ふるなびスタッフ
目次
コーヒー豆を保存する時、挽く前と挽いた後で保存期間が違うのかどうか疑問に思ったり、保存場所や保存容器の選び方に迷ったりしたことはありませんか？
じつはコーヒー豆を挽く前と挽いた後では、保存期間が同じではありません。
今回は挽く前と挽いた後での保存期間の違いや、より長い期間美味しく飲むための購入時のポイント、保存容器の選び方についても解説します。
正しい保存方法を覚えるとコーヒーの風味をグッと長持ちさせることができるので、ぜひ参考になさってください。
購入時のポイント3つ
コーヒー豆は購入時の選び方次第で、より長い期間美味しく飲むことができます。
購入する時のポイントは、以下の3つです。
- 豆で購入する
- 鮮度が高いものを選ぶ
- 買いだめは2週間を目安にする
3つのポイントを踏まえると最後まで美味しく飲みきれるので、ぜひ参考になさってください。
豆で購入する
コーヒー豆の状態で購入すると、長く保存できます。
粉にすると空気に触れる部分が多いので、酸化が早まり長持ちしません。
もし粉で購入した場合は、後ほどご紹介する保存方法を試してみてください。
鮮度が高いものを選ぶ
鮮度が高いコーヒー豆を選びましょう。
コーヒー豆は、強そうな見た目に反して高温や湿気に弱いデリケートな食品です。
風味を保つために、焙煎してから日がたっていないものを選びましょう。
買いだめは2週間を目安にする
買いだめでお徳用を購入する場合でも、なるべく2週間で飲みきれる量を目安にしましょう。
保存状態にもよりますが、1か月を超えると風味の違いがわかるようになってきます。
挽く前と挽いた後で、コーヒー豆の保存期間は変わります。
目安は以下の通りです。
- 【挽く前】保存目安は1か月
- 【挽いた後】保存目安は1週間
また保存期間は季節によっても微妙に変化するため、次に詳しく解説していきます。
【挽く前】保存目安は1か月
挽く前のコーヒー豆の保存目安は、およそ1か月です。
開封後のコーヒー豆は冷蔵庫で保存した場合であっても、周囲の匂いを吸収してしまったり酸化したりして風味が変わりやすくなります。
デリケートな食品だと心得て、早めに飲みきるようにしましょう。
【挽いた後】保存目安は1週間
コーヒー豆を挽いた後の保存期間の目安は、およそ1週間です。
しかし季節によっても変わるため、夏場は5日以内、冬場は2週間以内に飲みきるようにしましょう。
後で詳しく解説しますが挽いた後のコーヒー豆は空気に触れて酸化しやすいので、適切な保存容器を使用するのがおすすめです。
100均でも買える！コーヒー豆の鮮度を保つ保存容器の選び方3つ
コーヒー豆の鮮度を保つ保存容器の選び方は以下の3つです。
- 密閉性・遮光性がある保存容器を選ぶ
- おすすめの保存容器の素材はガラスやステンレス
- 保存容器のサイズは1か月分が使いやすい
コーヒー豆を長く楽しむためには、保存容器の選び方が重要です。
100均でも購入できるので、選び方を確認してコーヒーを美味しく飲みきりましょう。
密閉性・遮光性がある保存容器を選ぶ
密閉性や遮光性がある保存容器を選びましょう。
コーヒー豆は空気に触れると酸化して風味が落ちたり、紫外線に当たると劣化したりするためです。
また温度の上昇で酸化が進むため、陽の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
コーヒー豆は湿度にも弱いので、乾燥剤を容器に入れるとより良い保存環境になります。
おすすめの保存容器の素材はガラスやステンレス
コーヒー豆におすすめの保存容器の素材は、ガラスやステンレスです。
ガラス製は空気や水分を通さないため、密閉性が高く見た目もおしゃれになります。
ガラス製のコーヒーキャニスターは百均でも販売されているので、簡単に手に入ります。
ただしガラスは太陽の光を通してしまうので、暗所に保管しましょう。
ステンレス製は遮光性が高く、丈夫で汚れが落ちやすいのでメンテナンスも楽です。
金属独特の匂いが発生するのを防ぎつつ鮮度を保つため、容器に直接コーヒー豆を入れるのはやめ、袋ごと保存しましょう。
保存容器のサイズは1か月分が使いやすい
コーヒー豆の保存容器のおすすめサイズは、1か月分が入る大きさです。
豆の状態だと、風味が保てるのは1か月が目安となります。
1日1杯飲む場合は、400gが入るサイズを選びましょう。
不安だからと大きすぎるサイズを選ぶと空気に触れて酸化しやすくなるため、ぴったりのサイズを選んでください。
【保存期間別】コーヒー豆や挽き豆の保存場所は？
保存期間によって、開封後のコーヒー豆や挽き豆の保存場所は以下のように変わります。
- すぐ飲む場合｜常温で保存
- 2週間程度｜冷蔵庫で保存
- 1か月程度｜冷凍庫で保存
常温といっても、どこにおいても良いわけではありません。
次に保存場所や保存方法についての注意点も含めて、解説していきます。
すぐ飲む場合｜常温で保存
1週間以内に飲みきる場合は、常温でも問題ありません。
ただし高温多湿の環境はコーヒー豆の劣化を早めるため、涼しくて風通しの良い暗所に保管しましょう。
さらにチャック付きポリ袋など空気に触れにくい袋に入れて、袋ごと保存容器に入れるとより良い保存環境になります。
2週間程度｜冷蔵庫で保存
2週間程度で飲みきる場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
コーヒー豆は匂いが移りやすいため、他の食品の匂いがつかないように密閉して保存します。
袋ごと保存容器に入れて、冷蔵庫の奥の方に置きましょう。
入り口付近に置くと、ドアの開け閉めの温度変化で劣化する恐れがあります。
1か月程度｜冷凍庫で保存
1か月を超えて保存する場合は、冷凍庫で保存しましょう。
1回に使用する量ごとに小分けにして、ジッパー付きの袋に入れます。
解凍の際は、いきなり常温に戻さず冷蔵庫で解凍しましょう。
急激な温度変化によって結露すると、水分がコーヒーについて劣化が進みます。
また常温に戻してからも、30分以上置いて開封しましょう。
ゆっくり解凍することで、コーヒーの風味を保てます。
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