ふるなびスタッフ
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夏に旬を迎える夏野菜は、その豊かな味わいとみずみずしい食感が魅力です。
とくに、水分量の多さや豊富な栄養素から、暑い夏にぴったり。
そんな、暑い日の食卓に並べたい夏野菜には、どのような種類があるのでしょうか。
本記事では、代表的な夏野菜の一覧を紹介します。
夏野菜を使ったおすすめレシピについても解説しているので、夏野菜を美味しく食べたい方はぜひ参考にしてみてください。
定番の夏野菜一覧
夏の食卓を彩る夏野菜には、さまざまな種類があります。
夏野菜として比較的知名度の高い定番の野菜を見ていきましょう。
トマト
トマトは栄養価の高い野菜として知られています。
トマトの特徴的な赤色は、赤い色素成分であるリコピンによるものです。
リコピンには、がんや老化を予防する作用が含まれています。
ほかにも、疲労回復効果のあるクエン酸や、便秘改善に役立つペクチンなども含まれており、日々の健康には欠かせない夏野菜です。
茄子
茄子は初夏から秋にかけて旬を迎える野菜です。
夏の茄子はみずみずしさがあるのに対して、9月頃に収穫される秋茄子は種の数が少なく実が引き締まっています。
栄養素は、カリウムやポリフェノールが多く含まれているのが特徴的です。
カリウムは高血圧の予防に効果があり、ポリフェノールは抗酸化作用による美容効果を期待できます。
ほかにも、腸内環境を整える食物繊維も豊富に含まれているので、日々の生活にぜひ取り入れたい夏野菜の一つです。
きゅうり
シャキシャキとした食感が魅力のきゅうりは、全体の9割以上が水分でできているため、体力が落ちやすい夏に最適な野菜です。
生で食べるだけでなく、和えたり漬けたりと、さまざまな調理法で楽しめます。
夏場の食卓にさっぱりとした料理を並べたい場合は、きゅうりを活用してみてください。
ゴーヤ
ゴーヤは6〜9月に旬を迎える野菜で、独特の苦味を持つのが特徴です。
疲労回復や美容効果の期待できるビタミンCが多く含まれています。
また、苦味のもととなるモモルデシンには、食欲を増進させる働きがあるため、夏バテの予防に効果的です。
沖縄の郷土料理であるゴーヤーチャンプルーが定番ですが、ほかにも肉詰めやサラダなど、さまざまなバリエーションの料理を楽しめます。
ピーマン
ほんのりとした苦味が料理のアクセントとなるピーマンは、夏に旬を迎える野菜です。
栄養素には、高血圧や心筋梗塞の予防に効果的なピラジンが含まれています。
さらに、美肌効果のあるビタミンCも含まれているため、紫外線の強い夏場との相性とも抜群です。
紫外線の気になる夏場は、ぜひピーマンを積極的に使って料理してみてください。
珍しい夏野菜は？
夏野菜には日本で馴染みの薄い種類のものも存在しています。
珍しい夏野菜は、その見た目も味わいもユニークです。珍しい夏野菜の特徴について確認していきましょう。
アーティチョーク
アーティチョークは蕾を食用とする野菜です。
徳島県や長崎県、九州が主な産地として知られていますが、生産量は高くありません。
日本ではあまり馴染み深くありませんが、西洋では多くの品種が作られ、広く流通しています。
また、特徴的な見た目から、食用だけでなく観賞用としての人気も高いのが特徴です。
ルバーブ
ルバーブはパリッとした食感と、酸味のある味わいが特徴の野菜です。
葉の部分は有毒物質であるシュウ酸カルシウムが含まれているため、茎の部分のみを食用とします。
酸味が強いことから、甘味料や甘い果物と合わせて食べるのが一般的です。
日本では長野県や北海道が主な産地とされています。
ビーツ
カブのような見た目をしたビーツは、赤く染まった鮮やかな色味が特徴の野菜です。
ロシアの代表的なスープ料理であるボルシチに使われる野菜としても知られています。
流通量は少ないですが、日本でも北海道や茨城県などで栽培された国産のビーツを購入可能です。
生のままサラダにしたり、茹でて煮込み料理にしたりと、さまざまな方法で楽しめるでしょう。
旬の夏野菜を食べるメリットは？
旬の夏野菜を食べるメリットは、ほかの季節に食べるのと比較して栄養価が高い点にあります。
とくに、紫外線から日焼けを防ぐ効果のあるビタミンCが多く含まれている野菜が多いため、日差しの強くなる夏場との相性は抜群です。
また、旬の野菜はその時期に最もおいしい状態で収穫されるため、豊かな風味を楽しめます。
夏野菜はみずみずしい野菜が多いので、サラダにすることで、夏バテ予防になるでしょう。
さらに、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。
旬の野菜は生産量が多いため、価格も比較的安く手に入れられます。
夏野菜を使ったおすすめレシピ3選
夏野菜を使ったおすすめのレシピを3つ紹介します。
どのレシピもあっさりとして食べやすいのが特徴です。ぜひ夏の献立のレパートリーに加えてみてください。
ラタトゥイユ
ラタトゥイユは、夏野菜を煮込んで作るフランスの郷土料理です。
トマトの風味と野菜の甘みが病みつきになるでしょう。
彩豊かな野菜を使うため、華やかな見た目も楽しめます。
材料 ※2人分
- 茄子：1本
- ズッキーニ：1本
- 玉ねぎ：1/2個
- 赤パプリカ：1/2個
- 黄パプリカ：1/2個
- 薄切りハーフベーコン：6枚
- すりおろしニンニク：小さじ1/2
- トマトソース：200g
- 塩こしょう：少々
- オリーブオイル：大さじ1
作り方
- ベーコンを1cm幅に切り、ベーコン以外の具材は同じ1cm幅で角切りにする
- オリーブオイルをひいた鍋にすりおろしニンニクを入れて炒める
- 香りが出てきたら中火にして玉ねぎとベーコンを炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたら残りの具材も入れて炒める
- 全体に油が回ってきたら、トマトソースを入れて強火にする
- ふつふつとしてきたら弱火にして20分程度煮込む
- 具材に火が通ったら、塩こしょうで味つけして火を消す
- 器に盛り付けたら完成
キーマカレー
夏野菜をふんだんに使ったキーマカレーです。
野菜の甘みとさっぱりした味わいが特徴で、ヘルシーに味わえます。
野菜を細かく切ることで、子どもでも食べやすいでしょう。
材料 ※2人分
- 合いびき肉：100g
- しょうが：5g
- ニンニク：1/2片
- 玉ねぎ：50g
- 茄子：30g
- ズッキーニ：30g
- 赤パプリカ：30g
- トマト（中）：1個
- 水：1カップ
- カレールー：30g
- サラダ油：大さじ1/2
- 塩：少々
- こしょう：少々
- 雑穀ごはん：適量
作り方
- しょうが、ニンニク、玉ねぎをみじん切りにする
- 茄子、ズッキーニ、赤パプリカを1cm角に切る
- トマトを湯むきして1cm角に切る
- サラダ油を入れたフライパンにしょうがとニンニクを加えて弱火にかける
- 香りが出てきたら合いびき肉を追加して炒める
- 合いびき肉の色が変わったら玉ねぎを追加して炒める
- 玉ねぎが飴色になったら、茄子、ズッキーニ、赤パプリカを追加して炒め合わせる
- トマトを半量加えてサッと炒め合わ合わせたら、1カップの水を入れる
- ふつふつと煮たってきたら弱火にして再度6分程度煮る
- カレールーを入れて汁気が少なくなるまで煮込む
- 残りのトマトを入れて軽く煮たら塩、こしょうで味をつける
- 器に雑穀ごはんと作成したルーを盛り付けたら完成
ゴーヤチャンプル
夏野菜のゴーヤを使った自宅でも簡単にできるゴーヤチャンプルです。
トマトを加えることでさっぱりとした仕上がりになります。
苦味がクセになる大人の味をぜひ楽しんでください。
材料 ※2人分
- ゴーヤ：1本
- 木綿豆腐：1/2丁
- 豚コマ肉：200g
- 溶き卵：2個
- トマト（小）：1個
- 白だし：大さじ2
- 塩：小さじ1
- ごま油：大さじ1
作り方
- ゴーヤを縦半分に切り、種とワタ部分をスプーンを取り除く
- 種とワタを取ったゴーヤを5ミリ幅に切り、塩揉みして10分程度放置したら水気を切っておく
- ごま油で熱したフライパンに一口サイズにちぎった木綿豆腐を入れて2分程度炒める
- 炒まったら別皿に移しておく
- フライパンに豚コマ肉を入れて全体に火が通す
- 火が通ったらゴーヤを入れて、2分程度炒める
- 炒めておいた豆腐をフライパンに戻し、白だしを入れて混ぜ合わせる
- 溶き卵を回し入れて、1分程度炒める
- トマトを追加し、さらに1分炒める
- 水気を飛ばしたら器に盛り付けて完成
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