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まとめ買いしたレンコンが変色したり、傷んだりした経験はありませんか?
レンコンの鮮度を保って長持ちさせるには、保存のコツを知っておかなければなりません。
この記事では、レンコンの保存方法と日持ちを、常温・冷蔵・冷凍に分けて紹介しています。
冷凍したレンコンの美味しい食べ方も説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
レンコン保存前のチェックポイント
レンコンを保存する前に、3つのポイントをおさえましょう。
- 変色していないか
- 傷んでいないか
- 新レンコンではないか
上記のポイントは、早めにチェックしておくことが大切です。
それでは、ひとつずつ確認していきましょう。
変色していないか
全体的に変色がなく、皮にツヤがあるレンコンは、保存に適しています。
カットされたレンコンの場合は、切り口の白いものが新鮮です。
切り口の変色がないレンコンを選んで、保存しましょう。
穴の中が黒く変色しているレンコンは、鮮度が落ちています。
保存には適さないため、早めに食べ切りましょう。
傷んでいないか
レンコン全体に、傷がないか確認しましょう。
レンコンに傷がある場合は、保存には向きません。早めに食べ切りましょう。
新レンコンではないか
新レンコンか通常のレンコンかを確認しましょう。
新レンコンは、通常のレンコンよりも細長く小さいのが特徴です。
通常のレンコンより日持ちしないため、早めに食べ切りましょう。
酢水につけるだけ!レンコン保存前の下ごしらえ
レンコンは、皮をむいたり切ったりすると、酸化して黒っぽく変色します。
変色を防ぐため、下ごしらえのときに酢水につけましょう。
レンコンのシャキシャキとした食感と、白い色をキープできます。
酢水の作り方は、水2カップに対して酢小さじ1程度です。
レンコンを常温保存する方法
レンコンは、室温が25度以下になる涼しい季節のみ、常温保存できます。
夏場は、冷蔵か冷凍保存しましょう。
常温で保存する方法を2つ紹介します。
- 土付きのレンコンの場合
- ひと節まるごとのレンコンの場合
それでは、ひとつずつ確認しましょう。
土付きのレンコン|保存目安1週間
土付きのレンコンをキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存します。
保存期間は、約1週間です。
泥を落とさずに保存しましょう。
ひと節まるごとのレンコン|保存目安5日
レンコンをまるごとキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存します。
保存期間は、約5日です。
レンコンを冷蔵保存する方法
レンコンを冷蔵保存する場合、乾燥させないのがポイントです。
レンコンの状態ごとに、以下の4つに分けて説明します。
- 土付きのレンコン
- ひと節まるごとのレンコン
- カットしたレンコン
- 薄くスライスしたレンコン
ひとつずつ確認していきましょう。
土付きのレンコン|保存目安1週間
土付きのレンコンの保存期間は、約1週間です。
湿らせたキッチンペーパーや新聞紙を使って、レンコンの乾燥を防ぐのがコツです。
次の手順で保存しましょう。
1.湿らせたキッチンペーパーか新聞紙でレンコンを包む
2.ラップでぴったりと包む
3.ポリ袋またはチャック付き保存袋に入れる
4.冷蔵庫で保存する
ひと節まるごとのレンコン|保存目安1週間
ひと節まるごとのレンコンの保存期間は、約1週間です。
湿らせたキッチンペーパーや新聞紙を使って、レンコンの乾燥を防ぐのがコツです。
手順は以下のとおりです。
1.湿らせたキッチンペーパーか新聞紙でレンコンを包む
2.ラップでぴったり包む
3.ポリ袋またはチャック付き保存袋に入れる
4.冷蔵庫で保存する
カットしたレンコン|保存目安3日
カットしたレンコンは、切り口の乾燥を防ぐため、ラップを使うのがポイントです。
まるごと買って使いきれなかったレンコンも、この方法で保存できます。
1.レンコンをラップで包む
2.ポリ袋またはチャック付き保存袋に入れる
3.冷蔵庫で保存する
保存期間は約3日です。
薄くスライスしたレンコン|保存目安2~3日
薄くスライスしたレンコンは、蓋つきの容器に水を入れて保存しましょう。
水に入れて保存すると、レンコンの変色を防げます。
保存手順は、以下のとおりです。
1.深めの保存容器にスライスしたレンコンを入れる
2.全体が隠れる程度の水を入れる
3.蓋をして冷蔵庫で保存する
水は毎日取り替えて、早めに使い切りましょう。
レンコンを冷凍保存する方法
まとめて買ったときや、食べきれないときにおすすめなのが、冷凍保存です。
4つの方法を紹介します。
- タテに切って冷凍
- 輪切りにして冷凍
- すりおろして冷凍
- 茹でてから冷凍
ひとつずつ確認していきましょう。
タテに切って冷凍|保存目安1か月
調理方法が決まっていないときは、レンコンをタテに2つに切って、冷凍しましょう。
薄切りや乱切りなど、レシピに合わせてカットできるため重宝します。
手順は次のとおりです。
1.レンコンの皮をむく
2.縦半分に切って5分ほど酢水につける
3.水気を拭き取りラップで包む
4.冷凍用の保存袋に入れる
5.冷凍庫で保存する
半分に切ると、冷凍されるまでの時間が短くなります。
レンコンの食感を残したまま保存できるでしょう。
輪切りにして冷凍|保存目安1か月
輪切りにしてから冷凍すると、使う分だけ取り出せるので便利です。
薄くスライスした場合も、同じ方法で保存できます。
手順は以下のとおりです。
1.レンコンの皮をむく
2.1cm程度の輪切り、または薄くスライスする
3.酢水に5分ほどつける
4.ペーパータオルで水気をふき取る
5.ラップで包む
6.冷凍用の保存袋に入れる
7.冷凍庫で保存する
薄くスライスしたレンコンは、チャックつきの保存袋に入れるのがおすすめです。
水気をとったレンコンを、そのまま保存袋に入れて冷凍できます。
すりおろして冷凍|保存目安1か月
レンコンは、すりおろして冷凍もできます。
次の手順で保存しましょう。
1.レンコンの皮をむく
2.レンコンをすりおろす
3.大さじ1くらいのサイズを目安にラップで包む
4.冷凍用の保存袋に入れる
5.冷凍庫で保存する
使いやすい分量にわけて保存するのがコツです。
茹でてから冷凍|保存目安2~3週間
レンコンを茹でてから冷凍保存すると、シャキシャキした食感をキープできます。
次の手順で保存しましょう。
1.レンコンを食べやすいサイズに切る
2.硬めに茹でる
3.茹で上がったら冷めるまでおく
4.水気を拭き取る
5.冷凍用の保存袋に入れる
6.冷凍庫で保存する
調理方法が決まっているなら、レシピに合わせてレンコンを切っておくと便利です。
レンコンの解凍方法とおすすめの食べ方
先程紹介した4つの冷凍保存の解凍方法と、おすすめの食べ方を紹介します。
- タテに切って冷凍した場合|筑前煮やきんぴら
- 輪切りにして冷凍した場合|天ぷらやフライ
- すりおろして冷凍した場合|レンコン餅
- 茹でてから冷凍した場合|サラダやきんぴら
それでは、ひとつずつ確認していきましょう。
タテに切って冷凍した場合|筑前煮やきんぴら
常温で3分ほどおいて、解凍しましょう。
包丁で切れるくらいの硬さになったら、お好みのサイズにカットします。
乱切りにして筑前煮などの煮物や、薄くスライスしてきんぴらにするとよいでしょう。
輪切りにして冷凍した場合|天ぷらやフライ
輪切りにしたレンコンは、凍ったまま調理するのがポイントです。
天ぷらやフライにして、ホクホクした食感を味わいましょう。
レンコンのはさみ焼きもおすすめです。
すりおろして冷凍した場合|レンコン餅
冷凍のまま、ラップごと電子レンジで加熱しましょう。
加熱時間は500Wで約2分です。
しょうゆベースのあんをかければ、もちもちとした食感のレンコン餅が味わえます。
お好み焼きのつなぎにするなら、加熱時間は1分を目安にしてください。
茹でてから冷凍した場合|サラダやきんぴら
茹でてから冷凍したレンコンは、食感を楽しめるサラダやきんぴらがおすすめです。
スライスして冷凍した場合は、凍ったまま調理しましょう。
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