどると三輪そうめんに行きつくといわれるほど歴史が長く、江戸時代に書かれた「日本山海名物図会(にほんさんかいめいびつずえ)」では「大和国の三輪そうめんは名物であり、他のどのそうめんよりも優れている」と絶賛されています。

にゅうめん

そうめんを温かいダシでいただく、にゅうめんも奈良の名物です。

漢字で書くと「煮麺」となり、それがだんだんなまって「にゅうめん」になったのだとか。

夏はそうめん、冬はにゅうめんと季節を問わず三輪そうめんを味わうことができます。

ふるさと納税で「奈良 グルメ」を探す

奈良のグルメ:お肉

奈良のグルメ:お肉

海の幸はない奈良ですが、その分お肉には県をあげて熱心に取り組んでいます。

お腹のすいている方、がっつり食べたい方は参考にしてみてください。

大和牛

奈良県が誇るブランド牛・大和牛(やまとうし)。

大和高原や宇陀山地で育ち、柔らかい肉質と口溶けの良いサシが特徴の黒毛和牛です。

鎌倉時代の「国牛十図」にも大和牛が載っており、良牛10選の一つに挙げられています。

大和牛の中でも肥育期間やオレイン酸含有率などのさらに厳しい基準をクリアしたものは奈良県プレミアムセレクトに認証されているので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

大和肉鶏

大和肉鶏(やまとにくどり)は奈良県で誕生した地鶏です。

戦前に人気を博した「大和かしわ(大和の鶏肉)」の味を復活させるために試行錯誤を重ね、1982年に大和肉鶏が生まれました。

しっかりとした旨みがあって肉締まりと脂肪もちょうどいい肉質が特徴です。

シンプルな焼き鳥でも、かしわのすき焼きにしても大和肉鶏のおいしさを堪能できます。

ふるさと納税で「奈良 グルメ」を探す

奈良のグルメ:スイーツ

奈良のグルメ:スイーツ

古都らしく、スイーツも和のものが揃っています。

素材の使い方や盛りつけにこだわった斬新なメニューを提供しているお店もあり、今までにはない和スイーツに出会えるかもしれません。

かき氷

氷をふわふわにしたりフルーツを添えたりと、味にも見た目にも凝っているものが増えているかき氷。

奈良と氷の歴史は古く、710年に都が平城京に移されたのと同時に氷室神社が「氷神」を祀り、以後約70年にわたって天皇に氷を献上していました。

奈良市にある氷室神社は現在でも献氷祭を行っていて、商売繁盛を祈願して毎年全国から製氷業者が集まるほどだとか。

かき氷が食べられるお店を紹介している無料ガイドブック「奈良かき氷ガイド」には51店舗(2024年版)が掲載されていて、氷室神社と各店舗で配布されているので、食べ比べもはかどります。

くずもち

プルプルの舌触りでとくに夏に好まれて食べられるくずもち。

植物の葛(くず)の根にふくまれるデンプンを冬の地下水のみで精製した葛粉を「吉野本葛(よしのほんくず)」と言い、高値で取引されています。

葛粉はくずもち以外にもくず切りやくずまんじゅうにも使われ、くずプリンやくずパフェなど新たなくずスイーツも続々と開発されています。

わらびもち

もっちりとした食感にきな粉と黒蜜のマリアージュがたまらないわらびもち。

奈良はわらびもちの原料となる蕨(わらび)の名産地であったことから、砂糖がなかった時代からわらびもちは甘味として親しまれてきました。

わらびもちを作る蕨粉は蕨の根から採れますがこれは現在でも希少で、手頃な価格のわらびもちはタピオカや葛などを使っていることがほとんどです。

蕨から取れるデンプンだけで作った「本蕨粉(ほんわらびこ)」を使っているお店を見かけたらぜひ味わってみましょう。

ふるさと納税で「奈良 グルメ」を探す

まとめ

伝統料理や名物料理、お肉、スイーツなど、奈良のご当地グルメを紹介しました。

奈良を訪れて現地で味わうもよし、お取り寄せしてご家庭で楽しむもよし。

奈良のグルメをお腹いっぱい味わってみてはいかがでしょうか。

ふるさと納税で「奈良 グルメ」を探す

神戸の街は、その多様なグルメで知られますが、港町としての歴史が色濃く反映された食文化は訪れる人々を魅了し続けています。この記事では、そんな神戸名物グルメ14選を、ランチからディナー、軽食やスイーツまで幅広くご紹介します。
この記事では、名古屋のご飯ものから喫茶店メニューまで、全制覇したくなる名物グルメをご紹介します。