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子供から大人まで安定した人気を誇るカレー。
いつものカレーもおいしいけど新鮮さがほしい、余った野菜を有効活用できれば……と感じたことはないでしょうか?
今回はカレーに合うおすすめ野菜として、定番のものから意外なものまで幅広く紹介します。
野菜の切り方や煮込む前に炒める際の順番なども解説。
いろいろな野菜をつかって多種多様なカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
カレーに合う野菜|定番から変わり種まで13選
カレーに入れるとおいしい野菜はたくさんあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
玉ねぎ
ビーフカレー、チキンカレー、シーフードカレーなどどんなカレーにもマッチするのが玉ねぎ。
じっくり炒めて飴色になった玉ねぎは甘みが凝縮されて、カレーの味わいに深みが出ます。
じゃがいも
ホクホクのじゃがいもにカレーがしみると格別のおいしさに。
味だけでなく、じゃがいもにふくまれるデンプンがとろみを加えることもあって、カレーっぽさを出すのに欠かせない野菜です。
にんじん
にんじんの鮮やかな色とほんのりとした甘さは食欲を引き立ててくれます。
型を使って星や花の形にくり抜くと見た目にもかわいいカレーのできあがり。
トマト
夏野菜の代表格のトマトを入れると、さわやかな酸味が出ます。
トマトジュースやケチャップはカレーの隠し味として定番ということもあり、なじみのある味に近づくでしょう。
ナス
ナスも夏野菜カレーに入れたい野菜のひとつ。
煮込むとホロホロと溶けるのでたくさん食べられます。
ズッキーニ
6月~8月にかけて旬を迎えるズッキーニも夏野菜カレーによく合います。
素揚げにしてシャクっとした食感を楽しんだり、ほかの野菜と一緒に煮込んでトロトロにしたりと、調理方法しだいで食感の違いを出すこともできます。
ほうれん草
ビタミンとミネラルを豊富にふくむ栄養たっぷりのほうれん草。
ほうれん草を使った深い緑色のカレーはインドでは定番で、日本でも見かけることが増えてきました。
大根
あっさりした味わいの大根も意外とカレーにマッチします。
カレーの旨みがしみしみになった大根は絶品。
白菜
冬野菜の代表格の白菜は煮込むとダシが出てきて、カレーをよりおいしくしてくれます。
加熱すると水分がたくさん出てくるので、いつもより水を少なめに入れるか野菜の水分だけで作る無水カレーにするとよいでしょう。
かぼちゃ
甘いかぼちゃを使えば、なめらかな口あたりのカレーのできあがり。
甘口カレーと合わせたらお子様でも安心して食べられます。
セロリ
独特な香りを持つセロリは、カレーに清涼感のある香りとエスニックの雰囲気をプラス。
薄く切ってよく煮ればほとんど形は残らないので、セロリっぽさをあまり感じずに食べることができます。
カブ
淡白なあじわいのカブはあっさりめのカレーによく合います。
春野菜なので春の季節感を出したいときにぴったり。
さつまいも
さつまいもの甘さと皮の紫色がアクセントになって食が進みます。
いつものカレーに加えてもよし、じゃがいもの代わりにさつまいもを入れてもよし、の野菜です。
野菜の切り方は好みや目的に合わせる
野菜にはいろいろな切り方があります。
切り方をそろえて見た目の統一感を出してもよいですが、野菜ごとに切り方を変えても問題ありません。
乱切り
乱切りは不揃いな形にする切り方です。
野菜に対して45度の角度で包丁を入れて切ったら、野菜を回転させてまた45度で切ることを繰り返していきます。
乱切りにすると表面積が大きくなり、火の通りが良くなる・味が染みやすくなるなどのメリットがあります。
半月切り・いちょう切り
半月の形に切るのが半月切り、いちょうの葉のような形に切るのがいちょう切り。
半月切りは野菜を縦に半分にしてから横方向に包丁を入れていきます。
縦に半分に切ってからさらに縦にしてから横方向に切っていくといちょう切りになります。
どちらもまな板に対して平行な面ができるため安定感があり、包丁に不慣れな初心者でも切りやすいことが特徴です。
みじん切り・小さい角切り
みじん切りは1~5mm程度の大きさに小さく切る切り方で、角切りは1~数cm程のサイコロ状に四角く切るものです。
小さく切ることで野菜の繊維を断ち切り、なめらかな口当たりにすることができます。
また、よく煮込むと野菜が溶けて形がなくなるので、野菜が苦手なお子様や具の溶けたカレーが好きな方におすすめの切り方です。
野菜を入れる順番は火の通りにくいものから
カレーに入れる野菜は肉と同じように、炒めてから煮るとよりおいしくなります。
煮込む前に炒めておくと野菜の表面が油でコーティングされ、内部の水分が出てきたり煮崩れしたりするのを防ぎます。
まずは肉を炒めて表面に焼き色が付いたらいったん取り出し、肉の旨みが移った油を使って野菜を炒めます。
にんじんや大根などの火の通りにくい根菜と玉ねぎを炒め、それから火がすぐに通るほうれん草といった葉物野菜と崩れやすいじゃがいもを加えてください。
ナスは油をよく吸うという特徴があるため、肉のすぐ後に炒めて旨みを吸わせてもおいしくなります。
飴色玉ねぎを作る場合は根菜より先に玉ねぎだけを炒めましょう。
煮崩れしやすい野菜は素揚げかソテーにすると見た目がきれい
煮崩れしやすいナスやかぼちゃ、じゃがいもなどの野菜は素揚げかソテーにしてできあがったカレーに添えると、切った形のままで見栄えがします。
ナスとかぼちゃは素揚げ、じゃがいもはソテーにするのがおすすめです。
素揚げにする方法
- ナスはヘタを取って縦半分に切り、かぼちゃは5mm幅の薄切りにする
- 鍋に油を入れ、ナスは断面がきつね色になるまで、かぼちゃは竹串がスッと通るまで揚げる
- お皿にお米とカレーを盛り、ナスとかぼちゃを添えて完成
ソテーにする方法
- じゃがいもの皮をむいて1cmの厚さの薄切りにし、軽く水にさらしてから水気を切る
- フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、じゃがいもを入れる
- 弱めの中火でじゃがいもを動かしながら、両面に焼き色が付くまで炒める
- カレーに添える、またはカレーに入れて軽く混ぜて完成
少量なら電子レンジを使った調理が便利
1~2皿分の少量のカレーを作るときは、電子レンジを使うとガスのおよそ半分の時間で作れるうえ、とても簡単。
洗い物も少なくなりますが、量が増えるほど加熱時間も長くなるので気を付けましょう。
電子レンジで加熱する方法
- 肉と野菜を小さめに切る
- 耐熱容器に肉を広げて入れ、その上に野菜を乗せる
- 野菜がかぶるくらいの水を入れて600Wの電子レンジで約6分加熱する
- 一度取り出してルウを加え、再度約6分加熱する
- ルウが溶けるまでよく混ぜて完成
竹串やフォークを刺してみてまだ硬いようなら、さらに20秒ずつ様子を見ながら加熱してください。
野菜も肉も小さめに切っておくと中までしっかり加熱しやすくなります。
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