バジルの保存はオイル漬けや乾燥で!変色を防ぐ方法やレシピも紹介

バジルの保存はオイル漬けや乾燥で!変色を防ぐ方法やレシピも紹介

家庭菜園やいただきものでバジルが大量に手に入ったけど、使いきれずに困っているという方もいるでしょう。

当記事では、バジルを長持ちさせる保存方法と、保存したバジルを使った簡単なレシピを紹介します。

新鮮なバジルを無駄なく活用するとともに、新しい料理の発見で食卓に笑顔を咲かせましょう。

ハーブには、食べる、飲む、香りを楽しむといった、さまざまな活用方法があります。初心者でも育てられる人気ハーブの特徴や、便利な使い方をそれぞれ詳しくご紹介いたします。

新鮮なバジルを長期保存する5つの方法

新鮮なバジルを長期保存する5つの方法

新鮮なバジルを長期保存する方法は、以下の5つです。

  1. 冷蔵庫で保存する
  2. 冷凍して保存する
  3. 乾燥させてから保存する
  4. オイル漬けにして保存する
  5. 水につけて保存する

1つずつ詳しく確認しましょう。

1.冷蔵庫で保存する

バジルをできるだけ長く新鮮な状態で楽しみたいなら、冷蔵庫での保存がおすすめです。

低温環境は、バジルの水分蒸発を抑え、品質劣化のスピードを緩やかにしてくれます。

冷蔵庫で保存する場合は、まずバジルを優しく水洗いし、しっかりと水気を拭き取ります。

そして、乾燥を防ぐために湿らせたキッチンペーパーで包み、密閉できる保存袋や容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。

バジルの冷蔵保存は、比較的短期間で使い切る場合や、バジルのフレッシュな香りを長く保ちたい場合に適しています。

2.冷凍して保存する

バジルを長期間置いておくのに最適なのが、冷凍保存です。

冷凍することで、バジルの風味や色味の変化は抑えつつ、保存期間を延ばせます。

冷凍する際は、バジルを水洗いして、十分に水気を拭き取ったあと、使いやすいように刻んでから小分けにします。

冷凍庫に入れる際は、ラップで包むか冷凍保存用の密閉袋に入れましょう。

また、製氷皿に刻んだバジルと少量の水を入れて凍らせた「バジルキューブ」も便利です。

使う際は、凍ったまま料理するか自然解凍してから料理に加えてください。

冷凍保存は、バジルが大量に余ったときや長期的に少しずつ使いたい場合に活用しましょう。

3.乾燥させてから保存する

バジルは、乾燥させることで長期保存が可能になります。

乾燥して水分が少なくなったバジルは、傷みにくいため、半年ほど保存が利きます。

やり方には、洗って水気を切ったバジルの葉を、風通しの良い場所に吊るして自然乾燥させる方法と、電子レンジの低温加熱を利用して乾燥させる方法があります。

バジルが完全に乾いたら、密閉できる容器に入れて冷暗所で保管しましょう。

乾燥バジルは、ハーブティーや料理の風味付けなどに手軽に使えて便利です。

また、保存するのにスペースを取らない点も魅力の1つでしょう。

4.オイル漬けにして保存する

バジルの風味をオイルに移して保存する方法もあります。

バジルは、オイルに覆われることで空気との接触が減り、鮮度が保たれます

オイル漬けにする手順は、まず洗って水気をよく拭いたバジルの葉を清潔な瓶に詰め、ひたひたになるまでオリーブオイルなどの植物油を注ぎます。

オイル漬けしたバジルは、冷蔵庫で保存しましょう。

バジルのオイル漬けは、オイル自体も調味料として活用できるため、お好みでニンニクや鷹の爪などを加えて、さまざまな味わいを楽しんでください。

5.水につけて保存する

比較的短期間で消費するのであれば、バジルは、水につけるだけでも保存できます。

切り花を長持ちさせる方法と同じように、茎を水につけておくと、バジル自体が水分を吸収するため、しおれにくくなります

バジルの茎は、切り口を少しだけ切り、水を張ったコップや瓶に挿しておきましょう。

バジルの葉が水に浸からないように注意しながら、毎日水を交換することで、数日間は鮮度を保てます。

水に付けて保存する方法は、バジル本来の風味や味わいを残せるため、すぐに使う予定がある場合には積極的に試しましょう。

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変色・カビを防止!バジルを上手に保存するコツ【3選】

変色・カビを防止!バジルを上手に保存するコツ【3選】

繊細なバジルは、丁寧に扱わないと変色したりカビが発生したりしてしまうため、注意が必要です。上手に保存するコツは、以下の3つです。

  • 加工せずに保存する場合は葉に水をつけない
  • 葉を傷つけないように優しく洗う
  • 乾燥バジルには水気を残さない

状況に合った適切な保存を心掛けましょう。

1.加工せずに保存する場合は葉に水をつけない

バジルをそのままの状態で保存する際には、葉に直接水が付着しないように注意しましょう。

水分は、バジルの表面で雑菌の繁殖を促し、変色やカビの原因となります。そのため、水洗いしたあとには、しっかりと水気を拭き取ることが重要です。

乾燥を防ぐ際も、湿ったキッチンペーパーで包む程度にとどめ、葉自体が濡れた状態にならないように配慮してください。

2.葉を傷つけないように優しく洗う

バジルを洗う際には、葉をできるだけ傷つけないよう丁寧に扱いましょう。

葉についた傷口からは水分が抜けやすく、乾燥や変色の原因になります。

また、傷口には雑菌が入り込む可能性もあり、カビが発生するリスクが高まります。

バジルの葉は、流水で優しく洗い流すか、水を張ったボウルでそっと振り洗いするのがおすすめです。

強くこすったり力を加えすぎたりしないように注意してください。

繊細なバジルは丁寧に扱い、新鮮な味わいを長く楽しみましょう。

3.乾燥バジルには水気を残さない

乾燥バジルにとって、水分は大敵です。

乾燥が不十分で水分が残っていると、カビが発生する原因になります。

また、バジル自体を完全に乾燥させることはもちろん、保存する容器も乾いた状態にしてから使用しましょう。

万が一、保存中に湿気を帯びてしまった場合には、再度乾燥させることをおすすめします。

水分がしっかり飛んだ乾燥バジルは、長期間保存しても風味が損なわれず、美味しく活用できます。

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すぐに使えて便利!保存したバジルを使った人気レシピ

すぐに使えて便利!保存したバジルを使った人気レシピ

保存したバジルを使った美味しいレシピを紹介します。

  • 本格パスタが自宅で作れる「ジェノベーゼソース」
  • いつもの食パンに塗るだけ簡単アレンジ「バジルペースト」

マンネリ化したバジルのレシピに、新たなレパートリーを加えてください。

本格パスタが自宅で作れる「ジェノベーゼソース」

保存したバジルを使えば、香り高い本格的なジェノベーゼソースが手軽に作れます。

パスタはもちろん、パンや魚介料理にもよく合う万能ソースです。

材料

  • バジル:30g
  • 松の実:15g
  • にんにく:1かけ
  • パルミジャーノ・レッジャーノ(粉チーズ):30g
  • オリーブオイル:大さじ4
  • 塩:少々

作り方

  1. バジルは洗って水気をよく拭く(冷凍保存したバジルを使う場合は自然解凍、乾燥バジルを使う場合は少量のお湯で戻しておく)
  2. 松の実はフライパンで軽く炒るか、オーブントースターで焼き色がつくまで加熱する
  3. にんにくは皮をむき、芯を取り除く
  4. ミキサーやフードプロセッサーに、バジル、松の実、にんにく、パルミジャーノ・レッジャーノ、オリーブオイル、塩を入れて、滑らかになるまで攪拌する
  5. 塩で味を調整する

茹でたパスタに絡めれば、自宅でお店のような味わいが楽しめます。

いつもの食パンに塗るだけ簡単アレンジ「バジルペースト」

トーストやクラッカー、野菜スティックによく合う風味豊かなバジルペーストです。ホームパーティなどの特別メニューにも活用できます。

材料

  • バジル(生):2枚
  • クリームチーズ:50g
  • トマトペースト:小さじ1
  • 粗挽きコショウ:適宜

作り方

  1. クリームチーズは室温にもどしてやわらかくしておく
  2. トマトペーストと細かく刻んだバジルを加えて混ぜる
  3. お好みで粗挽きコショウをふる

生のバジルを使った方が風味が良くなるため、冷凍や乾燥させる前のバジルを使って作ってみましょう。

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まとめ

新鮮なバジルを長く楽しむには、冷蔵・冷凍・乾燥・オイル漬け・水につけるといった保存方法があります。

使い勝手や保存期間を考慮して、最適な方法を選びましょう。

また、葉に付いた水や傷は、変色やカビの原因になります。

優しく洗ったあと、水気はしっかりと拭き取ってください。

保存したバジルは、ジェノベーゼソースやバジルペーストなどに活用すると美味しく食べられます。

バジルの豊かな風味を日々の食卓に取り入れましょう。

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