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「ふるさと納税」は、自治体への寄附を通じて地域を応援し、返礼品の受け取りと税金控除が受けられる制度です。
ふるさと納税の返礼品の中に「テレビ」があることをご存知ですか。
今回は、現在テレビを取り扱っている自治体のほか、テレビに関連するおすすめの返礼品、さらには2019年6月の法改正についてもご紹介します!
ふるさと納税でテレビがもらえる
寄附を通じて、好きな自治体を応援することができる「ふるさと納税」。
寄附金は住民税・所得税の控除対象となりますが、その上で魅力的なのが寄附額に応じた「返礼品」です。
2019年6月から法改正により「返礼品は寄付金額の3割以下」「返礼品の内容は、その土地の一次産品または地場産品」という明確なルールのもとで運用されることとなりました。
ふるさと納税の返礼品といえば、一般的にその自治体の農作物・海産物などの特産物が連想されることでしょう。
しかしながら、返礼品の対象として認められている「地場産品」の中には、今回ご紹介するテレビのような電化製品も含まれているのです。
ふるさと納税でテレビを取り扱っている自治体の現状
返礼品としてテレビを取り扱える自治体は限られています。
なぜならば、テレビがその自治体における「地場産品」である必要があるからです。
ここからはふるさと納税でテレビを取り扱う自治体の現状についてチェックしていきましょう。
「地場産品」として取り扱える自治体
テレビなどの家電製品は、ふるさと納税における魅力的な返礼品といえるでしょう。
ただし、全ての自治体が自由に、テレビを返礼品として取り扱うことはできません。
返礼品としてテレビを取り扱うことができるのは「テレビが地場産品」として認められる自治体だけなのです。
具体的には「メーカーの製造工場がある自治体」「メーカー発祥の地である自治体」などが、テレビが地場産品である自治体に該当します。
もちろん、すでにご紹介した通り「寄附金に対する返礼品の還元率は3割以内」という条件も満たす必要があります。
かつてのような高額返礼品はNGとなってしまいましたが、その中でも良質な国産テレビを提供する自治体があり、ふるさと納税に興味がある方からも大きな注目を浴びています。
ふるなびでテレビを取り扱っている自治体
ふるさと納税サイト「ふるなび」をチェックすると、ふるさと納税の返礼品としてテレビを取り扱っている自治体は2つ。
大阪市の東部に位置しており、飯盛山や寝屋川を有する「大阪府大東市」と、宮城県南部に位置市内を南から北に向けて阿武隈川が流れる「宮城県角田市」。そして、東京からも近く温泉も多い特例市「神奈川県厚木市」です。(*2021年1月04日時点での情報)
テレビを返礼品として取り扱う自治体は、全国的にもかなり限られていることが分かります。
そのためか、人気のテレビですと比較的早く「品切れ/準備中」となってしまうことも少なくないです。
テレビの買い替えを検討している方は、ぜひ一度ふるさと納税の返礼品としてチェックされると良いでしょう。
ふるさと納税で人気のテレビと関連する返礼品【2021年版】
ここからは、ふるさと納税の返礼品であるテレビや関連する返礼品をご紹介いたします。
ふるさと納税で人気のテレビメーカー2社と共に、ふるさと納税サイト「ふるなび」で取り扱われている周辺機器や、家具・インテリアについてチェックしましょう。
ふるさと納税で人気のテレビメーカー
ふるさと納税で人気の高いテレビメーカーは、主に以下の2社となります。
<人気のテレビメーカー>
- FUNAI
- ソニー
ふるさと納税で人気のハイビジョンテレビ①フナイ
フナイ(船井電機株式会社)は、1951年創業の船井ミシンにルーツを持つ電機メーカーです。
フナイのテレビはヤマダ電機で独占販売されており、リーズナブルな価格帯にも関わらず、有機ELテレビ・4Kテレビなどもラインナップされています。
実は、北アメリカでの日本メーカーの中で、液晶テレビの出荷台数はシェアNO.1の人気です。
そんなフナイの本社があるのが大阪府大東市。
ふるさと納税においても、返礼品としてフナイのハイビジョンテレビを用意しています。
ふるさと納税で人気の4Kテレビ②ソニー
ソニー(ソニー株式会社)は、1946年に設立された日本を代表する多国籍企業の1つです。
日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオ、さらには世界初のビデオテープレコーダーを開発するなど、家電分野でもリーディング企業といえるでしょう。
中でも4Kテレビは、ソニーの優れた技術を惜しみなく投入した、近年における注目製品です。
そんなソニーの事業所があるのが神奈川県厚木市。
ふるさと納税においても、返礼品としてソニーの4Kテレビを用意しています。
テレビと合わせて欲しい関連おすすめ返礼品
ふるさと納税の返礼品には、テレビ本体のみならず、さまざまな周辺機器もラインナップされています。
さらに、テレビを快適に視聴するための家具や雑貨もあります。
ここからは、テレビに関連する以下5種類のおすすめ返礼品をご紹介します。
- ブルーレイレコーダー
- ハードディスク
- スピーカー
- リビングソファ/椅子
- インテリア雑貨
テレビ番組を録画するブルーレイレコーダー
ここ10年ほどで普及したブルーレイディスク。
記憶容量は、DVDの5倍以上に当たる25GBあり、より高画質・大容量な情報を記録することが可能です。
ブルーレイレコーダーがあれば、ブルーレイディスクの再生はもちろんのこと、録画したテレビ番組をブルーレイディスクへの書き込むこともできるようになります。
テレビ好きな方はもちろんのこと、美しい画質で映画やドキュメンタリーを楽しみたい方ならば、ブルーレイレコーダーはぜひ1台持っておきたいですね。
録画したテレビ番組を長期保存するハードディスク
テレビ番組を録画する手段としてポピュラーになったハードディスクレコーダー(HDDレコーダー)。
最近では、あらかじめハードディスクレコーダーが内蔵されたテレビも多いですが、その容量がいっぱいになったときのために外付け用のハードディスクレコーダーを用意しておくと安心です。
記憶容量は500GB〜4TBの製品が主流。
例えば1TBの場合、地デジのハイビジョン放送をおよそ125時間も録画可能です。
テレビをもらって、なおかつ様々なテレビ番組を録画したい方ならば、ぜひハードディスクレコーダーの返礼品をチェックしておきたいですね。
テレビの音響が楽しめるスピーカー
「より迫力や臨場感のあるサウンドでテレビを楽しみたい」「テレビと椅子の距離が離れていて音が聞こえづらい」。
そんな方はテレビとともにスピーカーの申し込みも検討してみてはいかがでしょうか。
近年ではBluetooth接続が可能なスピーカーもあり、有線スピーカーと比較してすっきりとまとめることができます。
音が違えば、映像体験も圧倒的に変わりますので、スピーカーもまたふるさと納税における注目のテレビ周辺機器といえるでしょう。
ゆったりテレビが楽しめるリビングソファ/椅子
長時間テレビや映画を楽しむ上で、座り心地の良い椅子やソファーは不可欠。
市販されていないハンドメイドのステキな椅子、座り心地の良いクッションなどが、返礼品として見つかることもありますのでぜひチェックしてみましょう。
その土地ならではの木材や製法の椅子は、テレビのお供としてお気に入りの一脚となるかもしれません。
またソファーについても2〜3人掛けのみならず、1人掛け用もありますので、ライフスタイルなどに合わせて選ぶと良いですね。
テレビ台やリビングを飾るこだわりインテリア雑貨
ふるさと納税でテレビをもらうならば、テレビの大きさや高さにマッチしたテレビ台が不可欠です。
各種レコーダーや、DVD/ブルーレイディスクをすっきり整理する上でも重宝します。
また、テレビを視聴するお部屋を心地よくコーディネートしたいならば、各種インテリア雑貨もチェックしてみましょう。
まとめ
テレビの買い替えを考える方は、ふるさと納税で手に入れる方法もあります。
消費税が10%となった今、税金控除を受けて返礼品をもらえるふるさと納税は、ぜひ利用したいところです。
なお、ふるさと納税の返礼品としてはテレビ以外にも炊飯器やイヤホン、プリンターなどといった家電・電化製品もラインナップされています。
年末になると品薄になることもありますので、返礼品はお早めに検討されると良いでしょう。