ふるなびスタッフ
目次
札幌は北海道の中心都市であり、グルメの宝庫として知られています。
新鮮な海産物や地元の食材を使った美味しい料理が数多くあるため、何を食べようか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、札幌に訪れたら食べたい、絶品の名物グルメをご紹介します。
食欲をそそる香りと味わいに包まれながら、札幌の食文化を存分に楽しんでみてください。
札幌の名物グルメ【海鮮・肉編】
海鮮丼
札幌は、新鮮な海産物が豊富な地域であり、海鮮丼もその代表的なグルメです。
具材には本マグロやサーモン、ホタテ、エビ、イカ、ウニ、イクラなど数多くの海鮮物が使われています。
複数の魚が使われているものもあれば、マグロのみの海鮮丼やいくらとサーモンの海鮮丼など、種類豊富に販売されています。
札幌の海鮮丼は、価格がリーズナブルなことも魅力の一つです。
一般的に、市場直送の新鮮な魚介類を使用している海鮮丼専門店でも、1,000円〜2,000円程度で食べられます。
ひとりで入りやすい店も多いので、北海道の海鮮を気軽に楽しめるでしょう。
回転寿司
札幌には、多くの回転寿司チェーン店があります。
回転寿司店でも北海道でとれた新鮮な海鮮を使用しているため、非常にハイレベルです。
鮮度のいいものを使用しているため、通常は火を入れて食べる「サンマ」や「ホッケ」などのネタも生で楽しめる店もあります。
北海道の回転寿司店は、ネタが大きいことも特徴です。
シャリからはみ出るほどに大きくカットされた新鮮な海鮮は、ボリューム満点。
カウンタータイプの高級店ではないので入店しやすく、リーズナブルに食べられるでしょう。
札幌で気軽に海鮮を楽しみたいなら、回転寿司を訪れてみてください。
カニ料理
札幌には多くのカニ専門店があり、多種多様のカニ料理を提供しています。
食べられる種類として代表的なのは、ズワイガニやタラバガニ、毛ガニなどです。
北海道周辺の海で捕獲されたカニは新鮮で味わい深いものが多く、地元客や観光客に人気があります。
札幌のカニ料理には、しゃぶしゃぶや焼きガニ、鍋、アヒージョなどがあり、食べ方もさまざま。
カニの味噌や内子（カニの卵巣）も、おいしく食べられる部位として人気があります。
札幌のカニ料理店では、それぞれ独自の味付けや調理法で、カニの旨みを引き出す工夫がされています。
ちゃんちゃん焼き
北海道グルメとして有名な「ちゃんちゃん焼き」は、元々は石狩地方の郷土料理といわれています。
寒い季節に獲れる鮭と旬の野菜を蒸し焼きにして、味噌をベースとしたたれで味付けした料理のことで、現在は札幌市内の多数の店で提供されています。
「チャンチャン焼き」の名前の由来は、チャチャッと作れるからという説や、焼くときに鉄板とヘラがチャンチャンと鳴るからなど諸説あります。
北海道が発祥の料理ですが、現在は気軽に食べられる家庭料理として、全国で親しまれています。
ザンギ
ザンギは北海道で親しまれている、甘辛い味わいの鶏の唐揚げです。
鶏もも肉を醤油やニンニク、しょうがなどで味付けし、小麦粉をまぶしてから揚げるもので、一般的な唐揚げに比べると、濃い味付けなのが特徴です。
外側はサクサクとした食感で、中はジューシーで柔らかい鶏肉が楽しめます。
ザンギは釧路市の末広歓楽街にある鶏料理の店が、鶏肉をぶつ切りにしてカラッと揚げたことが発祥といわれています。
中国の鶏料理「ザーギー」にちなんで、ザンギと名付けられました。
ジンギスカン
中心部が盛り上がった独特な形をした鍋で、たれに漬け込んだ羊肉を焼いて食べる「ジンギスカン」。
北海道の自然豊かな地で育った羊は、柔らかい肉質が特徴です。
ジンギスカンは野菜やキノコなども一緒に焼いて食べられるので、ヘルシーな料理としても人気です。
札幌市内のジンギスカン専門店や居酒屋、レストランなどで気軽に楽しめます。
豚丼
「豚丼」は、十勝地方が発祥とされる北海道グルメです。
明治時代末期から養豚業が盛んだった十勝地方では、豚肉が人々に親しまれてきました。
豚丼は、昭和初期に帯広市内の食堂で考案されたもので、炭火焼きした豚肉にうなぎの蒲焼き風のたれを使ったのが始まりといわれています。
当時、うなぎは高価で手に入りにくかったため、代わりに豚肉が使用されました。
豚丼の文化は帯広市だけでなく、札幌にも広がっています。
市内には豚丼を食べられる店が数多くあるので、ぜひ味わってみてください。
札幌の名物グルメ【ご当地グルメ編】
札幌市民に愛されている、ご当地グルメを堪能するのもおすすめです。
スープカレーや味噌ラーメンなど、全国的に有名な名物はもちろん、ラーメンサラダやちくわパンといった札幌でしか食べられないグルメも必見です。
スープカレー
北海道の郷土料理である「スープカレー」は、一般的なカレーとは異なり、サラサラとしたスープ状なのが特徴です。
ご飯とは別々に提供され、スプーンでスープをすくってご飯につけて食べるのが正式なスタイルです。
基本的に辛口のバリエーションが多く、辛さの度合いは好みに合わせて調節できます。
発祥は札幌市内の喫茶店といわれています。
札幌市内には、スープカレーを提供している店が200以上あります。
自分好みの味を探して、食べ比べを楽しむのもいいでしょう。
味噌ラーメン
札幌は味噌ラーメン発祥の地といわれています。
1955年、「味の三平」というラーメン店が味噌汁をヒントに作ったのが始まり。
中太のちぢれ麺に、コクのあるスープが絡む本場の味噌ラーメンは、札幌に訪れたら食べておきたいグルメのひとつです。
発祥の店である「味の三平」や、三種類の味噌を使用した「けやき」、行列必至の人気店「彩未」など、有名店がたくさんあります。
店によって味噌の濃さや味わいが違うので、お気に入りの一杯を求めて食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
ラーメンサラダ
北海道全域でご当地グルメとして親しまれている「ラーメンサラダ」。
冷たい麺の上に、レタスやトマト、きゅうりなどの野菜をのせた料理で、冷やし中華とよく似ています。
冷やし中華よりも野菜の量が多く、サラダがメインとなっているのが特徴です。
ラーメンサラダは、札幌グランドホテルのビアホール「ビッグジョッキ」が「夏でもおいしいラーメンを食べられるように」と考案したものです。
現在は札幌市内のレストランや居酒屋で、定番メニューとして親しまれています。
ちくわパン
ちくわの穴にツナサラダを詰め込み、バターロールの生地で包んで焼いたもので、1日2,000個以上売れるほど愛されているグルメです。
玉ねぎが入ったシャキシャキのツナサラダと、ふわふわパンの相性は抜群。
販売している「どんぐり」は札幌市内に複数店舗があるので、最寄りのお店に寄ってみてはいかがでしょうか。
札幌の名物グルメ【スイーツ編】
北海道最大の都市である札幌には、見逃せないスイーツもたくさんあります。
チェックしておくべき札幌スイーツをご紹介します。
夜パフェ
札幌では、食事のあとやお酒を飲んだあとに、パフェで締めるという文化があります。
夜にパフェを食べることは「夜パフェ」や「シメパフェ」などと呼ばれています。
しぼりたての牛乳や旬のフルーツを使ったパフェは、食後でもスルッと食べきれてしまうおいしさです。
夜パフェを取り扱う店は多いですが、なかには夜パフェ専門店もあります。
札幌の夜を楽しむために、好みの夜パフェを提供している店をチェックしておきましょう。
チョコレート
札幌は、ショコラティエが多いのも特徴です。
お土産にぴったりな本格チョコレートから、カフェで堪能するスイーツまで、さまざまなチョコレート商品が販売されています。
なかでも有名なのは、札幌市内に5店舗を構える「ショコラティエ マサール」です。
北海道の気候と素材、世界中から厳選された食材を組み合わせた、本格的なショコラが食べられます。
六花亭スイーツ
北海道で有名な菓子店といえば「六花亭」です。
北海道小麦で作ったビスケットに、レーズンとホワイトチョコレート、道産バターを合わせたクリームをサンドしたお菓子です。
サクサクのビスケットと濃厚なバタークリームの風味が相性抜群のスイーツです。
「六花亭」ではほかにもカステラやチョコレート、和菓子などのスイーツを多数取り扱っています。
お土産にできるスイーツを探している人にもおすすめです。
白い恋人
札幌土産を何にしようか迷ったら「白い恋人」を選べば間違いありません。
札幌に本社を置く「石屋製菓」が販売している、全国的に有名なお菓子です。
サクッと軽い食感のラングドシャクッキーに、オリジナルブレンドのチョコレートを挟んだ一品です。
札幌市内には、白い恋人をはじめさまざまなお菓子の製造工程を見学できる「白い恋人パーク」があります。
写真を撮ったりスイーツを堪能したり、お菓子作りを体験したりとたっぷり楽しめるパークなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
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