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食物繊維やビタミンCが豊富に含まれている桃。
その甘さからカロリーが高そうなイメージがありますが、100gあたり40kcalと、じつはカロリーは低めです。
健康や美容に良いため、積極的に摂りたいフルーツですが、切るのが苦手な人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、桃の切り方について徹底解説。
基本の切り方や、ムダなく食べられる綺麗な皮の剥き方、変色を防ぐ方法や保存方法まで紹介していきます。
桃を切るときのポイント3つ
桃はデリケートなフルーツのため、切る前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。
1つずつ解説しているので、参考にしてみてください。
食べごろか確認しよう
桃の食べごろはヘタの部分で確認できます。ヘタの部分がクリーム色もしくは白に近い色で、触ってみて少し柔らかければ食べごろです。
もっと甘くしたい場合は、あと1~2日ほどそのまま放置しておきましょう。保管する際は、新聞紙などで包んで水分を飛ばさないようにした上で、日光が当たらない涼しい場所に保管してください。
もし冷たい桃を食べたい場合は、食べる前に冷蔵庫で2~3時間冷やしておきましょう。
優しく扱おう
桃はとても傷みやすく、強く触った箇所は黒くなり、味も落ちてしまいます。とくに完熟させた桃は柔らかく、少しの衝撃や負担で変色して傷んでしまうため、気を付けてください。
桃を触るときは、指先だけで掴むのではなく、手のひら全体を使って掴むようにしましょう。また早めに食べてしまうことをおすすめします。
皮ごと食べるのもおすすめ
桃の皮には、カテキンをはじめとした栄養が含まれており、抗菌や抗酸化作用、アンチエイジングの効果が期待できます。
また虫歯や口臭といった口内トラブルの予防にもなるため、皮を剥かずにそのまま食べるのもおすすめです。
皮ごと食べる場合は、よく洗って産毛を落としてから食べてください。
桃の基本の切り方
ここでは桃の基本の切り方について、順を追って解説していきます。
桃の切り方は難しいと思われがちですが、手順を知っていれば誰でも簡単に切れるため、1つずつ確認していきましょう。
手順1:水で洗う
優しく皮を擦りながら水で洗い、産毛を取っていきましょう。
手順2:切れ目を入れる
桃の割れ目に包丁を入れたら、種に沿って1周して切れ目を入れていきます。
手順3:2等分する
両手で優しく包み込むように持ち、左右にひねって2等分しましょう。
このとき、力を入れすぎてしまうと桃が傷んでしまうため、注意してください。
手順4:切り分けて皮を剥く
くし型に切り分けて、種を取り除きます。最後に皮を包丁で剥けば完成です。
ムダなく食べられる!皮を剥いてから桃を切る方法
桃は水分を多く含んでおり、皮を剥くときに手が汚れやすいです。また柔らかく熟している桃は、皮を剥くときに皮と一緒に身まで取れてしまうこともあります。
ここではあらかじめ皮だけ綺麗に剥いてから、カットする方法を解説。手をそこまで汚さずに、ムダなく皮だけを剥けるため、ぜひ試してみてください。
手順1:沸騰したお湯に桃を入れる
沸騰したお湯に桃を1つずつ入れます。5秒ほど転がしたら取り出し、すぐに氷水で冷やしましょう。
余熱が入ってしまうと身が固くなるため、注意してください。
手順2:皮を剥く
桃がよく冷えたら氷水から取り出し、皮を剥いていきましょう。
ヘタの部分から皮をつまむようにして引っ張ると、スルッと皮だけ綺麗に剥けます。
手順3:切れ目を入れる
手のひらで優しく包むように持ち、割れ目に包丁を当て、種に沿うように1周して切れ目を入れます。
手順4:くし型に切り分ける
外側から切れ目に向かって斜めに包丁を入れ、くし型にカットしていけば完成です。
【応用編】桃のおしゃれな切り方&盛り付け方
ケーキやタルトにカットした桃を乗せれば、見栄えがとても華やかになります。
ここでは、カットした桃を使ったデコレーションの方法を紹介。パーティーなどで使えるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
手順1:沸騰したお湯に桃を入れる
沸騰したお湯に桃を入れます。5秒ほど転がしたら取り出し、すぐに氷水で冷やしましょう。
手順2:皮を剥く
桃が冷えたら、ヘタの部分から皮をつまんで剥きます。
手順3:薄くスライスする
外側から種に向かって斜めに包丁を入れていきましょう。
約5mmほどの厚さにスライスします。
手順4:スライスした桃を並べる
ケーキやタルトの形に沿うように、スライスした桃を並べましょう。
中央は、桃を少し重なるように並べていくと、お花のようなデコレーションに仕上がります。
カットした桃の変色を防ぐ方法&保存方法
桃は切った瞬間から傷み始めるため、あまり日持ちしません。カットしたらすぐに食べてしまうのが1番です。
しかし桃を長く楽しみたい場合は、冷蔵庫や冷凍庫で保存できます。
ここではカットした桃の保存方法や、どのくらい日持ちするのかを解説。また変色を防ぐ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
変色を防ぐ方法
塩水か砂糖水、レモン汁のいずれかに、カットした桃を5~10分ほど浸してください。
それぞれの作り方は以下の通りです。
- 塩水:水1カップに対し塩は小さじ1/5程度
- 砂糖水:水1カップに対して大さじ1
- レモン汁:水1カップに対して大さじ2
濃く作りすぎてしまうと、桃の味が変わってしまう恐れもあるため、分量通りに作りましょう。
冷蔵保存の方法
カットした桃を冷蔵庫で保存する場合、日持ちは1~2日ほど。
塩水を馴染ませ、ラップで包んだら、そのまま冷蔵庫で保存します。カットした桃は傷みの進行が早いため、なるべく早く食べてしまいましょう。
冷凍保存の方法
カットした桃を冷凍庫で保存する場合、日持ちは3~4週間ほど。
レモン汁を馴染ませ、ラップで包みます。さらにジッパー付きの保存袋に入れたら、よく空気を抜いて、冷凍庫で保存してください。
冷蔵庫で保存するよりは長く持ちますが、なるべく早く食べきりましょう。
また解凍しすぎると水分が出過ぎてしまうため、半解凍の状態でシャーベットとして食べたり、お酒や炭酸に入れて楽しむことをおすすめします。
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