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おつまみやおかずとして大人気なメニューの焼き鳥。
焼き鳥の種類はじつに70種類以上もあることをご存じでしょうか?
しかし、意外にもその種類やおすすめの食べ方については知られていません。
この記事では、定番から珍しいものまで、おすすめの焼き鳥を一挙ご紹介します。
焼き鳥の種類は60種類以上で、野菜串を含めると70種類以上!
焼き鳥の種類は大きく分けると、下記の4つになります。
●定番の焼き鳥
●希少部位の焼き鳥
●鶏以外の肉を使った焼き鳥
●野菜串
じつに70種類以上もあり、焼き鳥には多くの種類があるので、飽きずに楽しめます。
今回は、70種類以上ある焼鳥の中から、おすすめの種類を紹介していきます。
定番の焼き鳥
定番の焼き鳥メニューといえば、いくつか思いつくでしょうが、意外とその部位まで説明できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは定番の焼き鳥の種類と、美味しい食べ方も併せてご紹介します。
もも
部位:鶏のもも肉
おすすめの食べ方:たれ・塩
ジューシーな味わいが特徴的な焼き鳥の王道中の王道。
もも肉には柔らかな上ももと、筋を少し感じる下ももがあります。
一つの部位でありながら、違う食感が楽しめるのも、もも肉の魅力です。
ねぎま
部位:鶏のもも肉または鶏のむね肉、長ネギ
おすすめの食べ方:たれ
鶏のもも肉(またはむね肉)と、長ネギが交互に刺さった焼き鳥です。
もも肉またはむね肉の味わいと、トロトロの長ネギの相性が抜群で、定番の焼き鳥の中でも根強い人気があります。
かわ
部位:鶏の皮
おすすめの食べ方:たれ・塩
カリッとした食感の後に、口に広がるジュワッとした脂のうま味がたまらない、焼き鳥の中でもファンの多い部位。
コラーゲンが多いと知られていますが、カロリーも高めです。かわは鶏の首の部分の皮が使われる場合が多いです。
砂肝
部位:鶏の胃
おすすめの食べ方:塩
砂肝は、別名「ずり」とも呼ばれている、コリコリとした食感が楽しめる焼き鳥です。
あっさりとした味わいで、お酒のあてにもよく合います。
レモンをかけると、さらにさっぱり食べられます。
レバー
部位:鶏の肝臓
おすすめの食べ方:たれ
別名「きも」とも呼ばれることがあります。
ほんのりとした苦味と、深いコクが癖になる焼き鳥です。
鉄分やビタミンAなどが含まれるため、栄養や健康を気にしている方におすすめです。
つくね
部位:鶏のもも肉、むね肉、ナンコツなど
おすすめの食べ方:たれ・塩
もも肉やむね肉をひき肉にし、丸型や平べったい俵型にした焼き鳥です。
ナンコツを入れて、コリコリとした食感をプラスしたつくねなど、お店によってさまざまなタイプがあります。
さらに甘いたれのつくねを卵黄につけて食べるのも絶品。
ささみ
部位:鶏のむね肉の内側の筋肉
おすすめの食べ方:塩
たんぱくで食べやすい焼き鳥です。
梅肉やチーズ、大葉などと合わせても美味しくいただけます。
むね
部位:鶏のむね肉
おすすめの食べ方:たれ・塩
あっさりとした味と柔らかな食感が味わえる焼き鳥です。
低カロリーで高タンパク質な部位で、ダイエット中でも安心して食べられます。
手羽先
部位:鶏の羽の部分(根元は含まない)
おすすめの食べ方:塩
脂肪とコラーゲンが多く、かじるとうま味が一気に口の中に広がります。
濃厚な味わいが癖になる焼き鳥です。
なんこつ
部位:鶏のひざの軟骨
おすすめの食べ方:塩
コリコリとした食感で歯ごたえが強い焼き鳥です。
ハツ
部位:鶏の心臓
おすすめの食べ方:塩
別名「こころ」や「ハート」とも呼ばれています。
歯ごたえがあり濃厚な味わいが魅力ですが、あまり癖がありません。
ビタミンAがたっぷり含まれています。
希少部位の焼き鳥
定番の焼き鳥とは異なり、希少部位が使われた焼き鳥も数多く存在しています。
希少部位の焼き鳥は専門店などでしか取り扱いがなく、食べるのが難しい部位です。
ぜひここで、希少部位の焼き鳥を覚えて、取り扱いのあるお店を見つけて食べてみてください。
ぼんじり
部位:鶏の尾の付け根の肉
おすすめの食べ方:塩
別名「三角」とも呼ばれています。
希少部位ですが根強い人気があり、今や焼き鳥メニューの中では定番化しつつある部位です。
歯ごたえもあり、ほどよい甘味とうま味が味わえます。
ふりそで
部位:鶏の胸と手羽先の間
おすすめの食べ方:塩
さっぱりとしながらも、脂のうま味がしっかりとある焼き鳥です。
食感は弾力があり、適度な歯ごたえを感じられます。
ちょうちん
部位:鶏の卵巣と輸卵管(ひも)、卵黄(きんかん)
おすすめの食べ方:たれ
成熟していない卵黄(きんかん)と卵黄がつながっているひも(卵巣と輸卵管)の焼き鳥です。
見た目が非常に個性的です。卵黄のクリーミーさと卵巣と輸卵管のあっさりとした味わいが楽しめます。
せせり
部位:鶏の首肉
おすすめの食べ方:塩
別名「ネック」とも呼ばれています。
鶏の首は筋肉質のため、弾力のある食感が楽しめます。
脂がのっているので噛むとジュワッとしたうま味が口に広がります。
おたふく
部位:鶏の胸線、リンパ腺
おすすめの食べ方:たれ
かじると、最初に柔らかくて甘い脂を感じ、次にしっかりとした歯ごたえの食感を楽しめるため、一度で二度美味しい焼き鳥です。
せぎも
部位:鶏の腎臓
おすすめの食べ方:たれ
レバーに酷似した味わいが特徴の焼き鳥ですが、レバーよりも甘味があり、あっさりとしています。
鶏一羽からほんの少ししか取れない希少部位です。
あいだ
部位:鶏の動脈で心臓(ハツ)と肝臓(レバーの)つなぎ目
おすすめの食べ方:たれ
別名「ハツ紐」や「こころ残り」、「赤ひも」とも呼ばれています。
味はあっさりとしています。咀嚼回数が必要な独特な食感が特徴的です。
油つぼ
部位:鶏の尾のつけ根の脂を溜める部位
おすすめの食べ方:たれ
別名「オイルキャップ」とも呼ばれています。
ぼんじりの付け根にあたるのですが、ぼんじりよりも濃厚なうま味が魅力です。
癖のある味わいとしっかりとした歯ごたえが楽しめます。
白子
部位:鶏の精巣
おすすめの食べ方:塩
濃厚かつクリーミーな味わいです。魚の白子と比べ、癖がないのが特徴です。
食感はトロトロで、口に入れると舌の上にまろやかさが広がります。
やげん
部位:鶏のむねの軟骨
おすすめの食べ方:塩
三角形のような形をしており、ひざの軟骨に比べて肉がついています。
肉の部分は柔らかく、軟骨の部分はコリコリとしており、二つの食感を楽しむことができます。
鶏以外の肉(豚肉)を使った焼き鳥
焼き鳥と言いますが、じつは鶏以外を使った焼き鳥もいろいろと販売されており、とくに豚を使った焼き鳥が多いです。
ここで鶏以外の肉を使った焼き鳥について、詳しくご紹介します。
かしら
部位:豚のこめかみや頬の部分
おすすめの食べ方:塩
歯ごたえがありつつも柔らかな食感で、あっさりとした味わいが特徴です。
ハツ
部位:豚の心臓
おすすめの食べ方:たれ・塩
プリプリとした歯ごたえが特徴的です。
あっさりした味わいが魅力です。
タン
部位:豚の舌
おすすめの食べ方:塩
牛のタンよりもしっかりとした歯ごたえが楽しめます。
あっさりとしており、他の部位にはない味わいです。
しろ
部位:豚の小腸、豚の大腸
おすすめの食べ方:たれ
ホルモンの中でも人気の部位です。
カリッとした食感とジュワッとした脂のうま味が同時に口に広がります。
噛めば噛むほど、味わいが増すのが特徴です。
てっぽう
部位:豚の直腸
おすすめの食べ方:たれ
脂のうま味が存分に感じられる部位です。
外はカリッとしているため、二つの食感が楽しめます。
豚バラ
部位:豚のばら肉
おすすめの食べ方:塩
チャーシューなどに使用されるため、豚串の中でも馴染の深い部位です。
ジューシーな味わいと脂の甘味が感じられます。
野菜串
最近では、焼き鳥だけでなく、野菜を串に刺した野菜串の人気が高まっています。
食事のバランス面からも野菜串を食べることはおすすめです。
ここでは、数ある野菜串の中から、人気のある種類をご紹介します。
ししとう
おすすめの食べ方:そのまま
辛みがありつつもあっさりといただけます。
しいたけ
おすすめの食べ方:たれ・塩・醤油・醤油バター
焼きしいたけは香りがよく、口に入れた瞬間、香ばしさとしいたけのうま味を感じられます。
どんな味付けでも美味しくいただけます。
ねぎ
おすすめの食べ方:そのまま・たれ・塩
長ネギの白い部分のみが使用されます。
よく焼いた白ネギは、トロトロの食感と強い甘味、ねぎ独特の匂いが魅力的です。
中がとてもトロトロになっているので、口の中のヤケドには注意が必要です。
軽く塩を振って食べると、長ネギの甘味をさらに感じることができます。
ぎんなん
おすすめの食べ方:そのまま・塩
じっくりと焼かれたぎんなんは甘味が強く、ホクホクとした食感が特徴的な野菜串です。
そのままでも美味しくいただけますが、少々の塩を振って食べても美味。
季節によって、取り扱いがない場合があります。
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