りんごの旬な時期を品種ごとに解説!選び方や保存方法もご紹介

りんごの旬な時期を品種ごとに解説!!選び方や保存方法もご紹介

1年中購入することができるりんごは、多くの人に親しまれている果物の1つです。

そんな人気のりんごには様々な品種が存在し、品種によって旬の時期も異なります。

美味しいりんごはプレゼントとしても喜ばれること間違いなし!

りんごの旬な時期を品種の特徴と共にご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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りんごの旬な時期を品種ごとに解説

りんごの美味しい食べ方を知ろう

りんごの旬は品種によって異なります。

今回はわかりやすく、りんごの旬を人気の8品種で解説。

それぞれの特徴もご紹介いたしますので、購入時の参考にしてみて下さい。

サンふじ(ふじ)

旬な時期

旬な時期は11月頃~12月頃といわれています。

スーパーで1年中みかける品種ですが、収穫は10月頃から始まります。

特徴

シャキッとした歯ごたえがあり、甘味と酸味が絶妙の品種。

国内での生産量が最も多く、生産量1位と人気です。

蜜が入りやすい品種なので、甘いだけでなく果汁もたっぷり含まれています。

「サンふじ」と「ふじ」の違い

名前が似ている「サンふじ」と「ふじ」の違いがわかりますか?

違いはりんごに袋をかけて栽培するか、袋をかけないで栽培するかという点です。

色付きがよくなるよう栽培時りんごに袋をかけますが、品種改良などにより袋をかけなくても色付くようになりました。

そのため、袋をかけて栽培したものを「ふじ」、袋をかけずに栽培したものを「サンふじ」と呼んでいるのです。

ちなみに「サン」は太陽(SUN)のサン。

袋をかけないので、日の光を存分に浴びたサンふじの方が甘味が強いと言われているようですが、貯蔵や保存面ではふじの方が優れているのだとか。

見つけた際はぜひ味を比べてみて下さい。

つがる

旬な時期

旬な時期は9月頃~10月頃といわれています。

特徴

つがるは「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」をかけ合わせてできたのだとか。

青森県で生まれたため「つがる」とついたそうです。

甘味が強く、ほどよい酸味とのバランスは絶妙。

果汁も多く、国内ではふじの次に生産量が多い人気品種です。

シナノスイート

旬な時期

旬な時期は10月~11月頃といわれています。

特徴

シナノスイートは「ふじ」と「つがる」をかけ合わせてできたのだとか。

長野県で生まれたので「シナノスイート」とついたそうです。

酸味がほとんどないこの品種は、酸味が苦手な方におすすめ。

果汁も多く、柔らかめな食感も特徴。

お子様やご年配の方も食べやすい品種なのです。

王林

旬な時期

旬な時期は11月頃から2月頃といわれています。

貯蔵や保存性に優れているため、1年を通して流通している品種です。

収穫は10月頃から始まります。

特徴

王林は「ゴールデンデリシャス」と「印度」をかけ合わせてできたのだとか。

黄緑色をした皮の王林は青リンゴの代表ともいえるでしょう。

そんな王林は「ふじ」と「つがる」の次に多く生産されています。

酸味が少なく、甘い王林は少し固めの食感ですが果汁たっぷり。

爽やかな香りが特徴的です。

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トキ

旬な時期

旬な時期は10月頃~11月頃といわれています。

特徴

トキは「王林」と「紅月」をかけ合わせてできたのだとか。

(王林×ふじという説もあります)

黄色に近い黄緑色をしたトキは、うっすらピンク色も混ざったキレイな色をしています。

甘味と酸味のバランスが絶妙で、果汁も豊富なトキはシャキッとした食感と爽やかな香りも特徴です。

紅玉

旬な時期

旬な時期は10月頃~11月頃といわれています。

1年中みかける紅玉ですが、旬は数週間ともいわれている品種です。

10月頃に収穫が始まるので、ぜひ旬な時期を意識して購入してみて下さい。

特徴

紅玉は甘味よりも酸味が強いのが特徴です。

香りが強く、サッパリとした味わいが人気の品種。

酸味が強い紅玉は加熱すると甘味が増すため、お菓子つくりで活用されます。

りんごを使ったお菓子つくりの際にはぜひお試しください。

こうとく

旬な時期

旬な時期は11月頃~12月頃といわれています。

稀少性が高いりんごなので、ほかの品種よりも値が張りますが見かけた際はぜひ購入してみて下さい。

特徴

こうとくは蜜がたっぷりと入っているのが特徴。

しっかりと熟してから収穫するため、その味は絶品です。

人気の品種ですが、生産量が少なく入手が難しいともいわれています。

その希少さから「幻のりんご」とも呼ばれるようになったのだとか。

市場でなかなか出回らないため、プレゼントとして注文する方も多い品種のようです。

ジョナゴールド

旬な時期

旬な時期は10月頃~11月頃といわれています。

1年中みかける品種ですが、10月頃から収穫が始まるります。

特徴

ジョナゴールドは「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」をかけ合わせてできたのだとか。

国内では「ふじ」「つがる」「王林」の次に多く生産されています。

皮は黄色く、縞状に赤く色ついているのが特徴です。

甘味と酸味のバランスが良く、風味が紅玉に似ているといわれています。

りんごの産地について

りんごの産地について

りんごといえば青森県が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。

青森県はりんごの生産量が国内ナンバーワン!

その生産量はダントツです。

2位に長野県が続き、3位は山形県。

秋田、福島、北海道と東北地方を中心に生産されています。

りんごは寒さが厳しい地域で作られているため、これらの地域で美味しく育ち出荷されていきます。

長期保存できる品種は翌年の夏ごろまでスーパーに並ぶため、1年中購入することができるのです。

りんごとはどんな果物?

りんごとはどんな果物?

りんごはバラ科のりんご属に分類されます。

バラ科と言われてもピンとこない方もいるかもしれませんね。

栄養価の高いりんごは、古くから世界で栽培されてきたようです。

歴史が古い果物ですが、実は日本で栽培されるようになったのは明治時代からなのだとか。

今では日本のあらゆる地域で栽培され、広く愛される果物となっております。

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美味しいりんごの選び方は?

美味しいりんごの選び方は?

せっかく購入するならば、美味しいリンゴを選びたいと思う方が多いはず。

美味しいりんごを選ぶには何をチェックしたら良いのでしょう。

ここからは、美味しいりんごを選ぶためにチェックすべきポイントについてご紹介いたします。

購入時にぜひ活用してみて下さい。

美味しいりんごは色で選ぶ

品種によっても異なりますが、しっかりと赤く色づいていて張りがあるものを選びます。

赤く色づいているりんごは、太陽の光を存分に受けている証拠。

甘みも増しているので、上の方だけでなく下の方まで確認して下さい。

全体がしっかりと色づいていることをチェックしてから購入しましょう。

美味しいりんごはおしりで選ぶ

りんごのおしりの部分も要チェック。

おしりの部分が深くくぼんでいて、形が変形していないものを選びます。

くぼみが浅かったり、変形していたりするものは避けましょう。

美味しいりんごは重さで選ぶ

見た目だけでなく、重さも重要です。

せっかく選んだのに中身がスカスカだったなんてショックですよね。

持った時に重みを感じるりんごを選びましょう。

重量感があれば、果汁がたっぷり含まれている証拠。

しっかり手に取って選んでみて下さい。

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りんごの正しい保存方法

りんごの正しい保存方法

りんごは乾燥に弱く、低温多湿な場所を好みます。

水分が減ったりんごは美味しさが失われ味が落ちてしまうので保存方法には気をつけましょう。

涼しい冬場は常温でも保存が可能です。

短い時間での保管の場合も冷暗所であれば問題ありません。

冷蔵庫に入れる際は1つずつ新聞紙などに包み、ポリ袋に入れ保存することで水分を保ちながら保管することができます。

他の果物と比べると長持ちするイメージがありますが、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

エチレンガスって何?

りんごは「エチレンガス」を発生させるため、保存する際は注意が必要です。

エチレンガスは他の果物の熟成を早めてしまうため、一緒にしていると熟成しすぎて腐ってしまいます。

早く熟成させたい果物がある場合は一緒にして問題がありませんが、そうでない場合は避けましょう。

  • りんごの水分を保つ
  • エチレンガスにより他の果物を腐らせない

という理由も会うため、面倒かもしれませんが1つずつ新聞紙等で包み、ポリ袋に入れて保管しておきましょう。

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りんごの美味しい食べ方を知ろう

りんごの美味しい食べ方を知ろう

りんごを食べようと用意していると、どんどん茶色く変色してしまいますよね。

茶色く変色してしまう理由は「酸化」

切った瞬間から酸化が進み、変色してしまうのです。

この酸化を食塩水やレモン水が防いでくれます。

切ったりんごを食塩水かレモン水に浸けることで変色せず美味しく食べることができますのでぜひお試しください。

旬のりんごはキレイに洗って皮ごと食べるのもおすすめです。

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まとめ

1年中購入できるりんごですが、美味しく食べることができる旬の時期があるのです。

品種によっても旬の時期は異なるため、季節を確認し旬の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、品種によって味や食感が異なるため食べ比べもおすすめですよ。

生で美味しく食べることのできるりんごですが、紅玉のように調理をして味の違いを楽しんで見て下さい。

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