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この記事では、南九州でも大きい市である宮崎県都城市について紹介するとともに、都城市のふるさと納税の使われ方などをご説明します。
都城市ってどんなところ?魅力や見どころをご紹介
南九州で3番目に人口の多い市
宮崎県都城市は宮崎県の南側にあり、鹿児島県と隣接しています。
都城市は、鹿児島市、宮崎市についで、南九州地域では3番目の人口です。
面積は宮崎県内で2番目です。
市の名前は、1,375年に現在の都城市都島町に城が築かれ、その城を都島にある城ことから「都城」と呼ばれたことが、由来になっています。
高千穂峡が望める御池
都城市に行ったとき、ぜひ行きたいのは「御池(みいけ)」です。
日本で最も深い水深の火山湖です。最大水深は93.5mといわれています。
都城市と高原町に接しています。
約4,600年前の噴火で形成され、記録がある霧島火山群の噴火の中では最大規模のものです。
この湖からは天孫降臨の神話がある高千穂峡を望めます。
鬼が一晩で作った神社の999段の階段
東霧島神社(都城市高崎町東霧島1560)の見どころのひとつは「振り返らずの坂」です。
鬼が一晩のうちに999段の階段を作ったこと。
また、この階段は天台宗や真言宗の僧侶が呪文を唱えながら修業をしたとされ、一心に願いことを唱えて階段を登りきると、願いが叶うといわれています。
社殿の傍に、龍の形をした木の枝があります。
平成30年の台風により、残念ながら折れてしまいました。折れてもなお龍の形をしているのは神秘的です。
もうひとつの見どころは「神石」です。
大きな岩なのですが、回り込んで見ると、見事に岩が切られているような切り口になっています。
イザナギの涙が固まったものと伝承されています。
西郷隆盛を祀る南洲神社
西郷隆盛が好きだという人は多くいます。
南洲神社は西郷隆盛を祀る神社です。
昭和2年、西南の役の50周年に、当時の庄内町を中心とした関係者が西郷隆盛の遺徳を偲び合わせて、死を共にした旧庄内郷戦死者の霊を祀ろうという機運が高まりました。
そして、後世に残そうと浄財を集めて神社を建立。
社殿が竣工後、鹿児島の南州神社から西郷隆盛の霊の分霊を受けました。
水と遊べる関之尾滝
日本の滝100選、日本ジオパークに認定された関之尾滝(都城市関之尾町6843-20)。
1928年に「国の天然記念物」に指定され、日本の滝100選にも指定されました。
滝の前にはつり橋が掛けられており、滝をまじかに見られます。
飛んでくる飛沫を感じ、時には虹がでることも。
プレイスポットも併設され、コテージ・テニスコート・プール・バーベキューと家族で楽しめます。
焼酎の歴史を知って楽しめる
焼酎の里霧島ファクトリーガーデン(都城市志比田町5480番地)では、芋焼酎で有名な霧島酒造の工場を見学できます。
都城市で創業100年以上の歴史をもつ霧島酒造。
「黒霧島」は全国で愛飲されています。
焼酎の里霧島ファクトリーガーデンは霧島酒造直営の焼酎とクラフトビールのガーデンパークです。
焼酎の魅力を「観る」「知る」「くつろぐ」「味わう」コーナーで設置されており、1日中楽しめる場所です。
都城市のおすすめ特産品3選
都城市は都城和牛、黒豚などが有名です。
都城和牛はブランド肉としての地位も獲得しています。
ここでは、そんな都城市のおすすめの特産品をご紹介します。
都城和牛
都城市は市町村別での黒毛和牛飼育頭数No.1の地域です。
決めの細かい霜降りは評価がたかく、5年に1度開催される和牛のオリンピック全国和牛能力共進会3連覇を達成した宮崎県の中でも、トップブランドのポジションです。
日本国内だけでなく、香港・シンガポール・EU・ドバイ・カナダ・アメリカへも輸出されています。
Mの国の黒豚
「Mの国の黒豚」と名づけられた宮崎県産黒豚はグループで生産している自慢の黒豚です。
こだわりの飼料は、サツマイモと大麦をたっぷりと加えた専用のものです。
この飼料により、黒豚本来のうま味を引き出します。
また、豚の血統管理にも気を使い、生産過程からこだわり抜かれた黒豚です。
また、Mの国の黒豚は飼料に酵母などを添加し、体の中から健康に育てています。
この作用により血液の酸化が防止され、新陳代謝が活発になります。
太陽のマンゴー
「太陽のマンゴー」でブランド化された宮崎産のマンゴーは完熟にこだわっています。
樹上で熟し、自然に落ちてきたもののみをネットでキャッチ。
一度食べたら忘れられない味で、ファンを魅了しています。
「太陽のマンゴー」として出荷される基準があり、一定の品質が確保されています。
また、出荷時期は4月から7月です。
8通りから選ぼう!都城市のふるさと納税寄附金の使い道
都城市のふるさと納税は申し込み時に指定できる8つの施策に活用されています。
ここでは、寄附金がどのように使用されているかを3つご紹介します。
子育て支援
安心して子育てができるよう、一時預かり保育のほか、各種イベントや体験事業、子育て支援団体や地域との交流事業などへの支援を行います。
協働のまちづくりや中心市街地活性化
地域住民が主体的かつ自発的に、行政と役割分担しながらまちづくりを推進するための各種事業の他、中心市街地の空洞化や衰退への対策の為、基盤施設の効率化などに支援を行います。
環境・森林の保全
都城市の豊かな自然や環境を守り、次世代に残していくための保全活動や教育啓発の推進を図るための事業などに支援を行います。
その他の使い道
上記で紹介した以外にも、寄附金は以下の使い道に振り分けられています。
- スポーツ・文化振興事業
- 高齢者支援
- 災害支援、口蹄疫対策
- 人口減少対策
- 市長におまかせ
寄附証明書やワンストップ特例申請書は1週間~2週間程度で届きます。
しかし、年末など寄附申し込みが多い時期によっては上記以上かかる場合もあります。
返礼品の発送は、通常でも寄附申し込みから最大2カ月程度の期間が必要となります。
また、入金方法や特産品の種類により前後する場合があります。
時期によっては発送時期がさらに遅くなる場合もあるため、1〜2ヶ月経過後も返礼品が届かない場合には、都城市に直接連絡を行いましょう。
都城市のふるさと納税に関する問い合わせ先は、以下の通りです。
返礼品が届かない!?困った時の対応方法
都城市にふるさと納税をした後、返礼品が届かない場合には、直接寄附先の自治体に問い合わせを行う必要があります。
都城市のお問い合わせ先は、以下の通りです。
都城市ふるさと産業推進局(本庁舎5階)ふるさと納税担当
〒885-8555 宮崎県都城市姫城町6街区21号
電話:0986-58-7727
FAX:0986-57-0314
まとめ
この記事では、宮崎県都城市の魅力や特産品、ふるさと納税の寄附金の使い道などをお伝えしました。
ぜひこの記事を参考にして、宮崎県都城市のふるさと納税を楽しんでください。