ごぼう茶の効能まとめ|食物繊維などの成分も詳しく紹介!

ごぼう茶の効能まとめ|食物繊維などの成分も詳しく紹介!

ごぼう茶を飲んだことはありますか?ごぼう茶は、その名の通り、ごぼうを原料にしたお茶です。

ごぼうを皮付きのままささがきにし、天日で干し、焙煎することによって作られます。

ごぼう茶はさまざまな効能があることから、近年、健康意識の高まりを背景に注目を集めています。

この記事では、ごぼう茶に期待される効能や含まれる成分、ごぼう茶を飲むための注意点について詳しく解説します。

スーパーやコンビニでも手軽に買える「お茶」は、日本人にとってなじみ深い飲み物です。日本茶だけでも100種類以上にのぼるといわれるほど種類が豊富なお茶。この記事では、主なお茶の種類やそれぞれの味わいについて詳しくご紹介します。自分好みのお茶を選ぶ際の参考にしてみてください。

ごぼう茶の効能に関与する主な成分

ごぼう茶の効能に関与する主な成分

ごぼう茶には、イヌリンやポリフェノールなど、体によいとされるさまざまな成分が含まれています。

この章では、ごぼう茶の効能に関与する主な成分を紹介します。

イヌリンなどの食物繊維

ごぼう茶に含まれる食物繊維には、便通をよくし、腸内環境を整える効果が期待できます。

ごぼう茶にはとくに、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」であるイヌリンが豊富です。

食物繊維は、糖質の吸収を遅らせて血糖値の上昇を抑えることから、ダイエットにもよいとされています。

飲み物から毎日手軽に食物繊維を摂取できるのは、うれしいポイントです。

ポリフェノール

ごぼうにアクを感じたことがある人は多いと思います。このアクの主成分はポリフェノールです。

とくに、ごぼうの皮の部分に多く含まれています。

ごぼう茶は、皮の部分も使って作られるため、ポリフェノールをしっかりとることができます。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、体を傷つける活性酸素の影響を抑制する作用があります。これにより、老化や生活習慣病の予防効果が期待できます。

ポリフェノールは、赤ワインやコーヒー、緑茶などにも含まれますが、アルコールやカフェインも含まれます。

アルコールやカフェインは、摂りすぎると体に悪影響を及ぼします。

アルコールやカフェインフリーでポリフェノールを摂取したい場合に、ごぼう茶はおすすめです。

サポニン

ごぼう茶にはサポニンが多く含まれています。

サポニンには、血行促進、抗酸化作用、脂質吸収の抑制などの効果があります。

サポニンは、とくにごぼうの皮に多く含まれているため、ごぼうが皮ごと使われているごぼう茶は摂取に適しています。

ビタミンB群

ごぼう茶には、ビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群が含まれています。

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるうえで不可欠な栄養素であり、皮膚や粘膜の健康維持を助けるはたらきもあります。

ビタミンB2は、糖質、タンパク質、脂質の代謝に関与する「酸化還元酵素」の補酵素です。

「発育のビタミン」ともいわれ、発育促進に重要な役割を果たすだけでなく、皮膚、髪、爪などの細胞の再生にも関与しています。

ビタミンB6は、タンパク質の構成要素であるアミノ酸の代謝において、重要な役割を果たしています。

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ごぼう茶の効能・効果

ごぼう茶の効能・効果

ごぼう茶に含まれるさまざまな成分は、それぞれが健康への効能をもたらします。

この章では、ごぼう茶の代表的な5つの効果・効能について解説します。

ダイエット効果

ごぼう茶を飲むことでダイエット効果が期待できます。

これは、ごぼう茶に含まれるサポニンと食物繊維によるものです。

サポニンとは、石けんのような「界面活性作用」をもつ植物成分の総称です。

サポニンは、脂肪の蓄積を抑えたり、血中の脂質の酸化を防いだりするとされ、注目を集めています。

また、食物繊維により、食後の血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。

食物繊維の中でもイヌリンは、腸内環境を改善する効果も大きいことから、便秘やむくみの解消により、スリムな身体を手に入れる手助けをします。

無理せず健康的なダイエットを目指すなら、ごぼう茶を日常的に取り入れてみるとよいでしょう。

美肌効果

ごぼう茶には、美肌効果があります。

サポニンは、抗酸化作用や、創傷治癒を促進する作用を持っています。

抗酸化作用とは、老化の原因となる「活性酸素」を除去する作用です。

また、創傷治癒とは、肌が傷ついたときに自力で治す働きのことで、サポニンはこの働きを促進します。

肌の修復力は通常、年を取るとともに弱くなっていきます。そして、年齢を重ねるにつれて肌荒れが治りにくくなったり、シミができやすくなったりします。

ごぼうの抗酸化作用や、創傷治癒を促進する作用は強力なので、肌の修復力を高めて、老化の進行を抑える手助けをします。

また、ごぼう茶に含まれるイヌリンは、腸内の老廃物の排出を助けたり、悪玉菌の増殖を抑えたりする効果があり、血色のよい健康的な肌を保つうえでも有用です。

冷え性の改善

多くの女性の悩みである冷え性にも、ごぼう茶は効果的です。

血行が悪くなると、指先や足先などが冷えてしまいますが、ごぼう茶には血流をよくするための成分が多く含まれています。

たとえばサポニンには、血を固める血小板が、血管内で固まって詰まることを抑える作用があり、手足の先まで血液が巡りやすくなる効果があります。

また、ごぼうのポリフェノールには、毛細血管を強く丈夫にすることで、血流を促進するはたらきがあります。

さらに、ごぼう茶は血管を収縮する作用があるカフェインを含んでいません。

寒い日に体を温めるため、コーヒーや紅茶を淹れる方もいると思いますが、カフェインを摂りすぎると血管が収縮し、逆に冷えてしまうことがあります。

ごぼう茶であれば、たくさん飲んでも体が冷える心配はありません。

風邪予防

ごぼう茶に含まれるサポニンは、免疫機能をつかさどるリンパ球を活性化し、免疫力を上げることにより、ウイルスや細菌から体を守ります。これにより、風邪予防の効果が期待できます。

さらに、サポニンには、体を温め、熱を取り除き発汗を促す作用があるので、風邪の初期症状にも効果的です。

疲労回復効果

ごぼう茶には、疲労回復に有用なポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールは、体内の酸化を抑える「抗酸化作用」をもつため、疲れた体を回復する効果が期待できます。

また、体内で代謝を助けるビタミンB群も、疲労回復に効果的な栄養素です。

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ごぼう茶を飲む際の注意点

ごぼう茶を飲む際の注意点

ごぼう茶は多くの人が安心して飲める飲み物ですが、一部の人にはおすすめできない場合があります。

ここでは、ごぼう茶を飲む際の注意点を2つ紹介します。

アレルギーがないか確認

ごぼうはキク科なので、キク科アレルギーの人にはおすすめできません。

キク科の食べ物を食べて、鼻水、鼻づまり、くしゃみの症状が出たり、喉がイガイガしたりしたことがある人は、ごぼう茶を飲むことを避けましょう。

飲みすぎには注意

ごぼう茶は薬ではないので、基本的には一日の摂取量の制限はありません。

しかし、どんなに健康にいい飲み物や食べ物でも、過剰摂取は避けるべきです。

例えば、ごぼう茶に含まれる食物繊維の過剰摂取により、下痢などを起こす場合もあります。飲みすぎには注意してください。

妊娠中や授乳中に飲んでも大丈夫?

ごぼう茶にはカフェインが含まれていないので、妊娠中や授乳中の女性でも安心して飲めますが、気になる人はかかりつけの医師に相談のうえ飲みましょう。

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まとめ

ごぼう茶には食物繊維やビタミンB群、ポリフェノール、サポニンなどの栄養素や機能性成分が含まれています。

ダイエット効果や美肌効果など、女性にうれしい効能・効果も期待できる飲み物です。

市販品も多く手軽に飲めるため、日々の生活にごぼう茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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