ふるなびスタッフ
目次
日本料理の代表的な一品で、ふわふわとした食感と優しい味わいで親しまれている茶碗蒸し。
自宅でも簡単に作ることができるのも魅力の1つです。
本記事では、自宅で茶碗蒸しを作る際におすすめの具材について紹介します。
定番の具から変わり種の具まで紹介するので、ぜひ自分好みにアレンジして作ってみてください。
茶碗蒸しに定番の具材は？
茶碗蒸しにはさまざまな具材が使われますが、その中には茶碗蒸しと相性の良い定番の具材が存在します。
これらの具材は食感や風味が茶碗蒸しに合っており、美味しさをより引き立てるでしょう。
まずは、茶碗蒸しを作る際に参考にしたい、定番の具材を紹介します。
エビ
茶碗蒸しに入れる具として、エビは定番の食材です。
エビのぷりぷりとした身は、食感からも楽しめます。
また、エビから出る旨みは茶碗蒸しと相性抜群で、食べたときの風味を向上させてくれるでしょう。
さらに、赤い見た目は茶碗蒸しのアクセントとなり、彩りを添えてくれるのも魅力です。
エビは子どもにも人気なので、お子さんがいる場合はぜひエビを入れてみてはいかがでしょうか。
銀杏
茶碗蒸しといえば銀杏をイメージする方も多いでしょう。
銀杏はホクホクとした食感と少しほろ苦い風味で知られており、食べるとクセになる味わいです。
しかし、クセのある味わいが苦手な方もいるため、好みの分かれる食材でもあります。
また、明るい色で茶碗蒸しの色味にアクセントを加える効果も期待できるでしょう。
缶詰を使えば茶碗蒸しにも手軽に入れられるため、ぜひ利用してみてください。
三つ葉
三つ葉は爽やかな香りが特徴的な野菜です。
茶碗蒸しに入れることで全体の風味が増すことから、定番の食材となっています。
また、茶碗蒸しに緑色が加わるため、見た目の彩りを豊かにできるのも魅力です。
三つ葉を入れることで、風味と見た目の面で質が高まります。
茶碗蒸しを自宅で作る際は、ぜひ三つ葉で彩りを加えてみてください。
しいたけ
しいたけは、茶碗蒸しに入れると味わい深くなる具材です。
薄切りにしても、傘をそのまま入れても美味しく食べられます。
コリコリとした食感も楽しく、ふわふわとした茶碗蒸しとの相性抜群です。
しいたけがなければ、えのきやしめじなどのきのこ類で代用できます。
かまぼこ
見た目の彩りを豊かにしてくれるかまぼこは、茶碗蒸しでは定番の具材です。
ほんのりとピンクな見た目は、茶碗蒸しの仕上がりを華やかにしてくれるでしょう。
また、見た目だけでなく弾力のあるモチモチした食感も楽しめます。
かまぼこは大人だけでなく子どもにも人気なため、家庭でも使いやすい具材です。
鶏肉
鶏肉は茶碗蒸しにボリュームを与えてくれる食材です。
味が染みた鶏肉は、茶碗蒸しに適しています。
また、下味をつけて入れれば、より奥深い味わいを楽しめるでしょう。
より満足感を得たい方は、少し大きめに切って、ごろっとした鶏肉を入れて楽しんでみてください。
カニかま
茶碗蒸しにカニかまを加えると、カニかまが持つ甘みを楽しめるだけでなく、全体の風味も豊かになります。
また、しっとりとした食感がふわふわの茶碗蒸しにアクセントを与えるでしょう。
赤いカニかまは見た目にも彩りを添えてくれるため、仕上がりの完成度を高めてくれます。
カニかまなら手軽に利用できるため、簡単に茶碗蒸しに取り入れられるのも魅力です。
ホタテ
ホタテを入れることで、茶碗蒸しに海鮮の味をプラスしてくれます。
ぷりぷりの食感と淡白な味わいがホタテの魅力です。
また、ほんのりと甘くクセの少ない味わいが茶碗蒸しを引き立てます。
ホタテが入っていることで、見た目にも豪華さや高級感を演出できるでしょう。
ほうれん草
三つ葉と並んで、ほうれん草も茶碗蒸しに入れる野菜として定番です。
ほうれん草には、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
そのため、栄養面でもぜひ取り入れたい具材の一つです。
茶碗蒸しの上に添えても、中に混ぜても美味しいでしょう。
茶碗蒸しに彩りが足りないと感じる場合や、豊富な栄養を取り入れたい場合は、ぜひほうれん草を加えてみてはいかがでしょうか。
茶碗蒸しに使える変わり種の具材
お店で食べる茶碗蒸しには、定番の具材が入っているのが一般的です。
しかし、自宅で茶碗蒸しを作るなら自分好みの具材でアレンジするのも楽しみかたの1つです。
続いては、自宅で茶碗蒸しを作る際に参考にしたい変わり種の具材について見ていきましょう。
コーン
お子さんのいる家庭では、コーンを茶碗蒸しの具材にするのもおすすめです。
コーンを入れることで、和食の茶碗蒸しを洋風にアレンジできます。
コーン以外にもかまぼこやソーセージなど、子どもが好きな具材を入れることで、好き嫌いの多い子どもでも食べやすい仕上がりとなるでしょう。
プリっとした食感と甘みのある味わいが楽しい、コーン入りの茶碗蒸しをぜひ試してみてください。
枝豆
茶碗蒸しに緑を足したいなら枝豆がおすすめです。
歯ごたえのある食感は、茶碗蒸しに満足度をプラスしてくれます。
また、枝豆の爽やかな風味で、さっぱりとした仕上がりになるでしょう。
茶碗蒸しに枝豆を加えて、彩りと食感を楽しんでみてください。
わかめ
わかめ入り茶碗蒸しは海の風味を楽しめる点が魅力です。
わかめが加わることで、海藻特有の旨味や香りが広がります。
また、わかめは低カロリーで栄養価が高く、食物繊維も豊富です。
そのため、茶碗蒸しにわかめをプラスすることで、ヘルシーで風味高い一品に仕上がるでしょう。
ちくわ
お家にある具材で手軽に茶碗蒸しを作りたいならちくわがおすすめです。
ちくわなら下処理が必要なく、調理コストが高くありません。
薄い輪切りにして、茶碗蒸しの上に散りばめましょう。
練り物の旨みも十分感じられるため、具材に迷った際はぜひ活用してみてください。
ソーセージ
お子さんがいる家庭は、茶碗蒸しにソーセージを入れてみてはいかがでしょうか。
ソーセージを入れることでコクが増し、より濃厚になります。
また、食べ応えもあるため、茶碗蒸しにボリュームが生まれるでしょう。
ぜひ、細かく切ったソーセージを入れてアレンジを楽しんでみてください。
チーズ
チーズ入りの茶碗蒸しは、とろける食感と濃厚な風味が特徴です。
卵の優しい味わいと合わせることで、チーズが強いアクセントになります。
しかし、茶碗蒸しのテイストがガラッと変わってしまうため、好みは分かれるでしょう。
それでも茶碗蒸しを洋風にアレンジしたい方は、ぜひチーズを加えてみてください。
茶碗蒸しの作り方
茶碗蒸しを家庭で食べる印象のない方も多いでしょう。
しかし、茶碗蒸しは卵と白だしに加えて、好みの具材を用意すれば誰でも簡単に作れます。
自宅で茶碗蒸しを作る方法について紹介します。
材料 ※1人分
- 卵液
– 卵：1個
– 白だし：大さじ1
– 水：100ml - お好みの具材：適量
作り方
- ボウルに卵・白だし・水を入れてかき混ぜる
- 器にカットした具材を入れる
- 具材を入れた器に卵液をザルでこしながら入れる
- ラップをして200Wの電子レンジ8分加熱する
茶碗蒸しは蒸し器がなくても作れるため、誰でも手軽にチャレンジできます。
ぜひ、自宅で美味しい茶碗蒸しを作ってみてください。
まとめ
今回は茶碗蒸しで定番の具材から、変わり種の具材まで紹介しました。
茶碗蒸しに入れる具材に決まりはないため、好みで自由にアレンジ可能です。
また、茶碗蒸しは蒸し料理のため、手間のかかる印象を持っている方もいるかと思いますが、実際は電子レンジで手軽に作成できます。
そのため、茶碗蒸し好きの方は、ぜひ好みの具材を入れて自分だけの茶碗蒸し作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
