ふるなびスタッフ
目次
焼きそばは、その手軽さとアレンジのしやすさで、幅広い年齢層から愛されている人気の料理です。
この記事では、初心者から上級者まで楽しめるよう、焼きそばに最適な具材を定番のものから意外な変わり種まで幅広くご紹介します。
また、焼きそばをさらに美味しく仕上げるコツと、家庭で簡単に試せるおすすめのレシピも詳しく解説します。
焼きそばの定番の具材：海鮮
焼きそばを彩る定番の具材として、海鮮は人気のあるチョイスのひとつです。
シンプルな焼きそばを引き立てる、海鮮具材が持つ独特の食感と風味を楽しみたい時は、次の中から選ぶと安心です。
えび
海鮮といえばえびが思い浮かぶほど、定番の具材です。
プリプリの食感と海を想像させる風味が特徴で、焼きそばに彩りと豊かな味わいを加えます。
イカ
イカは、その独特のもちもちとした食感と甘みが焼きそばの味わいを一層豊かにしてくれます。
イカの種類によって異なる風味や食感を楽しむこともでき、焼きそばに加えることでシンプルながらも印象的な一皿に仕上がります。
ホタテ
そのジューシーさと濃厚な旨味で、焼きそばを一層豪華で美味しい料理に変えてくれる魅力的な具材です。
ホタテ特有の甘みと柔らかい食感は、焼きそばの麺や他の具材との組み合わせにおいて絶妙なバランスを生み出します。
明太子
ピリッとした辛さと独特の風味で、焼きそばに新しい味わいをもたらす明太子。
その微妙な辛さと塩気は、焼きそばの麺や他の具材と組み合わせることで、深い味わいと満足感を与えてくれます。
焼きそばの定番の具材：肉類
焼きそばにおいて、肉類は欠かせない定番の具材です。
焼きそばに加えることで肉のうまみが麺と絡み合い、さらなる美味しさを味わうことができます。
次に、焼きそばにマッチする肉類の種類やその特徴を紹介します。
ウインナー
切り方やサイズを変えることで見た目の変化を楽しむことができ、ウインナー固有のジューシーさが焼きそばに奥行きを加えてくれます。
たこさんウインナーにするなど、工夫をすることで子どもたちにも喜ばれること間違いなしの具材です。
ベーコン
ベーコンの独特の香りと塩気は、焼きそばの味わいを一層豊かにします。
薄くスライスされたベーコンを焼きそばに加えると、燻された香りが全体に広がり、美味しさを引き立てます。
ミートボール
ミートボールは、そのままの見た目がボリューミーなので、お腹をすかせた子供にも人気のある具材です。
半分にカットして焼きそばに混ぜることで、肉汁と風味が麺にしっかりと絡むので、焼きそばの麺そのものの風味がアップします。
豚肉
ジューシーな豚肉は、その旨味が焼きそばを風味豊かに仕上げてくれる素晴らしい具材です。
薄切りまたは小さくカットした豚肉を焼きそばに加えることで、豚肉特有のうまみが麺と絡み合い、一層美味しい焼きそばに仕上がります。
焼きそばの定番の具材：野菜
焼きそばの具材として不動の人気を誇る野菜にも、いろいろな種類があります。
ここでは、定番の焼きそばに使われる野菜をご紹介しましょう。
キャベツ
シャキシャキとした食感と爽やかな風味で、焼きそばに絶妙なアクセントを加えるキャベツ。
キャベツの軽い味わいは、焼きそばの他の具材とのバランスを取り、全体の味を引き立てる役割を果たします。
玉ねぎ
玉ねぎの甘みは、焼きそばの味を豊かに引き立てる重要な役割を持っています。
炒めることで甘みが増し、香ばしい香りが焼きそばの全体の味をまとめて、他の具材との組み合わせにもよく合います。
もやし
軽く炒めることで、ショリショリとした食感がたまらなく美味しく、焼きそばにボリュームを与えてくれます。かさ増しにも使える、料理人の味方でもあります。
にんじん
にんじんの鮮やかな色と適度な歯ごたえは、焼きそばを彩り豊かで栄養豊富な一品に変えます。
噛むごとに甘みが広がるにんじんは、他の具材との相性も抜群です。
小松菜
加えるだけで、焼きそばに鮮やかな緑色と栄養価の高さをもたらす小松菜。
柔らかな葉と小松菜がもつ風味は、焼きそばに健康的な要素と見た目の華やかさも与えてくれます。
ピーマン
彩りとピリッとした独特の味が、焼きそばに鮮明な印象を与えてくれるピーマン。
ピーマンは他の具材と組み合わせることで、バラエティーに富んだ焼きそばになります。
きのこ
きのこはその種類によって異なる食感と風味を持ち、焼きそばに深い味わいをもたらします。
しいたけ、エリンギ、舞茸など、様々なきのこを組み合わせることで、きのこのうまみが麺と絡み合って焼きそばの味わいが豊かになる具材です。
にら
独特の香りと味が特徴で、焼きそばに新しい風味と食欲をそそる要素を加えてくれるにら。
にらの風味は焼きそばの他の具材と相性がよく、料理に活力と新鮮さをもたらします。
焼きそばの変わり種具材
いつもの焼きそばとはちょっぴり違った味わいが欲しいときや、いろいろな種類の焼きそばを作りたいときには、変わり種の具材を使って変化をつけてみましょう。
キムチ
その特有の辛味と酸味が焼きそばに新しい感覚をもたらしてくれる、韓国の伝統的発酵食品であるキムチ。
キムチは焼きそばと組み合わせることで、酸味と辛味が焼きそばのシンプルな味わいを引き立て、刺激的な一皿に仕上げます。
納豆
意外にも炒め料理にマッチするその存在感に驚く人も多いといわれる納豆。
そのネバネバとした食感と豊かな風味は、焼きそばに一風変わった食感とともに納豆固有の風味が加わり、一層深みのある味わいになります。
さんまの缶詰
魚は生臭いと思うかもしれませんが、さんまの缶詰を使用することで、焼きそばには魚の豊かなうまみと香りが加わり、さらに焼きそばの深みを増してくれる一品です。
さんまの油分が麺に絡み合い、焼きそばに絶妙なフレンチ風の味わいをもたらします。
塩辛
じつは火を通しても美味しい塩辛は、焼きそばの味を引き立て、独特の風味を加えることができる逸材です。
塩辛の塩気と旨味が焼きそばの味わいを深め、舌に残る印象的な味を作り出すのです。
コーン
甘みとプチプチとした食感が、焼きそばに彩りと味のアクセントを与えるコーン。
子どもにも人気のコーンが焼きそばの他の具材と組み合わされることで、料理全体にバランスの良い甘さが加わり、美しい見た目の気分が上がる一品になるでしょう。
袋焼きそばの美味しい作り方
長期保存が可能な乾麺は、非常時はもちろん、ふいに食べたくなった時にはとても便利な食品です。
インスタントとはいえ、やはり美味しく作って食べたい焼きそば。そこで、袋焼きそばの美味しい作り方を、わかりやすくご紹介します。
- お湯を沸かして、規定の湯量で記載より少し短い時間で麺を茹でます。
- フライパンに油を引いて熱し、肉、野菜を軽く炒めます。
- ごま油大さじ1と茹でておいた麺を投入し、具材と粉末ソース（液体ソース）をよく混ぜ合わせます。（この工程で麺が柔らかくなります）
- お皿に盛って青のりや紅生姜など、お好みのトッピングをしてでき上がり。
簡単で美味しい！焼きそばのおすすめレシピ
手早く作って、美味しく食べることができる魅力の焼きそば。
どんなレシピでも、電子レンジで麺を温めておくのがポイントです。
ここでは、具なしの焼きそばから味変の焼きそばまで、幅広いレシピをご紹介します。
お腹も満足！シンプルな具なし焼きそば
準備する材料は卵のみで、野菜などの具材を使わずシンプルにソースのみで味付けします。
オムライスのような見た目が楽しめる、簡単な焼きそばです。
＜材料 1人分＞
- 焼きそばの麺：1袋
- 焼きそばのソース：添付のものは記載量、そのほかは大さじ2
- 卵：2個
- こめ油またはサラダ油：小さじ2
＜作り方＞
- 焼きそばの麺を電子レンジで1分強温めます。このとき袋の端を少し切っておくと袋が破裂しません。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を入れて熱し、焼きそばの麺を優しくほぐしながら炒めます。
- 焼きそばのソースを加えて混ぜ合わせ、別皿によけておきます。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を適量入れて熱し、といた卵を広く薄く伸ばしながら焼きます。
- 火の通りが8割のあたりで焼きそばを真ん中に乗せて、卵のはしをかぶせながら包み込みます。
- そのままお皿に移し入れ、ケチャップをかけてでき上がり。
コクがアップする塩麴を使った焼きそば
塩麴を加えることで旨味が増し、コク深い味わいを楽しめる焼きそばです。
難しいこともなく簡単なステップで仕上がる、オススメのレシピをご紹介します。
＜材料 1人分＞
- 焼きそばの麺：1袋
- こめ油またはサラダ油：大さじ1/2
- 塩こしょう：少々
- 塩麴：小さじ1/2
- 豚肉：50g
- キャベツ：80g
- にら：好みの量
- 塩：少々
- オイスターソース：大さじ1
＜作り方＞
- 焼きそばの麺を電子レンジで1分強温めます。このとき袋の端を少し切っておくと袋が破裂しません。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を入れて熱し、焼きそばの麺をほぐしながら炒めて別皿によけておきます。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を入れて熱し、豚肉を炒めながら塩こしょうをふり入れます。
- 豚肉に8割火が通ったら、キャベツとにら、塩少々を入れて炒めます。
- よけておいた焼きそばを入れて、オイスターソースと塩麴を入れてよく混ぜ合わせます。
- お皿に盛ってでき上がり。
まるでナポリタン！ケチャップを使った焼きそば
見た目は完全にナポリタンですが、正真正銘焼きそばです。
ケチャップで味付けをすることで、子供から大人まで楽しめる洋風焼きそばに大変身。
＜材料 1人分＞
- 焼きそばの麺：1袋
- オリーブオイル：小さじ2～お好み量
- 豚肉かソーセージなど：40g
- ピーマン：1/2
- 玉ねぎ：1/2
- ケチャップ：大さじ2～お好み量
- オイスターソース：お好みで
＜作り方＞
- 焼きそばの麺を電子レンジで1分強温めます。このとき袋の端を少し切っておくと袋が破裂しません。
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、豚肉かソーセージと細切りにしたピーマン、玉ねぎを炒めます。
- 火が通ったら焼きそばの麺を入れて、具材と混ぜ合わせるように炒めます。
- ケチャップとお好みでオイスターソースを入れて、ケチャップを焼くように絡めながら炒めます。
- お皿に盛ってでき上がり。
スパイシーなカレー粉を使った焼きそば
いつもの焼きそばにカレー粉を加えることで、スパイシーで異国情緒あふれる焼きそばになります。
味変に挑戦したくなった時に、簡単で試しやすいレシピです。
＜材料 1人分＞
- 焼きそば麺：1袋
- こめ油またはサラダ油：大さじ1/2
- キャベツ：80g
- 玉ねぎ：50g
- にんじん：15g
- 塩：少々
- カレー粉（パウダー）：適量
＜作り方＞
- 焼きそばの麺を電子レンジで1分強温めます。このとき袋の端を少し切っておくと袋が破裂しません。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を入れて熱し、適当な大きさに切った豚肉を炒め、火が通ったところでざく切りにしたキャベツと細切りにした玉ねぎ、にんじんを炒めます。
- 火が通ってきたらカレー粉（パウダー）をまぶして、具材を炒め合わせます。
- 焼きそばの麺とカレー粉（パウダー）をさらに入れて、ほぐしながらよく混ぜ合わせ炒めます。
- お皿に盛りつけてでき上がり。
さんま缶を使ったミーゴレン風焼きそば
さんまの缶詰を加え、インドネシアの名物料理「ミーゴレン」風の焼きそばにアレンジ。
キャベツを使わないかわりにパクチーを使うので、エスニックな世界を感じられそうです。
＜材料 1人分＞
- 焼きそばの麺：1袋
- 酒：大さじ1
- にんにく：5g
- にら：30g
- もやし：50g（だいたいひと掴み）
- さんまの缶詰：1缶
- 鷹の爪：少々
- ナンプラー：小さじ1
- 丸鶏スープの素：小さじ1
- オイスターソース：小さじ2
- 卵：1個
- こめ油またはサラダ油：大さじ1
- パクチー：適量
＜作り方＞
- 焼きそばの麺を電子レンジで1分強温めます。このとき袋の端を少し切っておくと袋が破裂しません。
- フライパンにこめ油（サラダ油）を熱して目玉焼きを作って別皿によけておきます。
- さらにこめ油（サラダ油）をフライパンに入れて熱し、みじん切りにしたにんにくと輪切りにした鷹の爪を入れて炒めます。
- にんにくのいい香りがしたら、焼きそばの麺ともやしを入れて混ぜ合わせ、優しくほぐして炒めます。
- さんまの缶詰を汁ごと入れてから、にらとナンプラー、オイスターソース、丸鶏スープの素を加えて炒めます。
- 皿に盛り付けて目玉焼きを乗せ、お好みでパクチーをトッピングしてでき上がり。
まとめ
焼きそばは、いろいろな具材で味わいを楽しむことができます。
定番の具材から変わり種まで試してみて、自分だけのお気に入りの焼きそばを見つけてください。
簡単ながらも美味しいレシピを試して、いつもの焼きそばをもっと楽しんで下さい。
