【びわの食べ方】皮むきのコツ・びわを使ったレシピ・選び方・正しい保存方法などのおいしい食べ方まとめ!

【びわの食べ方】皮むきのコツ・びわを使ったレシピ・選び方・正しい保存方法などのおいしい食べ方まとめ!

ほんのりとした甘さとみずみずしい果肉が魅力のびわ。

あなたはびわのおいしい食べ方をいくつ知っているでしょうか。

今回は、びわの皮のむき方から冷やして食べる方法、びわを使った料理レシピ、良いびわの見分け方、正しい保存方法など、びわをおいしく食べる方法について詳しく紹介します。

今までとは違う方法でびわを堪能してみませんか?

びわは、初夏の訪れを感じる果物といわれていますが、本当に美味しい旬の時期がいつになるのかご存知でしょうか?また、美味しいびわの見分け方や、びわ本来の良さを味わえる食べ方についても詳しく解説していきます。

びわの食べ方は4パターン

びわの食べ方は4パターン

びわの食べ方を大きく分けると、皮をむいて・皮ごと・冷やしてまたは常温で・調理して食べるの4パターン

それぞれのおいしい食べ方のポイントを見ていきます。

皮をむいて食べる

皮をむいて食べるのは最も一般的な食べ方といえるでしょう。

手で適当にむいてもいいのですが、包丁を使うときれいにむくことができます

皮のむき方①十字の切り目を入れる

  1. びわのお尻(ヘタの反対側)に包丁で十字の切り目を浅く入れる
  2. 切り目からヘタに向かって皮をむく

皮のむき方②半分に切る

  1. びわのヘタかお尻を手前にして置く
  2. 中心の種に当たるまで包丁で縦半分に切り目を入れる
  3. びわを回転させながら切り目を一周させる
  4. 切り目から半分に割り、スプーンで種を取り除く
  5. お尻部分からヘタに向かって皮をむく

皮ごと食べる

皮は薄いため、皮ごと食べることもできます。

びわの皮には、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンや、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸といった栄養素がふくまれています。

  • β-カロテンの働き:皮膚や粘膜、角膜の健康を維持する
  • クロロゲン酸の働き:老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を取り除き、酸化を抑える

クロロゲン酸は苦みのある物質なので、皮ごと食べると苦みが強くなります。

苦みが苦手な場合は皮をむいて食べるとよいでしょう。

ちなみに、びわは果実一つずつに袋をかける袋掛けを行い、無農薬で育てられることも多いです。

袋のおかげで汚れがつかず、無農薬栽培なら当然農薬もつかないため、洗わずに食べられます。

もし洗う場合はゴシゴシせず、流水でサッとすすぐ程度にしましょう。

びわの種は注意が必要

びわの種にはシアン化合物という天然の有害物質がふくまれています。

とくにシアン化合物の一種であるアミグダリンは「ガンに効果がある」という触れ込みでSNSなどで紹介されたこともありますが、効果はないと臨床医学の見地から否定されています。

アミグダリンを摂取するとめまいや頭痛・嘔吐などの症状を引き起こす可能性があるとして、びわの種や種を加工した食品に注意するよう、農林水産省が呼びかけています。

冷やしてor常温で食べる

びわは冷蔵保存に向かないため、常温で保存して常温のまま食べることが多いフルーツ。

常温で食べるとびわの風味がしっかり感じられる一方、冷やすとびわの控えめな味わいと相まって口の中がサッパリとする心地よさが楽しめます

びわを冷やして食べるときのコツ

食べる2~3時間ほど前に冷蔵庫に入れておき、すぐに食べましょう

びわは低温や冷たい風に弱く、冷蔵庫に長く入れておくと風味が落ちてしまいます。

冷やして食べる場合でも冷蔵庫に入れるのは2~3時間と最低限にするのがおいしく食べるコツです。

調理して食べる

びわの保存期間は常温で2~3日と短く、たくさん手に入ったときなどは短期間で消費しなくてはいけません。

調理して食べると生で食べるよりも大量消費が簡単で、いろいろな味わい方が楽しめるうえ、調理法によっては長期保存も可能に。

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びわの食べ方の幅が広がるレシピ

びわの食べ方の幅が広がるレシピ

あっさりとした風味のびわは他の食材と組み合わせやすく、意外な万能食材です。

びわのコンポート

びわ本来の風味が堪能できるコンポートです。

そのまま食べてもおいしいですし、ヨーグルトにかけたりケーキの材料にしたりと、いろいろなアレンジができるのも嬉しいところ。

材料

  • びわ…6個
  • 水…150cc
  • 白ワイン…30cc
  • 砂糖…大さじ3
  • はちみつ…小さじ1
  • レモン汁…小さじ1

作り方

  1. びわが縦半分になるように切り目を入れて半分に割る
  2. スプーンで種を取り除いて皮をむき、変色防止のためにすぐに塩水(分量外)につける
  3. びわを洗ってレモン汁以外の材料を鍋に入れ、中火にかける
  4. 沸騰したら弱火にして10分ほど煮る
  5. 火を止めたらレモン汁を加えて軽く混ぜ、粗熱を取る
  6. 容器に移してフタをし、冷蔵庫で冷やして完成

びわのジャム

上白糖の代わりにグラニュー糖を使うと、びわの甘さをそのまま感じられる味わいに

今回はびわの風味を活かすために砂糖を控えめにしていますが、砂糖の分量を増やすほど保存期間はさらに長くなります。

材料

  • びわ…150g(種と皮を除いた重さ)
  • グラニュー糖…50g
  • レモン汁…大さじ1

作り方

  1. びわは縦半分に切り目を入れて半分に割り、スプーンで種を取る
  2. 皮をむいてさらに縦半分に切る
  3. すべてのびわの種と皮を取ったら、びわ全体の重さを量る
  4. 鍋にびわと砂糖を入れ、アクを取りつつ、ときどき混ぜながら中火で約30分煮る
  5. 弱火で好みの硬さになるまで煮詰める
  6. 火を止めてレモン汁を加え、混ぜる
  7. 煮沸消毒したビンに入れて完成

びわドレッシング

びわをまるごと使ったみずみずしいドレッシングです。

サラダはもちろん、肉料理のソースにもぴったり

材料

  • びわ…3個
  • オリーブオイル…小さじ2
  • 白ワインビネガー…小さじ1
  • 塩・こしょう…少々
  • レモン汁…少々

作り方

  1. びわは縦半分に切り目を入れて半分に割り、スプーンで種を取って皮をむく
  2. 材料すべてをフードプロセッサーにかけて完成

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おいしいびわの選び方

おいしいびわの選び方

おいしいびわを選ぶポイント

  • 全体がオレンジ色に色づいて色が濃い
  • ふっくらしていて角ばっていない
  • 形が左右対称
  • 産毛が密生している
  • ヘタの軸が太くしっかりしている

おいしいびわを見分けるためにはまず全体を見て、実全体がしっかりと色づいているか、丸みを帯びているかを確認します。

そして表面の産毛がみっしりと生えているもの、軸が太いもの、と細かいところを順に見ていきましょう。

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びわの保存方法

びわの保存方法

びわは冷蔵保存すると風味が落ちてしまうため、常温か冷凍での保存になります。

常温保存

  1. びわを一個ずつキッチンペーパーで包む
  2. びわ同士が重ならないよう容器に入れる
  3. 直射日光の当たらず風通しの良い冷暗所で保存する

保存期間は約3日

びわを入れる容器はタッパー容器でもいいですし、びわが入っていた箱でもかまいません。

もともと日持ちせず追熟もしないフルーツなので、できるだけ早く食べるのがおすすめです。

冷凍保存

  1. 一個ずつキッチンペーパーで包む
  2. びわ同士が重ならないよう容器に入れ、フタをして冷凍庫に入れる

保存期間は約1ヶ月

冷凍保存するとシャクっとした食感はなくなってしまいますが、代わりにトロリとしたジャムのような食感に変わります。

解凍方法

  1. 冷凍庫と容器から取り出す
  2. 常温で自然解凍させる

解凍しきらない内に食べると、シャリシャリとした天然のびわシャーベットに。

完全に解凍するとトロっとした柔らかい食感になり、食感の違いを楽しむこともできます。

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まとめ

びわの皮のむき方やびわのレシピ、良いびわの見分け方、保存方法など、びわのおいしい食べ方にまつわるポイントを紹介しました。

びわをもっとおいしく食べたいと思ったときに、参考にしてみてはいかがでしょうか

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