ふるなびスタッフ
目次
三方が異なる海で囲まれている北海道函館市。
新鮮な海鮮はもちろん、塩ラーメンやご当地バーガーなど函館でしか食べられない絶品グルメがたくさんあります。
今回の記事では、どれを選んでも満足できる函館名物グルメ13選をご紹介します！
豪華な料理からお財布に優しい安い価格帯のものまで幅広く紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
函館名物グルメ|海鮮編
函館といえば海鮮グルメを最初に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
海鮮料理はバリエーションが多いので、昼と夜どちらも海鮮づくしでも飽きずに楽しめます。
ここでは、定番から函館ならではの一品まで様々なグルメを紹介します。
海鮮丼
函館の代表的グルメといえば海鮮丼です。
美味しい海鮮丼を食べに行くことを旅の目的としている人も多いでしょう。
函館市にある市場の一つである「函館朝市」では、新鮮な海鮮丼が食べられるお店が多く軒を連ねています。
函館駅周辺のお店はどこも人気でいつも人で賑わっていますが、少し離れた場所にも穴場の美味しいお店が点在します。
函館は三方が海に囲まれており暖流と寒流が交わるため、魚介の水揚げには非常に好条件で、朝獲れた新鮮な魚がすぐ店頭に並びます。
旬の魚を使った海鮮丼はもちろん、自分の好きなネタを選んでオリジナルの海鮮丼を注文できるお店もあり、いろいろな楽しみ方ができるでしょう。
回転寿司
函館の回転寿司は、クオリティが非常に高く人気があります。
朝獲れた鮮度抜群の魚を捌いて提供してくれるので、安い価格で回転寿司とは思えない良質なお寿司を楽しめます。
ネタは大きくて分厚く、口に入れるととろけて鮮度を感じられます。
昼は気になる種類のお寿司を軽めに食べたり、夜はゆっくりいろいろな種類を堪能したり、食べる量を調整できるのも回転寿司の魅力です。
活イカ刺し
函館グルメに「活イカ刺し」は外せません。
透明度が高く口溶けが滑らかで、とても新鮮なイカ刺しが味わえます。
函館沖にある津軽海峡は、九州南方の海で産卵し日本海側と太平洋側から北上してくるイカの交わるルートになっています。
例年6月にスルメイカ（真イカ）漁が解禁され、1月から5月がヤリイカ、6月から12月がスルメイカが店頭に並びます。
函館駅の目の前にある「駅二函館朝市」では、生簀で泳いでいるイカを釣り上げる体験ができ、その場で刺身にしてくれるサービスがあります。
楽しい体験とともに、函館でしか食べられない一品を味わえばいい思い出になるでしょう。
ウニ料理
函館近郊の海で獲れるウニは「エゾバフンウニ」と「キタムラサキウニ」の2種類があります。
函館の海に生息する良質な真昆布を餌としているので、美味しいウニに育ちます。
生のまま食べるのはもちろん、殻の中に入れて焼き上げるウニグラタン、ウニの天ぷらなど様々な料理として堪能できるのが魅力。
エゾバフンウニは9月から11月、キタムラサキウニは11月から5月が旬とされています。
いかめし
「いかめし」は函館地方、渡島地方の郷土料理です。
ゲソを取り除いたイカの中にお米ともち米を混ぜたものを入れ、炊き上げてから醤油ベースのタレで味付けされています。
作り方はとてもシンプルですが、炊き上げられたイカは弾力があり柔らかく、タレとイカの旨みが相性抜群。
中のお米にも味がしっかり染み込んでおり、もちもちの食感がたまりません。
駅弁の「元祖森名物いかめし」を買えば手軽に楽しめますし、真空パックで販売されているのでお土産としても喜ばれるでしょう。
根ボッケ
「根ボッケ」とは、回遊せずに岩礁などに住み着いた真ホッケを指します。
漁獲量が少なく上質な魚であるため、高級魚としても有名です。
元々脂乗りがいい真ホッケが動き回らず身が肥えて肉厚に成長している状態なので、焼くとふっくらジューシーに仕上がり、脂の旨みが口にいっぱいに広がります。
大きさと脂乗りが一味違う根ボッケを一度味わってみてください。
松前漬け
「松前漬け」は、千切りにした乾燥スルメイカと昆布、数の子を混ぜたものを醤油と砂糖ベースのタレに漬け込んだ北海道の郷土料理です。
甘辛い味付けはご飯との相性がよく、家庭の食卓でもよく食べられている一品です。
味付けは製造元や店舗によって様々で、基本の食材に加えて、にんじんや大根などの野菜、ホタテやいくらなどの魚介類が入っているものもあります。
また、酒の肴としても好まれていて、特に日本酒との相性が抜群です。
大体の居酒屋にあるので、食べ比べて味の違いを楽しむのもいいでしょう。
函館名物グルメ｜ご当地グルメ編
海鮮以外で絶対食べておきたいご当地グルメ。
函館でしか食べられないものばかりなので、ぜひ一度味わってみてください。
塩ラーメン
北海道は各地ラーメンが有名ですが、函館といえば「塩ラーメン」です。
豚骨や鶏ガラがベースのスープは透明度が高く、塩分が少なめでさっぱりとした味わいが特徴。
麺は中細のストレート麺が主流で、具はチャーシュー、メンマ、刻みネギととてもシンプルです。
塩の旨みが口に広がるあっさりとした味わいは、最後まで飽きずに食べられます。
ご当地バーガー
函館のご当地バーガーといえば「ラッキーピエロ」が有名です。
1987年に創業、函館市と近郊に17店舗を展開し、地産地食、地域密着にこだわって経営されています。
地元の質のいい食材を使い「健康、安心、安全、美味しい」を考えたご当地バーガーを提供しています。
レジで注文を受けてから調理するので少し時間はかかりますが、出来立ての美味しさは格別です。
やきとり弁当
「やきとり弁当」はとても有名な函館ご当地グルメです。
やきとり弁当で有名な「ハセガワストア」は、1958年に函館市で創業した地域密着型のコンビニエンスストアです。
やきとりと名前がついていますが、実際は豚肉が使われているのが特徴。
豚串をやきとりと呼ぶのは北海道地域では一般的な呼び方で、昔から道南地区には養豚場が多く、鶏肉より豚肉が安価に手に入りやすい環境だったのが影響しているようです。
注文してから串を焼いて作ってくれるので、温かいまま食べられるのが嬉しいポイント。
やきとりが3本入っており醤油ベースの甘辛タレで味付けされているお弁当は、どこか懐かしくシンプルながらも満足のいく味わいです。
函館名物グルメ｜その他
他にも魅力的な函館グルメはまだまだあります。
お肉やデザートなども紹介しますのでぜひチェックしてください。
ジンギスカン
函館には本場の「ジンギスカン」が食べられる名店もあります。
臭みがない鮮度抜群の生ラムが人気で、肉厚で柔らかいラム肉に感動すること間違いありません。
ジンギスカンが苦手な人でも食べれるほど良質なお肉がそろっています。
カレー
函館で根強い人気があるのが「カレー」です。
こだわりのカレーが食べられる「五島軒」は1879年創業の老舗洋食店で、店名は初代料理長五島英吉の名前から名付けられました。
当初はロシア料理を提供していましたが徐々に西洋料理へと移行し、長年市民に親しまれてきました。
こだわりが強く、イギリス風カレー、明治のカレーなど10種類から選べます。
国登録有形文化財に指定された趣のあるレストランで、ゆっくりカレーを堪能するのもいいでしょう。
ソフトクリーム
函館牛乳の工場敷地内にある「函館酪農公社 あいす118」では、牛乳本来の味を感じられるソフトクリームが人気です。
雄大な土地でのびのび育った牛の新鮮な牛乳と卵のみを使用し、無添加にこだわり自然な甘さに仕上げた美味しいソフトクリームです。
バニラ以外にも、モカ、抹茶の味が楽しめます。
サンデー・パフェも販売しており、ごま、あずき、チョコなど選択肢が広がるので、いろいろな味を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
新鮮な海の幸はもちろん、人気のご当地バーガーや歴史を感じられるカレーなど、函館グルメにはたくさんの魅力があります。
ぜひ函館に行く際は紹介した情報をもとに、函館グルメを楽しんでください。
