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キムチは、白菜や唐辛子を使った韓国を代表する漬物です。
そんなキムチは、お家でも手軽に作れると知っていましたか?
白菜と韓国産の唐辛子があれば、誰でも簡単にお手製のキムチを作成可能です。
本記事では、自宅でキムチを作る方法について紹介します。
お店でいただくような本格的なキムチを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
自家製キムチを美味しく作るコツ
自家製キムチを作る際は、白菜や唐辛子、塩にこだわることでワンランク上の仕上がりにできます。
お店で提供されるようなキムチに近づけるために、自宅でキムチを美味しく作るコツについて確認していきましょう。
水分の少ない白菜を選ぶ
キムチを手作りする際は、なるべく水分の少ない白菜を選ぶことが大切です。
水分の少ない白菜の方が、キムチペーストの染み込みがよくなり、仕上がりの味のレベルが上がります。
手に持った際にあまり重さを感じない白菜は水分が少ない傾向にあるので、購入する際は実際に複数の白菜を持ち比べて、軽めのものを選ぶとよいでしょう。
唐辛子は韓国産を使う
キムチに使用する唐辛子は、韓国産を選ぶのがおすすめです。
韓国産の唐辛子は赤い色が出やすいため、見た目の美味しさをより演出できます。
また、日本産よりも辛さが控えめで、調理に使いやすいのも特徴です。
手作りのキムチに本場の唐辛子を使用することで、本格的な味わいを楽しめるでしょう。
粗塩を使う
キムチを手作りする際は、白菜の水分を抜くために手揉みや、事前に塩漬けをしなければいけません。
その際に普通の塩よりもミネラル分の多い粗塩を使うことで、白菜から水分を出しやすくなります。
水分を抜くことでキムチペーストが染み込んだ美味しいキムチが作れるので、白菜を漬ける際は、ぜひ塩にもこだわってみてください。
韓国風本格キムチの材料
キムチを自作する際は、白菜と揉み込むための塩、そしてキムチペーストが必要です。
材料と分量について確認しましょう。
- 白菜:1/4
- 塩:適量
- キムチペースト
・韓国粉唐辛子:大さじ2
・韓国粗びき唐辛子:大さじ2
・りんご(すりおろし):1/4個
・だしパック:1袋
・塩麹:大さじ1
・昆布(細切り):10cm
・しょうが(すりおろし):1片
・にんにく(すりおろし)1/4片
韓国風本格キムチの作り方
キムチを自宅で作るには、6つの工程が必要です。
少し手間はかかりますが、一から作ることで市販のキムチとは違った美味しさを感じられるでしょう。
作り方の手順を一つずつ詳しく解説していきます。
(1)白菜を塩で揉む
白菜の葉をめくりながら、大さじ5ほどの塩をふりかけます。
全体に塩をすり込んだら、ビニール袋に入れて両手で揉み込みましょう。
10分程度揉むことで、白菜の水分を十分に抜けます。
(2)キムチペーストの作成
キムチペーストの材料をすべて一つの器に投入し、スプーンでしっかり混ぜ合わせましょう。
材料が混ざってペースト状になれば完成です。
(3)白菜を水洗いする
塩もみした白菜を水洗いし、白菜に付着した塩を落とします。
塩は白菜の水分を出すために揉み込んだので、すべて水洗いしてしまって問題ありません。
水気が残っていると仕上がりが水っぽくなってしまうので、しっかり水分は拭き取っておきましょう。
(4)白菜にキムチペーストを塗る
水分を落としたら、白菜をビニール袋に戻し、葉の一枚一枚にキムチペーストを塗っていきます。
葉をめくりながら、表と裏に丁寧に塗り込んでいきましょう。
また、キムチペーストを素手で触ると手荒れの原因となるので、作業は手袋を付けて行うことが大切です。
(5)白菜を冷蔵庫で熟成させる
塗ったキムチペーストが白菜に染み込むように、ビニール袋の上から再度1分程度手揉みします。
キムチペーストが十分染み込んだら、冷蔵庫で2時間以上放置して熟成させましょう。
(6)食べやすい大きさにカットする
最後に冷蔵庫から取り出して食べやすい大きさにカットし、お皿に盛り付ければ自家製キムチの完成です。
白いご飯とあわせていただきましょう。
辛いキムチを甘口にする方法は?
辛いキムチを甘口にするには、すりおろしたりんごがおすすめです。
りんご自体の甘さと、酵素によってキムチ特有の辛さをマイルドにしてくれます。
また、りんごが加わることによって口当たりがよくなるだけでなく、味に深みが足されるので、隠し味としても最適です。
辛さに耐性があまりないという方は、調理の段階で多めにりんごを入れておくとよいでしょう。
自家製キムチの保存期間は?
自家製キムチは2週間を目安に保存しましょう。
キムチは空気に触れることで劣化が進みやすくなるので、袋や蓋付きの容器に入れて密閉しておくことが大切です。
また、冷凍することで2ヶ月程度まで保存期間は伸びますが、風味が多少損なわれてしまいます。
そのため、キムチを自作する際は必要な分だけを作るか、早めに消費してなるべく長期間保存しなくて済むようにしましょう。
キムチを使ったアレンジレシピ3選
手作りしたキムチは、そのままご飯と食べるだけでも絶品です。
しかし、せっかくならほかの食材と組み合わせてアレンジレシピを作成してみてはいかがでしょうか。
また、作りすぎてしまったキムチを消費するために使うのもおすすめです。
キムチを使って作れるアレンジレシピ3選をご紹介します。
豚キム大根
キムチを豚肉と大根に絡めていただく豚キム大根です。
濃い味付けが白いご飯と合います。
カットした食材を加熱するだけで作れるので、調理の手間もかからない簡単レシピです。
材料 ※4人分
- 大根:1/2本
- キムチ:200g
- 豚バラ薄切り:250g
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ3 酒:大さじ3
作り方
- 皮を剥いた大根を1cm幅のいちょう切りにする
- 豚肉を食べやすい大きさにカットする
- フライパンに大根→キムチ→豚肉→調味料の順番で入れる
- 蓋をして中火で加熱する
- 沸いたら弱火にして約15分間加熱する
- 大根が柔らかくなったら、お皿に盛り付けて完成
キムチスープ
豚バラ肉とキムチの濃厚スープです。
しょうがやにんにくといった体を温める作用を持つ食材を入れることで、寒い冬でも体の芯から暖まります。
材料 ※2人分
- 豚バラ薄切り:100g
- さつまいも:200g
- キムチ:80g
- しょうが(みじん切り):小さじ1
- にんにく(みじん切り):小さじ1
- ごま油:大さじ1 水:400ml
- 醤油:大さじ1/2
- 味噌:大さじ1
- ラー油:適量 一味唐辛子:適量
作り方
- さつまいもを皮付きのまま1cm幅の半月切りにし、10分程度水にさらしたのち、水気を切っておく
- 豚バラ肉は4cmの大きさに、キムチは食べやすい大きさに切る
- 鍋にしょうが、にんにく、ごま油を入れて火にかけ、豚肉を炒める
- 豚肉の色が変わるまで炒めたら、キムチとさつまいもを投入して炒め合わせる
- 鍋に水を加えて、煮立ったら醤油と味噌を溶き入れる
- さつまいもが柔らかくなるまで弱火で8分程度煮る
- 器に盛り付け、お好みでラー油と唐辛子をかけたら完成
キムチチャーハン
ピリ辛な風味がクセになるキムチチャーハンです。
火を通すことでキムチの辛さがマイルドになるので、辛いものが苦手な方でも安心して食べられます。
材料 ※4人分
- ご飯:2.5合
- 豚肉:200〜250g
- にんじん:1本
- 玉ねぎ:1個
- キムチ:100g
- ごま油:適量
- 塩:適量
- 胡椒:適量
- 鶏ガラの素:大さじ1
作り方
- 玉ねぎとにんじんをみじん切りにする
- フライパンにごま油と豚肉を入れて中火で炒める
- 豚肉に半分ほど火が通ったら玉ねぎとにんじんを加える
- 玉ねぎが飴色になるまで炒めたら、フライパンにキムチを入れて炒め合わせる
- ご飯と鶏ガラの素を加えて強火にする
- よく混ぜたら醤油を回し入れる
- 塩と胡椒で味を整え、お皿に盛り付けたら完成
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