目次
沖縄は観光地として有名ですが、沖縄そばやチャンプルーなど、独特のグルメが味わえるスポットとしても人気があります。
この記事では、沖縄名物の定番グルメからご当地スイーツまで紹介します。
沖縄の名物グルメ3選【定番編】
沖縄で人気のあるグルメの中から、定番の名物グルメを紹介します。
沖縄そば
沖縄のソウルフードといわれる沖縄そばは、そば粉ではなく、小麦粉と水で作られた麺が特徴です。
ゆでた麺に油を絡めることで、もっちりとした独特の食感が生まれます。
「沖縄そば」といえば、一般的に豚バラ肉の煮付けをトッピングしたものを指します。
ソーキそば(スペアリブ)や、テビチ(豚足)など、沖縄らしい食材をトッピングしたメニューも豊富です。
沖縄そばは、沖縄の給食や年越しそばとしても食べられるほど、地元民に愛されています。
古民家で沖縄そば屋を営む店も多いので、沖縄の自然や文化に触れながら食べ歩きをするのもおすすめです。
チャンプルー
沖縄の家庭料理の定番であるチャンプルー。
チャンプルーとは、いため物全般をさす沖縄の方言です。
チャンプルーの特徴は、島豆腐(沖縄豆腐)が使われている点です。
島豆腐は木綿豆腐よりも固くて崩れにくく、ほんのりと塩味がついているので、いため物に適しています。
「ゴーヤー(にがうり)チャンプルー」のように、メインとなる食材の名前が頭についています。
沖縄の方言に触れながら、沖縄グルメを堪能してください。
<チャンプルーの一例>
- フーチャンプルー(お麩)
- タマナーチャンプルー(キャベツ)
- マーミナーチャンプルー(もやし)
- ナーベラーチャンプルー(ヘチマ)
タコライス
タコライスとは、タコスの具をご飯の上にのせた、沖縄生まれのB級グルメです。
安くておなかがいっぱいになる料理として考案されました。
発祥当時からの味を引き継ぐ「キングタコス」は名店として知られ、地元民から「キンタコ」の愛称で親しまれています。
いくつものスパイスが生み出すそのおいしさは、食べる人を魅了してやみません。
沖縄に訪れた際は、ぜひ本場の味を食べてみてください。
沖縄の名物グルメ6選【ご当地編】
沖縄で人気の高いご当地グルメを紹介します。
ステーキ
沖縄はステーキが有名なのをご存じですか?
沖縄でステーキといえば、アメリカ産のテンダーロインステーキです。
肉本来の味と食感がリーズナブルに味わえます。
お酒を飲んだ後のシメにステーキを食べる人がいるほど、県民が熱愛するソウルフードです。
シェフが目の前でパフォーマンスをしながら調理する店もあるので、大人もこどもも楽しめます。
あぐー(島豚)のしゃぶしゃぶ
あぐー(島豚)は沖縄のブランド豚です。
柔らかくて臭みも少なく、甘味とうま味がぎゅっと詰まっておいしいと人気があります。
しゃぶしゃぶやせいろ蒸しで、あぐーの味を堪能してください。
沖縄天ぷら
おかずとしてはもちろん、おやつや差し入れとしても親しまれている名物グルメです。
沖縄天ぷらは、普段目にする天ぷらとは全く違うものなので驚くかもしれません。
厚い衣と、モチモチとした食感が特徴的な沖縄天ぷら。
衣は小麦粉に卵を混ぜ、塩やしょう油とダシで味付けしているので、少し黄色味を帯びています。
そのままでもおいしくいただけますが、ウスターソースをかけるのが地元民の食べ方です。
入れる具は、魚やイカ、紅芋やゴーヤーなど数十種類あります。
なかでも「もずく天ぷら」は沖縄ならではの味です。ぜひ食べてみてください。
海ぶどう
海ぶどうは沖縄名物のひとつで、海藻の一種です。
ブドウのような見た目から「グリーンキャビア」とも呼ばれていますが、海ぶどうはプチプチとはじけるような食感があり、ほんのり磯の香りがします。
生の海ぶどうは日持ちが短く、冷蔵すると味や食感が落ちるので、沖縄県外ではあまり流通していません。
沖縄県外では高級食材ですが、県内では比較的安く購入できます。
グルクンのから揚げ
「タカサゴ」という魚のことを、沖縄の方言でグルクンといいます。
沖縄では一年中とれるポピュラーな魚で、食卓にのぼることの多い定番の食材です。
グルクンのから揚げは、一尾丸ごと素揚げにしています。
身は柔らかく、淡白な味でクセがありません。
小ぶりな魚で火の通りがいいので、ぜひ骨まで一緒に食べてください。
ジーマーミ豆腐
ジーマーミとは、地豆(ピーナッツ)のことをいう沖縄の方言です。
ピーナッツの搾り汁に芋クズを入れて固めたもので、杏仁豆腐のような見た目をしています。
もっちりとした食感と、ピーナッツの香ばしさがあり、おやつやおつまみとしても人気です。
しょう油ベースの甘いタレで食べるのが一般的ですが、生姜じょう油でもおいしくいただけます。
沖縄の名物グルメ3選【ご飯編】
沖縄の名物グルメの中から、ご飯ものを厳選して紹介します。
ポーク玉子おにぎり
沖縄県民のソウルフードであるポーク玉子おにぎり。
ポークランチョンミートと玉子焼きをおにぎりにしたシンプルな食べ物ですが、飽きのこないおいしさで人気を集めています。
店によって味付けやトッピングが変わるので、食べ歩きも楽しめます。
ぜひ本場のポーク玉子おにぎりを味わってみてください。
ジューシー/ジューシーメー(沖縄風炊き込みご飯)
豚バラ肉やひじき、ニンジンなどを入れた炊き込みご飯を、沖縄の方言で「ジューシー/ジューシーメー」といいます。
季節の行事や祝い事のほか、沖縄そばとセットで食べられることの多い郷土料理です。
豚肉のゆで汁をダシに使用する点と、仕上げにラードを加える点が特徴で、一般的な炊き込みご飯に比べるとやや濃いめの味になっています。
ばくだんおにぎり
ばくだんおにぎりとは、丸めたご飯を魚のすり身で包んで揚げた食べ物です。
すり身にはごぼうやニンジンなどの野菜の千切りが練り込まれていて、優しい甘さが感じられます。
中のご飯は、ジューシーやドライカレー、しゃけご飯など、お店によってさまざまです。
もともとは、ワンハンドで食べるために作られた本島南部エリアの漁師めしでしたが、いまでは沖縄の名物グルメとして各地で食べられています。
道の駅やコンビニエンスストアで販売しているので、ドライブの合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
沖縄の名物グルメ3選【スイーツ・フルーツ編】
沖縄ならではのご当地スイーツ・フルーツを紹介します。
サーターアンダギー
沖縄のおやつといえば、サーターアンダギーが定番です。
外はサクサク、中はしっとりとして柔らかく、ドーナツのような優しい甘さがあります。
定番のプレーン味のほか、黒糖や紅芋など沖縄ならではの味も楽しめます。
お土産として人気がありますが、揚げたては味も香りも絶品です。
1個から購入でき、100円前後と安いので、いろいろな味を食べ比べしてみてはいかがでしょうか。
沖縄ぜんざい
黒糖で甘く煮た金時豆の上に、かき氷をのせたものが「沖縄ぜんざい」です。
白玉だんごや練乳、きな粉などをトッピングできる店や、雪のようなふわふわの氷で作る店など、お店によって個性のあるぜんざいが食べられます。
テイクアウトして、沖縄の海を眺めながら味わうのもおすすめです。
マンゴー
沖縄の日差しをたっぷり浴びたマンゴーは、甘味と酸味のバランスがよく、濃厚な味わいです。
高級品であるマンゴーですが、沖縄では1玉1,000円前後とリーズナブルに購入できる場合もあります。
すぐに食べたいなら、果肉をたっぷり使用したパフェやケーキなどはいかがでしょう。
マンゴーを使ったスイーツを提供しているカフェもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
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