おにぎりのカロリーはどのくらい?具材別カロリーと食べ方を紹介

おにぎりのカロリーはどのくらい?具材別カロリーと食べ方を紹介

おにぎりは古くから日本で愛されている食べ物ですが、カロリーが高いというイメージも持たれがちです。

具材によっておにぎりのカロリーは変わるため、上手に選べば健康的に楽しむことができます。

この記事では、おにぎりのカロリーが高いのかどうかを解説し、具材別のカロリーや食べ方のポイントも紹介します。

ダイエット中でもそうでなくても、おにぎりを罪悪感なく食べられるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事では、おにぎりの定番具材から変わり種、子供に人気の具などを厳選して紹介します。彩りをよくするちょい足し具材や、アレンジのポイントも紹介していますので、おにぎりを作る際の参考にしてください。

おにぎりのカロリーと糖質の量は?他の主食とも比較

おにぎりのカロリーと糖質の量は?他の主食とも比較

おにぎりのサイズは、ご家庭により大きさが異なります。

下表では、一般的な家庭で握るおにぎり1個100gを想定し、他の主食と100gあたりのカロリーや糖質の量を比較しました。麺類の重さは、ゆでた後の重さを基準にしています。

主食カロリー(kcal)糖質(g)
おにぎり普通サイズ17038.9
食パン24844.2
うどん9519.5
そば13024.5
そうめん11421.9
ラーメン13327.7

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

これらの値は、1食分の値ではないことには注意が必要で、例えば、6枚切の食パン1枚は約60g、麺類の1人前は約180gです。

おにぎりと食パンを比較すると、100gあたりでは、食パンの方がおにぎりよりカロリーと糖質が多くなります。

しかし実際には、食べる量次第で以下のように、パンとおにぎりのカロリーの大小関係が変わります。

  • 6枚切の食パン1枚 60g:カロリーは149kcal・糖質は26.5g
  • 普通サイズのおにぎり:カロリーは170kcal・糖質は38.9g
  • 5枚切の食パン1枚 72g:カロリーは179kcal・糖質は31.8g

おにぎり1個と食パン1枚あたりの摂取カロリーは、大きな差がないと考えてもよいでしょう。

麺類4種と比較すると、100gあたりではおにぎりの方がカロリーと糖質が多めです。

ただし、おにぎり普通サイズより麺類1人前の量が多いため、麺類1人前の方がおにぎり1個よりカロリーと糖質が多くなります。

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おにぎりの具材別のカロリーと糖質の量

おにぎりの具材別のカロリーと糖質の量

おにぎりは、具材によりカロリーと糖質の量が変わります。

おにぎり普通サイズ(ご飯100g)と、具材10gを合わせた、カロリーと糖質の量を下表に示しました。

おにぎりの種類カロリー(kcal)糖質(g)
塩むすびおにぎり17038.9
梅干しおにぎり17240.7
おかかおにぎり18542.2
昆布おにぎり17542.5
ツナマヨおにぎり23040.0

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

具材を加えても、糖質の量はあまり変わりません。

多くの具材ではカロリーもあまり変化しませんが、脂質の多いツナマヨなどの具材ではカロリーが高くなります。

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おにぎりをダイエット中に食べるときの注意点

おにぎりをダイエット中に食べるときの注意点

おにぎりは他の主食と比べ、カロリーや糖質が低いか並程度で、多くの具材はカロリーや糖質の量に大きく影響しないことがわかりました。

おにぎりは、ダイエット中に食べても問題のない主食といえます。

ただしダイエット中に食べる場合、以下の3つのポイントに注意してください。

  • おにぎりは1日2個までが目安
  • 高カロリー・高脂質の具材に注意
  • 食事をおにぎりだけに置き換えるのは危険

これらのポイントについて、順番に解説します。

おにぎりは1食2個までが目安

厚生労働省農林水産省が公表している「食事バランスガイド」によると、男性は1日7個まで、女性は6個までが、おにぎりを食べてもいい目安です。

朝、昼、夕の1日3食に分けると、1食あたり2個までが目安でしょう。

ただし、おにぎり1個の大きさも影響し、上記の目安をもとにすると、とくに男性では普通サイズ100gのおにぎりでは物足りなく感じることもあります。

物足りなく感じる場合は、1日のご飯の摂取量は2合分(600〜700g)を目安とし、食べる量を調整するとよいでしょう。

足りない場合にもう1個おにぎりを食べると、体重が増えたり、血糖値が上昇しやすくなったりしてしまいます。

そこで、糖質を取り過ぎないように、納豆や具沢山の味噌汁を一緒に食べるのもおすすめです。

大豆の発酵食品が整腸作用を発揮し、たんぱく質やビタミン類、ミネラル類も補えて、健康的なメニューになります。

高カロリー・高脂質の具材に注意

お腹が空いてしまうと、つい高カロリー・高脂質の具材のおにぎりを選びがちです。

マヨネーズや揚げ物が入った具材のおにぎりは、カロリーや脂質が高くなります。

梅干しや昆布、おかかのような低カロリーの具材がおすすめです。

また、チャーハンおにぎりなども、油で炒める料理なので高カロリー・高脂質になります。

食べた場合は、次の食事で摂取カロリーを調整しましょう。

食事をおにぎりだけに置き換えるのは危険

食事をおにぎりだけに置き換えるのは危険です。

栄養の偏りが出てしまい、血糖値が上がりやすく、むしろ太りやすい体質になってしまいます。

ダイエットの成功や、健康的な日常生活のためには、五大栄養素をとることが欠かせません。

五大栄養素とは、糖質、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンのことです。おにぎりだけでは、たんぱく質やミネラルを補えず、不足してしまいます。

栄養バランスを整え、健康的に痩せるためにも、食事をおにぎりだけで置き換えるのは危険です。

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おにぎりでカロリーを調整するポイント

おにぎりでカロリーを調整するポイント

この章では、おにぎりの適切な食べ方を理解して、ダイエットを成功させるための3つのヒントを紹介します。

  • おにぎりでカロリーを摂りすぎたら後の食事で調整
  • なるべく低カロリーの具材のおにぎりを選ぶ
  • もち麦を使ったおにぎりにしてみる

それぞれ、順に詳しく解説します。

おにぎりでカロリーを摂りすぎたら後の食事で調整

おにぎりでカロリーを摂りすぎたら、後の食事で摂取カロリーを調整しましょう。

おにぎりであれば、サイズを小さくしたり、前述の低脂質の具材を選んだりすることで調整可能です。

手作りおにぎりを作るときに、大きめのおにぎりを作ったり、脂質が多い具材を選択したりすると、カロリーが多くなってしまいます。

摂取カロリーが多くなりすぎると、脂肪が蓄積してなかなか痩せにくくなってしまうため、注意が必要です。

なるべく低カロリーの具材のおにぎりを選ぶ

ダイエット中にカロリーを調整するなら、低カロリーの具材のおにぎりを選択することもポイントです。

脂質が多い具材のおにぎりばかり食べてしまうと、摂取カロリーが増え、体脂肪や体重も増えてしまいます。

前述したように、おかかや梅干し、昆布などの低カロリーの具材を選ぶとよいでしょう。

もち麦を使ったおにぎりにしてみる

白米のおにぎりより、もち麦を使ったおにぎりの方が、ダイエットに向いています。

白米ともち麦のカロリーは同程度ですが、もち麦の食物繊維の効果で、糖質のカロリーが穏やかに吸収されるためです。

もち麦の食物繊維には「β-グルカン」が多く含まれます。

β-グルカンは、食物繊維のなかでもとくに、糖質と脂質の吸収を穏やかにして、食後の血糖値上昇を抑える働きに優れています。

食事で血糖値が急上昇すると、体内でインスリンというホルモンがさかんに分泌され、脂肪を溜め込みやすくなります。

もち麦のβ-グルカンは、血糖値の上昇を抑えるとともに脂肪をつきにくくするため、ダイエットに効果的なのです。

また、もち麦は食物繊維の総量も多い穀物であり、ダイエット中に不足しがちな食物繊維を補えて、便秘の解消や予防効果が期待できます。

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まとめ

おにぎりは他の主食と比べて、カロリーや糖質が特別に多いわけではなく、ダイエット中に食べても問題のない食べ物といえます。

ただし、食べ過ぎや高カロリーな具材には注意が必要です。

おにぎりは1食で2個までを目安にして、ツナマヨや揚げ物などの具材はなるべく避けましょう。

ダイエット中には、もち麦を使ったおにぎりもおすすめです。

食べ方のポイントをおさえて、ダイエット中でもおにぎりを罪悪感なく楽しんでみましょう。

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