目次
かぼちゃを切るとき、いつも同じ切り方をしていませんか?
煮物やサラダ、揚げ物などの料理に合わせたかぼちゃの切り方は、3つのメリットをもたらします。
切り方を覚えて、いつものかぼちゃをより美味しく料理しましょう。
また、この記事では、かぼちゃを料理に合わせて切るメリットや丸ごと楽に切れる裏技、どんな料理にも対応できる切り方を8パターンご紹介します。
切り方1つで家庭料理のクオリティがぐっと上がるので、ぜひ参考になさってください。
かぼちゃを料理に合わせて切るメリット
かぼちゃを料理に合わせて切ると、以下の3つのメリットがあります。
- 1.均一に火が通る
- 2.SNS映えする
- 3.食べやすくなる
メリットについてよく知ることで、料理のモチベーションがアップしたり、他のレシピにも活かせたりするので詳しくチェックしていきましょう。
均一に火が通る
レシピに合わせた切り方をすると、食材に均一に火が通ります。
例えば調理時間の短い炒め物の場合は薄切りに、長く煮込む場合は角切りにするのがベストです。
もし、炒め物でかぼちゃを4センチの角切りにしてしまうと、他の野菜に早く火が通って焦がしてしまう可能性があります。
均一に火を通すことでそれぞれの食材をより美味しく味わえるので、レシピに合わせた切り方は重要です。
SNS映えする
かぼちゃの切り方を合わせると、見栄えも良くなります。
最近はSNSで料理をメインに写真をあげるデリスタグラムも人気です。
かぼちゃは彩りも良いので、切り方を変えるとよりSNS映えします。
いつもの食材の切り方を変えて、おしゃれなデリスタグラマー気分を楽しみましょう。
食べやすくなる
料理にあった切り方をすると食べやすくなります。
例えば薄切りのかぼちゃで煮物を作るとドロドロに溶けてしまいますが、厚く切れば食べやすい上に美味しく味わえます。
食べやすくなると子供やお年寄りにも優しい料理になるので、切り方をマスターしておいて損はありません。
かぼちゃの切り方8選
料理ごとのかぼちゃの切り方を、8パターンご紹介します。
かぼちゃを丸ごと切ろうとして、手が痛くなったことはありませんか?
この切り方をマスターすれば、丸ごと切る時も力いらずで切ることができ、どんなかぼちゃ料理にも安心して挑めます。
かぼちゃだけではなく他の食材にも応用できる切り方なので、この機会にマスターしましょう。
【丸ごと切る】力いらずで切れる裏技あり
丸ごとのかぼちゃを切る時、硬くて手を切りそうになったり痛めてしまったりしませんか?
ここでは力いらずで丸ごとかぼちゃを半分に切る裏技をご紹介します。
一度覚えれば簡単に切れるようになるので、ぜひ参考になさってください。
手順1:切り込みを入れ、ヘタをとる
包丁の刃先でヘタの周りに切り込みを入れ、取り除きます。
上下ともにヘタを取りましょう。
手順2:かぼちゃの縦線に沿って切り込みを入れる
切りたい場所の側面に、縦線に沿って切り込みを入れましょう。
かぼちゃを回しながら切ると、やりやすくなります。
手順3:中心から垂直に包丁を入れ、切り込みに沿って切る
ヘタを取り除いた中心に、垂直に包丁を入れます。
垂直に差し込むことが、最大のポイントです。
後は入れておいた切り込みに沿って切ると、力を入れず切ることができます。
手順4:反対側も同じように切る
反対側も同じように包丁を入れて、かぼちゃを2等分にします。
これで簡単に丸ごと切り分けることができました。
さらに小分けに切る場合は、種とわたを取り除いてから切りましょう。
【角切り】煮物に
かぼちゃの煮物に最適な切り方をご紹介します。
ちょっとしたポイントで煮くずれしにくくなるので、試してみてください。
手順1:種とわたをとり、切り口を下にして皮の硬そうな部分をそぎ取る
かぼちゃを1/4に切り分け、切り口を下にして皮の硬そうな部分をそぎ取ります。
包丁を皮と平行にして入れましょう。
手順2:かぼちゃを4センチ角に切り、面取りする
かぼちゃを4センチの角切りにして、切り口の角に包丁をそわせて2ミリ端の皮をそぎましょう。
このように面取りすることがポイントです。
面取りすることで煮くずれしにくく、見た目も味もよくなります。
【飾り切り】お食い初め用に
お食い初めの煮物には、亀の甲羅模様の飾り切りをしましょう。
亀は長寿を連想させる生き物です。
赤ちゃんの長生きを祈って作りましょう。
手順1:角切りにしたかぼちゃの角を切り落とし六角形を作る
2の手順で角切りにしたかぼちゃの角を切り落とし、六角形を作ります。
形が整ったら、切り口の角に包丁をそわせて2ミリ端の皮をそいで面取りしましょう。
手順2:包丁のあごで縦に1筋、横に2筋の線を入れる
包丁のあご(刃の持ち手側の直角部分)を使い、縦に1筋、横に2筋、亀の甲羅をイメージして線を入れましょう。
この時、あまり深く切り込みを入れないように注意します。
これで甲羅の飾り切りの完成です。
【薄切り・スライス】天ぷらや炒め物に
天ぷらや炒め物など火を特に通したい時は、薄切りがおすすめです。
切りづらい時の、裏技も紹介しますのでご参考になさってください。
手順1:種とわたをとり、切り口を下にして縦に5ミリの薄切りにする
切り口を下にして薄切りにします。
切りづらい場合は切りやすい大きさに等分してから薄切りにしたり、ラップに包みレンジで加熱したりしてから薄切りにしましょう。
加熱時間は、1/4個の場合600wで2分程度が目安です。
手順2:薄切りにしたかぼちゃを半分に切る
そのままでも問題ありませんが、さらにかぼちゃを半分に切ってあげると子供も食べやすいでしょう。
【ペースト】コロッケの具に
かぼちゃコロッケを作る時はペーストにしましょう。
なめらかなペーストを作るためのポイントも紹介するので、ぜひ試してください。
手順1:種とわたをとり、切り口を下にしてつぶしやすい大きさに切る
切り口を下にして、つぶしやすい大きさに切り分けましょう。
手順2:皮をむいてレンジにかける
皮をむいたら、耐熱容器に入れて大さじ1程度の水を加え、ふんわりラップをします。
1/4個の場合、600wで6分程度レンジにかけます。
皮付きでも美味しくいただけますが、なめらかな食感にしたい場合は取り除きましょう。
手順3:かぼちゃをフォークでつぶす
竹串がスッと通るくらい柔らかくなったら、フォークでつぶしましょう。
すぐにつぶすと火傷してしまうので、粗熱が取れてからつぶします。
お好みに合わせて粗さを調節し、熱いうちに味付けをしましょう。
【千切り・細切り】かき揚げやきんぴらに
かぼちゃは角切りや薄切りが一般的ですが、千切りにするとかき揚げやきんぴらなどにもよく合います。
細く切ってよく火が通ると一味違うかぼちゃになるので、少し気分を変えたい時におすすめです。
手順:薄切りにしたかぼちゃを、3ミリの細さに切る
4の手順で薄切りにしたかぼちゃを、3ミリの細切りにしましょう。
1枚ずつ切っても問題ありませんが、2枚重ねるとスピーディーに切れます。
【いちょう切り】汁物の具に
汁物の具にするなら、いちょう切りがおすすめです。
みそ汁にかぼちゃのいちょう切りを入れると、一気に彩りがよくなり見栄えがします。
手順:角切りにしたかぼちゃを、5ミリ幅で端から薄切りにする
2の手順で角切りにしたら、5ミリ幅で端から薄切りにしましょう。
揚げ物にもぴったりのサイズです。
【さいの目切り】サラダやスープに
スープの具材をさいの目切りでそろえると、形が均等になり火も通りやすくなります。
味のしみ込みも良くなり美味しくなるので、ぜひ試してみてください。
手順:薄切りにしたかぼちゃを1センチ角に切る
4の手順で薄切りにしたら、1センチ角に切り分けてサイコロ状に切ります。
ミネストローネなどのスープはもちろん、サラダにも合う切り方です。
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