アスパラの茹で方はこれでばっちり!基本から時短方法まで徹底解説!

アスパラの茹で方はこれでばっちり!基本から時短方法まで徹底解説!

アスパラを茹でた時に、筋が残ってしまったり、火の通りにムラがあったり、失敗した経験はありませんか。

じつは、アスパラは茹で具合が意外と難しく、「ただ茹でるだけ」で美味しく食べられる野菜ではありません。

しかし、コツを押さえれば、誰でも色鮮やかで食感の良いアスパラを茹でることができるのです。

この記事では、アスパラの基本の茹で方のほか、電子レンジを活用した時短方法まで徹底解説しています。
美味しくアスパラを楽しめる保存期間も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

春~初夏に旬を迎えるアスパラは、鮮やかな緑色が食卓に彩りを添えてくれる人気の野菜。どんな料理にも合う使い勝手のいい食材ですが、「脇役」として扱われることも多く、その栄養や効能についてはあまり知られていません。今回は、アスパラに含まれる栄養素から、栄養を逃さない保存方法・食べ方まで幅広くご紹介します。

美味しく茹でるコツは下ごしらえ

美味しく茹でるコツは下ごしらえ

アスパラを美味しく茹でるコツは、下ごしらえです。
アスパラの下ごしらえを怠ると、筋が残ったり火の通りにムラができたり、失敗の原因となります。

重要なのは、アスパラの部位の特徴を理解して、下ごしらえを行うことです。

アスパラには、2つの部位があります。

  • 穂先

穂先には、ハカマといわれる三角形の細かい葉のようなものが、密集しています。
アスパラの中でも柔らかい食感で、火が通りやすいことが特徴です。

茎は、根元に行く程表面の皮が硬く、筋があります。
穂先よりも硬く歯ごたえがあり、火が通りにくいことが特徴です。

下ごしらえは、硬い茎の部分を中心に行うことがポイントとなります。

以下が、下ごしらえの手順です。

  1. 茎の根元を2cm~3cm切り落とす
  2. 茎の下を5cm程ピーラーで皮をむく

正しく下ごしらえを行うことで、均等に火が通り、食感の良いアスパラが茹で上がります。

それでは、詳しい内容を確認しましょう。

手順1|茎の根元を2cm~3cm切り落とす

茎の根元部分は、アスパラの中で最も硬い部分です。

火を通しても、筋が残り食感が悪いため、必ず切り落としましょう。

手順2|茎の下を5cm程ピーラーで皮をむく

茎の根元に近い皮は硬いため、皮をむくと口当たりが良くなります。

アスパラをまな板の上に置き、ピーラーを使って皮をむきましょう。
アスパラをまな板に置くことで、固定されて皮がむきやすくなるのです。

アスパラの表面には、三角形のハカマと呼ばれる葉のようなものがあります。
食べることができますが、食感や見栄えが気になる場合は、包丁ではがしてください。

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【基本】アスパラの茹で方

【基本】アスパラの茹で方

アスパラの基本の茹で方は、以下の2種類です。

  • 切らずに茹でる場合
  • カットして茹でる場合

料理によって使い分けることができます。

以下で、詳しい内容を確認しましょう。

切らずに茹でる場合

サラダやベーコン巻きなどにアスパラを使用する場合は、切らずに茹でるのがおすすめです。

以下が、手順となります。

  1. 鍋に水を入れる
  2. 沸騰した鍋に小さじ2杯塩を入れる
  3. 穂先を持ち、茎の根元を鍋に入れて30秒程茹でる
  4. アスパラ全体を鍋に入れ、1分30秒~2分茹でる
  5. 茹でたアスパラを冷水に入れる

それでは、内容を確認しましょう。

手順1|鍋に水を入れる

アスパラ全体が入る大きさの鍋を使用してください。

もし鍋がない場合は、フライパンで代用することができます。

手順2|沸騰した鍋に小さじ2杯の塩を入れる

塩は下味を付ける役割のほか、アスパラを色鮮やかにする役割があります。

塩を入れる際に重要なのは、タイミングです。

沸騰前に塩を入れてしまうと、お湯の温度が上がりにくくなります。
必ず十分に沸騰させてから、塩を入れましょう。

手順3|穂先を持ち、茎の根元を鍋に入れて30秒程茹でる

火が通りにくい茎の根元から茹でることが、ポイントです。
先に茎を茹でることで、火が均等に入ります。

茹でる際は1本ずつではなく、4〜5本持って茹でて構いません。

鍋や湯気などで火傷しないよう、注意しましょう。

手順4|アスパラ全体を鍋に入れ、1分30秒~2分茹でる

穂先を沸騰したお湯に入れる際は、そっとお湯に入れてください。
勢いよく入れると、お湯が跳ねて火傷の原因になるので、注意しましょう。

茹で時間は、アスパラの太さによって加減してください。

以下が、茹で時間の目安です。

  • 茎が細いアスパラ:1分30秒程
  • 茎が太いアスパラ:2分程

火の通りを確認する際は、竹串を茎に刺しましょう。
竹串がスッと通れば、火が通っています。

手順5|茹でたアスパラを冷水に入れる

冷水に入れることで、余熱でアスパラの色や食感が悪くなるのを防ぎます。

冷めたら水を切り、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取りましょう。

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カットして茹でる場合

お浸しや和え物、サラダにアスパラを使用するなら、カットして茹でると良いでしょう。

以下が、手順となります。

  • アスパラを3~5cmにカットする
  • 鍋に水を入れ、沸騰したら小さじ2杯の塩を入れる
  • 先に茎を沸騰したお湯に入れて30秒程茹でる
  • 穂先を入れ、1分30秒程茹でる
  • 茹で上がったアスパラを冷水に入れる

それでは、詳しく内容を確認しましょう。

手順1|アスパラを3~5cmにカットする

アスパラを短くカットすると、茹でた際に火が通り過ぎてしまいます。
シャキッとしたアスパラ特有の食感を活かすため、3~5cmに切りましょう。

カット後は、穂先と茎を分けて置いておくと、この後の工程がスムーズになります。

手順2|鍋に水を入れ、沸騰したら小さじ2杯の塩を入れる

カットしたアスパラを茹でるので、片手鍋など小さな鍋がおすすめです。

塩は下味を付ける役割のほか、アスパラを色鮮やかにする役割があります。

塩を入れる際に重要なのは、タイミングです。

沸騰前に塩を入れてしまうと、お湯の温度が上がりにくくなります。
必ず十分に沸騰させてから、塩を入れましょう。

手順3|先に茎を沸騰したお湯に入れて30秒程茹でる

手順1でカットしたアスパラの茎の部分のみ、鍋へ入れます。

茎の中心にしっかり火を通すためには、先に茎を茹でることが重要です。
太めの茎の場合は、茹で時間を少し長めに取ってください。

手順4|穂先を入れ、1分30秒程茹でる

柔らかい穂先は、短い茹で時間でも十分に火が通ります。
茎と同じタイミングで茹で始めると、柔らかく茹で上がり、食感が損なわれるので注意してください。

1分30秒程経ったら、竹串を茎に刺して火の通りを確認しましょう。

手順5|茹で上がったアスパラを冷水に入れる

冷水に入れることで、余熱でアスパラの色や食感が悪くなるのを防ぎます。

冷めたら水を切り、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取りましょう。

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【時短】電子レンジでもアスパラは茹でられる!

【時短】電子レンジでもアスパラは茹でられる!

コツを押さえれば、電子レンジでも美味しくアスパラを茹でることができます。
調理時間も短いので、時短に繋がる調理方法です。

以下の手順を確認しましょう。

  1. アスパラを水で濡らす
  2. 耐熱皿の上に、アスパラを重ねずに並べる
  3. アスパラ全体に軽く塩を振る
  4. ラップは密閉せず、上からふんわりとかける
  5. 500Wで1分~1分30秒加熱する
  6. 必要に応じて10秒ずつ時間を増やし、加熱してください。

水に濡らすことによって、アスパラの水分が蒸発するのを防ぎます。
みずみずしい仕上がりにするために、アスパラを必ず水に濡らしてから加熱しましょう。

加熱後は、ラップの中に蒸気がこもっています。
ラップを外す際は、蒸気で火傷をする恐れがあるので、注意してください。

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茹でたアスパラの保存期間は?

茹でたアスパラの保存期間は?

茹でたアスパラは、冷蔵・冷凍それぞれ保存ができます。

保存期間は、以下の通りです。

  • 冷蔵保存|2~3日
  • 冷凍保存|1か月

それでは、詳しい保存方法を確認しましょう。

冷蔵保存|2~3日

すぐに食べる場合は、冷蔵保存がおすすめです。

保存方法の手順を、確認しましょう。

  1. キッチンペーパーで、しっかりと水分を取る
  2. ジッパー付きの保存袋に入れて、冷蔵庫へ保存する

アスパラに水分が残っていると、腐敗の原因となります。
食中毒を起こす恐れがあるので、必ず水分を拭き取りましょう。

冷凍保存|1か月

冷凍保存は、作り置きにおすすめの保存方法です。

以下で、手順を確認しましょう。

  1. キッチンペーパーでしっかり水分を取る
  2. ジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍庫へ保存する

水分が残ったまま冷凍すると、アスパラに霜が付きます。
色や味が損なわれる原因となるので、注意が必要です。
保存前に水分をしっかり取り、霜対策をしましょう。

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まとめ

アスパラは、下ごしらえと茹で方のコツを押さえるだけで、美味しく茹で上がります。

今回ご紹介した基本の茹で方や、電子レンジを活用した茹で方を試して、美味しいアスパラを堪能してください。

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