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チョコレートは、子供から大人まで大人気の定番のおやつです。
近年、チョコレートは嗜好品としてだけではなく、健康や美容にも効果を期待できると、注目されています。
この記事では、チョコレートが持つ効果・効能や、効果を活かすチョコレートの選び方、また食べ方をご紹介。
さらに、チョコレートの注意点についても解説しています。
健康や美容にもメリット大!チョコレートの効果・効能
チョコレートに含まれている成分が健康や美容にもたらす作用について、ここ数年、大手菓子メーカーや医療機関などでも着目され、盛んに研究が進んでいます。
チョコレートの期待できる効果は、以下の5つです。
- 健康サポート
- ダイエット
- 肌悩み改善
- 便通改善
- ストレス軽減
チョコレートを食べると、具体的にはどんなメリットがあるのか、みてみましょう。
健康サポート
チョコレートの主原料であるカカオ豆には、カカオポリフェノールがたくさん含まれています。
カカオポリフェノールは、優れた抗酸化作用(体をサビさせない作用)があるため、動脈硬化や高血圧など、生活習慣病の予防に有効です。
また抗酸化作用により、花粉症などのアレルギー症状を緩和したり、脳卒中や心臓病のリスクを軽減するなど、さまざまな健康効果が期待されています。
さらにチョコレートに含まれるテオブロミンという成分には、毛細血管を拡げ血流を良くする働きがあり、健康や疲労回復に役立ちます。
ダイエット
ダイエットに有効といわれているのは、チョコレートに含まれているリグニン(食物繊維)と、カカオプロテイン(タンパク質)という成分の働きによるものです。
どちらの成分も、消化されにくく大腸まで届くという特徴があります。
腸内の環境を整え老廃物の排出をスムーズにするため、むくみ対策に有効です。
また、カカオポリフェノールを摂取すると基礎代謝が高まるため、エネルギーが消費されやすくなります。
チョコレートを食べることで老廃物を押し流し、さらに基礎代謝を高めるため、ダイエットに向いているといえます。
また、カカオ豆には、血糖値が上がりにくく脂肪の蓄積を抑える作用も。
そのため、チョコレートを食べるとダイエットの成功により近づけるでしょう。
肌悩み改善
シミ・シワ・たるみなど、肌悩みの原因は活性酸素です。
20歳を境に増え始め、お肌にさまざまなダメージを与える活性酸素。
カカオ豆に含まれるポリフェノールの抗酸化作用は、増えすぎた活性酸素を除去する働きがあります。
そのため、お肌のトラブル改善を期待できます。
また、チョコレートには必須ミネラルである亜鉛も含まれており、亜鉛には新陳代謝を促進させる働きがあるため、美肌を目指す方にはメリットが大きい栄養素です。
便通改善
チョコレートはリグニン(食物繊維)が多量に含まれている食べ物です。
食物繊維は消化されにくいため、腸の動きをサポートしてくれ便通を改善するのに役立ちます。
さらに、チョコレートに含まれているカカオプロテイン(タンパク質)も便通改善に有効です。
カカオプロテインには食物繊維と同様に、消化されにくい特徴があるため、善玉菌の栄養となり腸内環境を整えてくれます。
健康や美容を目指す方、また日頃から便秘気味の方には、心強い味方となってくれるでしょう。
ストレス軽減
チョコレートは、精神を安定させリラックスさせる効果が期待できるといわれています。
これは、主原料であるカカオ豆に含まれているポリフェノールとテオブロミンという成分の働きによるものです。
カカオポリフェノールが持つ高い抗酸化作用は、精神の安定を促します。
さらにテオブロミンには自律神経を整える働きがあります。
ちなみに、テオブロミンを含んでいる食品は少なく、カカオはその数少ない食品のひとつです。
チョコレートを食べると、心を落ち着かせストレスを軽減させる効果が期待できます。
効果を活かすチョコレートの選び方
チョコレートは、健康や美容だけではなく心にも良い影響を与えるなど、メリットが大きい食べ物。
でも、どのチョコレートでも効果が得られるというわけではありません。
チョコレートの効果を活かすためには、主原料であるカカオ豆の割合が多いものを選ぶことが大切。
一般的なチョコレートのカカオ豆の割合は、30%〜40%です。
それに対し、効果を得るためのカカオ豆の割合は70%以上で「ハイカカオチョコレート」と呼ばれています。
健康や美容への効果を期待する場合は、ハイカカオチョコレートを選びましょう。
最近では、カカオの含有量「70%」「86%」「99%」のチョコレートも。
カカオ豆の割合が多いほど効果を期待できますが、より苦味も感じられビターな味わいになります。
ビターな味に慣れないうちは、カカオ豆の含有量を少しずつ増やし、お好みのチョコレートを見つけるのもおすすめです。
チョコレートの効果的な食べ方
チョコレートの効果を活かすには、食べ方にも大切なポイントがあります。
- 毎日食べる
- 1日数回に分けて食べる
- 1日に食べる量は1日20g~25g
カカオポリフェノールには、1日中体内にとどめておくことができないという特徴があります。
カカオポリフェノールは、食べてから30分ほどで効果を発揮しますが、反面、効果は約2〜3時間でなくなるといわれています。
そのため、チョコレートの効果を活かすには、毎日継続して食べること、また1日数回に分けて食べることが大切です。
1日に食べる量の目安は20g〜25gほど。
板チョコ1枚が5gの場合は、4〜5枚を1日のうちに小分けにして食べるといいでしょう。
チョコレートの3つの注意点
チョコレートは、さまざまな健康や美容効果が期待できます。
ただ、効果を活かすためには以下の3つの注意点を守りましょう。
- 食べ過ぎに注意
- 妊娠中の方は控えめに
- カカオの含有量を確認しよう
食べ過ぎに注意
ハイカカオチョコレートは、一般的なチョコレートよりも脂質を多く含んでいます。
また、カカオの含有量が多いほど脂質も多い傾向にあります。
そのため、摂取カロリーも高くなりがち。
いくら体に良くても、ハイカカオチョコレートの食べ過ぎは体重増加や肥満の原因になるため気をつけましょう。
妊娠中の方は控えめに
チョコレートにはカフェインも含まれており、通常のチョコレートよりハイカカオチョコレートの方が、カフェインの含有量も多いです。
カフェインの摂り過ぎは、胎児の発育不良につながる可能性があります。
カフェインはコーヒーや緑茶にも含まれているため、1日に摂取するカフェインの量に気をつけ、妊娠中はチョコレートの量を控えめにしたほうがいいでしょう。
カカオの含有量を確認しよう
健康や美容への効果を期待されているのは、カカオ豆の割合が70%以上のハイカカオチョコレートです。
ホワイトチョコレートやミルクチョコレートなど、カカオ豆の含有量が少ないチョコレートでは恩恵を受けることができません。
そのうえ一般的なチョコレートは、ハイカカオチョコレートよりも糖質が多いため、食べ過ぎると肥満や生活習慣病のリスクにつながります。
商品のパッケージを確認し、カカオの含有量が多いものを選びましょう。
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