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しゃぶしゃぶはお肉や野菜をたくさん食べられる、身近な鍋料理のひとつです。
そして用意する具材やつけダレで、さまざまなアレンジが楽しめます。
この記事では、しゃぶしゃぶの基本の作り方をはじめ、おすすめの具材を定番から変わり種まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
しゃぶしゃぶの基本の作り方
はじめに、しゃぶしゃぶの基本の作り方を紹介します。
- お鍋に水とだし昆布を入れて置いておく(30分~2時間程度)
- 具材は食べやすい大きさ、火の通りやすい厚さに切っておく
- つけダレはポン酢やごまだれなど好みに合わせて用意しておく
- 水とだし昆布を入れた鍋に、火が通りにくい具材を入れて火にかける
- 沸騰したら昆布を取り出し、用意した具材をスープにくぐらせて火を通しつつ食べる
具材をまとめて入れると鍋の温度が下がって火が通りにくくなるため、食べる分だけ少しずつ入れましょう。
しゃぶしゃぶにおすすめな具材:肉類
続いて、しゃぶしゃぶのメインとなる肉類の具材を紹介します。
牛肉
牛肉は比較的柔らかい部位がしゃぶしゃぶにおすすめです。
霜降りのロースや肩ロース、脂身が少ない赤身のもも肉などがあります。
さっと火が通るように、しゃぶしゃぶ用として薄切りにされているものを選びましょう。
豚肉
豚肉も、牛肉と同様に柔らかい部位がしゃぶしゃぶに向きます。
脂身と赤身のバランスが良い肩ロースや、脂身のしっとりさを味わいたい場合はバラ肉、脂身が苦手な方はもも肉があっさりとしていておすすめです。
鶏肉
ヘルシーな鶏肉は、むね肉やささみなどの部位がしゃぶしゃぶに合います。
鶏肉はしっかりと火を通すことが大切なため、鶏しゃぶ用として薄切りにされているものを購入しましょう。
ラム肉
低カロリーで必須アミノ酸などの栄養素を多く含むラム肉は、しゃぶしゃぶにするとラム肉のクセを感じにくく食べやすくなります。
クセをさらに抑えるには、にんにくやショウガ、ラー油などを効かせたパンチのあるつけダレがおすすめです。
しゃぶしゃぶにおすすめな具材:海鮮
次に、肉類と同様にしゃぶしゃぶのメインとなる海鮮の具材を紹介します。
ブリ
ブリの背側はあっさり、腹側は脂がありしっとりとした食感で、ややしっかり目に火を通すのがおすすめです。
臭みが気になる方は、長ネギの薄切りを一緒にしゃぶしゃぶすると風味が良くなり食感も楽しめます。
カキ
生食用のカキを用意して、表面がうっすらと白くなる程度にしゃぶしゃぶするとカキのプリプリ感を楽しめます。
火を通しすぎると硬くなってしまうため注意しましょう。
タイ
マダイやキンメダイなど、お刺身用で販売されている柵や切り身であれば、レアでも食べられます。
あっさりとした味わいで、つけダレはポン酢が良く合います。
カニ
生のカニを使用することが多いですが、ゆでたカニをさっとしゃぶしゃぶするのもおすすめです。
カニしゃぶ用として既にカットされたポーションタイプのカニ足を用意すると、準備が楽になります。
しゃぶしゃぶにおすすめな具材:野菜など
続いて、しゃぶしゃぶに欠かせない野菜などのおすすめ具材を紹介します。
白菜
白菜はクセがなく、どのような食材にも合うしゃぶしゃぶの定番野菜です。
白い軸の部分は、斜めにそぐように切るとスープのうまみを吸いやすく火の通りも良くなり、さっとしゃぶしゃぶして食感を楽しんでも良い万能野菜です。
春菊
春菊はほのかな苦みが特徴の葉野菜で、葉先は火が通りやすいためさっとしゃぶしゃぶするとよいでしょう。
軸の部分もややしっかり目に火を通すことで、おいしく食べられます。
長ネギ
長ネギは斜め切りにしたものにゆっくり火を通して甘みを味わったり、薄切りをさっとしゃぶしゃぶして風味と食感を楽しんだりできます。
さらに小口切りやみじん切りで薬味とするのもおすすめです。
しいたけ
生しいたけはグルタミン酸を含み、イノシン酸を含む牛肉と合わせるとうまみが倍増します。
また、グアニル酸を含む干ししいたけは具材としても食べられますが、昆布のようにスープのだしとして使うとうまみが強く出るためおすすめです。
エノキ
エノキはきのこのうまみがありながら味わいにクセがなく、長く煮ても火が通り過ぎることがないため、しゃぶしゃぶをはじめとした鍋物に向きます。
白いエノキよりもシャキシャキとした食感が強いブラウンえのきもおすすめです。
しめじ
きのこ特有のうまみとつるんとした口当たりが特徴のしめじは、しゃぶしゃぶの名脇役です。
下準備も手で小房に分けるだけですので、手軽に取り入れられます。
つみれ
鶏肉などのつみれは柔らかく食べやすいのはもちろんのこと、うまみがスープにも溶け出して〆までおいしく食べられます。
メインが海鮮の場合は、イワシなどの青魚を使ったつみれもおすすめです。
豆腐
淡泊な味わいの豆腐は、どのような具材・つけダレにも合います。
しゃぶしゃぶには、煮崩れにくい木綿豆腐や焼き豆腐がおすすめです。
くずきり
くずきりは弾力があってつるりとした歯切れの良い食感の食材です。
下処理せずにそのまま入れてしまうと鍋底に貼り付いてしまうため、たっぷりのお湯で下ゆでしておきましょう。
しゃぶしゃぶにおすすめな具材:変わり種
最後に、しゃぶしゃぶにおすすめな変わり種の具材を紹介します。
レタス
サラダなどの生食がメインのレタスですが、さっとしゃぶしゃぶすることで、シャキッとした食感を残しながらかさが減り、たくさん食べられます。
もやし
通年手に入りやすく価格も安定したもやしは、火の通りが早くごまだれなど味の強いつけダレが良く合います。
エリンギ
エリンギはしいたけほどのうまみはないものの、独特の食感が楽しめるでしょう。
縦に切るとしっかりとした食感、輪切りにすると歯切れの良い食感になります。
水菜
水菜は生でも食べられる野菜で、しゃぶしゃぶしたお肉に巻いて食べるのがおすすめです。
また、鍋に入れてしんなりとさせると、たっぷり食べられます。
にんじん
鮮やかなオレンジ色のにんじんは、同色系になりがちなお鍋を彩ります。
スライスや飾り切りにしたものにゆっくりと火を通すのも良いですが、リボン状になるようにピーラーで細く薄切りにすると、さっと火が通り食感も楽しめます。
大根
大根は食物繊維と水分を多く含むのが特徴です。
大根もにんじんと同様に、ピーラーで細く薄切りにしたリボン状にするとシャキシャキとした食感になります。
ほうれん草
シャキシャキとした食感のほうれん草は、とくに豚肉とよく合います。
アクがあるため、下ゆでして水にさらし、軽く絞ったあと食べやすい大きさにカットしておきましょう。
春雨
春雨はそのままお鍋に入れられて、スープのうまみを吸ってもどります。
じゃがいもなどを主原料とした日本産の春雨は、煮すぎると溶けてしまうため注意しましょう。
生ふ
生ふは小麦粉のグルテンを主原料とした、独特のもっちりとした食感が特徴の食材です。
味わいは淡泊なため、味の強いスープやつけダレが合います。
油揚げ
油揚げは、さまざまな具材のうまみが溶け出したスープを吸ってジューシーになります。
油が気になる方は、しゃぶしゃぶ前に湯通ししましょう。
生わかめ
生わかめは火を通しすぎると溶け出してしまうため、さっとしゃぶしゃぶすることでシャキシャキとした食感を楽しめます。
ギョーザの皮
ギョーザの皮をしゃぶしゃぶすると、ワンタンのようなつるりとした食感になります。
ただし、スープが濁りやすくなるため、後半に入れると良いでしょう。
餅
餅は油揚げに包んで巾着状にすると、溶け出さず食べ応えがあります。
また、さっと火を通すだけで食べられるしゃぶしゃぶ用の薄切り餅も販売されています。
ウインナー
ウインナーは食べやすく、お子さまのいるご家庭にもおすすめです。
うまみがスープに残り、〆までおいしく頂けます。
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