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じゃがいもは長期間保存ができ、カレーやシチューなど日常的に使える用途の多い野菜です。
ポトフやおでんでも、じゃがいもは人気の具材です。
この記事では、じゃがいもが主役になるレシピを7つ紹介しています。
他の料理を引き立てる役や、かさ増しに使われがちなじゃがいもですが、メイン食材としても大活躍するのです。
ぜひ、この記事を参考に、じゃがいも本来の味わいを楽しんでみてください。
じゃがいもの人気レシピ①肉じゃが
じゃがいもの料理といえば、肉じゃがを一番に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
家庭の味として人気がある肉じゃがには、ほくほくとした男爵系統の品種を選ぶのがおすすめです。
材料
- 牛肉(小間切れ) 200g
- じゃがいも 3個
- にんじん 1本
- 玉ねぎ 1個
- サラダ油 大さじ1
- 水 300ml
- (A)
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ2
作り方
- じゃがいもとにんじんは乱切りに、玉ねぎはくし切り、牛肉は一口大に切る。
- 鍋に油を入れ、牛肉の色が変わるまで炒める。
- 2.に玉ねぎ、人参、じゃがいもの順に加え、炒め合わせる。
- 水を加え火にかけ、アクが出たら取り除く。
- Aの調味料を加え、具材が崩れないよう優しくかき混ぜる。
- 落とし蓋をして弱火にし、沸騰している状態のまま約10分煮る。
- じゃがいもにすっと箸が通るのを確認し、蓋を外す。
- 具材に煮汁を絡めながら、さらに数分煮詰めて汁気を飛ばす。
牛肉を使えば、濃厚で味わい深い仕上がりに、豚肉を使えば、あっさりとした肉じゃがを味わえます。
最後に、ゆでたキヌサヤやインゲンを飾っても、彩りよく仕上がります。
じゃがいもの人気レシピ②ポテトサラダ
ポテトサラダは、お弁当のおかずや箸休めに大活躍する料理です。
じゃがいもは、味が濃厚なインカのめざめや、グランドペチカなどを選ぶとよいでしょう。
ほくほくに仕上がる男爵もおすすめです。
材料
- じゃがいも 4個
- 玉ねぎ 1/4個
- にんじん 1/4本
- きゅうり 1/2本
- ハム 3枚
- マヨネーズ 大さじ4
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
- じゃがいもはよく洗い、ひたひたの水の中に入れて茹でる。
- 箸が通るくらいに、じゃがいもが柔らかくなったら鍋から出し、皮をむく。
- 木べらやマッシャーを使ってじゃがいもを荒くつぶし、粗熱をとる。
- 玉ねぎ・きゅうり・にんじんを薄切りにし、塩を振ってもむ。
- 4.をしばらく置き、水気が出てきたらしっかり絞る。
- ハムを短冊切りにする。
- じゃがいもの粗熱が取れたら、5と6をいれ、マヨネーズであえる。
- 塩とこしょうで味を整える。
野菜は塩もみと水切りをしっかり行うと、仕上がりの水っぽさを抑えられます。
じゃがいもが熱いときにマヨネーズを加えると、分離してしまうので注意が必要です。
じゃがいもの人気レシピ③フライドポテト
おやつや、おつまみにも人気のフライドポテトは、家で簡単に作れます。
フライドポテトには、でんぷん質の多いこがね丸や北海こがねといった品種がおすすめです。
入手が難しい場合は、同じ系統の男爵を使っても、外はカリッと中はほくほくのフライドポテトが楽しめます。
材料
- じゃがいも 2個
- 薄力粉 大さじ2
- 揚げ油 適量
- 塩 適量
作り方
- じゃがいもは棒状に切り、水にさらす。
- 白い水が出てこなくなるまで、じゃがいもを洗う。
- じゃがいもをザルに上げ、よく水気を切る。
- ビニール袋に片栗粉と3を入れ、よくからめる。
- 170度に熱した油に4.を入れ、香ばしい焼き色がつくまで揚げる。
- 揚げたてに塩をからめて完成。
じゃがいもを水にさらしてから洗うのは、じゃがいものデンプン質を洗い流して、表面をカリッとさせるためです。
じゃがいもは皮付きのままフライドポテトにしても、風味が出て美味しく仕上がります。
じゃがいもの人気レシピ④コロッケ
少し手間のかかるコロッケですが、手作りには格別な美味しさがあります。
しっかりと炒めた玉ねぎの甘味と、ひき肉の旨味を、じゃがいもが逃さないよう包んでくれます。
いもはほくほくした男爵がおすすめです。
材料
- じゃがいも 4個
- 玉ねぎ 1個
- 合いびき肉 150g
- (A)
・塩 ひとつまみ
・砂糖 ふたつまみ
・こしょう 適量 - 薄力粉 大さじ3
- 溶き卵 1個分
- パン粉 適量
- 油 適量
作り方
- じゃがいもは、皮をむき、一口大に切る。
- 鍋に小さじ1杯の塩を入れ、じゃがいもを茹でる。
- 箸が簡単に刺さるようになったらザルにあげ、熱いうちにじゃがいもをつぶす。
- 玉ねぎをみじん切りにし、フライパンでバターと共に炒める。
- 玉ねぎの色が変わってきたら、合いびき肉を加え、Aの調味料で味付けする。
- 牛肉の色が変わったら、火を止め冷ましておく。
- つぶしたじゃがいもと、冷ました6.を混ぜたら、コロッケのタネが完成。
- タネを小判型に整形する。
- 表面に小麦粉をつけ、とき卵を絡めてからパン粉を全体にまぶす。
- 170度に熱した油の中に9.を入れ、香ばしく焼き色がつくまで3分ほど揚げる。
衣をつける前にタネをしっかり冷ましておくと、揚げるときに割れるのを防げます。
好みで、タネにミックスベジタブルを加えても、華やかに仕上がります。
じゃがいもの人気レシピ⑤ジャーマンポテト
ベーコンの旨味をじゃがいもが吸ったジャーマンポテトも、じゃがいもの人気レシピの1つです。
ベーコンをウインナーに変えても美味しく食べられます。
炒める料理には、煮崩れしにくいメークインなどの品種がおすすめです。
材料
- じゃかいも 3個
- 玉ねぎ 1/2個
- ブロックベーコン 100g
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 適量
- 粗挽きこしょう 適量
- 粒マスタード お好みで適量
作り方
- じゃがいもをよく洗い、皮付きのまま茹でる。
- じゃがいもが柔らかくなったら、鍋から取り出し、粗熱をとる。
- じゃがいもは乱切り、玉ねぎはくし切り、ベーコンは1cmの拍子木切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、潰したニンニクを炒めて香りをたたせる。
- 3.にじゃがいも、玉ねぎ、ベーコンを加える。玉ねぎがしんなりして、じゃがいもに軽く焦げ目がつくまで炒める。
- ベーコンの油が全体にからんだら、塩と粗挽きこしょうを振り、味を整える。
- 器に盛り、好みで粒マスタードを添える。
じゃがいもは皮付きのまま調理した方が見た目も風味も楽しめます。
お好みで、ベーコンをソーセージに変えても美味しいです。
じゃがいもの人気レシピ⑥じゃがいもの甘辛煮
じゃがいもの甘辛煮は、じゃがいもを調味料で煮詰めるだけの簡単な料理です。
みずみずしく、皮の薄い新じゃがで皮をむかずに作ると、より美味しくできあがります。
材料
- じゃがいも 3個(300g)
- 水 100ml
- (A)
・砂糖 大さじ1
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ2 - 油 適量
作り方
- じゃがいもをよく洗い、大きなものは一口大に切る。
- 鍋に油を熱し、じゃがいもを入れ、軽く焼き色がつくまで炒める。
- Aを箸で混ぜ合わせて、鍋に加える。
- 鍋に、じゃがいもが浸るくらいに水を加えて、中火にかけ柔らかくなるまで煮る。
- とろみがつき、煮汁が少なくなったら完成。
新じゃがは、小ぶりの方が皮の風味が強く、じゃがいもの味を楽しめます。
じゃがいもの人気レシピ⑦チーズ入りいももち
やわらかな食感で、おやつにもおすすめな、いももちのレシピです。
マッシュ料理は、ほくほくとした男爵などの品種が向いています。
材料
- じゃがいも 3個
- 片栗粉 大さじ3
- 塩 小さじ1/4
- ピザ用チーズ 80g
- 油 適量
作り方
- じゃがいもは、皮をむき、小さく切って、耐熱容器に入れる。
- 1.の容器にラップをかけ500Wの電子レンジで5分間加熱する。
- じゃがいもが熱いうちに、塊がなくなるまでマッシャーでつぶす。
- 3.に塩と片栗粉を入れ、なめらかになるまで混ぜる。
- 4.の生地にチーズを混ぜ込んでから、均等に分けて小判型に丸める。
- 油をひいたフライパンに5を並べ、片面ずつ焦げ目がつくまで焼く。
チーズを使うと、あっさりしたじゃがいもが満足感のあるいももちに仕上がります。
チーズの濃厚な風味と、やわらかなじゃがいもの食感が楽しめる一品です。
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