こんにちは!「ふるなび」営業事務のちゃんゆーです。
あったかい日が続くようになってきましたね。
そろそろコートなしでも出勤できるかなあと思うとわくわくします!
そんな今日はとってもハートフルなニュースをみつけたのでご紹介いたします。
ニュース紹介
(以下引用)
長野県伊那市は来月、伊那地域から門外不出だった「タカトオコヒガンザクラ」を宮城県気仙沼市に寄贈する。
この桜は「天下第一の桜」として知られる高遠城址公園(伊那市高遠町)を彩っている。
一方、気仙沼市では2011年の東日本大震災を受けた堤防整備などで桜並木が伐採されており、寄贈先で新たなシンボルとなることが期待されている。(中略)
寄贈を提案したのは、復興支援のため14年3月から約2年間、伊那市から派遣され、気仙沼市立病院に勤務した病院嘱託職員、北原浩一さん(56)。
気仙沼市の大川沿いの桜並木が、移植・保存される一部を除いて伐採を余儀なくされていることを知った。
気仙沼市は、今秋の市立病院移転・開院を復興のシンボルと位置付けており、新病院の敷地内に植えては、と考えた。
伊那市はふるさと納税を活用した復興支援策「気仙沼さくら復活プロジェクト」の実施を決定し、今年度予算に100万円を計上した。「気仙沼さくら復活プロジェクト」長野県伊那市にて実施を決定
東日本大震災
平成23年3月11日14時46分
宮城県牡鹿半島、東南東130kmの深さ約24kmを震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生し、宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県37市町村で震度6強が観測されました。
警察庁がまとめた被害状況によると、東日本大震災(余震も含む)や巨大津波による死者は1万5893人。
6年がたった現在も2554人が行方不明となっています。
みなさんの記憶にも大きく刻まれている出来事なのではないでしょうか。
天下第一の桜
天下第一の桜と呼ばれる「タカトオコヒガンザクラ」。
この桜は長野県の天然記念物であり、明治8年から大切に育てられてきた桜なんだそう。
ソメイヨシノよりも少し小ぶりで赤みのある花を咲かせるのが特徴です。
高遠城址公園の一帯に1500本が群生していて、春には薄紅色の花でいっぱいになる高遠城址公園。
実は「さくら名所100選」にも選ばれているんです。
これまでは「伊那地域にしかないもので、守り育てる必要がある」とのことで伊那地域のみにとどめられていました。
ゆえに「門外不出」の桜と呼ばれているんです!
気仙沼市の桜
宮城県気仙沼市を流れる大川支流の神山川には震災前までは179本もの桜並木がありました。
春には多くの人を喜ばせる薄紅色の桜が咲き誇り、地域の方に愛されていた桜。
震災後114本まで減少はしましたが、それでも咲き続け多くの人に勇気を与えていました。
そんな桜が2014年、かさ上げ対象地域のために移植・保存される一部を除いて全ての桜が伐採されてしまいました。地域住民に元気や勇気を与えてくれていた桜。
もう見れないと思うとさみしいですよね…
「気仙沼さくら復活プロジェクト」
今回伊那市から気仙沼市に送られる桜はエドヒガンザクラ、シダレザクラの苗を合わせて約 100 本。
これに、シンボルツリーとして門外不出のタカトオコヒガンザクラの苗2本を贈呈することに決まりました。
今回は苗での寄贈。大きく成長して多くの人をまた元気にしてくれることを願って。
気仙沼にたくさんの桜と多くの人の笑顔が咲きますように!
さいごに
今回はニュースをお届けいたしましたがいかがでしたか?
寄附した寄附金の「使い道」が選べるのもふるさと納税の特徴のひとつ。
寄附した先にこんなあったかいニュースが待っているなら「返礼品」だけではなく「使い道」にも注目してふるさと納税をするのもいいですよね!
自治体によっては寄附金の使用報告などもしているので是非寄附後は自治体のHPも見てみてくださいね!もっと「ふるさと納税」が楽しめるかも!
以上!ちゃんゆーでした★