【2021年】ふるさと納税の緊急支援品で自治体を応援!支援返礼品の背景から検索方法まで徹底解説

【2021年】ふるさと納税の緊急支援品で自治体を応援!支援返礼品の背景から検索方法まで徹底解説

ふるさと納税を通じて、新型コロナウィルスなどで打撃を受けている事業者を応援することができる「緊急支援品」があることをご存じでしょうか。

この記事ではふるさと納税の緊急支援品と支援のための検索方法・寄附方法を徹底解説します。

ふるさと納税の緊急支援品とは?

通常ふるさと納税では、地域を支援するために「寄附」をすると、各地の特産品や地場産品などの返礼品と税金控除を受けることができる制度ですが、返礼品がフードロスの削減や事業者の支援につながるものが「緊急支援品」です。

昨年2020年より緊急支援品を返礼品として送る自治体が増え、2021年も引き続き緊急支援品を継続している自治体が多くあります。

緊急支援返礼品を見る

今年のふるさと納税は緊急支援品で自治体を応援

今年のふるさと納税は緊急支援品で自治体を応援

ふるさと納税の寄附を通じて、苦しんでいる事業者さんへ支援することができます。

ここでは緊急支援品が誕生した背景について解説します。

緊急支援品の背景

緊急支援品の背景には新型コロナウィルスが大きく関係をしています。

緊急事態宣言や新型コロナウィルスが飲食時に最も感染しやすいといった報道から、外食産業は大きな打撃を受けています。

しかし、実際に新型コロナウィルスで打撃を受けているのは外食産業だけではありません。

飲食店に卸していた生産農家さんや加工業者さん、酪農や水産業者さんなど、さまざまな業界がダメージを受けています。

また、一時期のGo Toトラベルなどの政府施策もありましたが、観光業が収益源となっていた自治体も引き続き苦しい状況が続いています。

一方で、苦しんでいる事業者や自治体への支援をしたいと思っている人も多くいます。

しかし、緊急事態宣言下では旅行に行くことは控える必要があり、積極的に飲食して貢献したくても、飲食店の20時以降の利用ができず、応援したくてもできない…

そこで、ふるさと納税を通じて痛手を負っている事業者や自治体に寄附をすることで応援できる仕組み「緊急支援品」が誕生しました。

返礼品の寄附金額は3割まで

各自治体がふるさと納税の返礼品に設定できる寄附金額は調達金額の3割までと決まっています。

例えば返礼品の寄附金額を1万円にする場合、返礼品の価値はおよそ3,000円までと決まっており、それ以下の寄附金額で返礼品を掲載する自治体はふるさと納税制度の対象外リストに加わえられてしまいます。

しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で食品や観光など需要が大きく落ち込み、供給過多の状態になっています。

そのため、食料品などの価値が例年より下がっているため、緊急支援品に設定されている返礼品の寄附金額は通常より安かったり、増量されたりしています。

例年より寄附のハードルが下がっているため、今年は緊急支援品を提供している自治体を応援するのも良いかもしれません。

緊急支援品の種類

緊急支援品の種類

緊急支援品は大きく2種類あり、それぞれパターンを紹介していきます。

増量パターン

まず返礼品が増量されているパターンです。

増量パターンは例年と寄附金額が同じで返礼品が増量されているパターンです。

お肉やお米など食料品カテゴリーに多く設定されており、「+●●グラム増量」といった表現されていることがあります。

寄附金額が下がるパターン

もう一つの種類は、寄附金額が下がっているパターンです。

この寄附金額が下がるパターンは、返礼品の内容は同じで、寄附金額が安くなるパターンです。

食料品カテゴリーで設定されていることもありますが、「通常より●●円ディスカウント」と表現されているものは多くないので発見することが難しいです。

増量パターンと異なり、寄附金額が下がるパターンとして、観光チケットや宿泊券もあります。

通常の寄附では宿泊が返礼品だった場合、緊急支援品では宿泊に加え、体験が追加されたり、食事がアップグレードされていたり、などです。

緊急支援返礼品を見る

緊急支援返礼品の人気カテゴリー

緊急支援の返礼品として人気のカテゴリーを紹介します。

緊急支援だからこそ、今年はいつもと違うカテゴリーの返礼品を選択するのも良いでしょう。

お肉

お肉

お肉は元々ふるさと納税で人気のカテゴリーで、特に牛肉は、色々な地域の牛肉を食べ比べする人も多いです。

しかし、お肉は牛肉だけではありません。豚肉や、鶏肉、羊やジビエなど、ふるさと納税ではさまざまなお肉があります。

また、ハムやソーセージなどの加工品、餃子など肉まん、牛しぐれなどの加工品などさまざまあり、おすすめのカテゴリーです。

お肉本来の味はもちろんですが、お肉の加工品は地域によっても味つけが異なり、その地域に旅行している気分も味わえます。

旅行に行けない今だからこそ、あえて加工品などにも寄附し緊急支援品を試してみるのも良いでしょう。

お米

お米

毎日お米を食べるご家庭も多いので、お米もふるさと納税では人気のカテゴリーです。

お米と一言で言っても品種や無洗米・定期便などさまざまあります。

無洗米はお米をとぐ必要がないので、忙しいご家庭にはおすすめの返礼品です。

また、自治体によっては、1~3ヶ月ごとに1度小分けで配送する「定期便」を利用する自治体もあります。

お米が大量に届くと困るというご家庭には、お米の定期便は特に人気です。

観光関連

観光関連

新型コロナウィルスで甚大な被害を受けているのが各地の旅館や観光施設、観光で税収を得ている自治体です。

観光関連の返礼品を提供している自治体では情勢を鑑み、落ち着いたら宿泊券を利用できるなど利用期限を延長していたり、期限を過ぎても対応してくれるものもあります。

コロナの状況が落ち着いたら訪れたい思う旅館や施設の返礼品を選び寄附をすることで、経営が危ぶまれている事業者に支援金が届きます。

また、後日、寄附先の地域に訪れることで観光業が潤い、ふるさと納税以外の経済効果も期待ができるため、その地域の助けになるのです。

ふるさと納税の緊急支援品の検索の仕方

ふるさと納税の緊急支援品の検索の仕方

ここではふるさと納税の緊急支援品の検索の仕方を解説します。

自治体によって「緊急支援」や「特別支援」という言葉を使っており、緊急支援品の謳い方はさまざまです。

ふるなびサイト内「返礼品のキーワードから探す」と記載のある検索窓に「支援」と入力します。

検索が完了すると、緊急支援品の返礼品が出てきます。

その後「返礼品カテゴリー」からお好きなカテゴリーにチェックを入れると絞り込みが行えます。

また、寄附金額のチェックボックスも便利です。

例えば1万円の寄附をする場合、寄附金額のチェックボックスで「10,000円~19,999円」をチェックし絞り込みを行います。

その後、並び替えタブから「寄附金額が安い順」とすると1万円で寄附できる返礼品一覧を確認することができます。

キーワード検索とカテゴリー・寄附金額の絞り込み機能、並び替え機能を活用することでお好きな返礼品を選びましょう。

緊急支援返礼品を見る

ふるさと納税の緊急支援品はいつまで?

ふるさと納税の緊急支援品はいつまで?

ふるさと納税の緊急支援品には、いつまでという期限がありません。

予告なく各自治体で緊急支援を終了する可能性があるので、ふるさと納税で支援したい場合は早めに納税することをおすすめします。

今年の寄附上限金額が分からない場合は、見込み年収で寄附金額をシミュレーションして、確実に納税できそうな金額を先行して寄附しておきます。

ふるさと納税は同じ年度であれば複数回に分けて納税することが出来ます。

収入が確定できそうなタイミングで再度シミュレーションを行い、確定時に再度寄附すると良いです。

仮に1万円納税したい場合、ふるなびの寄附金額のチェックボックスを利用して「10,000円~19,999円」をチェックし絞り込み・並び替えを行うと便利です。

同様に、後日追加で1万円納税する場合は同様の手順で行うと、納税したい時に、納税したい金額だけ納税をすることができます。

緊急支援品の寄附タイミングを逃さないよう、早めに応援納税をしておきましょう。

まとめ

この記事では、ふるさと納税の緊急支援品と寄附方法について解説しました。

フードロスの削減や事業者の支援につながる緊急支援品がふるさと納税の返礼品になっている自治体に寄附することで、支援したいけど何をすれば良いか分からない人にも手軽に支援ができるためおすすめです。

緊急支援返礼品の人気カテゴリーにはお肉やお米などの食べ物のカテゴリー以外にも観光の返礼品もあります。

コロナが落ち着いたら旅行したいと思われている方には宿泊券や施設の入場チケット・体験イベントなどが返礼品にもらえる観光カテゴリーの返礼品を選ぶのも良いでしょう。

また、ふるさと納税の緊急支援品に期限はありませんので、予告なく終了してしまう場合があります。

緊急支援で自治体を応援したい場合は、早めの寄附をおすすめします。

ふるなびでは、ふるさと納税の緊急支援品の検索の仕方も検索窓に「支援」と入力するだけなので、とても簡単に検索することができます。

今年のふるさと納税は緊急支援品で自治体を応援してみてはいかがでしょうか。

緊急支援返礼品を見る