パスタの茹で方で節約!たっぷりのお湯や塩は不要?レンジや一人暮らしの場合についても解説

パスタの茹で方で節約!たっぷりのお湯や塩は不要?レンジや一人暮らしの場合についても解説

コクのあるトマトソースとからめたり、うまみが溶け込んだスープパスタにしたりと、茹でたパスタの美味しいレシピは多くあります。

しかし、いざ作ろうとするとお湯の量がもったいないと考えたり、大きな鍋がなかったりして手が止まっていませんか?

今回ご紹介するのは、節約できて一人暮らしでも手軽にできるパスタの茹で方です。

たっぷりのお湯や塩が必要なく、パスタの茹で時間を短縮できる調理法もありますので、水道代やガス代の節約に役立ちます。

また、一人前のパスタを作る場合や電子レンジでの調理方法についても解説しますので、ぜひ参考になさってください。

スパゲッティとは違うパスタを見かけたときに、どのように調理したらよいか困ったことはありませんか?かわいい形や珍しいパスタなど、「使い慣れていないパスタは食べ方がわからない」という人も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではさまざまな種類のパスタとおいしい食べ方を紹介します。

パスタを茹でるのにたっぷりのお湯や塩は不要

パスタを茹でるのにたっぷりのお湯や塩は不要

パスタを茹でるのに、たっぷりのお湯や塩は不要です。

塩を入れるかどうかは目的によって変わってきますが、コシを出すためであれば塩を入れる必要はほとんどありません。

それでは、詳しくその理由について解説していきます。

たっぷりのお湯がなくても美味しく茹でられる

たっぷりのお湯や大きな鍋がなくても「蒸しパスタ」なら美味しく茹でられます。

そもそもお湯を大量に使用する理由は、パスタ同士がくっつかないようにゆとりを持たせるためです。

一般的なレシピ(100グラムに対して1リットルのお湯)の半分の湯量でそのまま作ってしまうと、水気をきる時にパスタが鍋底にくっついたり、溶け出したデンプンでべっとりしてしまったりして美味しく茹で上がりません。

しかし今回ご紹介する「蒸しパスタ」なら、少ない湯量でももっちりとした美味しいパスタを味わえます。

家庭で作るなら塩を入れなくてもよい

ご家庭で作るなら、塩を入れなくてよい場合があります。

そもそも塩を入れる理由は主に以下の2点です。

  1. 1. ソースとのなじみを良くするため
  2. 2. コシを出すため

1のソースとのなじみを良くするためであれば、塩を入れても問題ありません。

しかし2のコシを出すための場合、一般的なレシピの塩の分量(1リットルあたり5〜10グラム)では、はっきりとした硬さの違いは確認できなかったという研究結果も。(参照元:「村上恵,ゆで水に添加する食塩の濃度がスパゲティの硬さに及ぼす影響,日本家政学会誌 2015年 VoL 66 No.3」

また、こちらの研究では2%以上の塩分の添加(1リットルあたり20グラム以上)で硬くなる傾向を確認していますが、そうするとかなり塩辛いパスタになります。

プロの料理人が作る場合はソースの塩分で調節できますが、ご家庭で作る場合は難易度が高いためおすすめできません。

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水道代・ガス代を節約するパスタの茹で方

水道代・ガス代を節約するパスタの茹で方

水道代・ガス代を節約するパスタの茹で方をご紹介します。

パスタを茹でる時にたっぷりのお湯が必要ない「蒸しパスタ」や、茹で時間を短縮できる「余熱パスタ」をご存じでしょうか?

災害時にも役立つ方法として警視庁警備部災害対策課の公式Twitterアカウントでも紹介されているので、ぜひ参考になさってください。

蒸しパスタで水道代を節約する

蒸しパスタで水道代を節約する

水道代が節約できる蒸しパスタの作り方をご紹介します。

蒸しパスタの魅力は、高級パスタのようなもっちりとした食感です。

湯量が少ないので沸騰までの時間も短縮でき、塩を入れなくてもソースとなじみやすいというメリットもあります。

【用意するもの】

  • フライパン
  • ふた
  • パスタ(スパゲッティ):100グラム
  • 水:400ミリリットル

手順1:パスタを2つに折って、フライパンに入れる

フライパンにおさまるよう、パスタを半分に折ります。

一気に折ると飛び散る恐れがあるため、分けて折るのがおすすめです。

手順2:ふたをして、商品袋に書かれている茹で時間を基準に調理する

ふたをして、商品袋に記載されている茹で時間(沸騰してから5分茹でるなど)の通りに調理しましょう。

茹で終わってからソースと一緒に煮込む場合は、1分ほど茹で時間を短くするなどして調整します。

手順3:途中でお湯が少なくなってきた場合は、追加する

茹で上がる前にお湯がなくなってきた場合は、追加してください。

手順4:ちょうど良い水分量になったら、味付けする

作ろうとしている料理にちょうど良い水分量になったら、ソースをからめて完成です。

茹で汁を使用する場合は、水分を少し多めに残しておきましょう。

ガス代を節約!茹で時間短縮方法

ガス代を節約!茹で時間短縮方法

ガス代を節約するパスタの茹で方をご紹介します。

余熱を利用する「余熱パスタ」で茹で時間を短縮しましょう。

【用意するもの】

  • フライパン
  • ふた
  • パスタ(スパゲッティ):100グラム
  • 水:400ミリリットル

手順1:フライパンに水を入れて沸騰させる

フライパンに水を入れて沸騰するまで待ちましょう。

手順2:2つに折ったパスタをフライパンに入れる

フライパンにおさまるように、パスタを2つに折りましょう。

一気に折ると飛び散る恐れがあるため、分けて折るのがおすすめです。

パスタを入れたら、再度沸騰するまで待ちます。

手順3:再沸騰後、ふたをして火を止める

再沸騰後、ふたをして火を止めましょう。

余熱で火を通していきます。

手順4:商品袋に書いてある茹で時間+2分ほど放置する

商品袋に記載されている茹で時間+2分ほど放置します。

グラム数を増やす場合は、放置時間も長めにとりましょう。

お好みの茹で加減になれば、お湯を切って完成です。

茹でた後にソースと一緒に煮込む場合は、少し芯が残る程度で湯切りしましょう。

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一人暮らしでパスタを茹でる場合

一人暮らしでパスタを茹でる場合

一人暮らしでパスタを茹でる場合の分量や、茹で時間の目安についてご紹介します。

はかりがなくても分量がわかる方法や、調理方法ごとの茹で時間についてもまとめました。

ぜひ参考になさってください。

一人前のパスタの分量は?

パスタ一人前の分量の目安は、以下の通りです。

<パスタ一人前の分量>

  • 男性の場合:150〜200グラム
  • 女性の場合:100グラム
  • 一束の直径:2.3センチ

分量の目安は、市販のスパゲッティ一人前の分量を参考にしています。

はかりがない場合は、100円硬貨の直径がおよそ2.3センチなので参考になさってください。

また、日本のペットボトルキャップは直径2.8センチ前後のものが一般的です。(参照元:キリンホールディングス株式会社お客様相談室「ペットボトルのキャップの大きさは、どれも同じなのですか?」

こちらのキャップサイズだとペットボトルの口径は約2センチなので、大きめのペットボトルにパスタを保存すると取り出すだけでおよそ一人分の量がわかります。

一人前としてはやや少なめですが、少食な方やダイエット中の方にはちょうど良いでしょう。

茹で時間の目安

一人前のパスタの茹で時間の目安は基本的には商品袋に書かれている時間ですが、以下のように作るレシピや好みによっても変わってきます。

アルデンテ(硬めの茹で加減)にする場合:1分ほど早くお湯を切る

茹でてから調理する場合:1分ほど早くお湯を切る

冷製パスタの場合:1分ほど長く茹でる

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電子レンジを使ったパスタの茹で方

電子レンジを使ったパスタの茹で方

電子レンジを使ったパスタの茹で方をご紹介します。

一人暮らしを始めたばかりで鍋がなかったり、コンロの数が足りなかったりする場合にもおすすめです。

【用意するもの】

  • フライパン
  • 深めの耐熱容器
  • パスタ(スパゲッティ):100グラム
  • 水:400ミリリットル

手順1:深めの耐熱容器に、パスタを2つに折って入れる

吹きこぼれないように深めの耐熱容器を用意し、パスタを半分に折って入れましょう。

ソースとのなじみをよくしたい場合は、塩をひとつまみ加えます。

容器の高さが足りずお湯が吹きこぼれると、電子レンジの中が水浸しになってしまうので注意してください。

手順2:ラップをせずに電子レンジにかける

ラップはせずに、そのまま電子レンジにかけましょう。

加熱時間は商品袋に記載されている茹で時間+3分が目安です。

取り出す時は、容器がかなり熱くなっているので気をつけてください。

湯切りをして、ソースをからめて完成です。

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