ねぎの冷凍保存|刻みねぎもパラパラに!時短につながる調理法も紹介

ねぎの冷凍保存|刻みねぎもパラパラに!時短につながる調理法も紹介

ねぎは冷凍すると保存期間が約1ヵ月と長くなるうえに調理時間の短縮も可能になります。

冷蔵庫で保存していても傷み始めるのが早く、冷凍してもねぎが塊になって使いづらくイライラしてしまった経験がありませんか?

ねぎを冷凍するときのポイントは余分な水分をふき取ることです。

この記事ではパラパラで料理が便利になるねぎの冷凍方法について解説します。

ネギは保存方法を間違えると、鮮度や風味が落ちてしまったり、しなびてしまったりする恐れがあります。この記事では、代表的なネギの種類や保存のコツを詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ねぎの冷凍方法

ねぎの冷凍方法

ねぎを冷凍するコツや方法を解説します。

上手に下準備をしておくと料理のストレスが減らせます。

栄養価を落とさないため長いまま冷凍保存

長ねぎの香り成分であるアリシンには殺菌・抗菌作用や血流改善効果などがありますが、切り口から空気に触れると成分が飛んでしまいます。

栄養価を落とさないようにねぎは細かく切らず長いまま空気を抜いて保存しましょう。

体にとってうれしい効果のある栄養素は逃さずに取り入れたいものです。

冷凍方法は以下の通りです。

  1. 洗った長ねぎは根元を切り落として水分をしっかりふき取る。
  2. 青い部分と白い部分に分け、2〜3等分の長さに切る。
  3. ラップでくるんだねぎを保存用袋に入れ、できるだけ空気を抜いて保存する。

パラパラに使うため冷凍時に水分をきる

冷凍ねぎをストレスなく使うためには余分な水分を取ってから冷凍保存するのが大切です。

保存容器の中にキッチンペーパーを入れると効果があります。

また、まな板や包丁の水分をふき取ることも忘れずに行ってください。

水分が残っていると保存袋に入れる時のストレスにもなります。

冷凍方法は以下の通りです。

  1. 洗ったねぎ、まな板や包丁は水分をしっかりふき取る。
  2. キッチンペーパーを入れた保存容器や保存袋に切ったねぎを入れる。
  3. ねぎ同士のくっつきを防ぐために冷凍後30分ほどで容器や袋を振る。

完全に凍る前に途中で、3の作業を2〜3回繰り返して振ればよりパラパラになります。

キッチンバサミを使うとまな板を使用せずに済みますが、大量のねぎを切る時は手が疲れるため包丁を使う方が楽な場合もあります。

時短のため切ってから冷凍保存

栄養価は下がりますが切ってから冷凍保存をすると料理の時短が可能です。

ねぎの切り口から出た水分が凍ると塊になってしまい使いにくくなります。

切り口の水分が凍らないように、出た水分をふき取り、使う分だけラップに包んでおくと料理がスムーズになります。

ねぎの切り方には、斜め切り・みじん切り・小口切り・千切りなどがあります。

用途に合わせ切ってから冷凍保存してください。

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ねぎを冷凍するメリット

ねぎを冷凍するメリット

ねぎは常温でも保存が可能ですが、傷み始めるのが早いため冷凍保存がおすすめです。

ねぎを冷凍するメリットをご紹介します。

保存期間が長くなる

ねぎは涼しい環境であれば常温保存も可能です。

鮮度を保つには冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

冷凍保存をすると賞味期限が長くなります。

ねぎは乾燥に弱いため保存方法には注意が必要です。

保存期間と保存方法のポイント

  • 常温:約1週間 新聞紙にくるむ。
  • 冷蔵:約10日  湿らせたキッチンペーパーでくるみ、ラップで包むかビニール袋に入れる。
  • 冷凍:約1ヵ月 余分な水分をふき取り、容器にはキッチンペーパーを一緒に入れる。

冷凍庫の開け閉めや環境によって賞味期間は異なるため、冷凍保存していても早めに食べてください。

一度解凍したものは再冷凍しないようにしましょう。

時短になる

長ねぎは凍ったままで切ると切りやすくなり、ばらつきやすいみじん切りでも力を入れずにサクサクと切れます。

ラップに小分けして冷凍したものは必要な分だけすぐに使える点もメリットです。

メニューの幅が広がる

すぐに使える状態で冷凍してあるといつもの料理にねぎを追加で投入できます。

凍った長ねぎはすりおろしも可能でソースに使用できるなど、メニューの幅も広がります。

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 ねぎの選び方

ねぎの選び方

新鮮なねぎを選んで上手に冷凍保存しましょう。

ここでは、ねぎの選び方とねぎに関する豆知識を紹介します。

新鮮なねぎ

表面が乾燥せずにつやつやとしており、白色と緑色の境目がはっきりしたものが新鮮です。

葉先の部分までピンとしてはりのあるものを選びましょう。

巻きがしっかりして重みと弾力のあるものが良く、緑色の付け根の部分をつまみ手ごたえを感じれば甘くておいしいねぎといえます。

よく育ったものは葉の部分に白い粉をふくことがあります。

オレンジ色の斑点がある場合はカビが原因で発症する「さび病」の可能性があります。

病気の部位になるため斑点の部分を取り除いてから食べてください。

傷み始めたねぎ

黄色っぽく変色したものは傷み始めのサインです。

長ねぎの表面が乾燥した場合でも一皮むくと内側のねぎが食べられます。

また、ドロドロと粘り気があるねぎには注意してください。

もともと長ねぎの緑色部分にあるゼリー状の成分には食物繊維や免疫力アップの効果が期待できる栄養素が含まれています。

洗ったり、捨てたりせずに食べたい部位ですが、腐るとさらに粘り気が強くなり異臭が発生します。

葉がしなしなになっている、異臭が強い場合などは食べるのを避けましょう。

ねぎの豆知識

ねぎの品種は500以上あり、白い部分が長くて太い白ねぎ(根深ねぎ)と緑の葉が細い青ねぎ(葉ねぎ)に分けられます。

年間を通じて出荷されていますが、主なねぎの旬は11月〜2月でこの頃には栄養価も高くなります。

ねぎには免疫力アップや殺菌・抗菌作用、血流促進効果などがあり、昔から風邪予防に用いられてきました。

長ねぎは下の方が甘く、加熱するとトロトロになるのが特徴です。上部の緑色の部位は辛みが強いため薬味に使うとよいでしょう。

ねぎと間違われやすいのが「わけぎ」と「あさつき」です。

「わけぎ」はねぎと玉ねぎの交配種で辛みが少ないのが特徴。

「あさつき」はねぎの近親種で辛みが強く香りがよいため薬味に使用されることが多いです。

産地ごとに異なる群馬県の「下仁田ねぎ」や埼玉県の「深谷ねぎ」は品種で、福岡県で生産される「万能ねぎ」は商品名などさまざまな名称で呼ばれています。

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冷凍ねぎの時短レシピ

冷凍ねぎの時短レシピ

冷凍ねぎを電子レンジで解凍すると香りが飛び、水分が大量に出てしまうためおすすめできません。

薬味やトッピングに使う場合はすぐに自然解凍されるため使用できますが、食感は変化します。

解凍せずにそのまま調理に使う方法が良いですが、自然解凍をしたい場合は半日から1日程度冷蔵庫に置いてください。

ねぎに含まれるビタミンCは熱に弱いため、生のままで食べる方が効果的です。

しかし、生のねぎを大量に食べるとアリシンの働きにより胃に負担がかかる場合もあります。

ねぎは加熱すると甘みが増し、おいしくなります。

みそ汁やスープに使用すると栄養素をまるごと摂取できるなど、ねぎは多くの料理に活用が可能です。

ご紹介するレシピは材料、工程もシンプルで忙しい方にもおすすめです。

豚肉のオイスター炒め 

ねぎに含まれるアリシンはビタミンB1との相性も良く、一緒に摂取すると疲労回復や体力アップにつながります。

ビタミンB1を多く含む食材は豚肉、うなぎ、豆腐などです。

材料(2人分)

  • 豚ばら肉(薄切り肉)  200g
  • 長ねぎ(斜め切り)   1本
  • ごま油         大さじ1 
  • 調味料
    ・オイスターソース  大さじ1
    ・みりん       大さじ1
    ・酒         大さじ1
    ・鶏ガラスープの素  小さじ1/2

手順

1.フライパンにごま油を入れ中火で豚肉を焼く。

2.肉に火が通ったら長ねぎを入れて炒める。

3.最後に調味料を入れて混ぜ合わせる。

ねぎのしらす炒め

ねぎの青い部分は緑黄色野菜に分類されます。

ねぎとしらすに含まれるカルシウムで骨の健康を保ちましょう。

ごはんのお供におすすめの簡単レシピです。

材料

  • 青ねぎ  お好みで  
  • しらす  1パック
  • しょうゆ 小さじ1
  • ごま油  大さじ1

手順

1.フライパンにごま油を入れ中火で青ねぎとしらすを炒める。

2.火が通ったらしょうゆを回しかけて完成。

しらすではなくちりめんじゃこでの代用も可能です。

仕上げにごまを使用すると風味がアップし栄養もとれます。

ねぎのチーズ焼き

究極の時短料理です。

食べやすいチーズとトロトロに甘くなったねぎはお子様にもおすすめで、大人にはお手軽なおつまみにもなります。

材料

  • 長ねぎ
  • チーズ(とろけるチーズやピザ用チーズなどお好みで)

手順

1.耐熱容器に長ねぎを入れ、チーズをのせる。

2.オーブントースターで焦げ目がつくまで焼く。

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まとめ

ねぎは冷凍すると長期保存が可能になります。

凍ったねぎをパラパラに使うには冷凍時に水分をふき取ることが大切です。

上手に冷凍保存するとねぎが使いやすくなり、料理のレパートリーも増えるでしょう。

調理のストレスを減らし、毎日を少し豊かにしてみませんか?

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この記事では、長ネギの鮮度を保ちながら保存する方法を、冷蔵・冷凍・常温に分けて紹介します。
今回は、玉ねぎの冷凍保存のメリットや保存方法、冷凍玉ねぎを使ったレシピなどをご紹介します。