目次
「ミモザが花を咲かせる季節やおすすめの種類が知りたい」
「おしゃれなミモザを生活に取り入れたい」
このようにお考えではないでしょうか。
ミモザを部屋に飾ると、黄色いふんわりとした花々が優しさと暖かさを運んでくれます。また、ミモザはリースや花束にも用いられ、贈り物としても高い人気です。
この記事では、ミモザの花が咲く時期や名前の由来、人気の品種、育て方、楽しみ方などを徹底解説します。
さらに、国や花の色によって変わるミモザの花言葉や風水パワーも解説するので、ぜひ最後までお読みください。
ミモザとは

まずは、ミモザの基本情報として以下の3つのポイントをお話します。
- ミモザの花の季節は春と秋
- ミモザの名前の由来
- ミモザの日本名
ミモザの花の季節は春と秋
ミモザはマメ科アカシア属の常緑樹で、オーストラリアが原産です。
ミモザの花の季節は一般に3月から4月ごろで、春の訪れを告げるようにふわふわとした黄色い小花をたくさん咲かせます。
ただし、一部に秋咲きのミモザも存在し、ゴールデントップという品種は秋から年末ごろに開花します。
ミモザは房状に花を咲かせるのが特徴ですが、銀色に近い葉も魅力的で、黄色い花と重なり合ってさらに温かい色合いを織りなします。
ミモザの名前の由来
アカシアが「ミモザ」と呼ばれるようになったきっかけは、オーストラリアからヨーロッパに輸入されたときまでさかのぼります。
アカシアの葉がミモザ(オジギソウ)の葉に似ていたため、ヨーロッパで「ミモザアカシア」と呼ばれたのが名前の由来です。
ミモザといえば、春先に黄色い花を房状につける木を思い浮かべる人が多いでしょう。
一般にミモザとは、1000種以上を含む「マメ科アカシア属」の植物の総称です。
しかし、ミモザという名称は、もともと「オジギソウ(マメ科ネムノキ亜科オジギソウ属)」の学名でした。
この誤用が日本に輸入されたときにも引き継がれ、ミモザは小さな黄色い房状の花をつけるアカシアの総称として定着しました。
ミモザの日本名
日本ではミモザというと、ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)をさす場合が多いようです。
前述したように、日本ではミモザという呼び名がアカシア属全体を指して使われることも多く、花の専門店やガーデニングショップなどで統一した呼び方はありません。
「アカシア」「ギンヨウアカシア」「ゴールデンミモザ」「ミモザ」など、さまざまに表記されています。
3月8日は「国際女性デー|ミモザの日」

「国際女性デー」という日があるのをご存じでしょうか?
3月8日は国際女性デーで、別名を「ミモザの日」とも呼ばれています。
ここでは、
- 国際女性デーとは
- イタリアではミモザの日
- 女性に感謝の気持ちを伝える
などの、国際女性デーについて解説しましょう。
国際女性デーとは
国際女性デーとは、女性の社会的地位向上のために国連によって制定された日です。
1904年3月8日、ニューヨークで婦人参政権を求めるデモが行われたことにちなんで、3月8日と定められました。
イタリアではミモザの日
イタリアでは1922年の3月8日に初めて国際女性デーが祝われ、ミモザが咲き誇る時期と重なることから「ミモザの日」と呼ばれるようになりました。
3月8日になると、イタリアの男性は家族や職場などの身近な女性に感謝を込めてミモザを贈るということです。
女性に感謝の気持ちを伝える日
3月8日の国際女性デーは、仕事や家事、育児などをがんばっている女性に、感謝の気持ちを伝える大切な日です。
ミモザの花の輝くような黄色は春の訪れを告げる希望の色で「幸せの花」とも呼ばれています。
感謝の心と一緒にぜひミモザの花をプレゼントしてはいかがでしょうか。
ミモザの花言葉

ミモザは複数の花言葉を持っており、国や花の色によって異なります。
ミモザを花言葉とともに贈りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
- 国で異なるミモザの花言葉
- 色で異なるミモザの花言葉
国で異なるミモザの花言葉
ミモザは大切な人への贈り物にぴったりな花言葉を持っています。
ここでは、日本、イタリア、フランスでの花言葉を解説しましょう。
日本でのミモザの花言葉
日本でのミモザの花言葉は「優雅」と「友情」です。
小さな花が寄り集まり、風に揺られながら咲くミモザの姿が花言葉の由来といわれます。
親しみを感じさせるミモザの花は、大切な友人へのプレゼントにも最適です。
イタリアでのミモザの花言葉
イタリアでのミモザの花言葉は「感謝」です。
3月8日を「ミモザの日」としているイタリアでは、男性から女性へ感謝の気持ちを込めてミモザの花が贈られます。
フランスでのミモザの花言葉
フランスでは、ミモザの花言葉は「思いやり」と「感受性」です。
ヨーロッパではもともとミモザはオジギソウのことでしたが、軽く触れるだけで葉を閉じる姿や繊細さが、花言葉の由来となっています。
色で異なるミモザの花言葉
ミモザといえば黄色い花を思い浮かべる人が多いのですが、実はオレンジや白い花を咲かせる品種もあり、それぞれに花言葉が異なります。
黄色いミモザの花言葉
黄色いミモザの花言葉は「秘密の恋」です。
ミモザの原産国であるオーストラリアで、先住民の若い男女が告白をする際にミモザを贈り合っていた習慣に由来するといわれています。
オレンジのミモザの花言葉
オレンジのミモザの花言葉は「エレガント」と「上品」です。
可愛らしい黄花と比べ、オレンジ色のミモザは大人っぽく華やかな印象であることが由来とされます。
白いミモザの花言葉
白いミモザの花言葉は「頼られる人」と「死に勝る愛情」です。
ミモザの丈夫で腐りにくい特徴が「頼られる人」という花言葉の由来とされています。
また、果実(マメ)が毒性を持つことは「死に勝る愛情」という花言葉の由来になりました。
白いミモザの花言葉には「死」という言葉が入っていますが、ネガティブな意味はありません。
ミモザが持つ風水パワー

鮮やかな黄色い花を持つミモザを飾ると、部屋がぱっと明るくなって、華やいだ気持ちになります。
幸せの花とも呼ばれるミモザは、風水ではどんな運気を運んでくるのでしょうか。
- 黄色い花の色は金運アップの象徴
- 家庭運や仕事運もアップ
それぞれ解説します。
黄色い花の色は金運アップの象徴
風水では黄色は金運や富、繁栄の象徴とされ、縁起の良いカラーの代表格です。
ミモザの花の輝くような黄色は、すばらしい金運を引き寄せてくれる最高のカラーだといえます。
また、風水においては方角も大切です。
黄色は西に置くと良いとされているので、西側の窓辺にミモザの花を飾るのがおすすめです。
家庭運や仕事運もアップ
無数の小花を房状に持つミモザが満開になると、パワフルな運気が部屋中に満ちあふれ、ポジティブな気持ちになってきます。
また、庭木として植えると、窓から見える鮮やかな黄色い小花や香りが心を満たし、気分を引き上げてくれます。
毎日ミモザを目にすることで、家庭運や仕事運も順調にアップしていくでしょう。
人気の高いミモザ6種を解説

ミモザにはさまざまな種類があります。
ミモザは花の美しさに加えて、シルバーがかった葉色や種類ごとに異なる形状も人気のポイントです。
ここでは、日本で人気の高い6種類の特徴を解説します。
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアは、日本で流通しているミモザの中で最もポピュラーな品種です。
名前が示す通りグレーがかった銀色の葉が特徴的で、花つきもよいため、常緑のシンボルツリーとしても人気があります。
ギンヨウアカシアの仲間である「ギンヨウアカシア・プルプレア」は、新しい枝と若葉が紫色になる品種です。
シルバーと紫がかった葉のグラデーションが美しく、庭やインテリアに取り入れるとシックな印象を与えます。
フサアカシア
ヨーロッパでミモザといえば、フサアカシアを指します。
フサアカシアはギンヨウアカシアに比べて花つきはややまばらですが、長めで柔らかく、繊細な葉が特徴的です。
フサアカシアの葉の美しさは、鳥の羽やレース編みに例えられることもあります。
広い場所に地植えをすると10m超えの大木になることがあるため、注意が必要です。
大きくなるのを避けたい場合は、根の広がりを防げる鉢植えで育てるのがよいでしょう。
アカシア・ブルーブッシュ
アカシア・ブルーブッシュは、青みがかったシルバーリーフが特徴的な品種です。
開花の季節以外も、繊細で美しい葉を観賞したい人に人気があります。
ほかの種類と比べて新芽がよく吹くため、こまめに剪定してこんもりしたブッシュ状に仕立てるのもおすすめです。
パールアカシア
パールアカシアは、丸い花と柔らかい香りを持ち、葉も丸くて全体的に愛らしい雰囲気が人気の品種です。
ただし、成長にともなって倒れやすくなるため、剪定の際は注意が必要です。
また、パールアカシアの花粉でアレルギーを起こす場合があるため、花粉症やアレルギー体質の方は、購入前にアレルギーチェックをしましょう。
三角葉アカシア
三角葉アカシアは、個性的な三角形の葉が特徴的な品種です。
英名をナイフリーフワトルと呼び、花が咲いていないシーズンも観賞用として人気があります。
栽培は比較的容易ですが、成長が速いため剪定などの管理に注意が必要です。
ハート・リーフ・ワトル
ハート・リーフ・ワトルはアカシア・カルディオフィラとも呼ばれ、上ではなく横方向へ広がりやすい品種です。
東オーストラリア原産の常緑低木で、春先にボンボリのような可愛い花を咲かせ、羽のような形をした特徴的な葉も魅力的で人気があります。
ミモザの育て方

庭でミモザを育てると、春先は香りのよい黄色い花が、花のない季節は常緑のカラーリーフが庭を彩ってくれます。
オーストラリア原産のミモザは耐暑性が高く乾燥に強いため、水やりもほとんど不要です。
また、マメ科の植物なので根粒菌という土壌細菌と共生し、栄養となる窒素を固定できるため、痩せ地や肥料なしでもよく育ちます。
ミモザを庭で育てる際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 日当たりの良い場所で育てる
- 強風に弱いため支柱を立てる
- 1年間は水をたっぷりと与える
- ミモザを育てる際の注意点
日当たりの良い場所で育てる
ミモザは日当たりの良い場所で育てることが大切です。
日光が不足すると花が咲きにくくなり、茎も細くなってしまいます。
必ず日当たりの良い場所に植え付けましょう。
強風に弱いため支柱を立てる
ミモザは成長が速い分、根が浅くて強風に弱いという欠点があります。
強風で幹が折れてしまうこともあるため、風の強い場所を避け、台風シーズンの前には太めの支柱でしっかりと固定しましょう。
1年間は水をたっぷりと与える
ミモザは根が定着したら水やりの必要がなくなりますが、植え付けてから1年間は、土の表面が乾いていたらたっぷりと水をやってください。
しかし、鉢植えの場合は、土が乾くたびにしっかりと水やりをする必要があります。
特に夏はすぐに土が乾いてしまうため、鉢底から流れ出るくらい水やりを行いましょう。
ミモザを育てる際の注意点
ミモザは寒さに弱いので、冬は寒風に当たらないよう注意が必要です。
また、梅雨や初夏の湿度が高い時期は、葉の表面に白カビが発生して光合成を妨げ、弱ってしまう場合があるため、剪定をして風通しをよくしてやりましょう。
さらに、梅雨から初秋はカイガラムシなどの害虫が発生することがあります。
葉や枝についているのを見かけたら、歯ブラシなどでこすり落としましょう。
もし大量に害虫が発生した場合は、薬剤を散布する必要があります。
ミモザの日持ちと楽しみ方

ミモザは花材としても人気があり、2月ごろから生花店に並びます。
切り花で鮮やかな黄色い花と香りを楽しんだ後は、ドライフラワーにするのがおすすめです。
ここでは、ミモザの日持ちと楽しみ方を解説します。
- ミモザはどの程度日持ちする?
- 花器に生ける
- ドライフラワーにする
- リースにする
ミモザはどの程度日持ちする?
ミモザの一番の魅力は黄色い小花のふわふわ感ですが、切り花を花器に生けた場合、たった1日〜2日で花は小さくなってしまいます。
ミモザは水を吸い上げる力が弱いため、花器に水をたっぷり入れていても次第に乾燥し、花が小さくなって色も鮮やかな黄色から少しくすんだオレンジ色へと変化してしまうのです。
花器に生ける
ミモザを生けて楽しむ場合は、大きめの花器を用意しましょう。
ミモザにはたくさんの花や葉が付いているため1本でも大きいので、小さな花器では不安定だからです。
また、生花店で購入したミモザは水あげ処理がされていますが、庭から切った場合は、自分で水あげを行う必要があります。
水あげとは、茎の切り口に十文字に切り込みを入れたり、木槌などで叩いたりして水を吸い上げやすくすることです。
生けた際に小枝が水に浸かってしまう場合は切り分けて、小さな花器やガラス瓶などに生けて楽しむとよいでしょう。
ドライフラワーにする
ミモザは乾燥が早いため生け花として楽しめる時期が短いのですが、ドライフラワーにすることで長く楽しむことができます。
また、ミモザはドライフラワーにしやすいといわれており、初心者の方にもおすすめです。
ドライフラワーにするには、できるだけ花がきれいに咲きそろったものを選びましょう。
つぼみはそれ以上開花することがまずないため、花の多いものを選ぶことが肝心です。
ドライフラワーにする主な手法として、以下の3種があります。
- ハンギング法:花束を逆さに吊るす方法。初心者におすすめ。
- ドライインウォーター法:花を少量の水に挿して少しずつ蒸発させる方法。自然な形を保てる
- シリカゲル法:乾燥材のシリカゲルを使用する方法。アクセサリー作りなどに向いている。
それぞれに特徴があるので、どんなドライフラワーが作りたいのかをイメージした上で、手法を選びましょう。
リースにする
ミモザでリースを作ってリビングや玄関などに飾ると、春の訪れを告げるおしゃれで可愛いインテリアになります。
ミモザのリースを作る方法には2通りあります。
1つは、リースに仕上げてから乾燥させてドライフラワーにする方法。
あとのひとつは、乾燥させたミモザを使ってリースを作る方法です。
先にリースに仕上げてからドライフラワーにする場合は、すぐに吊るしてしまうと形が崩れてしまうため、床やテーブルなどの平らな所で乾燥させてから吊るすようにしましょう。
ミモザを贈る

ミモザを贈るなら、ブーケにするのがおすすめです。
ミモザの温かい色味とふんわりした形状はブーケにぴったりで、老若男女を問わず喜ばれます。
また、ブーケ以外にも、ミモザの花枝を手紙やプレゼントに添えてもおしゃれです。
母親やパートナー、職場の女性などに感謝の気持ちを伝えたい場合は、3月8日の国際女性デーにミモザを贈ってみてはいかがでしょうか。
また、ミモザは誕生日や記念日、お世話になった人などへのプレゼントにも最適です。
ミモザの花束やプレゼントに花言葉を添えると、一層気持ちが伝わるでしょう。
ミモザに関するよくある質問

最後に、ミモザに関するよくある質問にお答えします。
ミモザとアカシアの違いは?
植物学上では、ミモザとアカシアはどちらもマメ科の植物ですが、ミモザはオジギソウ属、アカシアはアカシア属に分類されます。
ただし、日本では一般に、ギンヨウアカシアやフサアカシアなどの黄色い房状に花を咲かせるマメ科アカシア属の総称をミモザと呼んでいます。
ミモザの選び方は?
生花店やガーデニングショップでミモザを買う場合は、できるだけ花の咲きそろったものを選びましょう。
ミモザのつぼみを咲かせることは非常に難しく、ほとんどの場合そのまま枯れてしまうからです。
ふわふわの花が多く咲いていれば、ドライフラワーとしても楽しめます。
ミモザの香りは?
ミモザの香りは爽やかでふんわりと優しい感じで、はっきりとしたものではありません。
「ナチュラルで森林を思わせる」「すっきりとした上品な香り」などと表現されることも多いです。
爽やかで自然な香りを持つミモザは、リビングや玄関にはもちろん、書斎、洗面所などに飾ってもマッチするでしょう。
まとめ
ミモザの花の季節は主に3月〜4月ごろですが、一部には秋に咲くミモザもあります。
また、近年では3月8日のミモザの日が制定され広まったほか、花の季節にミモザ祭りが開催される都市もあります。
この記事では、ミモザをもっと身近に感じてもらえるよう、基本的な情報や魅力、花言葉や楽しみ方などを解説しました。
それぞれに合う方法で、ミモザの季節や花の魅力を存分に楽しみましょう。

















