ピーマンを冷凍保存するおすすめの方法は?解凍・調理法も合わせて紹介!

ピーマンを冷凍保存するおすすめの方法は?解凍・調理法も合わせて紹介!

シャキっとした食感と程よい苦みが特徴のピーマンは、炒めや煮物、煮込みにも使える代表的な夏野菜の一つです。

たくさん買ってしまって家に大量のピーマンがあり、保存に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事ではピーマンを冷凍するおすすめの保存方法を紹介します。

また冷凍したピーマンをおいしく食べられる調理法メニューも合わせて紹介。

冷凍を活用しながら上手にピーマンを消費しましょう!

この記事ではピーマンの保存方法を紹介します。正しい保存方法であれば、常温でも比較的長持ちするピーマン。保存方法を工夫すれば、美味しさを保ちつつさらに長い期間の保蔵も可能です。

ピーマンのおすすめ冷凍方法

ピーマンのおすすめ冷凍方法

ピーマンの冷凍はどのような状態でも可能です。

具体的には「カット」「丸ごと」など形状が違う状態や、「加熱後」「生のまま」といった加熱の有無など、さまざまな方法で冷凍することができます。

カットしてから冷凍するのが1番!

1番のオススメはカットしてから冷凍する方法です。

あらかじめカットしておくことにより、調理の時すぐに使えるというメリットがあります。

解凍方法は以下の通りです。

  1. ピーマンを水で洗い、水気をしっかりふき取る。
  2. 半分に切り、ヘタと種を取る。
  3. 好きな大きさにカットする。
  4. 保存袋に重ならないように入れ、空気を抜いて冷凍庫へ保存する。

冷凍する際の大切なポイントは、空気になるべく触れないように保存することです。

空気に触れる面積を最小限にすることで、ピーマンの酸化を防ぎ良い保存状態を持続できます。

丸ごと保存したい時は?

丸ごと保存する時も、水で洗った後に水分をしっかり拭き取り、保存袋に入れてから空気を抜いて冷凍庫で保存します。

ピーマンは身が薄く、丸ごと凍らせてもそのままカットできるのが特徴。

わざわざ解凍する必要がないため、調理の時も簡単に処理できます。

ただし、ピーマンの中は空洞になっており、丸ごと冷凍すると中から酸化し、種の部分が黒ずんでしまいます。

そのため丸ごと冷凍する際は早めの調理がおすすめです。

生のままと加熱してから冷凍する際の違い

「生のままと加熱してからだと、冷凍する場合どちらがいいの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

結論としては、どちらの方法でも構いません。

なぜなら、「生」と「加熱後」どちらの冷凍方法であっても、適切に調理をすればどちらもおいしく食べられるからです。

加熱後の冷凍は、苦味を和らげたり、解凍時に加熱する必要がなく直接食べられたりするため、サラダお浸しに適しています。

一方、生のままで冷凍する場合は、食感が残る炒め料理や、長時間煮込んで味をしみ込ませる煮込み料理が最適です。

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冷凍したピーマンをおいしく食べるには?解凍方法やおすすめの調理法を紹介!

冷凍したピーマンをおいしく食べるには?解凍方法やおすすめの調理法を紹介!

ここからは冷凍したピーマンをおいしく食べるための解凍方法や調理法について紹介します!

ラタトゥイユ

トマトやなす、ズッキーニなど他の夏野菜と一緒に煮込むラタトゥイユはピーマンとの相性もピッタリです!

ラタトゥイユのような煮込み料理は、カットしたピーマンをそのまま鍋に入れるだけで良いので、簡単に調理ができます。

キーマカレー

ピーマンを細かくみじん切りにして冷凍すれば、さまざまな調理で活用できるでしょう。

中でもとくにおすすめなのがキーマカレー。

カレーにしてしまえば、ピーマンの独特な苦みをカレーのスパイスが消してくれるため、ピーマンが苦手な子どもでもおいしく食べられること間違いなしです!

ピーマンの肉詰め

ピーマンの肉詰めは、ピーマンを半分にカットし冷凍するだけで良いため、手間がかからない冷凍メニューです。

ひき肉があればいつでもお弁当や夜ごはんのメインおかずに。

1つのピーマンで2個分の肉詰めが作れるため、ピーマンを大量消費したい時にも役立ちます!

ピーマンの煮びたし

丸ごとピーマンを冷凍したらそのまま「煮びたし」にしてしまいましょう。

冷凍庫から出したら電子レンジで加熱するだけ。

種も柔らかくなり味もしみ込みやすくなるため、簡単に調理ができ、おいしく仕上がります。

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ピーマンを冷凍するメリット

ピーマンを冷凍するメリット

ピーマンを冷凍するメリットは以下の3点です。

  • 保存期間が延びる
  • 苦みが軽減する
  • 時短や節約になる

保存期間が延びる

冷凍すると保存期間が延びるため、いざという時に活用できる機会が増えます。

冷蔵と冷凍の保存期間の違いは以下の通りです。

冷蔵時

  • カット済 約3日
  • 丸ごと 約2~3週間

冷凍時

  • カット済 約1ヵ月
  • 丸ごと 約1ヵ月

冷蔵と比較すると、冷凍保存は長期間の保存が可能であることがわかります。

また冷蔵では鮮度が良い状態で保存期間を延ばすためには、一つひとつをキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れる手間が発生します。

しかし冷凍ならば1ヵ月保存でき、空気を抜いて保存袋に入れるだけで簡単に長期保存ができるため、使いやすいという利点があります。

苦みが軽減する

ピーマン特有の苦みは冷凍することにより軽減できます。

その理由は、冷凍すると繊維が壊れて苦みが減るからです。

したがって苦みを軽減するためには

冷凍⇒解凍⇒調理

といった方法をとれば食べやすくなります。

また加熱してから冷凍するとより苦みが和らぐため、ピーマンは苦いから嫌い!と言って食べない子どもに悩んでいる人は、加熱してからの冷凍を試してみると良いでしょう。

時短や節約になる

ピーマンを冷凍すれば、時短や節約につながります。

一度にまとめて切って冷凍し、必要な時に使用することで、毎回切る手間が省け、すばやく調理をおこなえるのはメリットです。

また安い時に大量に買っておき冷凍保存しておけば、節約にもつながります。

時短や節約効果が期待できる冷凍ピーマンは、必要に応じて便利に使えるため、時間を効率よく使いたい人や節約をしたい人の強い味方と言えます。

変化する?冷凍する際に知っておきたいピーマンの栄養素

ピーマンは栄養価の高い緑黄色野菜で「ビタミンC」「カリウム」「β-カロテン」「食物繊維」などを豊富に含んでいます。

中でもビタミンCの含有量は多く、レモン果汁の約1.5倍とも言われています。

ビタミンCは「免疫機能」の強化や、細胞を酸化から保護してくれる「抗酸化作用」の役割もあるため、毎日摂取したいビタミンの一つ。

これらの栄養素は冷凍した場合でも壊れることはありません。

また、冷凍前や冷凍後に加熱したとしても栄養が減少することはないため、効率よく摂取できます。

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まとめ

ピーマンを長期保存したい場合は、冷凍がおすすめです。

冷凍することで、栄養価を損なうことなく、冷蔵よりも長く保存できるメリットがあります。

複雑な解凍方法も必要なく、そのまま調理できるのも魅力的です。

おすすめはカットした状態で空気を抜き保存袋に入れる方法。

しっかりと封をした状態で冷凍保存しておけば、約1ヵ月は保存できます。

お得な時にたくさんピーマンを購入し、冷凍保存をうまく活用して、おいしく料理に役立てましょう!

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この記事では、ピーマンに含まれる栄養と効能を詳しく解説します。また、ピーマンの色による栄養の違いや、おすすめの食べ方なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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