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寒い季節になると、無性に食べたくなるカニ鍋。
いざ作るとなると何を入れたらいいのか悩む方や、カニだけではボリュームが足りないと思う方も多いと思います。
この記事では、カニ鍋に合うおすすめの具材を、定番や味付け別に紹介します。
最後のシメまで楽しみたい方へおすすめのメニューも紹介しているので、具材を選ぶ際の参考にしてください。
カニ鍋に入れたい定番具材6選
鍋物に合う食材のなかでも、特にカニ鍋に合う定番の具材を紹介します。
白菜
鍋の定番野菜といえば白菜。
白菜は味にクセがないので、カニ鍋の風味を壊しません。
鍋に使う場合はざく切りやそぎ切りにすると、火の通りが早く、だしの味も染み込みやすくなります。
長ねぎ
長ねぎはじっくり加熱すると甘みが出て、トロッとした柔らかい口当たりになります。
魚介の臭みを消してくれる効果があるので、カニ鍋におすすめしたい具材です。
豆腐
カニ鍋に豆腐を入れるなら、煮崩れしにくい木綿豆腐や焼き豆腐がおすすめです。
うまみたっぷりのだしが豆腐に染み込んで、優しい味わいが楽しめます。
きのこ類
風味が良く、うまみたっぷりのきのこも、鍋物には欠かせない定番の具材です。
数種類のきのこを入れるとうまみが重なり合い、さらにおいしくなります。
えのきたけやぶなしめじは、香りが控えめで主張し過ぎない味なので、カニ鍋にぴったりの具です。
春菊
春菊は独特な香りと苦味があり、単調な味に変化をつける効果があります。
味にアクセントを加えつつ、カニの風味を壊さないよう、入れる量は少なめにしましょう。
加熱し過ぎると苦味が強くなり色も悪くなるので、サッと火を通す程度にするのがおすすめです。
にんじん
鮮やかな色のにんじんは、地味な色味になりがちな鍋物に彩りを与える具材です。
飾り切りにして、見た目も楽しく飾りましょう。
カニ鍋に合うおすすめ具材5選【塩味編】
あっさりした風味のスープには、味を主張し過ぎない具材や魚介類が向いています。
塩味のカニ鍋に合うおすすめの具材を紹介します。
水菜
水菜はカニ鍋に鮮やかな緑色を加えてくれます。
味にクセがなく食べやすいので、たっぷり入れてボリュームを出すのにおすすめの野菜です。
加熱し過ぎず、シャキシャキした食感を楽しみましょう。
ホタテ
カニ鍋にホタテを入れると、塩味のスープと魚介のうまみが重なり、風味が豊かになります。
貝ヒモからもおいしいだしが出るので、ホタテを丸ごと使うのがおすすめです。
手に入らない場合は、ベビーホタテや貝柱、冷凍ホタテなどでもおいしく調理できます。
エビ
カニ鍋にエビを入れるのもおすすめです。
エビの頭や殻からもいいだしが出るので、背ワタを取って殻つきのまま丸ごと鍋に入れましょう。
背側に切り込みを入れておくと、食べる時に殻がむきやすくなります。
くずきり
くずきりは味の染みが良く煮崩れしにくいので、カニの風味が効いた塩だしをたっぷり含んでくれます。
つるりとした食感と弾力がクセになる具材です。
手羽先
手羽先は、あっさりして単調になりがちな塩味の鍋にコクを加えてくれます。
骨に沿って切り込みを入れると火の通りが良く、身が離れやすくなります。
値段が安く経済的なので、ボリュームを出したい時におすすめの具材です。
カニ鍋に合うおすすめ具材4選【しょうゆ味編】
カツオや昆布のだしが効いたスープには、うまみの強いものや、味を含みやすい具材が向いています。
しょうゆ味のカニ鍋に合うおすすめの具材を紹介します。
しらたき・糸こんにゃく
しらたきや糸こんにゃくは味が染みにくい具材なので、しっかりした味付けの方が味を含みやすくなります。
独特のえぐみやにおいがあるので、しっかりあく抜きをし、カニの風味を壊さないようにしましょう。
タラ
タラは豊富なうまみと、ふわっとした口当たりが人気の具材です。
淡白な味なので、カニ鍋の味を壊しません。
身が崩れやすい魚なので、煮込み過ぎないように注意しましょう。
鶏つくね
しょうゆ味のカニ鍋なら、鶏つくねを入れるのもおすすめです。
鶏から出るうまみとコクが、カニ鍋の風味と調和して味わい深くなります。
つくねの中に刻んだはんぺんを入れるとだしを含みやすくなり、ふわっとした食感が楽しめます。
大根
大根はあっさりとした甘さが人気の野菜です。
半月切りにしてじっくり煮込めば、カニ鍋の味が染み込んでおいしくなります。
大根をすり下ろしてみぞれ鍋にするのもおすすめです。
カニ鍋に合うおすすめ具材4選【みそ味編】
濃厚な味わいのスープには、食感がいい野菜や、脂分のある具材が向いています。
みそ味のカニ鍋に合うおすすめの具材を紹介します。
キャベツ
キャベツは白菜よりも甘みが強く、みそとの相性がいい野菜です。
歯ごたえを残したり、くったりした食感にしたり、お好みで加熱時間を調整しましょう。
もやし
シャキシャキとした食感と淡白なもやしの味が、みその味を引き立ててくれます。
安くて低カロリーなので、ボリュームを出したい時におすすめの具材です。
油揚げ・厚揚げ
油揚げや厚揚げはコクやうまみが強く、みそ味の鍋に良く合う具材です。
油抜きをすると油っぽさが和らぎ、味が染み込みやすくなります。
鶏もも肉
どんな具材とも相性がいい鶏もも肉は、カニ鍋にもおすすめの具材です。
煮ても固くなりにくくプリッとした食感があり、満足感が得られます。
カニ鍋のシメに合うおすすめ具材6選
カニや野菜のうまみが溶け込んだスープを、余すところなく味わいましょう。
カニ鍋のシメに合うおすすめの具材を紹介します。
雑炊
ご飯は水で洗い、ヌメリをとってから煮込みましょう。
ご飯にしっかり味が染み、さらっとした口当たりになります。
卵でとじたり、刻みのりやネギをちらしたり、お好みで仕上げてください。
うどん
うどんはどのスープとも相性が良く、ツルツルした喉越しで人気があります。
作り方は簡単!温めたスープにうどんを入れて煮込むだけです。
冷凍うどんなら電子レンジで解凍するだけで、別ゆでする手間もかかりません。
煮込んでものびにくいので、手軽に使える具材です。
チーズリゾット
残ったスープに洗ったご飯とピザ用チーズを入れて、お米がふっくらするまで煮込みます。
仕上げに粉チーズを振りかければ完成です。
トマト缶やトマトジュースを入れてトマトチーズリゾットにすると、酸味が加わりすっきりした味わいに仕上がります。
あんかけチャーハン
温めたスープに水溶きかたくり粉でとろみをつけて、溶き卵を入れたらあんの完成です。
お好みでごま油を加えて、チャーハンの上にたっぷりかけましょう。
冷凍チャーハンを使えば、手軽に中華風のシメが楽しめます。
ギョーザの皮
沸騰したスープの中に、皮がくっつかないようほぐしながら入れましょう。
30秒ほど煮て、皮に透明感が出たら食べ頃です。
スープを吸ったギョーザの皮はぷりぷりトロトロな食感で、おなかがいっぱいでもペロリと食べられます。
ラーメン
インスタント麺や鍋のシメ専用麺など種類も豊富にあるので、お好みで選びましょう。
生麺の場合、スープに直接麺を入れると、打ち粉が溶けてスープがドロドロになってしまいます。
カニ鍋スープの風味を台無しにしないように、生麺を使う場合は別ゆでしてください。
硬めにゆでて冷水で洗い、ヌメリをとってから入れると、おいしいラーメンに仕上がります。
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