今美味しい魚を知りたい!季節ごとの魚の旬や旬の魚を食べるメリットを紹介

今美味しい魚を知りたい!季節ごとの魚の旬や旬の魚を食べるメリットを紹介

魚をより美味しく食べたいなら、旬を狙いましょう。

旬を迎えた魚は栄養価が高まることで、美味しさが増します。

さらに、漁獲量の増加によって、普段よりも安く購入できるのも魅力です。

本記事では、魚の旬を季節ごとに紹介します。

今この時期に美味しい魚を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事では、鮭の簡単でおいしい焼き方だけでなく、冷凍した鮭の焼き方についても詳しくご紹介します。

春(3~5月)が旬の魚

春(3~5月)が旬の魚

寒い冬を超えた春には、多くの魚が旬を迎えます。

春の魚は全体的にあっさりとした味わいが特徴です。

春(3~5月)に旬が訪れる魚について確認していきましょう。

カツオ

カツオは1年に2度旬があるとされている魚です。

2度の旬のうち、春に旬が訪れるカツオを初鰹と呼びます。

対して、9月下旬から10月頃に南下してくるカツオを戻り鰹と呼ぶのが特徴です。

戻り鰹は脂が乗っているため、柔らかな食感をしています。

脂乗りの良い戻り鰹と比較して、春の初鰹は脂が少ないので、さっぱりした味わいで楽しみたい方は、春の初鰹がおすすめです。

サワラ

漢字では春の魚と書くサワラは、その名の通り春に美味しい魚として知られています。

しかし、産地によって旬の時期は異なり、冬に美味しくなる寒サワラもよく知られています。

旬のサワラは、淡白で柔らかな白身に甘さも加わり絶品です。

定番の刺身だけでなく、焼き物や煮付けにしても美味しいので、好みに合わせた調理で楽しめるでしょう。

トビウオ

トビウオは、漢字で「飛魚」と表現される通り、水面を飛び跳ねる特性を持っている魚です。

漁獲地によって旬は異なりますが、東京都中央卸売市場では、春になると続々と入荷が始まります。

調理して食べる際は、ヒレを取り除いて焼き魚にしたり、刺身にしたりすると絶品です。

トビウオは青魚のなかでもクセが少ない魚なので、青魚の独特な臭みが苦手な方でも食べやすいでしょう。

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夏(6~8月)が旬の魚

夏(6~8月)が旬の魚

暖かくなると魚のイメージも薄れますが、夏だからこそ美味しい魚も存在しています。

また、夏の魚はさっぱりした味わいが多くなるため、食べやすさもあるでしょう。

ここでは、夏(6~8月)に旬が訪れる魚について確認していきます。

イサキ

イサキは夏にかけて旬が訪れることから「梅雨イサキ」や「麦わらイサキ」とも呼ばれている魚です。

鮮度の落ちやすい魚なので、一般的には塩焼きで楽しまれますが、新鮮なイサキなら刺身で食べるのもよいでしょう。

ほかにも、バター焼きや蒸し物との相性もよいので、お好みの味で調理して楽しめます。

スズキ

スズキは大きいものだと1mを超える巨大な魚で、釣り好きの間では「シーバス」とも呼ばれます。

旬は夏場で、この時期に水揚げされるスズキは脂乗りが良く、淡白な味わいで絶品です。

とくに、刺身で食べるとその甘みが際立つため、美味しさをより感じられるでしょう。

ほかにも、ムニエルや焼き魚にしても美味しくいただけます。

シロギス

シロギスは北海道以南の内湾や沿岸に生息している淡水魚で、キスという愛称が一般的です。

春から秋にかけて旬が訪れる魚ですが、そのなかでも初夏の時期が一番美味しくなるといわれています。

味にはクセが少なく、とても淡白なので天ぷらにすると、その美味しさをより引き立たせられるでしょう。

また、新鮮なものは刺身にすると、甘さを感じられて絶品の味わいです。

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秋(9~11月)が旬の魚

秋(9~11月)が旬の魚

名前に秋のつく魚が多いことから、秋に魚をイメージする方も多いでしょう。

実際、サンマや鮭は秋の味覚として有名です。

秋(9~11月)に旬が訪れる魚について確認していきましょう。

サンマ

サンマは、日本の秋の味覚として親しまれている代表的な魚です。

秋頃に成魚となったサンマが日本近海で取れるようになることから、秋が旬といわれています。

旬のサンマは塩焼きや刺身で食べると絶品で、とくに塩焼きにした際に感じられる香ばしい香りには、食欲がそそられるでしょう。

さらに、焼くことで味が凝縮されるため、身の旨みをより感じられます。

鮭もサンマと並んで日本の秋の味覚として親しまれている魚で、子どもにも高い人気を誇ります。

日本で漁獲される鮭は、主に白鮭と呼ばれる身の色味が比較的薄い個体です。

白鮭の中にも種類が複数あり、産卵のために川に帰ってきたところを漁獲される鮭を秋鮭と呼びます。

秋鮭は、名前の通り秋に漁獲される鮭で、控えめの脂と引き締まった身が特徴です

また、卵や白子といった身以外の部分も美味しくいただけます。

マサバ

マサバはスズキ目サバ科に分類される魚です。

近縁種のゴマサバやグルクマと共にサバと称されますが、そのなかでもマサバが一番ポピュラーなサバとして認知されています。

一般的に、マサバは産卵期を終えた晩秋から旬が訪れるとされていますが、産地によって美味しい時期がずれるのも特徴です。

ふっくらとした身が美味しいサバの塩焼きや、濃厚でジューシーな食感のサバの煮付けなど、さまざまな調理方法で美味しくいただけます。

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冬(12~2月)が旬の魚

冬(12~2月)が旬の魚

寒い海に揉まれた冬の魚は、ほかの季節よりも脂が乗り、味も濃厚です。

身も引き締まっているため、ぷりぷりとした食感も楽しめます。

冬(12~2月)に旬が訪れる魚について確認していきましょう。

寒ブリ

ブリはスズキ科アジ科に分類される大型の肉食魚です。

冬に獲れたブリのことを寒ブリと呼び、この時期に獲れるブリは栄養が豊富で、脂乗りが良いとされています。

普通のブリとの違いは、漁獲される時期によるものなので、漁獲地は関係ありません。

さまざまな料理で使用されるのも特徴で、刺身や塩焼き、照り焼きなど好みに合わせて楽しめるのも魅力です。

タラ

タラは北半球の寒冷な海に生息している、タラ目タラ科、タラ亜科に属する魚の総称です。

複数の種類が存在しますが、一般的にタラといえばマダラを指します。

マダラは12月から2月頃が旬とされており、大きな身と淡白の味が特徴です。

煮付けや鍋、フライなどさまざまな料理に利用されるため、豊富な楽しみ方ができます。

ヒラメ

ヒラメは晩秋から冬にかけて旬が訪れる魚で、寒くなると美味しくなることから寒ビラメとも呼ばれます。

この時期のヒラメは産卵を控えているため、脂乗りがよく、かつ身が引き締まっているのが特徴です。

甘みも普段より増しているため、刺身にしていただくとヒラメ本来の味を存分に味わえます。

コリコリとした食感も、一度食べると病みつきになるでしょう。

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旬の魚を食べるメリット

旬の魚を食べるメリット

魚を食べるなら、その時期に旬の魚を選ぶことがおすすめです。

旬の魚は、栄養面と価格面でメリットがあります。

それぞれのメリットについて詳しく確認していきましょう。

栄養が豊富に詰まっている

魚の旬は産卵前といわれることが多く、この時期の魚には、たくさんの栄養が備わっているのが特徴です。

そのため、旬の魚は健康効果が高いとされています。

さらに、栄養には脂肪分が多く含まれているため、脂乗りが良く、ぷりぷりとした食感で楽しめるのも魅力です。

安価で購入できる

旬の魚は、ほかの時期と比較して安価で購入できる特徴があります。

これは、旬を迎えた魚は漁獲量が上がる傾向にあるためです。

魚は産卵前になるとエサをたくさん蓄える習性があります。

エサを求めて沖から湾内に集まるため、この時期には漁獲量が増加するというわけです。

その結果、1匹あたりの単価が下がり、ほかの時期よりも安価での購入が可能です。

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まとめ

今回は、季節ごとに代表的な旬の魚を紹介しました。

魚は旬になると漁獲量が上がることで、ほかの時期よりも安価で購入できるようになります。

また、旬の魚は栄養価が高いので、質の良い魚を購入したい方にもおすすめです。

美味しい魚を楽しみたいなら、ぜひ旬の時期を狙って購入してみてください。

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