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シャキッとした歯応えが魅力の「水菜」。
生食や鍋物など用途が広く、味にクセがないうえ季節を問わず手に入りやすい人気の食材です。
一方で、日持ちしにくい難点があり、少しでも長く新鮮な状態で保存できないかと悩む方は多いのではないでしょうか。
本記事では、水菜のシャキシャキ感をキープしたまま保存できる方法や、美味しい水菜を選ぶポイントを解説します。
また、しなびた水菜を復活させる裏ワザもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
水菜の上手な保存は水分がカギ!

水菜の保存で最も重要なのは「水分の維持」です。
乾燥すると劣化が進みやすいので、できるだけ水分を逃がさないように工夫して保存すれば、長持ちさせることが可能です。
水分を保ち、新鮮な状態を継続させるために、新聞紙やジップロックを上手に使って乾燥を防ぎましょう。
また、水菜を寝かせた状態で保存すると、傷みが早まります。
これは、水菜が上に伸びようとする性質を持ち、寝かせておくことで茎が曲がって伸びてしまうためです。
そのため、水菜の保存は立てた状態を保つのがポイントです。
水菜を長持ちさせるために、適切な保存方法を知って、シャキッとした新鮮な状態を保ちましょう。
水菜の保存期間と目安
水菜の保存期間は、保存方法によって異なります。
ここでは、水菜の保存期間を方法別にご紹介します。
【冷蔵保存する場合】
株のまま保存:3〜4日
カットして保存:7〜10日
【冷凍保存する場合】
生のまま保存:1か月程度
茹でてから保存:1か月程度
より長持ちさせたい場合には、冷凍保存がおすすめです。
また、水菜が傷み始めると以下のような様子がみられます。
- 全体的にくたっとして張りがなくなる
- 葉の色が黄色または茶色っぽく変色する
- 葉先が丸まってくる
傷み始めのサインが現れたら、できるだけ早く消費しましょう。
冷蔵保存の方法

水菜は袋に入った状態で販売されていることが多いですが、袋に入れたままの状態で冷蔵庫へ入れておくと、乾燥して劣化が早く進みます。
購入後はできるだけ早く袋から出し、適切な方法で保存しましょう。
すぐに使う場合は丸ごと保存し、そうでない場合にはカットして保存するのがおすすめです。
以下で具体的な方法をご紹介します。
新聞紙やキッチンペーパーを活用して長持ち
購入した水菜をすぐに使う場合は、そのままカットせずに保存します。
カットせず丸ごと保存する方法は、以下の手順です。
- 水菜全体をキッチンペーパーでふんわりと包む。
- 根本部分のみを水で湿らせる。
- ポリ袋に入れて野菜室で立てて保存する。
キッチンペーパーで包むことで、水菜が乾燥するのを防ぎます。
さらに新聞紙で包めば、より新鮮さを保てます。
また、水菜は高さがあるので、ポリ袋を購入時の袋で代用するのが便利です。
キッチンペーパーはカビが生えやすいため、5日ほど経ったら新しいものに交換しましょう。
水菜を濡らす際、葉先は濡れると萎びて傷みやすくなるため、根本部分だけを濡らすのがポイントです。
丸ごと保存する場合には、全体を濡らさないように気をつけましょう。
カットして保存すればより鮮度を保てる
すぐに使う予定がなければ、カットして保存した方がより新鮮な状態をキープできます。
購入後すぐに使わない場合は、カットしてから保存するのがおすすめです。
カットして保存する方法は、以下の手順です。
- 水菜を洗い、適当な長さにカットする。
- 水を張ったボウルに1〜2分さらし、ザルにあげてしっかりと水気をきる。
- 保存容器にキッチンペーパーを敷き、水菜を入れてさらにキッチンペーパーで覆い、フタをして保存する。
水にさらしたあとはしっかりと水気をきり、水菜に水分が残らないようにしましょう。
また、鮮度を維持するために、数日ごとにキッチンペーパーを新しいものに交換するのも重要なポイントです。
冷凍保存の方法

水菜を大量に購入した時や、すぐに使用する予定がない時には、冷凍すれば1か月程度保存できます。
カットして冷凍しておけば、使いたい分だけ取り出せるため、とても便利です。
冷凍保存の際には、水気をよく切ることを意識しましょう。
水分が残ったまま冷凍すると、水菜同士がくっついてほぐれにくく、使いたい分を取り分けるのに不便です。
また、残った水分でべちゃっとした食感になるため、水分をよく切ってから冷凍しましょう。
冷凍した水菜は、シャキッとした食感が失われるため、生食には向きません。
そのため、加熱調理して食べるのが基本です。
また、冷凍した水菜は、解凍せずにそのまま調理可能です。
炒め物やスープ・鍋物・煮浸しなどの加熱料理に活用し、冷凍のまま加えて調理してください。
以下で具体的な冷凍保存の方法をご紹介します。
生のまま冷凍する場合
生のまま冷凍する場合の手順は以下の通りです。
- 水菜を水でよく洗う。
- 食べやすい大きさにカットする。
- キッチンペーパーで水気をよく拭き取る。
- 冷凍用のジッパー袋に平らに入れる。
- 空気を抜くようにしてジッパーを閉じ、密閉状態にする。
水菜をよく洗って食べやすい大きさにカットしておくことで、すぐに使えるためとても便利です。
また、水菜は細く密集しているため、サッと洗っただけではきれいにならず、汚れが残る場合もありますので、よく洗ってから冷凍保存してください。
ボウルなどに水をため、根本部分や葉をそれぞれ軽く振り洗いして汚れを落とし、さらに流水で洗い流しましょう。
洗ったあとは、水気が残らないようにキッチンペーパーなどでよく拭き取ってから保存してください。
茹でてから冷凍する場合
水菜は茹でると大幅にかさが減るので、場所をとらずに保存することが可能です。
大量に保存したい場合や、省スペースで保存したい時には、茹でてから冷凍するのがおすすめです。
茹でてから冷凍する場合の手順は以下の通りです。
- 水菜を水でよく洗う。
- 沸騰したお湯で20〜30秒茹でる。
- 冷水にとってからザルにあげ、水気を絞る。
- 食べやすい大きさにカットする。
- 使いやすい量に小分けしてラップで包む。
- ジッパー袋に入れて密閉する。
生のまま保存するとパラパラとほぐれやすいですが、茹でた場合はほぐれません。
そのため、小分けして保存することで、調理時に必要量をさっと取り出せて便利です。
また、水菜は長時間茹でると栄養素がどんどん抜けてしまうため、茹で時間に気をつけましょう。
冷蔵庫の急速冷凍機能を活用すれば、より新鮮さをキープできます。
水菜は常温保存できる?

水菜は乾燥に弱く、常温保存には向きません。
あたたかい場所に放置しておくと、水分が抜け落ちて劣化が進むためです。
徐々にシャキッとした新鮮さが失われ、葉や茎が弱々しくなり、しおれてしまいます。
水菜は本来、水分量が多く傷みやすい野菜です。
また、雑菌にも弱いため、購入後はすぐに冷蔵保存または冷凍保存しましょう。
新鮮な水菜を選ぶポイントは?

新鮮な水菜を見分けるポイントは以下の通りです。
- 葉が鮮やかな緑色で葉脈が鮮明に見える。
- 葉先までみずみずしく、まっすぐにピンと伸びている。
- 白い茎と緑色の葉のコントラストがはっきりとしている。
- 茎を持ち上げても曲がらずしっかりしている。
- 茎にツヤがあり、株元が張っていて強さがある。
水菜は、カリウムやビタミンC、カルシウムやβカロテンなど、豊富な栄養素が含まれた緑黄色野菜です。
味にクセがなく、サラダや炒め物・鍋物など幅広い用途があります。
また、水菜は茎が細く繊細な野菜なので、鮮度は重要なポイントです。
購入時には、ご紹介したポイントをおさえ、ぜひ新鮮なものを選んでください。
しなびた水菜は復活する?

しおれて弱々しくなった水菜は、50度洗いでシャキッとした状態に戻ることがあります。
50度洗いの手順を以下でご紹介します。
- 50度のお湯を準備する。
- お湯の中に水菜を入れ、15〜20秒ほど優しく洗う。
- ザルにあげて水気をきって冷ます。
50度のお湯は、沸騰したお湯と常温の水を1対1の割合で混ぜて作ります。
この方法を使えば、温度計がなくても50度のお湯を簡単に作れるので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
水菜は乾燥に弱く常温保存には不向きのため、購入後は冷蔵保存または冷凍保存しましょう。
適切な方法で保存することで、冷蔵では10日ほど、冷凍では1か月ほど新鮮な状態をキープできます。
保存の際には、水分に気をつけるのが重要なポイントです。
本記事でご紹介した適切な方法を参考にしていただき、水菜をできるだけ新鮮な状態で長持ちさせ、ぜひ活用してください。